ちょっと機会があったので、詞について考えてみた。
詞にメッセージ性は…あるほうがいいと思います。 詞に…というか音楽に限らず小説でも絵画でも何でも。
広く世に発表して人のお金や時間を動かすのなら、 何も目的意識のないことをするな、と思っています。
詞に関して言えば、それは 実際に行動を促すようなものでもいいし・ただ心を動かすものでもいいし、 万人に向けたものでもいいし・一部の人に向けたものでもいいし、 わかりやすい言葉でもいいし・伝わりにくい言葉でもいいし、 その内容ではなくただ言葉の響きの持つ優しさだけでもいいと思う。
詞に全く全然意味がなくて、ただ楽曲のリズムやボーカルの ビジュアル的なカッコよさだけを伝えるものなら、 それはちょっとどうかなぁ…と思います。
でも現在の音楽はカラオケ文化だし、歌手のキャラクターや外見で 消費者は動くのでそれも仕方ないです、うん。 私もカラオケのためだけに、楽曲のノリだけでCD買ったりしますし。
最近の記憶に残っているプロの人の言葉では、 都はるみが「やっぱり詞のメッセージを伝えることが大切」と言い、 ドギーバッグ(?)の片割れが「詞なんてどうでもいいので、 自分の歌うパートしか覚えていない」と言っていました。
安室奈美恵は昔、「詞の内容はどうでもいい。ダンスなどで 私のカッコよさを伝えたい」と言っていましたが、 結婚前後ぐらいから「詞にグッときた」というような発言が目立ちます。
今は欲しい物がたくさんたくさんあるのだけれど、 全部手に入れても10万円ぐらいで事足りるあたりが、安上がりな私。 そしてその内の大半は、欲しい欲しいと言うだけで結局買わないのだろうなぁ。 いつのころからか、お金で買える物に対する欲って、急激に薄れてきたかな。
で、お金で買えない命に対する欲はどうなのかと言うと そんなに欲してないつもりでも、自ら保険や年金をかけているところを見ると ちゃっかり生きるつもりです(笑)。
昨日、某試験の願書を取りに本屋さんへ行ってきました。 今すぐ仕事にしたいってわけじゃないけど、一生かけて追求できそうな 奥の深そうな分野なので、じっくり勉強していけたらいいかなぁと思っています。
ドコモから出てるWinCEの”シグマリオン”って、 なんか戦隊もののタイトルみたいでイイですよね。ナイス・ネーミング!
過去の嫌な嫌な出来事の記憶という呪縛から、本当の意味で逃れたという人。 人生をリセットするには、どんな方法がありますか?
自分を知る者が一人もいないところへ引っ越して心機一転というのが わりと一般的なような気もしますが、同じ場所や同じ時期の中にも 消し去りたい記憶と大切にしたい思い出が混在しているものなので そんな簡単にはいきませんよね。
| 2000年09月28日(木) |
キュートな走り屋さん |
どこにも出かける用事のない日は、一人の部屋でおなかがグーと鳴っても 別に恥ずかしくもないので、晩ごはん一食で済ませてしまうため 日々衰弱しているような気がする(笑)。
マラソンの高橋尚子選手って、28歳なんですね!なんて可愛らしい!! てっきり年下かと思ってしまいました。
この前、中居くんが司会の討論番組みたいなのを観たんですけど 観た人、いらっしゃいます? なんか、若い人たちVS年配者たちみたいなかんじで。
で、若者(高校生ぐらい)たちがたくさんHELPを出してて、その内容が “レイプされたことや堕胎させられたことが苦でリストカットがやめられない”とか ”覚せい剤をやめたいけどやめられない”とか”イジメが苦で死にたい”とか クダラナイんですよ。…って言うと、冷酷人間みたいなんですけど。
いや、レイプって言ってもね ナンパされてホイホイ着いて行って男の部屋に上がったりしてるんですよ。 で、「ひどいっ。そんなつもりじゃなかったのにっ」ですよ(笑)。 妊娠して堕ろせって言われたってのも、避妊しなかったのは女も悪いわけだし。 まったく同情の余地がないんです。 だいたいレイプとか堕胎なんて、馬鹿な男にされたことでいちいち 自殺なんかしてたら、この先いくつ命があっても足りないですよ。 でもね、それを泣きながら告白してる女の子に、みんなが 「がんばれっ」「泣かないでっ」って、もらい泣きしながら励ましてるんですよ。 弁護士も「女性はまったく悪くない」とか言ってるし。まったく日本は平和ですね。
トラウマってのは便利なもので、「あの時のアレがトラウマになって、 私は未だに○○なんだ」って、ただの甘えに使ってる人も多いと思います。 もちろん強烈なトラウマがあって、日常生活に支障をきたしている人もいるでしょう。 でも、そうじゃない人も少なくないような気がします。
覚醒剤もね、まぁタバコの場合も多いと思うんですけど 最初のきっかけって、友達とか先輩に勧められて始めたりしてるんですよ。 “体に悪い”ってわかりきっているものを友達に勧めるなんて、 どう考えてもおかしいじゃないですか。 そんなものに誘ってくる人と友達付き合いしてることが既に間違ってる。 人間関係の作り方を一から考え直した方がいいですね。
イジメもね、一度も親に相談しないうちに「死にたい」って言ったり 実際に死んだりしてるんですね。なんでですかね。 もしかしたら相談してみたら「じゃあ引っ越そう」とか「転校しよう」とか 「学校に行かなくていいよ」とかいうことになるかも知れないじゃないですか。 それを試しもしないでね、自殺なんてするんじゃないよ。 「ここで学校を休んだら、負けたことになるからね。絶対休んじゃいけないよ」 って言う親も確実にいます。でもね、そんな馬鹿なこと言う親なら無視すればいい。 公園ででもどこででも時間をつぶして、家に帰ればいい。 学歴が気になるのなら、大検でも取ればいい。仕事しながら夜間の学校に行けばいい。 できることはたくさんあるはずなのに、すぐに逃げ道がないような気に なって死んでしまうんだね。どうしてだろうね。
ただ一つ、どう考えても可哀想だったのは“幼児虐待”の問題でした。 まだ、どう頑張ってもバイトもできないし引っ越して部屋を借りることも できないような幼いうちから親に虐待されるというのは、 本当にどうしようもなくて酷いことだと思いました。
「結婚願望がないなんて…一人で生きていけるなんて、思い上がりじゃないのか?」 って言われてもねぇ…おいおい、「俺が家族を養ってる」って思い上がってるのは あなたのほうではないですか?
先に言っておけば、私は自分一人の力で生きてるなんて思ってないです。 精神的には支えてくれてる人がたくさんいることは感じているし、 自給自足してるわけじゃないですからね。
ただ、もう一つ言えるのは、すべてがお金で動いているこの世の中である限り 精神的なこと以外は、かなりのところまで一人で生きていけますよ。
少なくとも、親の金で大学を出て一流企業に入ったからこそ今の生活があるくせに 自分一人の力でここまできたような気になってる人よりは、 よっぽど一人で生きてきましたよ。
だいたい、いつまでもそんなつまんないこと言ってるから、魅力のない男が多いんだよ。 いや、しかしお金の力ってのは恐いよね。お金ってのは確実に権力ですよ。 男がお金を稼いで女が家事をするという長年の役割分担が、 男に勘違いをさせてるんだよね。 お金の価値は金額で測りやすいけれど、家事の価値を正確に測って 感謝し続けることのできる人って、少ないでしょう。 もし私が男で専業主婦の妻をもっていたとしたら、 「誰のおかげで飯食ってんだ」ぐらいのことの一回や二回は確実に言ってますね。 だから、そういう勘違い発言をする個人が悪いわけじゃないんですよ。 すべてはお金が悪いんですよ…。 な〜んてね、そういうことにしといてあげよう。 ほんとは、そんなもの個人の人格の問題なんだけどね。あたりまえじゃん。
それにしても、恋人と一緒にいることに“好き”ということ以外の理由を 求めないのはそんなに悪いことですかね? 契約を結んだり役割分担をしたり依存しあったりしなくちゃいけないですかね? お金も家事もなにもかも独立した男女が、ただ好きだから一緒にいるってのは そんなに意味の無いことですかね?
「結婚しようと思わないということは、彼氏に頼り甲斐がないのか?」 なんて言われることも度々なんですけどね。 別に頼りになるからって理由で好きになってるわけじゃないんですよ。 そんな打算的なことで好きになってもらって、 男のほうも嬉しいんですかね?それが男の甲斐性ってか? まぁね、私、虫は大嫌いなんで、彼氏はゴキブリぐらいは殺せる人がいいですね。 私が彼氏に求める具体的な頼り甲斐なんて、そんなもんですね。
まぁ、いいや。 そんなこと言うんなら、これが思い上がりじゃないことを証明するために とことんまで独り身で生きてみてやるよっ。 なーんちゃって、そんなくだらない発言に振り回されてる場合じゃないんで、 気が向いたら結婚ぐらいします。
少なくとも今は、行ってきますのチュウもできるような正しい恋愛関係です。 惰性で結婚生活を続けてるような人になら、尚更どうのこうの言われたくありません。
らんかちゃんと大阪の京橋で待ち合わせをして滋賀の京橋へ行ってきました。 彦根城から少し行ったところにある“夢京橋キャッスルロード”っていう通りです。 城下町の町並みを再現した通りらしく、江戸時代っぽい建物が並んでます。 50件ぐらいの店が並んでいて、結構楽しめました。
“招福本舗”という招き猫専門店があって、もう猫好きにはたまらんっ。 右手か左手か・手の高さ・猫の色…それぞれにいろいろ意味があるらしい。 とにかく「右手挙げがお金を招く」ってことだけは、覚えておきましょう! 置物・お守り・手ぬぐい・ブローチなどなど、ほんとにカワイイ猫がたくさん。
“伽羅”という近江牛のお店では、昼間っから贅沢に近江牛のすき焼きを 食べてきました。1500円なり。 夜の部になると、すき焼きもコースになって、なんと5600円になるらしい。 高〜い!! どんなのか想像つかな〜い!! ってなわけで、夜の部は手が出ないので昼に食べてきたんですけどね(^_^;) おいしかったですよ。いかにも接待とかに使いそうな雰囲気の店でした。 でも、超和風の店の中、流れるBGMはジャズだったのが笑えました。 で、一番のオススメは“夢あかり館”。 いろ〜んなロウソクがあります。ほんとに可愛いものや美しいものがたくさん。 そして何が楽しいって、自分でキャンドルを作ることができるんですよ。 いろんな色のロウをちぎったりこねたりして、粘土遊びみたいに。 こまかい作業をし始めるとハマってしまうタイプなので、時間の経つのが早い早い。 これが、わたしの作ったクマさんです。ちょっと写りが悪いんですけど…。

最初に頭と胴の部分のきのこ型の基本形が用意されていて、 それに耳や目などをぺたぺたと、くっ付けていくだけなんだけど。 楽しいですよ。ちょっと懐かしい気分でハマりますよ。
で、家に帰って彼氏に見せたらね「犬?猫?あ、たぬきっ!?」って 最後まで熊って言ってもらえなかった。そう?そんなに熊には見えない? で、今また横で「あ、豚の写真載せてるー」って…(T_T)
面接(っていうか、ただの登録?)に行ってきました。
この超ウルトラ方向音痴と、電車に乗り間違えてあらぬ地方へ 飛んでいく馬鹿さ加減を見越して早めに出発。 なんのトラブルもなく着いたため約束の2時間前に到着し、 必死で時間を潰す。用心深いを通り越してただのバカ。
面接が終わり「…なわけで2時間も早く着いてしまったんですよ、あははー」 とか言いながら会社を出たとたん反対方向に歩き、思わぬところで方向音痴を発揮。 面接官にあきれながら「逆、逆!」と言われる。
*** *** ***
スケジュール帳とCDを買いました。タワーレコードに行くも、店内が広過ぎて迷う。 考えてみたら私なんて、そのとき普通に流行っているものしか聴かないんだから、 最低限のものだけ押さえてある町の小さなCD屋さんで充分だった。コンビニでも可。
買ったのは次の3枚。 『バラ色の日々(MAX)』 『サウダージ(ポルノグラフィティ)』 『ボーイフレンド(aiko)』
このまえMステでaikoとポルノのボーカルが仲良さそうに喋っていて、 それがあまりにも良い雰囲気だったので、思わずセットで買ってしまう。 うちにも並べて置いといてあげよう。
*** *** ***
昨日、晩御飯を作ろうとまな板を出すと、なんか留め具が外れて釘が飛んだ。 気を取り直してピーマンを切ると中が黒くなっていて使い物にならず、 また気を取り直してキャベツを剥くと何か卵らしきものがあった。 で、また気を取りなおして「この一枚だけ剥いて捨てよう」と思い剥いたところ
…虫がいた。
「うわぁっ! ゆうさ〜んっっっ!!!」と彼氏の名前を叫ぶも、 仕事中の彼が家にいるわけもなく、むなしく声が響いたため、やむを得ず自分で退治。
もう今後しばらく料理をすることはないだろう。 楽しそうに頭を振っていたあの虫の顔は忘れない。そして飛んだ釘は見つからない。
| 2000年09月18日(月) |
ロングを目指してるってことに |
今日、パーマをあてに行きました。 で、美容室のメンバーズカードを見たら最後に行ったのが去年の11月だった。 信じらんなーい。そんな女、信じらんなーい(笑)。 去年ショートにして以来、伸びてくのをただ黙って見ていた私。 この調子じゃ、次に行くのは確実に来年だねぇ。 それにしても、どうも髪の伸びるのが遅いような気がする。
明日は面接だ。履歴書書くの、ひさしぶり〜♪…めんどくさいよう(泣)。 っていうか、職務経歴書がめんどいよね。 職務経歴書って昔は“あれば尚良し”程度のものだったような気がするんだけど、 いつから書くのが当たり前になったんだろう。 面接場所が神戸だから帰りに買い物をしようと、そっちのほうが楽しみな私。 そろそろ来年の予定が立ち始めたので、システム手帳を見に行こう♪ ザウルスを持っていても、やっぱりスケジュールは紙の手帳じゃないとヤダな。
派遣終了。昨日が最後の出勤日でした。 みなさん、本当にお世話になりました。
正直言って私は今まで、卒業とか派遣終了とかの別れに抵抗は無く どちらかと言うと好きなほうでした。
自分の筆マメ・連絡マメさには結構自信があるので、 仲良くなった人たちとはいつまでも連絡をとったり 会ったりすることができるから別に寂しくないし。 鬱陶しかった人とはスパッと縁を切ることができる絶好のチャンス。 友達がドンドン増えていくばかりで、 出会いと別れを繰り返すことは、なんて合理的!
机を片付けて引き出しがスッカラカンになるころ 「あぁ、ここで仕事をすることはもう、ないんだなぁ」 と、なんとなく思いました。
日頃そんなに親しくしていなかったはずの人たちが、 すごくすごく残念がってくれました。 どう考えてもこれから先、気軽に連絡をとれるような関係を 築いてこなかった人たちがすごくすごく残念がってくれました。
派遣社員である以上、そこに派遣された瞬間から 近い将来に別れが待っていることは、もう決まったことなので 付き合いも愛想も悪く、ちょっと稀薄な人間関係を作ってきたつもりが 2年9ヵ月も居ると、それなりの感情が生まれてしまっていました。
私が「もう辞めたい」と言ったときも、異動の話があったときも 一生懸命引き留めてくれた人がいました。 今回の契約終了が決まった時も、私のこれからの生活を誰よりも心配してくれました。
「いつも怒ってばかりいると、そんな顔つきになっちゃうから できるだけ笑っているようにしたい」 という言葉にすごく説得力のある、笑顔の素敵な人がいました。
普段はぶっきらぼうで冷たい喋り方なのに、 実は人が困っているのを見付けることに敏感で、 助ける行動力はピカイチの人がいました。
恐い人だというウワサにビクビクしていたけれど、 軽い気持ちで何か質問したら、すぐに資料を抱えてきて 一生懸命説明してくれる優しい人がいました。
見る間にグングン仕事の能力を伸ばした、 どこか不思議なセンスでつかみ所がなく、 ノリがいいのに気遣いもできる、妹思いの人がいました。
何かにつけて大らかで、 そこにいるだけでピリピリした雰囲気が変わる人がいました。
何故か思考回路がそっくりで、 とても他人とは思えないような人がいました。 本当に本当にいろんなことを話しました。お菓子作りの天才でした。
話術に長けていて、いつもみんなを笑わせている人がいました。
冷たい人のようなフリをしながら、 本当はいつもスマートな気配りをしている人がいました。 女性らしいところが多くて、あこがれでした。
みんなのお世話係で、 いつもみんなが気分良く仕事を進められるように動いている人がいました。 みんな甘えてワガママばっかり言っていたのに、頑張っていました。
笑顔のとても可愛い人がいました。 大変な仕事なのに、いつも笑顔でこなしていました。
人の気持ちを裏の裏まで読んで、気を遣っちゃうような人がいました。 天然ボケが絶好調の、かわいいかわいい人でした。
いつも寡黙で、たまの発言がとても適確な人がいました。 ヒートアップし過ぎるみんなの押さえ役でした。
誰からも嫌われない雰囲気を持った、人当たりの柔らかな人がいました。 毒のある発言は聞いたことがありませんでした。
全然違う部署なのに、すれ違うたびに声をかけてくれる人たちがいました。
もう きっと会えない人もたくさんいます。 みんな みんな、本当にありがとうございました。
送別会、開いてくれて、ありがとう。 帰り道、少し、泣きました。
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