かなしいうわさ
home 日記の表紙 前↓ 次↑


2005年02月23日(水) 401

cover
ウルフルズ /9
会社行ったらサンプル盤があった。「聴く?」「あとで買いに行くからいいす」「え、そんなんパソコンで落としたらえーやん」「いや本当に好きな人のCDはちゃんと買うもんですよ」で帰りに閉店寸前のタワーに駆け込んで買った。したら抽選会やっていて一等が出てTシャツ貰えた。
ええと、ちゃんと金出して買って良かったという話?

予想通りノベルティソング系が無くてソウル一直線。トータスのサム・クッカーっぷりが爆発している。だけど大傑作では無いな。いままでのアルバムと同じように曲に出来不出来がある。でも、迷いがなくて全体にピンと一本スジが通っている良いアルバムだと思う。だから何度でも聴くだろうし、それほど好きじゃない曲も聴くうちに大好きになれる確信がある。
3曲目の「歌」という曲がとても良い。レコ屋とかで試聴する時は飛ばさず聴くと良いよ。







African Head Charge /vision of a psychedelic africa
大御所ダブバンドの新作。ファーストくらいしか聴いたことなかったけど、試聴したら完全に「今」の音を出していて驚いた。滅茶苦茶ハードコアだ、歴代のON-U作品のなかでも指折りのヤバさ! ズブズブ。それなのに奥行きが深くて聴き易い。

ADFの前座で来日
行く予定。エイドリアンも来るのかな? ADFは新作もしょぼかったしどうでもいい。フジロックで観る分には楽しいんだけどな。






cover
中村まり /Seeds To Glow
全編英語詩でうたう、トラッドやジャグの影響を受けた女性シンガーソングライター。特に変わったことはしていないけど唯一無二な存在感があって、試聴してひと聴きボレしてしまった。ニール・ヤングばりのクセのある声が気持ちいい。
タワレコのPOPに「フジロック出演予定。」と書いてあった(´ー`)





2005年02月21日(月) 400

さっき帰ってきた。帰宅途中に道の端でホームレスが行き倒れていたを見つけた。なんかでかいゴミが落ちてるなと思って通り過ぎた後気になって戻ったら人間だった。壁に寄りかかってしょんべん漏らしていたので「おっちゃんおっちゃん駄目だよ家帰んなよー」と揺り起こそうとしたら冷たかった。完全に死んでた。越冬できなかったんだねおっちゃん救急車呼んだよおっちゃんあんたの人生は楽しかったのかな最期もひとりぼっちだなあ最期の人間が俺みたいな奴でごめんなほんと。救急車近づいてきたので到着する前にすっと帰った。良かったねもう寒くないねお疲れ様。





一人のニートが警察に押し入った
これは、哀しいな.... (;´Д`)






仕事中のBGMはレゲエがはかどる。ゆるめのスカにロックステディ。
covercovercovercover
ソウルはかどるね。ジャズは全然合わない。












2005年02月20日(日) 399

深夜まで仕事、今帰ってきた。主体者意識があるとそんなに辛くないもんだな。ワーカホリックの人の気持ちがちょっとだけ判る。





仕事前にちょっとだけ梅田ロフトのWave閉店セールに行ってきた。もう店の半分くらいは閉じていて、わずかな新譜とジャズ・ワールド以外は全てワゴンでCDを売っていた。探し辛い...
松永孝義さんのThe Main Manとか、ラス・タカシのソロとか、大腸肛門スパパパーンとかが半額になって残ってたので、欲しい人は急ぐべし。
特別おいしいモノのはそのくらいかな。あとは最大でも30%OFFなんで、JIUJIYAのセールとかアマゾンの方が安い位。




購入物
Laurel Aitken /Live at Club Ska
Weather Prophets /Judges,Juries & Horsemen
Kid Creole & The Coconuts /Best of
Think Tank meets Minga /Jazz Nino
Haul & Pull Up Selecta Heavy Weight Dancehall 1979-82
V.A. /relaxin' with Lovers Vol.1 Deb Lovers


全部良かった!
中でもローレル・エイトキンが大当たり。

cover
ゴッドファーザー・オブ・スカ、ローレル・エイトキンの音源をちゃんと買うのはこれが初めて。ちょっと値段が高かったけど、バックバンドにリコが参加している、ジャケでのローレルの笑顔がたまらなく良い、裏ジャケの写真でジャイルス・ピーターソンらしき輩がビール持って楽しげに踊っている、等の理由で購入。熱気がギュウと詰まった良いアルバム。あまり黒くないけどシャキシャキと軽快なリズムの上で、ホーンがスカッと鳴って、じじいが気持ちよさそうに歌っていて、観客も楽しげなんだ。聴いててすごく楽しい。プリンス・バスターほど濃ゆくないのも良い感じ。このアルバムでローレルに出会えたことを感謝したい。


ベイリーズを飲んで寝ます。





2005年02月19日(土) 398

仕事仕事、眠い眠い(´Д`)

明日も仕事だがその前に梅田WAVEの閉店セールに行ってこよう。
俺だってできればタワーなんか使いたかないんだ!




「やっちゃった」
http://www.ponycanyon.co.jp/wtne/cdj/pcca02118.html
般若は常に面白い。すばらしい。面白くない音楽家達は見習って欲しい。





cover
Only For The Mind Stone Long
4つ打ちの曲が多く、プロパーなヒップホップリスナーからは評価低そうだな。俺は好きししっくり来るけど、4つ打ちとして聴くならならもっと他に良いもの沢山ある。でも、このもさったさ、ダサさがなんだかいとおしい。
シュレンの成長が著しいなあ。変に英語を使わなくなったのが良いのだと思う。ブルーハーブは流石の出来でこれのために買っても良い位。








2005年02月17日(木) 397

今日はぬくいですね


(;´Д`)


ヽ(´ー`)ノ







カエタノ来日!
S席\8,500

タダみたいなもんだ!




おおっ、HMVでカエターノの国内盤再発なんてのをやっている
ヒャホー
買い逃し多いのでこの機会に全部買おう。


カエターノはビートルズと同じくらいにどのアルバムも外れがないという凄い人なのだけど、はじめての人にはカーニヴァルの定番曲ばかりを収録した「いくつものカルナヴァル」なんかが楽しくて綺麗でサイケでおすすめですよ。
cover


あと「Muito」は友達の誕生日とかにあげまくっている。いままでで5枚くらいあげたかな。
cover





2005年02月15日(火) 396

訪問先からの帰り道、傘がないので傘かしてくれた。クリスチャンディオールの真っ赤でド派手で滅茶苦茶かっこ悪いやつ。うーん恥ずかしい。こういう時はリー・ペリーやジョージ・クリントンやジョニー・ギター・ワトソンや忌野清志郎あたりのいでたちを思い浮かべると良い。「いやいやこれでも全っ然地味だ、全っ然ファンク足りねえよ」と思える。これはいろいろ応用がきくので覚えておくと良いですよ。






ディオールの傘差して帰り道、ツタヤのワゴンセール(新品CD半額)にてゴングのBBCセッションとMute Beatの紙ジャケ再発を購入。
cover
ゴングすげえ!ゆる過ぎ! 大学生の頃、ゴングの代表作と言われる天使の卵とかYouあたりをまとめて聴いたんだけど、ぜんぜんピンとこなかった。ふざけ過ぎだから聴くに値しないとか思ってた。あの頃の俺は今よりもずっとカタブツだったんだなあ。このオプティミズムが気持ち良く感じられるというのは人間的成長だと本気で思う。愉快愉快。






2005年02月14日(月) 395

ボガンボス再発DVDを買いましょう月間

ベスト盤を聴くだけでは足りません、アルバムを全部聴いても足りません、むしろCDより先にDVD買ってくれ。DVDの方がCDより安いよ!
cover
Bo Gumbos「宇宙サウンド/Walkin' To New Orleans」

この後に出る「HOT HOT GUMBO」シリーズが素晴らしすぎるのであまり評価されていない気がする「宇宙サウンド」も、実は凄い。前つんのめりで突っ走る演奏、ヘンな格好でバコバコ踊るお客さんたち、浅草常盤座というロケーション... なぜ俺がここにいないのか! 








ドロッドロなサイケ「君の家は変な家だなあ」
CDでは、昔出ていたソウルフラワー中川選曲のベスト盤(廃盤)にしか収録されていないため、今はこのDVDでしか聴けない。名曲名曲。


やっと君のうちに遊びに来たのに君の家族は変な歌うたうまあおあがりませさあおすわりやす本当によく来たねウォーウォーウォウォウォウォうう変な家うう変な家気味の家は変な家だなあ




「助けて!フラワーマン」から「目が覚めた」までの怒涛のエンディングにビリビリと痺れる。


世界を変わるには自分が変わらなければならないのではないか、そう思った若者は、目が覚めて歩き出した、いくぜ、目が覚めた



ぶちこわせぶちこわせ大地震でおしまいだおしまいだ大地震でしばられるのは自分が悪い自分が変われば世界も変わるおれはもう目が覚めたおれはもう目が覚めた自分を変えろ自分を変えろ大地震で



かたい頭は虫でも食わないよ自分を変えよう何度でも変えろおれはもう目が覚めたおれはもう目が覚めた自分を変えろ自分を変えろ大地震で



ぶちこわせぶちこわせ大地震でおしまいだおしまいだ大地震で大地震で大地震で大地震で



自分を変えろ!




歌詞をこうして字面で読むだけでは青春パンクと変わらないのがなんとも残念だ。ボガンボスは真実を突く言葉を誰にでも判る簡単なことばで歌う、サイケでファンキーで楽しく奏でてウワーウヒョーと楽しませて、終わった後にじわりと残る。それが上の写真に写っているみんなの顔を見てちょっとでも伝わったのならすごく嬉しいんだけど。
買いましょう。





前↓ 次↑


石井 | home