かなしいうわさ
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2006年07月16日(日) 548

深夜に自転車で帰宅中、空き缶に乗り上げて大コケした。翌朝になっても右手をあげられない状態なので仕事を午前休して医者に行くと、コケた時に体を右手だけで支えたので、肘の間接と筋があかんことになっているという。どうあかんかというと、もう一生140キロの球は投げられないと。俺が桑田ならジョブス博士に手術してもらわないといかん位と。そりゃ大変だ。もうプロ野球は断念するしかない。
2週間安静と言われたのに、3日目にしてほとんど痛くないので絶対誤診だ。

しかし右手使えないのって不便だ。メシが喰えない。運転できない。体洗えない。この件から学ぶべきことは、えーと普段ひとりで生きていると思っていても実は多くの人(右手)がフォローをしてくれているからこそ...とかそういう。それと怪我した時はもっと同情されるような理由にすること。あと空き缶はゴミ箱に捨てろ。






今日はフジの買い物などをしてきた。フル充電できる携帯電話用携帯充電器(ややこしいな)とか防水スプレーとかガムテとか長靴とか。意識してなかったけど雨対策のものが多い。ここ数年かならず雨が降っているからなあ。フジは寝転がってライブ観るのが楽しいので今年こそなんとか晴れて欲しい。

長靴はもろガテン系のお店で390円。使い捨てのつもりでデザインは無視。金は長靴の底に敷く中敷きにかけるべき。そうすりゃ3日間雨でもガシガシ踊れる。

レインウェアももうすっかりお年寄り(猫年齢だと55歳)なので、防水メンテ。防水しまくったった。ボッコボコ。去年まではNIKWAXつうのを使ってたんだけど、ムラが出るしとにかく臭い。ので
最初の汚れ落としだけNIKWAX

使って(洗剤のほうは臭くない)
これ
をシュカシュカかけたのち、乾燥機バンバン。
試しに水かけたら水が玉のようだ!
さぁ降れ!


コインランドリーで乾燥機をかけている間に9箇所も蚊に食われた。全部右足裏。どうも俺は右足裏が一番旨いようだ。鳥葬したらまず右足から無くなるはず。アシュラみたいな飢饉になったらまず右足から喰ってくれ。











「テルーの唄」 よい曲と思ったら谷山浩子作曲だった。うむ。テシマさんの歌も朴訥としていて良い。感情をこめない(こめたふうに聴こえないのか)でヌボーと歌うことで、「あ、これなんとなく悲しい歌だから悲しい気分にならないといけない。(´ー`)わかる」 と聴き手に何も考えずに思わせてくれるのが良いのだ。まぁ暗い加山雄三というかんじだ。しかしアレンジが極悪。ブライアン・イーノがMassiveのProtectionの時みたいにリミックスしてくれればいいのに。それかアカペラのみバージョンを。











甲本ヒロト /真夏のストレート 天国うまれ
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ヒロトのソロは初だよね?ブルハのラストアルバムでの「歩く花」路線を期待していたのだけど、とんでもないへっぽこロックだった。拍子抜けしつつもとても嬉しい。ヒロトはもうジョナサンになっちゃっていいよ。許すよ。だってこれ、もうジョナサンよりジョナサンだもの。
だけどそう判りやすくもいかないのだろうな。ハハハ。








今日はいつもにも増して内容がなかったね
氷結飲んで寝る(´ー`)お休みなさい









2006年07月15日(土) 547

こうの史代 /さんさん録 2巻
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2巻完結。ちょうどいい長さ。というか短さ。ものごとなんてどうやってはじまるかじゃない、どうやって終わるかだぜ。
参さんの老いらくの恋に痺れた。全部読んでから再度1巻を。ああここでこうでああなのか!ああそうだよなぁ、と納得も得心もしてまた2巻読んで、ああそれでうーんあっそーかーとまた1巻読んで、2巻読んで...と3回程ループしてしまった。これほど丁寧に紡がれたものが2冊で1500円とすこしで買えてしまうというのは凄いことだよ。こうのさんに描かれたマンガは幸せモノだなぁ、って誰のコメントだったか。本当にその通りだと再認識。







花輪和一 /水精
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やった、新刊だ!と思ったら復刻だった。未読なので問題なし。
これもやばいなあ。20年前の作品とは信じ難いよ。理解の埒外のものやことによって至上の歓びを得るというようなドラッギーな描写が多め。ギラギラと瞬く太陽に子供が魅せられまくってしまう「光千人」がもう大変だよこれ。子供が読んだら絶対人生変わってしまうと思う。








酒ロック。フジで観るよー。











2006年07月13日(木) 546

仕事をしながらFM802を聞いて、GOGOカリートでカリカリ笑っていたんだ。
そのうちフェスの話題になって、清志郎がフジをキャンセルって話になったんで地味変を見てみたら













嘘だろう


嘘だと言ってくれよ











2006年07月11日(火) 545

ダディ・U-ロイ しかと観聴踊ってきました。
早朝から日が変わるまで仕事をこなしてヘロヘロなまま会場へ行ったのだけれどド太いベースラインとパパUロイのしゃべくりに体も心ももみしだかれて疲れも忘れて朝まで踊ってしまった。全盛期のレコードを聴いているのとおんなじ声と勢いでバリバリしゃべくり倒すドエンターテイメント。2時間半ノンストップでツルツルっとな。 
スティーヴ翁とツレのおっさん(なぜか上半身裸)によるスムーズ&ラフなセレクションも文句無し。レア盤だけじゃなく、定番チューンを硬軟ごたまぜにかけまくってくれたのが嬉しかった。

会場の雰囲気も良かったなあ。ヤジのセンスも良くってね。いかにも大阪のレゲー好きだなぁ、つう気のいいルーディさに溢れていた。じつにテケトーな空気。







(´ー`)y-~~






ラジオ更新しましたよ。曲目リスト等の更新はまた今度。





フジタイムテーボー。ゲレロが楽しみ過ぎる。去年のサマソニ@ビーチステージは気ん持ち良かったからな。


空中キャンプ 次回は8月5日(土) フジよりも行きたいかもしれない。


朝霧も決定。







氷結飲んだ。お休みなさい(´ー`)







2006年07月04日(火) 544





U-ROY and BLOOD AND FIRE SOUND SYSTEM

ユーロイっつう、レゲエのカラオケの上でテケトーにタラリラとしゃべったらなかなか馬鹿ぽくてチンピラぽくて格好ええねんな〜て具合で「レゲエしゃべくり芸」を確立しちゃった生ける伝説のホニャラカじいちゃんが、スティーブ・バロウっつうイギリス在住の白人のくせにレゲエが好きで好きではまりまくって研究しまくって世界に10枚くらいしか現存してないワラが挟まっているようなボロボロのレコードを大枚はたいて買いに買いに買いまくって自分の金でCDにしまくったりしてるじいちゃんのかけるとっておきのカラオケにのせて、タラリラする。大阪で。今週土曜日に。
しかと目と耳と腰に焼き付けてきます。











cover
U-Royは過去の人ではない。名盤とされている過去作だけじゃなく、最近の作品も格好良いし、(「Now」最高!)上写真の、若手バンドに全面的に参加したアルバムも極上。lovetrioのデジタリィでシャキシャキした音にも余裕で対応でタラリラだ。格好良いぜじいちゃん。









2006年06月29日(木) 543

Ron Sexsmith /Time Being
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ひさびさにミッチェル・フルームがプロデュース。これはいい。これはいいですよ。うーんいいぞお。やっぱりロンとミッチェルは合う。カレーと福神漬けレベルで合うな。 休み時間も教室の隅っこでひとりじっと座っている。そんあ静かなたたずまいが、ロンの唄のいいところ。今作でのミッチェルのプロデュースは、その静かなたたずまいをまったく殺さずに、静かだけど確かなポップさをロンにまとわせている。その品のよさ、センスのよさ、曲のよさ、そひて地味なヤンチャさとはっちゃけ感。 こ、これはまるでビートルズの「ラバーソウル」じゃないか! 参った。全面降伏して心地よい音に身を委ねることにしますすすす....















...とベタ褒めしておいて何だけど、個人的には他人の色がついていないこんなアルバムの方が大好きなんだよなぁ。
cover
旧友が久々に遊びにきて、あ、せっかくだから何曲か一緒に歌わないかい?ってことでテキトーに録ったデモテープのような気取らなさ。お互いを確かめながら、ていねいに着実に重ねられていくハーモニー。最高の佳作。ド佳作だ。











2006年06月26日(月) 542

更新滞っていてあいすみません。実生活ではアタフタしているので、ここくらいはゆっくりゆったりやってゆきます。よろしくお付き合いください。








最近ずっと口ずさんでいるのはこの一枚。最高の昭和ジャズ。戦前モダンのカタマリだよ。

ロバート・クレーン 作品集
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カタコトの日本語でへろへろと歌うガイジンさん、1930年代のSP盤からのヨセアツメッティー。超洒脱なジャズにのせて、クレーンさんがへべれけのよっぱらいのように気持ちよく口ずさむヘンテコソングがとっても粋。さぁ笑ってください!という100%のサービス精神に触れることってこんなに気持ちがいいんだなぁ。単純によい曲ばかりなのでどんどん口ずさめます。もう一生歌えます。ボケても口ずさんでるかもしれん。そしてヘンテコで簡単な日本語詩だからこそグサリと心をえぐられてしまう箇所も多数。ニコニコ笑いながらズバリ本質を歌ったりなんかしちゃったりしちゃったりして。流石はインテリさーん。一寸つらい日は無理しないで、家へかえりたーい、野心がありませーん、頭がいたーい、お腹がたいへーんと歌いながら仮病使って家へ帰っちゃえばいいのだ。

再発に尽力された石川さんのサイト
ふちがみとふなとがカバーした「威張って歩るけ」をはじめ名曲揃いで2000円ポッキリ。在庫あるうちに買おう。




曲名読むだけで心がほっこりしてこないかい?

1. 酒がのみたい
2. 家へかえりたい
3. ニッポン娘さん
4. おいおいのぶ子さん
5. 人生はかない
6. かわいそう
7. 月を眺めよ
8. コンスタンチノープル
9. 威張って歩るけ
10. 夜中の銀ブラ
11. 仕方がない
12. モダーン百万パーセント
13. 天の岩戸
14. 雪ちゃんは魔物だ
15. 酒場の唄
16. ジョッキ ビール
17. よういわんわ
18. 恋人に失恋した
19. 誰方かやるじゃろ
20. 女の天下
21. 金の世の中
22. のんきなパパさん
23. のんきなママさん
24. アイ・ラヴ・ユー
25. バナナは如何










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