普通の日記

桜
HOME

1999年12月10日(金) ■

ご懐妊報道

皇太子妃雅子様のご懐妊報道で巷は騒がしい。
おそらく妊娠5週目辺りってことらしいけどこんなに騒いでいいのかしら？
尿検査で妊娠反応が出てもまだまだ予断はできない時期なのに・・・。
おめでたいことは事実だけどなんか浮かれ過ぎって感じるよ。
もっとそっとしてあげたほうがいいのにね。

不妊に悩む友人の義姉、その道の権威の治療を受けに九州へ。
彼女は一人はその治療で子供を持ったんだけどもう一人ほしいらしい。
旦那様の分は前回キープ分で間に合うとかで彼女一人での九州行き。
その間、上の子の面倒は友人宅に降りかかる災難。
健康に恵まれて自然に子供が持てるって幸せなことって実感だよ。

24日が第２子出産予定日の妹、病院で１６日に帝王切開になるらしい。
前回は１０日ほど遅れて結局母子ともに危険が生じて帝王切開って経緯もあるけど
子供はできるなら自然分娩の方がいいに決まってるよね。
年末年始は病院も手薄になるから２９日に退院って予定で出産なんてちょっと可哀想かな。
ちょっと遅れたらミレニアムベビーって可能性もあったのにね。

私、この日記のほかにもネット上で交換日記なるものに参加中。
で、職場PCによる参加だから週末参加は無理って思ってたんだけどいよいよ今週末に順番。
仲良しのお友達とどうすれば自宅からでも参加できるか段取りしちゃったよ。
①彼女から携帯で連絡をもらう
②自宅にFAXでこれまでの原稿を送付してもらう
③こちらからFAXで私の手書き原稿を送付
④彼女が私の代筆で日記に記入
なんだかすごいことになりそうだよね。
年末年始の長期休暇もこの段取りでOKかなぁ。

帰路、フィルムの現像を頼みにヨドバシカメラへ。
義母のいない間はこんなささやかな寄り道さえできなかったのでちょっと嬉しい。
この写真の中に年賀状に使えそうなものがあるかが心配だね。

1999年12月11日(土) ■

お支払い

義母の入院中、光太朗のお迎えは市のファミリーサポートセンターって公的支援を利用してたんだけど
平日は私がいないからって今日はまとめてのお支払い。
市に依頼会員として昨年のシステム導入初期から登録して
これまでにも義母の都合の悪い時のお迎えはお願いしてきたけど
提供会員さんが子供を見てくれる時間はすべて保険適用だし
なんといっても料金の安さや安心して子供を預けられる人間教育も行き届いてる。
夜７時までは時間単価７００円だしそれ以降も９００円。
で、支払いを終えると利用した１２日間の合計が１万円ほど。
近所の人に頼むより安心・安全・安価。
もしかして義母に頼むより子供にもよかったりして？

昨日、交換日記の段取りをしたものの午前中の携帯にはびっくりしたわ。
そんなに早く順番が回ってくると思わなかったの。
子供たちのスイミング見学の間に原稿書きして帰宅後慌てて送信したわ。
交換日記メンバーの皆さん、ちょっと張り切りすぎじゃありませんかねぇ。
あまりダッシュすると息切れしちゃうよね。
自筆ってしばらくしていなかったから文字を書くことが新鮮だったわ。
やっぱりPCに頼ってばかりだと漢字を忘れちゃうって実感だわ。

我が家の家計、旦那と私の給料の中から義母に生活費を渡すのが毎月恒例。
で、義母の入院中は私が賄っていたから渡さなくてもいいって旦那の説。
もちろんその方が節約もできるしいいことだらけなんだけど義母が納得するかどうか。
旦那に話をつけてねって言ってあるけど先送りしてるからまもなくトラブル勃発かな？

1999年12月12日(日) ■

スケート訓練

日はボーイスカウトのカブとビーバーの合同で相模原の銀河アリーナへスケート訓練。
隆之介は去年少し滑れるようになったけど光太朗はまったくだめだったんだよね。
行く前から「ぼくスケート嫌いだもん」ってなかなか気乗りしない様子。
でも、リンクに出たらむしろ光太朗の方が一生懸命に滑ってる。
隆之介はカブの上級生と一緒に鬼ごっこしたり教えてもらったり。
始めは滑ってるっていうより歩いてるように見えたんだけどやっぱり子供って上達が早いよね。
すっかりスケートらしくなって終了したもの。
光太朗も何度転んでもみんなにくっついて滑ってホント上手になったわぁ。
大人の出番はなくてもいいみたいだったから私はずっと見学。
子供でさえ足の痛みを感じるほどなんだからこんな挑戦はごめんよね。
リンクサイドにいて子供たちの様子を眺めてたよ。
子供たちは滑れるようになったのが嬉しくてまたスケートに行きたいって。
旦那と相談してやっぱり家族スケート行かなくちゃ。
今日行ったリンクは今までの所より氷の状態も待合室の寒さ対策もよかったから
子供は劣悪環境じゃ好きにならないって実感したよ。
光太朗、寒くて冷たくて嫌だったって言ってたもん。
１歳大きくなったので適応能力も出たのは事実だけど好きになるには環境の影響も大きいね。
もちろん、家族より仲間がいたほうが上達するってことも事実だよ。

見学中、他の父兄と歓談。
スケートしてるだけなのに子供のことって見えるものねぇ。
人と接するのが苦手な子が他の子の背中を押したりしてるの。
当然やられたらやり返すんだけど、始めにやった方が「やられた～」って駆け込んで来るんだよね。
この子、公立の小学校でもいじめられっ子で私立に転校したって聞いたけど
やっぱりなんかおかしいよね。
でもってその子の１年生の弟も「暑いからぬぎなさい」って言っても「お母さんがぬいじゃだめって言った」。
家庭内で両親の権力が絶対なのか他人の注意に耳を貸さない。
いくらいい子ぶっていい学校にお受験で入っても子供の本質は違うってことよ。
だからこの兄弟は自ずと仲間はずれ。
もちろんスカウトはみんな仲良くがモットーだから仲はいいけど
みんなと泥んこになって遊べないんじゃねぇ。
勉強より人間形成の方が大切よって話してた。
我が家の子供たちはスカウトのみんなに可愛がられてるからありがたいよね。

1999年12月13日(月) ■

風邪引き光太朗

昨日のスケートで一気に風邪引いちゃったかな？
いつも元気な光太朗がついにダウンです。
早朝４時頃の嘔吐が初期症状。
そのまましばらく普通に睡眠をとった後いつもと同じ６時半に起床。
吐いた直後だったから朝食は取らせなかったけど元気だけはあったから保育園に登園。
午前中は何事もなく過ごしたらしいけど昼食後「寒い」って言い出したらしく
保育士さんが検温したら38度ほどあったのでお迎えにきてって電話が職場に入ったわ。
家に電話したらちょうど義母は糖尿のお散歩中で不在だったから２時過ぎにお迎えに行ってもらったの。
帰宅してからも少し元気にしてたらしいんだけど夕方になって再度嘔吐。
義母は慌ててかかり付けの小児科に連れていってくれたって。
こういう時は義母の存在がありがたいよね。
で、光太朗は今流行りのお腹にくる風邪。
吐き気があるから明日のお昼までは禁食。
隆之介くらいになるとある程度聞き分けがあるけど光太朗には辛い試練だよね。
なんか食べたいって気を紛らわそうとゲームをしたりしてたよ。
でも義母が夕食後の散歩に出かけたすきにコアラのマーチを食べちゃったって。
私には本人からの事後報告ありでした。
明日の昼食時までは氷と水だけが光太朗の口を潤す術だけど我慢できるかな？

隆之介のクラス、４０人ギリギリだから授業中にノルマを果たせないことも。
今日は志願者だけが残って勉強、通称「残り勉」をしたんだって。
今日の残り勉は国語の「かさこじぞう」の読みのテスト。
志願者は７人いて隆之介は５番目だったのに、自分の番直前になってトイレに行ったので結局最後。
テストは無事クリアしたって。
学芸会であれほど練習したかさこじぞうだから本読みだってお手のものだよね。

しばらくお休みしていた隆之介の俳句心、むくむくと湧き上がってきたらしい。
学校の校長室前に投稿箱があって隆之介は校長先生とも仲良し。
就寝前に「真っ白な帽子をかぶった富士の山」とか詠んでたわ。
子供の意欲を満たすためにも母も日々精進だわ。

1999年12月14日(火) ■

郵便物の怪

みなさんからご心配いただいた光太朗は
１日保育園をお休みしてすっかり元気を取り戻しております。
お昼近くになってあまりのはらぺこ状態にパンを貪ったようですが昼食から解禁。
再び嘔吐することもなく恙無く過ごしております。
やっぱり日頃の体力の蓄積のおかげね。
我が子ながらたくましい！
明日からは元気に園生活復活です。

さて、先月行き付けのクリーニング屋さんチェーンでお客様感謝のキャンペーン。
日帰り石和温泉バス旅行が賞品で千円の利用で応募券というものでした。
我が家は毎日の旦那のＹシャツやら私のシャツブラウスやらで利用も頻繁。
で、そのキャンペーン葉書を集めた私はせっせとばあさんに渡して
それをばあさんが応募するという図式だったわけです。
いよいよ抽選結果の発表があって当選者一覧表には今月初旬からじじばばの名前が！！
クリーニング屋さんも「お宅のお義母さん、当選です」って言うし
とにかくバスを連日運行するっていう一大イベントらしい。
ところがバス旅行が催行され始めた今週になっても我が家への通知封書は届かず。
クリーニング屋さんはとにかくヤキモキ。
周辺でもまだ何人もの当選者の所にお知らせが届いてないっていう事実も判明。
抽選したのは大手旅行会社の近○○って所で発送も全て旅行会社が済ませたって言うのに
郵便物はいったいどこに消えたっていうの？！
一括して消えた当選のお知らせには希望日時を選択するようにも指示があったていうのに。
それはそれは大騒ぎって感じだったでしょうねぇ。
キャンペーンを楽しみにしてたご老人も多いことでしょうから。
で、クリーニング屋さんの機転でじじばばは２３日のツアーになんとか間に合った。
それにしてもじじばば名義で応募しただけじゃなくて
横浜に住む義妹も我が家に住んでることにして応募したとか。
そんなにも義妹が可愛いか？！
専業主婦のくせに幼稚園のお弁当を毎日作るのは苦痛だって泣きを入れてくる情けない義妹。
やっぱりできない子ほど可愛いって本当みたいだね。
２３日はじじばば揃ってバスツアーだから我が家は少し平和だよん。

1999年12月15日(水) ■

ボーナスは出たけれど

今日は待ちに待ったボーナス支給日。
本来ならば嬉しさいっぱいなんだけど今回からはみんな減額なのよね。
額面を見て唖然！
去年の数字より格段のダウンだわ。
税金だとか諸々引かれて手取り金額はこれだけ？！って感じ。
まぁ、ボーナスが出ない所に比べればいいとしても上を見ても下を見てもキリがないわね。

隆之介の小学校の校長室前に俳句の投稿箱が設置されてて隆之介はまぁ常連って所。
たびたび俳句を投稿するから校長先生にも可愛がられてる。
で、隆之介の話によると俳句を５句詠んできたら校長先生がどこかに投稿してくれるって。
しばらく心のゆとりがなくて俳句をおさぼりしてた隆之介だけど昨夜は焦って詠んでたわ。
当然未投稿の作品に限るってことだと思うけどこの場で披露しても平気かな？
読者の方は見なかった振りをしてくれるわよね。
・真っ白な　帽子をかぶった　富士の山
・お歳暮が　来たならぼくが　はんこ押す
・冬の朝　時計の嘘吐き　まだ夜だ
・手袋を　すると体も　あったかい
・すき焼きの　鍋にさわると　危ないよ
・霜柱　さくさく踏んで　楽しいな
・サンタさん　どこから来るのか　わからない
以上、７句を校長先生に提示したんだけどサンタのとすき焼きは校長先生の選に漏れたって。
他の５句、本当にどこかに投稿するのかな？
校長先生が俳句の心得があるから学校の子供たちは興味を持つんだよね。
高学年になると自分で入力できるようにワープロも置いてあるよ。
誉められてその気になってもっと興味を広げていく。
隆之介は生活に根付いた一茶の句が好きなんだって。
投稿した後だって言うのに就寝前にもまた詠んでたわ。
・焼き芋や　声を頼りに　追いかけろ
・夜鳴きそば　一度でいいから　食べてみたい
子供にとっては楽しい言葉遊びだから光太朗もまねして詠んでるよ。
・寒い朝　車が凍って　冷蔵庫
季語だけは注意してあげなくちゃいけないから私も歳時記片手にお相手です。

1999年12月16日(木) ■

妹の出産

今月２４日が第２子出産予定だった妹、本日夕刻無事女児を出産。
って言っても帝王切開。
妹は１人目の時に予定日から１０日ほど遅れて、
陣痛促進剤を投与したら途端に母子ともに危険な状態になって急きょ帝王切開で産んだから
今回も普通に産むとリスクが大きいと思われたんだろうな。
２４日からちょっと遅れればミレニアムベィビーってこともあったと思うと
ちょっと惜しい気がするのは私だけ？
で、なぜ今日が出産になったかというと・・・
私の推測では帝王切開の入院って２週間かかるから今日を逃すと年内の退院が無理だから。
同様の理由で今日は３件の帝王切開で病院は忙しかったらしい。
２９日の退院ってことになれば病院の会計だって済ませられるし手薄になる年末年始は避けられる。
ましてや2000年問題を抱えた年始には
なるべく患者さんはいてほしくないっていうのが病院の本音なんじゃないかな？
計画的に帝王切開で出産する場合は1週間ほど早めに手術するらしいから
妹の場合はそれがうまい具合におさまったんだよね。
でも今回は赤ちゃんも元気な産声を上げたって言うし本当によかった。
妹も時期に麻酔から覚めることでしょう。
元気な我が子を見たら辛さなんか吹き飛んじゃうよね。
出産って誰一人として全く同じってことはないけど本当に大変な事業。
今は心から妹におめでとうって言いたいわ。
お兄ちゃんになったヒロ君も祝福してるかな？
妹が産休に入った途端に赤ちゃん返りが始まったって言ってたけどしばらくはちょっと大変かな？
やっぱり赤ちゃんにママを取られちゃうって思いが強いんだよね。きっと。
お正月には赤ちゃんの顔が見られると思うと今からワクワク。
11月に産まれた弟の第２子も初めて見ることになるしダブルの喜びだわ。
妹の所は男・女。
弟の所は女・男。
うちと義妹の所は男・男で義母の女の子ほしい病が始まりそうだけど。

≪

≫

初日