かなしいうわさ
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2005年05月16日(月) 431




カエターノ観てきた。それはそれは素晴らしいショーだった。詳しく感想を書く気満々だったんだけど、よく調べたら今日は日本のツアー初日なんだね。やった曲とか書くといわゆる「ネタバレ」になるので書かない。webでなんでも検索すれば出てくるのもいいんだけど、秘めたものもたまにある方が楽しいじゃないすか。
では差し障りない程度で...




俺のいた1階はほぼ満員だったけど、当日券も売っていたので2階席は空いていたのかもしれない。毎回フルハウスでお迎えして次のツアーでも来てもらえるようにしようぜ、みんな。特に名古屋がしんぱいだ(;´Д`)

開演前に物販をチェックしたけど、どこでも普通に買える日本盤CDしか売ってなかった。がっかり。ということでお金は余分に持っていかなくても大丈夫。

緞帳が開く。スクリーンに「love love love」の文字。そして、ギターを持ち椅子に座って深々と頭をさげているカエターノにスポットライトが。
格好ええええええええええええええええええええ

バンドは、ギター×2、ベース、チェロ、ドラム、パーカッションと、カエターノで7人。チェロはジャキス。詳しいメンツはこちらで。

「異国の香り」以外からもたくさんやるよ。中原さんとのインタビューは嘘じゃないってこと。硬軟交えてバラエティある選曲だった。

ノドの調子は絶好調。衰えなど微塵もない。アカペラで痺れ死にそうになった。

演奏中はとっても静か。曲が終わると万雷の拍手。そんな日本の観客のことをカエターノは好きらしい。(これも上にある中原さんのインタビュー参照) 

そんな中でも、「テーハ」だけは自然と合唱が起こっていた。静かな声だけど、みんなが歌っていた。これから行く人はサビだけでも歌えるように予習していくといいよ。テキトーポルトガル語でいいよいいよ。

思っていた通り、美人な姉さんやおば様やおばあ様が沢山いらっしゃっていた。終演後には目がハートになっていたね。

ちゃんと日本語で挨拶してくれたよ。ヽ(´ー`)ノドウモアリガト
こちらこそ本当にありがとう、ありがとう







2005年05月15日(日) 430

新しいチームのみなさんが全員スモーカーで辟易しているこの頃。タバコが良い香りだったなら何の文句もないんだけど。それにしても葉巻の臭さは異常。



ビデオが色々
拡張子が.movとか.mpgとかになっているものはDLできるので暇なときにどうぞ。
ビョークの「It's Oh So Quiet」やBlurの「Cofee & TV」

やAphex Twinの「Windowricker」などの定番は観た事ない人は是非。

ジョン・レノンの「Love」と「Stand By Me」が泣け過ぎる。






bonobosの新曲がとても良い。ナイヤビンギ調。


PV試聴
http://www.barks.jp/meta/wm/video/1000004156/1m.asx

ライブで観た時はこのズンズン、ズンズンを完全に打ち込みでやっていて俺はあまり盛り上がれなかったんだけど、録音ブツとしてはすごく良い出来だと思う。サウンド面の心地よさだけで言えば、瞬間風速的にだけど後期フィッシュマンズに追いついた感じすらする。皮肉とかイヤミでは全くなく、このまま偽フィッシュマンズを極めてほしい。で、Phishみたいにライブで「空中キャンプ」まるまるカバーとかやってほしい。








■今日の一枚
Caetano Veloso /a foreigh sound
cover
来日ライブ、いよいよ今日だ。
この最新作は、アメリカの定番曲ばかりをカバーした企画アルバム。曲によってはアレンジがべたべたで、「傑作」などとは到底言えない。忙しく過ぎていく日々のBGMとしては正直タル過ぎる。ネット上での評判もあまり良くないみたいだ。でも、時間のあるときにヘッドフォンでアルバム一枚じっくり付き合うといい。丁寧に歌うカエターノの麻薬のような声とベタな原曲の良さが微妙な非化学変化を起こして、嘘みたいに美しい瞬間に沢山気がつくことができるはず。


初心者の方はこれではなくて、ライブ盤から買うといいと思う。
これとかこれとかこれとか。これらなら、日常の喧騒をぶち壊していつで頭ん中に飛び込んで心に染みこむ。いやぁ、カエターノってハードコアだよなぁ。







2005年05月12日(木) 429

1ヶ月以上時間がかかったディスクユニオン買取の結果がやっと届いた。
89、000円也ヽ(´ー`)ノ

一番高価だったのが
Bastro /diablo Guapo 2,400円
これってそんなにレアなの?普通に売ってる(しかも俺の大好きなサードとの2in1で!)のに。

逆にすごく安かったのが
Young MC /Stone Cold Rhymin' 12円
ダストブラザーズprod.のお下劣ブレイクビーツ傑作なのに!





もうすぐカエターノ来日だけど全然盛り上がってないね。ホールライブなので録ムニャ音しようと思う。






■今日の一枚
cover
David Byrne /Grown Backwards
こ!れ!は!すごいよ!
俺はトーキングヘッズは何が良いのかぜんぜんわからないんだけど、バーンのソロは大体好き。出来がよくないものもあるけど、よくないものでもちゃんと色気があって凛としてて、しかもとにかく抜けがいい。基本的にポップソングって自己主張のカタマリなのでベタベタしていて抜けが良くないものだ。(そこがいいんだけどね。) この人の高レベルな抜けのよさっぷりは本当に貴重だ。この最新作は今までのバーンの作品のなかで一番抜けがいい。しかも一番毅然としている。特にルーファス・ウェインライトとオペラをカバーした3曲目。このスマートなエロさは唯一無二。他では替えがきかない。











2005年05月08日(日) 428

GW中したこと。

■仕事
 10日間中、半分くらい

■春一番
 4日しか行けなかった

■買い物
 CDとか本とかマンガとか服とか

■不要CD整理
 2箱ユニオンへ送付
 フラッシュディスクランチの袋へ入れ替え(200枚分)

■スポーツジム入会
 暇さえあれば行っていた。動かしたところが素直に痛くなるのが面白い。

■福知山線の事故現場で黙祷
 報道陣たちは人を悼むということの意味をもっと真面目に考えてほしい。
 仕事に貴賎はないというのは嘘です... 



もともと予定していたことは半分くらいしかできてない。忙しい時に「暇になったらこれやろあれやろ」と思っていることは大抵できずに漫然と過ごしてしまった。やれなかった事はここに書けないこともあるので割愛。

しかし「また君か。」さんちで言われていること
> 結局大抵の人間は社会からモチベーションを供給されて生きているというだけのことだ。
あーまったく同じ考え。






【ひとくち情報ヽ(´ー`)ノ

ほんまかいな?:「JAZZ横丁」 新世界でNY気分満喫? /大阪
◇ジャズを聴きながら展覧会−−客が描いた絵や店の名刺飾る
新世界(浪速区)で米ニューヨーク(NY)気分を味わえるというギャラリーが通称ジャンジャン横丁に出現した。ジャズが流れる中、客がその場で描いた絵や店の名刺を飾る参加型の展覧会「JAZZ横丁」が開かれており、なにわのコテコテ商店街に新たな風を吹き込みそうだ。それにしても、新世界でNYって?



新世界でジャズ。昔行ったときにジャンジャン横丁でローランドカークをテーマにした展示をしていたお店を見たことがあって、それも確か
このあたりだったから、そこかな? ジャンジャン横丁で飲んだくれているおっさん達に浮いちゃうような展示だったらあそこでやる意味がない。あの場所に溶け合うような展示になっているといいなぁ。そうしたら凄いものになるかもしれない。
新世界は澤野工房もあるし、フェスティバルゲートのなかでも面白そうなことしているようだしまた行きたい。

新世界の様子はt*o*jさんとこに良いレポが載っています。

新世界イメージ画像
 ↓
cover
いや、もっと人いるしモダンな店も多いわな。

その他参考としてここらへんとか。
飛田新地も近く。







2005年05月07日(土) 427

春一番は5月4日のみ。



気持ちよく楽しい一日だった。



写真と感想は別ページに。

>>もっと読む







<追記> 春一番感想リンク

no quality, no pride
  4日間の出演者ほぼ全員の写真とレポが! こういうのを見るとインターネッツて素晴らしいなぁと思う。
  マサオ君とは会場でも一緒に踊った ベリナイスダンサーでしたヽ(´ー`)ノ



・out to lunchさん その1 その2
  こちらも2日目の写真がたくさん。
  71年当時の写真に続いて今回のお客さんの写真が出てくる流れで泣けた。
  「可愛い出店」が可愛すぎです。

COSMICBLUESさん
  イエーイ缶チューハイありがとうございましたヽ(´ー`)ノ

はっちゃんと春一番
  思い入れが感じられてじーんときます





2005年05月03日(火) 会場でのあいさつは「こんにちは」

よし目処ついた!行ける!


2005年05月04日(水)* 春一番コンサート05 【第3日】
場所:服部緑地野外音楽堂〔雨天決行〕 開場・開演11:00
出演者(順不同)
*小坂忠*友部正人*ふちがみとふなと*金子マリ*いとうたかお*橘いずみ*なぎら健壱*ペーソス*はやさんバンド*有山じゅんじ*豊田勇造*山田晴三*永見潤*波人(朴保・佐藤英二・松藤英男・関雅夫・伊藤孝喜・SASSY・TOMO)*MJQ(遠藤ミチロウ・クハラカズユキ)*LO-LOWS Quncho (堤和美)*ジュリアン*正木五郎*長岡忠治*ZOUND SYSTEM(viru ・shavdo ・simant ・かっちゃん・山崎元治・Teru )*rallypapa&carnegiemama*坂田明*黒田京子*バカボン鈴木*鶴谷智生*カオリーニョ藤原と彼のボサノムーチョ*NIMA *ソネシゲル*ドンメグ*タモン*川崎知 他


お目当てがたくさんありすぎて困る。そういえばこの日に高田渡も出る予定だったんだな。





高槻ジャズストリートは今日からだった
しまった( ´Д`)






2005年05月02日(月) 425

サイトの名前変わりましたが、リンクをいちいち直さなくて良いですよ。


CDを減らそうとしてバリバリ中古屋に売却中なんだけど、そのなかで諸条件あり買取不可なものが結構出てきた。捨てるのも勿体ないので、欲しい人にさしあげます。どれが欲しいか書いてメールください。GW中も仕事をされている方優先ということにしようかな。


左から
Kenny Dope Breakbeats Mix(CDR)
Macka-Chin /Chin Near Here
藤井隆 /ロミオ道行
Kenny Bobien /Blessed
Flip Flap /Liv la la la Luv
高木完 /ARTMAN
The Music /Welcome To The North
High Lows /Flip Flop
Badly Drawn Boy /The Hour Of Bewilderbeast
V.A. /Digital Hardcore Recordings Riot Zone
Alpha /Pepper
Carnation /Wacky Packages
Teardrops /らくガキ







購入。
先日紹介したPanacheに引き続きソウルフルな一枚。ちょっと春めいてきたこの時期に甘くせづなくやるせない甘茶盤は妙にはまるね。

The Dynamics /What A Shame
cover

以前CD化されたものの廃盤になり価格が高騰してた甘茶ソウル定番アルバムが、ボートラ付で再々発。根っからの甘茶好きではない俺でも、ソファにくずれてむせび泣ける良いアルバム。甘茶盤って、曲単位では良いけれどアルバム通して聴くにはキビシイものが多いんだけど、これはボーカルがスウィ〜トながらもなかなか骨太だったり、適度にズンドコとしたファンキーナンバーが配置されていたりするおかげでアルバム一枚全く飽きずにスルッと聴ける。やるせなさ満点。フラミンゴ・シンジケートの力入りまくりなライナーノーツを読みながら聴くとまた楽しい。




梅田タワーレコードの、常設でソウル特集をしている試聴機コーナーはいつもナイスなコメント、デフなせレクトですばらしい。ダイナミックスも先日買ったパナシェもそこで試聴して買った。 ブルースのコーナーもなかなか渋くていつも唸らされるし(Maison De Blues再発特集とか)、最近できた現音コーナーもなかなか良い。ただ、タワレコは輸入盤がめちゃくちゃ高いので(基本ラインが2,510円ってアンタ)、試聴して気に入ったものはメモってその場では買わずにアマゾンで買ったりしている... ごめんよバイヤーさん達(;´Д`)





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