楓蔦黄屋
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2021年06月06日(日) 乙酉・背面ダイエット

ダイエットもだいぶ続いてまして。
3月から始めてだいたい3ヶ月弱。

つっても◯月までに◯kg痩せる!とかいうのではなく。
かるく食事改善プラス健康のための運動、といいますか。

それでも体型がけっこう変わりました。
肩のラインがすっきりしましたね。
以前撮った横からの写真とくらべると、肩の位置がだいぶ後ろにさがって胸も上がってました。

あとは足。
むくみが軽くなったのと太ももに筋肉がついたのとで
ちょっとだけすっきりしました。

ただ、体重も体脂肪もさして変わらないし、
お腹もへこんでるはずなのに横から見ても薄くなった感じしないんですよね。

まあ3ヶ月程度ならこれで上出来上出来、と思って
お風呂場で、コンタクトいれた目でふと
鏡に映った自分の背面、腰回りを見てしまって驚愕しました。

前と横から、しかもメガネの目で見たときには
わからなかった、
その背面の腰回りと臀部と太ももの、脂肪のごってり付き具合よ。

なまじ前から見たボディラインがすっきりしてきたせいで、
ギャップもすごくて衝撃倍増でしたね。
まだそんなとこ隠れてたんか!みたいな。

まあ言い換えれば、
前がすっきりしてきたからこそ浮き彫りになった、新たな課題ともいえる。

幸い、いつもお世話になってるゆーちゅーぶの筋トレ動画に
うってつけの対策があったんで、さっそくトライ。
うわー汗だく、ものすごいきくわ。
アラフォーのかゆいところに手が届くわーここ。ほんとありがたい。ジャージの女性の某チャンネルです。部員です。

2021年05月26日(水) 甲戌・紅花栄・ファンレター

レターセットをよく買う。

今日も手紙を書いて、そうしたらお気に入りのレターセットの便せんが
みんな底をついてしまったのでさきほど買い足した。

今月は手紙をよく書いたと思う。

今日書いた手紙はいわゆるファンレターだ。
先日行ったYUKIちゃんのライブ「Terminal G」がものすごくよかったので、感想を書いた。

どんなことを書くかを軽く手帳にメモしてから便せんに向かう。
そうしないと私の場合、とりとめがなさすぎて読んでて少々しんどい長さと内容になってしまうから。
エンターテインメントのプロ中のプロに出す素人の拙いファンレターとはいえ、読んでもらえる(可能性がある)からには少しでもストレスなく楽しんでもらいたい。

絵も描いて同封。
もっとも感動した場面のイラストだ。
こういう機会でしか実はアナログ画材で絵を描くことはほぼないので楽しい。

「読んでもらえるかな」とドキドキしながら書くのはいいものだ。
読んでもらえたかどうかわからないのも、いいもんだ。

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手紙を書くのは実は体力がいる。時間もいる。
ついったーなんかに書き込むのと比べれば、踏む手数が圧倒的に多い。

SNSはスマホを手にとって、指先2、3タップぐらいでもう書き始めることができる。寝転がっててもOKだ。
ちょっと長めの文章をPCで書くときだって、イスに座って5回ぐらいクリックすればもう本文をぱちぱち入力できる。
手紙を書くならまずペンを用意して、封筒と便せんを選んで、片付いた机に座って。
封筒と便せんがなければ買わないといけない。ペンのインクが切れてるならそれも。
思い立った時間によっては明日にならないと書き始められない。

手紙本文をペンで書くのも消すのも、スマホやPCよりも時間がかかる。
手紙を書き終わって、封筒に宛先と送り元を書いて。宛先が思い出せないなら調べて。
便せんを畳んで、封筒に入れて、封をして、切手を貼る。
切手がなければ買うタスクが発生するし、もちろんポストに出さなければ完了しない。
しかも料金間違いでもあれば、切手を貼るところからやりなおし。
ネットなら書き終わればそれで公開したも同然だし、その後もいくらでも書き直せる。消すこともできる。

どちらがいいということではない。私はどちらも好きなのだ。

物事はいい面とそうでない面どちらも必ず持ち合わせている。
ならば複数のツールで、それらのいい面だけをうまいこと活用していきたい。
そうやって、大好きだということ、応援したいという気持ち、ありがとうという言葉を、いつも声を大にして伝えたい。


2021年05月20日(木) 戊辰・朝晩の本

寝る直前と起きた直後のスマホいじりをなるべくひかえたい。

もともと寝つきが悪い。
PMSの時期なんか朝4:00ごろまで起きている。
(↑これもう最近何回も書いてる気がするが、年齢のせいかやっぱりまた書いてしまう)
だから別にスマホのせいで寝つきが悪くなってもいいや、といじりまくっていたのだが、
そうすると今度は首が固まってしまう。痛い。
腕も痛い。肩も痛い。背中も痛い。
痛いから熟睡できない。
寝つきが悪いのはともかくさらに熟睡できないとなるとちょっとよろしくない。

主にタブレットで本を読んでいるのだが(なので正確に言うとタブレットいじりだ)、
最近紙の本を通販で買ったのもあって、
せめてではタブレットではなく紙の本にしようと思い、
ここのところ寝る直前&起きた直後は本を読んでいる。
夜と朝で別の本を読んでいる。
今は夜が東海林さだお「大衆食堂へ行こう」、朝が夢眠ねむ「まろやかな狂気」。

どちらも小さい章にわかれているので切りがいい。
ドキドキするようなミステリーではなくエッセイやインタビューなのもいい。

電子と紙の最大の違いは、「今いるページの把握のしやすさ」にあると思う。
紙のほうが圧倒的に把握しやすい。手で触れればわかるからだ。
電子は読んだページ、残りのページを把握するのにもうワンアクション要る。
しおりもあるがそれだとさらにもうワンアクション要るうえに、しおりの位置を把握するのにもうワンアクション要る。
紙はそれらすべてがほぼノーアクションで把握できる。ノーモーションと言ってもいい。脊髄反射でわかるのだ。

寝る前と起きたあとは、そういうノーモーションでの読書が適している。

首や肩が痛くなったりもならない。
文庫本1冊ならどうしたってタブレットより軽いし、何より両手で持てるから身体の片方に負担がかかるということがない。
タブレットだと実は片手でしか持てないのだ。物理的には両手で持てるのだが、そうするとうっかり拡大してしまったりしてすごく面倒くさい。

目も断然疲れない。
紙だと印字された黒い字だけが情報として入って来、白地はあくまで背景だが、
デジタルだと白もまた「光」という情報なので、じつはけっこう過多なのだ。
印刷されたもののほうが誤字脱字なんかを見つけやすいのもこういう理屈からではないかとひそかに思っている。

かといって別に、紙のほうがいい!というわけではないんだけど。
相変わらず、電子書籍を浴びるように読んでいる。
でも、紙の本の良さがかえってわかるようになって、近年では紙の書籍もぼちぼち買っている。
あんまり買いすぎるとしまう場所がないから、整理にも頭を悩ませないとなんだけど。

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というわけで、今読んでいる朝晩の本も、そろそろ終わりを迎えようとしている。
少しずつ少しずつ読んで、足らないと思ったら何度も読み返したりして、けっこう贅沢な時間を過ごしているんだが、
やっぱり足らないと思うとたくさん読んじゃってあーあと思ったりもしてるからなかなか贅沢なだけではまままならない(まがいっこ多い)。
次に読む本は三谷幸喜。ありふれた生活シリーズはいっぱい出てるので、しばらくは読む本に悩まずに済みそうだ。
これはもっぱら夜読むようにする。軽妙なエッセイは夜読むに限る。心地いいからだ。
朝は、一度買ってなかなか読む機会がないムック本やアーティスト本なんかを読もうかなと思っている。

まろ狂3。欲しかったけどまた争奪戦に敗れ、書店に行くしかなさそうだ。

2021年05月13日(木) 辛酉・ゆるす

人と会ったあとに自分の言動を後悔するのは
けっきょく自分のことしか考えてないからだ。

相手のことをどれだけ覚えてるだろうか。

覚えちゃいないのだ。結局。

なら自分のこともとっとと忘れればいいのだ。
考えるまい。
相手も覚えてない。覚えているとすれば自分が忘れていることだけだ。

相手のことだけ覚えている人間になれればいいけど、
なれやしないのだ。結局。


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生きていると思いもよらないことが起きる。
自分の力ではどうにもならないこと。


そういうときにたまに天啓のように
頭のなかに言葉がしずかにひらめくことがある。

預かり知らぬ領域を預かってもらうために
私はその言葉を受けとる。

受けとった言葉たちがいつまでも
心の中に根をおろして咲き、風にゆれている。

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「同じ失敗をくりかえさなければいい」
って、おだやかなようでいてずいぶん厳しい条件だなと昔から思っていた。

同じ失敗をくりかえしたって、ゆるせればそれでいいと思う。
忘れればそれでいいと思う。

いつかは同じ失敗に飽きる。
それでいいと思う。


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今年の目標は「善意に従わない私をゆるす」だけど、
もっとシンプルに「私をゆるす」でいいんじゃないかな。




2021年05月08日(土) 丙辰・奇面組

「奇面組よめるじゃん!」と急に思いついて電子書籍を買う。
最高だな。

昔の漫画が夜中でもすぐ読めて家の収納もかさばらなくて作者さんにはお金を払える。
最高だな。

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何度も書いたと思うが私が6歳のときに生まれて初めてレンタルしたCDは
うしろ指さされ組&うしろ髪ひかれ隊の奇面組OPED集だ。

ドラクエのサントラを借りようとしたら母と姉に反対されて、代わりにすすめられたのだ。
今思うとどっちも大して変わんないじゃん。
たぶん「どうせ借りるなら歌が入ってる方がお得」みたいな感覚だったんだと思う。

ともかくそれを毎晩聴きまくって全部覚えた。
「うしろ指さされ組」のイントロは何回聴いても聴くたびにワクワクしていた。あのイントロすげーよな。

で、30年以上経った今やっぱり
「聴けるじゃん!」と急に思って中古を買った。

たぶんiTunesにもあるだろうけど、こっちはモノそのものを欲しかった。

うしろ指さされ組のCDはベストも含めてたくさんあるので最初ちょっと迷ったが、
収録曲を見たらあっさりわかった。
なんとなくピンクっぽいジャケットだとしか思ってなかったけど、おもっきし作者描き下ろしの奇面組イラストだった。
アニメ絵じゃないんだ。
私はアニメグッズでも原作者書き下ろしイラスト入りのものが好きなんだが、もしやこの思い出のおかげだろうか。
だってすっごい可愛くてすっごい描き込みだもんなあ。
唯ちゃんと千恵ちゃんが等身大で、ふたりが持ってる箱に
ほぼ全キャラが2頭身でわちゃわちゃ詰め込まれてるっていう。
色も可愛いんだよなあ。好きだなあ。
第一希望のCDじゃなかったけどこれにしろと言われてこれにすると素直に頷いたのはきっとこのイラストのおかげだと思う。ほんとに。
曲も全部好きなんだよなあ。サウンドもよい。

で、今はでんぱ組.incにハマってるっていうね……(でんぱ組の名前は「うしろ指さされ組」の要素も含まれているというね)。

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漫画はハイスクール!の20巻だけ持っていた。
最終巻だ。それ一冊を読みまくっていた。

この最終回が大好きだ。
形としてとても美しいと子供心に感心していたと思う。

愛蔵版ではラストシーンに零さんの影が足されているそうだが
それが当時から描いてあったらたぶん私は逆に「?」となっていたと思う。

連載を長い間追いかけていたわけではない、
アニメも観てはいたけど熱心だった覚えはない、
そういう読者で、しかも小学生だったから、ならではの感想かもしれない。

今にも走ってきそうだな、と思うことですでにワクワクさせてくれる存在だからだ。奇面組のみんなは。

影が漫画の中にあったら、私の今いる世界も零さんたちと繋がってるかも、というあの感覚にはたぶんならなかったように思う。

現実はどこかで想像の世界とつながってるんだと
思うことに力をもらって、日々を乗りこえてきた子どもでした。
今もそうかもしれない。

零さんたちが高三でタイムワープ設定になったことをさっき知ったんだが、
それをふまえてもやっぱり自然な終わりかたなんじゃないかなー。

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好きだなあ奇面組。


楓蔦きなり

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