雑記帳

急に大丈夫じゃなくなってきた…


今週のブリーチ、下の感想書いてる時は、
狛村さんと東仙隊長の事で頭がいっぱいだったんですけど、
修兵の事考えだしたら、急に胸がキリキリしだしました。
急に実感が湧いてきたというか、
修兵はこれから大丈夫なの…?
あんなに、あんなに大好きだった東仙隊長を自分の手で刀で斬ってしまって。
これから修兵は東仙隊長を斬ったあの刀を、
ずっと腰に下げて、その手に握って、
死神として戦って生きて行かなきゃいけない。
そんなの大丈夫なの…?
最後にぎゅっと目をつぶった修兵の心は、
どれだけ辛く苦しかっただろう。
とか、思ったら、なんか視界がぼやけてきた…。
大丈夫じゃなくなってきたよ…。


2009年12月23日(水)

今週のジャンプ感想。


どうも皆様こんにちは。
今週も大丈夫です芹沢です。
大丈夫ですよ…。
いや、大丈夫なのかなこれ。
落ち込んだりとかそんな感じではないんですけど、
とにかくここ最近、毎日胸がぎゅうぎゅうです…。

今週のブリーチ。
まず最初にぎゅって来たのは狛村さん。
そっか気づいてたのか…。
それもあんなにずっと前から…。

私はずっと、「昔はあんな風に笑ってた東仙隊長がこんなにも変わってしまったのに、
どうして狛村さんは傍に居て気づかなかったんだろう」って思ってて。
でもそうじゃなかったんですね。
気づいていたからこそ、傍に居たんですね。ずっとずっと。
私は彼の愛情の深さを全くわかってなかった。
彼が一体どれだけ東仙隊長の事を思っていたのか、
全くわかってなかった。
正直、狛村さんがもっと東仙隊長のこと分かってあげてれば、
今みたいな事にはならなかったんじゃないかとかそんな風にも思ってた。
今までの狛村さんに対する考えや発言の数々は土下座して詫びても足りないように思います…。
彼の「儂が拠り所になろう」「再び世界を愛せるように」って言葉に無償の愛を感じました。

ただひとつ分からないのは、ここまで東仙隊長の気持ちを理解していながら、
どうして狛村さんは最後まで東仙隊長の前で東仙隊長の真意に気づいていない振りをし続けたのかなって。
東仙隊長が自分を本当の友と認めて真実を打ち明けてくれるのを待っていたのかな。
本当は気づいてるんだって、でも、自分はお前のその気持ちを否定しないって、
傍に居るから、自分が拠り所になるから、一緒に頑張ろうって、
言葉にして伝えていたなら、今とは何かが違っていたのかな。
東仙隊長の哀しみや内に秘めた気持ちを暴くような事はせず、
ただ寄り添って支えようとするのも狛村さんなりの優しさだと思うんですけど、
なんかこう、私はどうしても、今までの東仙隊長の狛村さんに対する言動の節々に、
理解されない寂しさのようなものを感じてしまうので、
何もかも言葉にして腹割って話てたら、何かが変わっていたのかな…と思ったり。
個人的には、今週の狛村さんの心のセリフとか、直接東仙隊長に大声で伝えてあげて欲しかったな…。

東仙隊長の刀剣解放については、
最初「思っていたより…醜いな」って言葉を聞いた時には、
胸の真ん中の骨の裏のあたりがギッってなって、
もう何もかも分からなくなりました。
その一言だけで、私が今まで信じてきた東仙隊長の人物像全てをぶち壊すには十分で、
もう今度こそどう解釈すれば良いのか分んないって思って。

でも、最後まで読んで思ったことは、
これって東仙隊長の本音ではないよね。…って事で。
虚化したせいと言うか、
虚化して憎しみとか怒りとかそういう負の気持ちに飲み込まれてしまったせいと言うか…。
逆にいえば、あんな言葉を口にしてしまうほど、
もう東仙隊長ではなくなってしまっていたのではないだろうかと。

そもそも虚とか虚化ってなんだったかなと思って1巻とか22巻とか読んでみたんですけど、
「堕ちて中心を亡くした魂」が虚で、
「仮面を外し虚と死神二つの力を手に入れた虚」「ヒトから虚(けのも)になり再び理性を取り戻した」のが破面で。
一護や平子君たち(破面とは違うけど)は、自我を保ったまま虚化できてるけど、
東仙隊長は果たして自我とか心とかを保ったまま虚化できていたのかな…って。
「中心を亡くした」虚になってしまっていたのではないかな…って。

修兵の「あなたはもう東仙隊長じゃない」ってセリフも、
そういう感じの意味なのかな…と。
「もう」って言い方をしてるってことは、
修兵は今までの東仙隊長の全部が嘘だったとか、騙されてたとかってふうに思ってるわけじゃなく、
かつて東仙隊長の発した言葉や見せた表情が東仙隊長の真実であって、
今はもうそうではなくなってしまったって思ってるって事ですよね…?

このシーンについてはまだ自分の中で整理ができていないんですけど、
単純に意外だったというか、
私は修兵は何があっても東仙隊長を斬ることはできないだろうなって、
東仙隊長を斬ることができる人がいるならそれは狛村さんだろうなって思ってたので。
でも、逆だった。
修兵がどんな思いでこの決断を下したのか、
今の私にははかり知ることはできないけれど、次週までゆっくり考えてみようと思います。
最後のページについても。
次週以降ももうすこし東仙隊長に触れる展開があれば良いな…。

わたしはずっと、いつか東仙隊長と狛村さん(修兵)の戦いに決着がつくときには、
何もかも全部明らかになってすっきりすると思ってたのですが、
今週まで読んでもまだ、分からないことだらけだなぁ…と思います。
むしろ色々混乱している。
色々おかしなこと書いてたらすみません。
次週まで2週間もあるので、色々考えて、
整理できたらまたぽちぽち書いていきたいと思います。


あと、特別読切。
高橋先生でしたね。
これはもう、まごうことなく高橋先生だ。
いいなぁこの絵とか雰囲気。
面白いやら可愛いやらでかなり癒されました。
アンケートはがき出そ。

それと先週も拍手&メッセージありがとうございました。
感想とお返事、順番が前後してすみませんっ。
順ぐりお返事書かせて頂きたいと思いますのでもうしばしお待ちを…!


2009年12月22日(火)

今週のブリーチ感想3


続き。
東仙隊長が明かした「死神になった目的=復讐」について。
個人的には、復讐と言う行為それ自体は否定しませんし、
(そのために関係ない人を巻きこんだり傷つけたりするのは良くないと思うけど)
その事に対してショックとか落胆とかもないんですけど、
ただ純粋に混乱しています。

多分一番の混乱の原因は狛村さんの回想の中に出てきたあの笑顔の東仙隊長の姿で。
私はずっと、東仙隊長は彼女の遺志を継ぐために死神になって、
だけど、その途中で何か彼の志を裏切るような事件
(たとえば夫に殺されたと聞かされてた彼女が実は死神によって組織的に抹殺されてたとか)
か、彼の心を挫くような出来事(正しても正しても争いの減らない世の中に絶望してしまったとか)
があって、ちょうどその頃に藍染に目を付けられて、言葉巧みに仲間に引き込まれたのかなと思ってたわけです。
なので、狛村さんと出会った時や狛村さんと再会した時は、
まだ彼は彼女の遺志を継ぎ世界を平和にするという目的に希望を持ってて、
だからあんな風に笑えてたのかな、と。
でも、そもそも最初から目的が復讐であったなら、
あの時の笑顔は一体どういう笑顔だったのだろう…と。
復讐の為に生きようとしている人が、あんな風に笑えるものなのかなぁ…と。
彼女を失った後の時期の彼のあの笑顔については、
復讐云々以前から気になる所ではあったのですが。
それともあれはあくまで狛村さん視点の回想だから、「狛村さんの目にはこう映って見えた」とかそういう事なのだろうか…。

笑顔だけじゃなく、再会した時の「良ければそのうちうちの隊に来ないか?」ってセリフも、
どういう意味なのかなって考え出すと色々怖い。
つまり東仙隊長は狛村さんを五番隊にではなく、藍染組に来ないかって誘ってたって事…?
「素晴らしい上官が居るんだ!」ってこの頃の藍染はもう東仙隊長には本性を明かしていたの?
「君もきっと気に入る」ってどういう意味…?

それにしてもこの回想の「どうして死神になったんだ」ってシーン。
実は物凄いヒントと言うか、重要な伏線だったんですね。
東仙隊長が平和の為に戦って居るのだと信じて、
まずそこは疑ってなかったのでさほど重要視してなかった…。
東仙隊長の「何故疑問に思わない!?」ってセリフを聞いて、
素直に「いや、本当に、なんでだろな…」って思ってしまった。
復讐と言う、そんなある意味分かりやすくシンプルな理由を、
何故可能性として思いつかなかったのか…。

でもやっぱり個人的には東仙隊長と狛村さんが殺しあう必要は全くないと思います。
だって狛村さんは東仙隊長の愛した彼女には何一つ悪い事はしてないもの。
東仙隊長だって狛村さんその人自体には恨みも憎しみも無いはずだもの。
「死神=敵の組織」とかそんな風に捉えて遠ざける必要は無いんじゃないかなぁ。
東仙隊長に限らずどんなお話を読んでても思うんですが
復讐と、心の平穏ってどうしても両立は出来ないんですね。

なんか人の心って不思議だなぁと思う。
東仙隊長が純粋で真っすぐで愛が深い、そんな人であるがゆえに、
修兵や狛村さんもあんなに好きで、救い出したくて、ただ必死になれるのに。
東仙隊長が純粋で真っすぐで愛が深い、そんな人であるがゆえに、
新しい愛に心を開く事もできない。
平穏な暮らしに身を委ねることもできない。
なにこのジレンマ…!

でも、狛村さんや修兵の思いが全く届いてないってことは決して無いと、
それだけは信じたい…。
きっと、届いてるからこそ、東仙隊長もあんな辛いんじゃないかなと思いたい。
東仙隊長が狛村さんや修兵に向けた言葉も辛そうな顔も、全部嘘ではないと思います。
多分そんな器用に人を騙したりできる人じゃないと思う。
すぐカッとなって態度に出ちゃうし。
ニコニコして都合の良い嘘をいくらでも吐ける様な人なら、
今あんなに笑えない寡黙(?)な人にはなってないと思うし。

えーと、なんだっけ、何が言いたいんだかまた分かんなくなってきたんですけど…。
やっぱりね、東仙隊長には昔のように穏やかに笑えるようになって欲しいと思います。
彼自身が何よりそれを拒んでいるとしても…。

と言うか、もう、憎むのも復讐するのもまさに彼女を殺したその死神だけにして、
他の死神とは仲良く出来ないものだろうか!(身も蓋もないけど、これって間違ってないと思う)

そして最後に刀剣解放。
やっぱりこれ、しちゃうんですね…。
想定の範囲内ではあるけど、来週号素直に怖い。
(と言うか、同時に藍染が戦闘態勢に入ってるのも怖い)


ところで、来週のジャンプ予告ページ。
読みきり漫画、高橋一郎って、あの高橋先生…!?
絵とか線とか…感じが違いすぎて、
ぱっと見まったく分かんないんですけど…。
いや、でも、同姓同名の他の作家さんとか無いよな、普通…。


2009年12月19日(土)

今週のブリーチ感想その2


昨日の続き。
先に今日は扉絵の話。

扉絵、東仙隊長でしたね!
柱の「嘗て愛した人を抱く腕」って、
東仙隊長が今もまだ彼女への思いを抱き続けてるって意味なのかな。
それとも復讐の為に刃を振り続ける行為を「抱く」って形容してるとか…?
最後のコマの「隔つ闇は深く…」も今週の東仙隊長と狛村さんの関係を示唆してるようで「深いなー!」と思いました。
こういうのって担当さんが考えてるんでしたっけ…凄いな。
と言うか、扉の「美しく、そして果敢ない」には、
「東仙隊長=美しくはかない」って公式設定なのか!!と、
意外だったというかビックリしたというか。
常々美しい人だと思い、そう叫び続けてきたけど、
公式の場でそう言われるとドギマギしちゃいますね。

それと本誌とは何も関係ない話なんですけど、
今週の扉を見て私は初めてマジマジと「東仙隊長って男なんだな〜…」と感じたように思います。
今までだって男だと認識してなかった訳じゃないんですけど、
小学生の頃、学校の先生は「先生」って生き物だと思ってたように、
東仙隊長もなんかぼんやりと「そういう綺麗な生き物」って感じにとらえてたように思う。
私の中で男とか女とかそういう分類を超越してた。
多分あれですね。仮面で美しすぎる顔が隠れてやっと、
体つきが男らしいとかそう言う思考回路が発動したんだと思います。
それにしても東仙隊長って本当無駄の無い身体つきをしてる。


2009年12月17日(木)

今週のブリーチ感想その1


はわわっ、ジャンプの感想遅くなってすみません。
拍手の方で「大丈夫ですか…?」って御心配のメッセージ頂いたのですが、
大丈夫です!
お気づかいありがとうございますっ(>_<)

今週のブリーチ、ショックとかそういうのは無かったんですが、
東仙隊長の「復讐の為に組織に入った者が〜…〜堕落ではないのか?」ってセリフに、
あぁもうどうしてこの人はこんなにまっすぐで不器用なのか…って、
切ないような気持ちで胸がぎゅうぎゅうになってしまって。

なんだろうなー…自分でも良く分かんないんですけど、
先週号のような「これがショックだ!」とか「あれが哀しい…」とか、
そういう明確な感情や感想が自分の中で分かりやすく出て来ないというか。
頭の中がごちゃごちゃで上手く情報を処理できて無い感じです。
胸がぎゅうぎゅうで頭が回らない…!

なんかでも今週の東仙隊長のセリフを聞いたら、
この人、心の奥底では絶対狛村さんの事好きだよなーと思いました。
「復讐の為に組織に入った者が安寧たる暮らしに目的を忘れ組織に迎合することは…」って、
つまり、実際東仙隊長はうっかり狛村さんに好意を持ってしまったり、
死神としての生活に穏やかな気持ちを抱きそうになっちゃって、
そんな自分が許せなくて、
今みたいな状況に自らを追い込んじゃったのかなぁ…と。
逆に最初っから現在まで心底死神が憎いばっかりなのかもしれないですけど…。
でも東仙隊長って狛村さんには結構素直に気持ちをぶつけてますよね。
「相容れぬなら私を斬るか?」とか責めるような事を言ってみたり、
その直後、「斬りたくはない」って言う狛村さんに、
「斬りたくば切るがいい!!」とかめちゃくちゃな事いってキレてみたり。
これも相手が狛村さんだからかこんな風にさらけ出してしまったのかな…と。
(それにしても東仙隊長は口喧嘩で狛村さんに勝てる気が全くしない)

そしてこの時の狛村さんの発言も何とも切ないなぁと思います。
「赦している」なんて言い方すれば東仙隊長が怒ることは分からないでもないだろうに、
それでもあえて「斬りたくはない」「赦している」ってちゃんありのままに伝えた狛村さんのあの瞳の切なさと言ったら…!
この時狛村さんは「本心を聞けて満足した」って言ったけど、
私も、狛村さんが東仙隊長の本心を本人から聞く事の無いまま殺しあうようなことにならなくて、
それは本当に良かったと思いました。

しかし、この東仙隊長自身がその口で言い放った本心が、
今の私の頭を激しく混乱させている一番の原因だったりします。
が、これについてはちょっと、
まだ自分の中でも考えがよくまとまってなくて、
話し出すと恐ろしく長くなる予感がするので、
また明日以降…!

あ、それと冒頭にも書いたのですが、
▼16日0時にご心配のメッセージくださったお客様、
お気使いくださりありがとうございます(>_<)
今週は何か書きたいのに何から書けばいいのか分からない、
そんな混乱する頭で一人悶々と考え込んじゃってたのですが、
「吐き出してください」って言葉で凄く心が軽くなりました!
お言葉に甘えて明日以降も思うままの感想を書かせて頂きたいと思います!(^―^)


2009年12月16日(水)

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