かなしいうわさ
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いまっさらですが、2002年度俺的ベストですよ。
音楽。
最初に2002年の新譜。 まず、ありがとうありがとう、な10枚。
『Babylonia en Guagua』(DVD) Manu Chao 『3』 Clue-L Grand Orchestra 『Lovedust』 Luna 『Round Room』 Phish 『Jump For Joy』 World Standard 『Personal Journals』 Sage Franscis 『3 Chairs Project』 3 Chairs 『Ten More Turnips from The Tip』 Ian Dury & The Blockheads 『Cross Of Iron』(7吋) Sly Mongooses 『初恋に捧ぐ』 初恋の嵐
マヌ〜、俺は音楽好きでよかったよ、ありがとう。 クルーエルは今年リリースされた音の中で一番異次元だった。 ルナはこれが最高傑作でしょ。フィッシュも。 ワースタは俺の為に作られたような音でしっくり来過ぎ。 セージさんはヒップホップで久々に100点出したい。非の打ち所が無い。 3チェアーズは特にセオさんの曲が良かった。ライブ行きたかった... イアン・デューリーの快作には、正直何度も助けられた。頭上がらねぇです。 スライ・マングースはこの調子でアルバム出したらそりゃもう物凄いことになるよ本当。 初恋はとってもつたない音楽だったけど、響いた。
んで、その他ガシュガシュきたもの。
『Rocking Time』 Rocking Time 『By The Way』 Red Hot Chili Peppers 『Detroit Beatdown』 VA 『ウワサの伴奏』 ライムスター 『リ・クラムボン』 クラムボン 『Liberation Von History』 Wechsel Garland 『When I Was Cruel』 Elvis Costello 『Are you Passionate?』 Neil Young 『eclectic』 小沢健二 『Yankee Hotel Foxtrot』 Wilco 『Quex』 イルリメ 『chat chat determinations』 determinations 『enClorox 』 54-71 『Yoshimi Battle The Pink Robots』 Flaming Lips 『66db』(シングル) Yuki 『Fragile』 畠山美由紀 『Electric Circus』 Common 『From Paris With Love』 Skatalites 『まっぴらロック』、『Tiger & Dagon』(シングル) クレイジーケンバンド
あと、再発とか、昔の音源初リリースとかでバックンバックン来たもの。
『Rolling Thunder Review』 Bob Dylan 『Ernie Graham』 Ernie Graham 『From The Heart』 Artie Traum & Pat Alger 『Trojan Calypso Box』 VA 『Earthbound』 King Crimson
今まで俺はディランを見くびっていた。全面降伏。DVD観れ観れ。 アーニー・グレアムは名曲・名演、一生もの。 アーティ&パットはめちゃくちゃ地味だけど、いつ聴いてもしやわせな気分になれるね。 カリプソボックス、ウキウキ。
おまけ、リリースは昔だけど、2002年にドシャドシャ聴いたもの。
『休みの日』、『雨の日の夜 チルチル・ミチルは』、『はじめぼくはひとりだった』 友部正人 Daniel Johnston、Jonathan Richman、Caetano Velosoのすべて 『ガースの世界〜Sea To The North』 Garth Hudson 『In Serch of...』 N.E.R.D. 『The Salesman & bernadette』 Vic Chesnutt 『em-phat-tic phorms』 Huge Voodoo 『天架ける橋』 古謝美佐子 『一期の畝』 福岡史朗 『1982-1984』 Robert Wyatt 『Sings』 Chet Baker 『今宵この夜』 Neil Young 『Ao Vivo 〜Seu Ultimo Show Gravado』 Cartola 『大変』 近藤等則IMA 『日曜日ひとりででかけた』 ふちがみとふなと 『Beat Bracelect』 Riow Arai 『Whatever, Mortal』 Papa M 『南蛮渡来』 暗黒大陸じゃがたら 『Shiek Yabuti』 Frank Zappa 『Twice As Mice and Half the Price』 Heron 『Saint Dominics Preview』、『Veedon Fleece』 Van Morrison 『Mississippi Fred Mcdowell』 Mississippi Fred Mcdowell 『Live!』 Magic Sam 『Blackman’s Heart』 Bunny Wailer 『Skinhead Moonstomp』 Symarip 『Mr. Rock Steady』 Alton Ellis 『In Memory Of』 Don Drummond 『Sensimilla Dub』 Chariot Riders
特筆すべきはヒュージ・ヴードゥー、凄い凄過ぎる。 あとは近藤等則の「大変」にアホ力をたくさんいただいた。ゲプ。 泉昌之の「ジジメタル・ジャケッツ2」の影響でブルーズ開拓したりとか色々したが、 やっぱりレゲエは何時でも聴いてた。 ジョナサン・ダニエル・カエターノだって一生聴くし、 なんと言っても友部さん。ライブも素晴らしかった。 ロバート・ワイアットとヴァン・モリソンとカルトーラは全部集めることにした。
本。 あんまり読めませんでしたよ。 まず、ありがとう、ありがとう、な5冊。
『それから 江戸アケミ詩集』 『明け方の猫』 保坂和志 『電気菩薩 上巻』 根本敬 『むずかしい愛』 柴田元幸・畔柳和世 『体の贈り物』 レベッカ・ブラウン
江戸アケミはいいね。 保坂和志は前作の方が良いと思うが、やはり。 根本さんのほとばしりっぷりは過去最高。 レベッカ・ブラウンは10回位読み返した。 みんなも読むといいです。
んで、その他心にグリグリ来たもの。
『リンダリンダラバーソウル』 大槻ケンヂ 『台風エリス』 レジーナ・エシェヴェヒア 『じゃがたら』 陣野俊史 『サブカルチャー反戦論』 大塚英志 『郵便配達夫シュヴァルの理想宮』 岡谷 公二 『キッチン・コンフィデンシャル』 アンソニー・ボーデイン 『アバウト・ア・ボーイ』 ニック・ホーンビィ 『死をポケットに入れて』 チャールズ・ブコウスキ 『山谷ブルース』 エドワード・ファウラー 『"子"のつく名前の女の子は頭がいい―情報社会の家族』 金原 克範 『あほらし屋の鐘が鳴る』 齋藤美奈子 『DT』 みうらじゅん・伊集院光 『"わからない"という方法』 橋本治 『新世紀へようこそ』 池澤夏樹
はい、では、マンガ。 まず、今年出た、ありがとう、ありがとう、な10冊
『初期のいましろたかし』、『釣れんボーイ』、『クール井上』、『ぼくトンちゃん』 いましろたかし 『そっと好かれる』、『マル秘警察24時』 小田扉 『オッス! トン子ちゃん』 タナカカツキ 『バングラデシュ日本』 天久聖一 『黄色い本』 高野文子 『ゴーダ哲学堂 悲劇排除システム』 業田良家
一年通して、いましろさんにやんわり、スカスカと、徹底的に打ちのめされた。 黒田硫黄は好きだし、凄いと思うけども すかした感じがどうしても好きになれなかったよ。 タナカカツキ、天久も超快作。全然話題にならないのは何故か。 業田氏の不器用な無骨さが、胸に来て仕方ない。
んでその他ビシバシ来たもの 『順風』 三本美治 『幽玄漫玉日記 6巻』 桜玉吉 『バカ姉弟』 安達哲 『犬のジュース屋さん』 おおひなたごう 『新家族計画 2』 卯月妙子 『お三十路の町』 東陽片岡 『The End』 真鍋昌平
以上です。 みなさんの俺的わたし的ベストも掲示板あたりで教えてくださると、石井が喜びます。
【今日曲】 Rahsaan Roland Kirk 「The Seeker」 もろにカーク節な、スピリチュアル、やがてどひゃどひゃ系ジャズ。 このアルバムはジャケもかわいいね
今更ではありますが ピート・タウンゼント(Whoという有名なロックバンドの人ですよ)が幼児ポルノ画像を持ってて逮捕だそうです。 巡回先のサイトでも、たくさんの人が残念だとか裏切られたとかと言って いるのですが、みんなメディアの報道を疑いもせずに簡単に信じちゃうもんなんだなーとちょっと吃驚。 メディアなんてもうちっと疑ってかかった方が良いんじゃないですかね。 つうか好きなら尚更信じてあげようよ。
http://www.barks.co.jp/LJ/RReadANews?review_id=52307223 http://www.barks.co.jp/LJ/RReadANews?review_id=52307237 http://www.mtvjapan.com/cgi-bin/news/news.cgi?year=2003&month=01&day=14&no=2 http://www.mtvjapan.com/cgi-bin/news/news.cgi?year=2003&month=01&day=15&no=3
【今日曲】 shiina 「大きなあなたと小さなわたし」 しおみさん、2002ベスト届きました。あじがとう。
えーと... 更新できない状態がこれからも続きそうです。 つーか寝かせてくれ。
最近買った音楽のメモだけでもしておこう。順不同。
------------------------------------------------ Phish /Round Room Moodman presents WEEKENDER Loose Fur /ST Common /The Electric Circus Jimmy Smith /Root Down Frank Zappa /One Size Fits All Frank Zappa /Zoot Allures VA /Spiritual Life Music Taj Mahal /The Real Thing Pele /enemies Vic Chesnutt /The Salesman & bernadette Bil Evans /From Left To Right High Lows /Angel Beetle じゃがたら /ごくつぶし VA /Detroit Beatdown Bob Dylan /Rolling Thunder Review XTC /Apple Benus Vol.1 XTC /English Settlement Bjork /Complete Volumen (DVD) Manu Chao /Babylonia en Guagua (DVD) John Coltrane /ジョン・コルトレーンの世界 (DVD) ------------------------------------------------
この中では、なにはともあれディランのライブ2枚組。 何をおいても聴くべきべき。 初回限定のおまけDVDもやたらめったら格好良い。泣きそう。 国内盤にはもうおまけがついてないみたいなので輸入盤を買うべし、です。 あとはマヌー・チャオのDVDも素ん晴らしい。 ライブ本編最高に最高、んで、これもおまけがまた良い。 世界を回ったツアーの道中を記録した映像。 街中で歌いまくり踊りまくり。その生な感じがびしびし来る。 国内盤出してほしいなぁ。
2002年俺ベスト、まぁそのうち。
【今日曲】 レナード・コーエン 「ハレルヤ」
SYCOさんからいただいたセレクト銀盤より。 柳原幼一郎の日本語訳「ハレルヤ」をずっと愛聴してきたんだけど オリジナルは凄いなあ。こんな音楽聴いたことないス。
開店休業状態ですいませんっす。
■サイトが更新できません。 できませんったら。 仕事やらで時間が無いってのもあるのですが、 自宅のマックがHD壊れているみたいで、ソフトが立ち上がらない状態。 これは会社のPCからコソーリ書き込んでいます。
■音楽やらいろいろ。通販等で相変わらず買いまくってるんで、 更新意欲はあります。 winのPCを房茄子で買って、更新できる状態にしないとな。 それまでは 掲示板あたりで。
■そうそう、俺的わたし的ベスト今年もやりたいと思っていますよ。 参加ご希望の方は、案をネリネリしておいていただけると嬉しいです。
■メルマガ「アマチュアアワー」 「ガンダムリバイバル→もう飽きた」 11月号 の原稿石井分をのせておきます。
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「 一期一会・スピッツ・トリビュートアルバム 」 (MUCT-1003)
スピッツに対する愛情の混め具合、間の取り具合が良い。全ての曲から、どん なアレンジでも拭い去れないスピッツ臭がぷーんとしているし、それぞれのアー ティストの臭いもぷーんとしている。そのふたつの混ざり具合が良い具合のもの も違和感のあるものもやっぱりあるし、アーティストの力不足で出来がいま一歩 なものもいくつかあるけれど、うまく混ざっていない感じも含めて、俺は全曲好 きだな。で、その中でも愛おしい数曲、そしてとびきりの出来な数曲があり。ト リビュートアルバムとしては上々の出来。(石井)
http://www.ichigo-ichie.jp/
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「 はじまり / 羅針盤 」 (LMCA-1003)
お?!いままでの歌心はそのままに、ROVO的ダイナミズムもにゅるにゅると入 り込んできてます。他じゃとてもとても替えなんて効きやしない凄い出来。圧倒的 で強烈な押しの強い「凄さ」じゃなく、ゆるゆるとした、あいまいな「凄さ」があ る。ROVOのように激しくのめり込んでいくトランス感ではなくて、甘い匂いの毒 ガスが気付かぬうちに周囲に充満して、何時の間にか体が動けなくなってしまうよ うなそんなじわじわと来る凄さというか。ちょっと前にリリースされた山本精一の ファーストソロ「Crown Of Fuzzy Grooves」よりも断然好き。しみじみと熱く。 じっくりハマる。(石井)
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「 chat chat determinations / determinations 」 (UPCH-1178)
日本のオーセンティック・スカバンド、デタミネーションズ。あいかわらず野 卑なくせに、とってもキュート。いよいよ幅が出てきたオリジナル曲もいいけど 、ポール・アンカとウィリー・ネルソンのカバーもいいなー。長距離トラックの カセットデッキにこそつっこまれるべき音楽だと思うのだが、代官山あたりのキ ャッフェ等でも小粋に聴かれてしまうんでしょう。粋なものごとってのはいつだ ってそんなもんだ。(石井)
http://www.determinations.net/
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「 Constant Music / Miceteeth 」 (PCD-3969)
これも大阪のスカバンド。デビュー・ミニアルバム。デタミ系だけど、デタミ より歌寄りかな。一曲目のせづねぇ歌心にいきなり優しく殺されました。降参。 歌謡曲的なテイストもあるんだけど、今どきの歌謡曲的バンドと比べると何だか すごく弱っちい。「ネオアコ」とか「ギターポップ」なんていう懐かしいジャン ルを思い出した。でも、そこにこそ惹かれる。このままのよわっちい感じで、ゆ ったりと演り続けていってほしいな。(石井)
http://www.miceteeth.net/
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「 ウワサの伴奏 / ライムスター 」 (KSCL-475)
日本人のヒップホップの「ストリートでござい」てな虚勢張った感じが同調で きなくてできなくて仕方ないです。ストリートてかヤンキーじゃないですか、彼 らは。もちろんツイギーとか真吾2とか、いろいろはみ出したことやってる人達 もいるんだけど、もっとど真ん中でヒップホップでパーティーピーポーインナプ レイスチュービーで、かつヤンキー臭くないもんも聴きたいんだよ。ということ でライムスター。今作は前作「ウワサの真相」を様々なバンドの人達とジャムり 直したリメイクアルバムで、バンドとの絡み具合もヒョヒョヒョイと軽快。ハッ タリかましてても愛嬌があって、いいなぁ太いなぁ楽しいなぁ。 クレイジーケンバンドの曲にいつもの調子でエロネタのラップを乗せた「人間 関係」がとにもかくにもイイネイイネイイネッ、ブルービートプレイヤーズ、ス ーパーバタードッグ達とのファンキーな曲も良いが、ブラフマンとの轟音ロック も余裕でこなす「Walk On」も流石。その他もグイグイと押していて良い良い。 (石井)
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「 ( ) / Sigur Ros 」(CTCM-65032)
アイスランドのロックバンド。モグワイやGSYBE!と似てるけど、それらとは 違って、混沌としつつも不思議と透き通った音だった前作はとっても気に入って 良く聴いた。寒い夜に流すと実に映えた。で、久々の新作。前作の延長上である シガーロス的な雰囲気の音をしっかりきっちり作っていて、まぁ安定していると いえば安定している。んだけど、そこが俺にはとてもとてもつまらなく感じた。 刺激なし。刺激のない音楽があっても良いけど、これが刺激のなさを楽しめる隙 がある音かといえば俺にとってはそうでもなく、どうにも聴きようがない。うー ん、でも絶対に良いバンドだと思うので、今作は残念だったけど、長い目で期待 していくことにします.... あー、ちなみに日本盤はコピーコントロールCDです よ。これまた萎え。(石井)
http://sigur-ros.com/
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「 Live Phish 16 / Phish 」(62809-2)
まだまだ続くぜライブ盤シリーズ、16弾。4枚組なんで、全部買うと4×16 のライブを所持しているという物凄いことに。フィッシュのライブが凄いのは知 っているけれど、俺はちょろちょろつまみ食いです。これは、Velvet Undergro undの「Loaded」まるごとカバーしたものが収録。他のアルバムじゃなくて「lo aded」ってのが良いね分かってるね!で、実はそれはそのまるごとカバーライブ はそんなに良くなかった。でも他の3枚がやっぱ凄えや。フィッシュファンがフ ィッシュだけにひたすらのめり込んでしまって、ライブ盤やら世界各国へライブ を観にいったりやらと金を注ぎ込みまくるのもちょっと判った。ここには、アメ リカンロックとかジャズとかプログレとかカントリーとか、ロックファンの好き な要素が全部あって、それが何の気負いもなく混じり合っている。すげえ楽だし 、気持ち良い。延々とメドレーで繋がれていく曲達は、ときどき無意識に宇宙に 達したり、深海に達したり、上野の浮浪者のテント村に達したりしています。参 った。俺もはまるかも。(石井)
http://www.phish.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆【ライブレポート】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「 Primal Scream @ ZEPP大阪 」 11/14
原点回帰というより行き道失ってやけっぱちなガレージ・パンクアルバム「Evi l Heat」がとっても不評なプライマルのライブに行ってまいりました。コンパクト で攻撃的に音を作りこんで、高性能な攻撃性を発揮する感じにするのかしらんと予 想していたのですが、まったくやけっぱちでバカな糞パンクでしたね。 ヤホー。 気合いや勢いがバンドの巧さを追いこしちゃってるような前つんのめりっぷりだ けど、そこには前作の「Exterminator」のような焦燥感はなくて、パンク/ガレ ージって格好いいぜウッヒョーー!!と無邪気に音と戯れている楽しさが溢れてま した。ボビーもやけにノリノリで投げキッス連発。 全然ダンサブルじゃない8ビートがドコスカドコスカと鳴り響き、ギターはギャ ンギャン、時にマイブラ的にギュルポーヒュヒューと鼓膜を圧迫。ベースが全然聴 こえやしない。そこらへんのライブハウスで素人バンド見てるみたいです。あぁ、 良い糞っぷりだなあ。いいねいいね。俺は大満足でしたが、マンチェ世代な方々は 「Movin' On Up」等々がザクザクと糞みたいなバージョンで演ってしまわれてガッ クリしてましたよ。 糞ガレージ版「Higher Than The Sun」でへろへろと泣き踊ったあと、MC5の「 Kick Out The Jams」の糞カバーには、ちょっとだけサン・ラも天国から降りてき たような、来ないような。(石井)
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【今日曲】 Al Kooper 「Be Yourself, Be Real」 こんなくそまじめなことを歌ってくれるのはこの人とジョナサン・リッチマンくらいだなぁ。 くそまじめってのも捨てたもんじゃないよ。
自宅のADSLが繋がらなくなってしまったので しばらくメールと掲示板のレスが遅れがちになりそうですよ。
友人のHくんは「生まれたときからご隠居さん」という感じで 自我の無さ具合が本当に見事で、逢う度いつも惚れ惚れする。 彼のようになりたいなとずーっと思ってきたんだけど、 彼のようになりたいなりたいと思えば思う程彼のようにはなれないと いうことにふと気づいたのでもう彼のようになるのはやめた。 笑って許せる範囲の虚栄心はちまちま持ちつづけていこう。それでいいやもう。
【今日曲】 Archie Shepp 「Steam, Part 1/2」 やっぱり俺が好きなジャズってここらへんだな。 ジョー・ヘンダーソンとかもちゃんと聴きなおしたいな。
ソウルフラワーのライブ行けず。 こないだ「アバウト・ア・ボーイ」と「ぼのぼの」の映画を観にいった以来休んでないのか。 精神的には充実してるんだけど休暇が無いのは嫌だなぁ。
購入。 Sketch Show /Audio Sponge Bill Evans /Alone Funkadelic /Hardcore jollies 畠山美由紀 /Fragile Nick Lowe /Labour Of Lust Robert Wyatt / 1982-1984
スケッチ賞は細野色強。数曲が凄い。他はまぁ悪くない。 ビルエヴァンスのピアノソロ。程よくスリリング。今聴くと寝そうだが。 ファンカ。この時期のアルバムはどれも最高に狂っていてとても良い。おサイケさん。 美由紀嬢。言うことないです。この歌声を追体験ではなくリアルタイムで聴ける幸せよ〜。 これからはこの人のライブは観れる限り全て観に行こう、と決意。 ニクローは「恋するふたり」収録のセカンド。ファースト「Jesus Of Cool」のほうがいいな。 ロバート・ワイアットはずっと探してたラフトレ時代のコンピ。 あのか細いボーカルが好きならこれは聴いておこう。 「ビコ」聴いて泣いたりする。
【今日曲】 畠山美由紀「I Love You, Porgy」
これともらったCDRばかり聴く日々。
購入。
Determinations /Chat Chat Determinations Dry & Heavy /Dub Creation Caetano Veloso e Jorge Mautner /Eu Nao Peco Desculpa UA /泥棒 Peter Gabriel /Up 54-71 /enClorox Manu Chao /Radio Bemba Sound System Lightnin' Hopkins /Lightnin' in New york
良く出来た模倣なんて聴きたくないんだ、 模倣ならオリジナルを聴いた方がいいからね。 ロッキング・タイムとデタミネーションズはちゃんとはみ出している。 日本人がやる必然のあるレゲエ。だからいいんだよな。 新譜はすごくメロディアス。いつものお楽しみ、数曲のVOCAL曲も最高。
ドラヘビいまいち。「The Right Dub」だけは凄い。
カエターノはジョルジュ・なんとかさんと共演。 ジョルジュさんが何者かはgoogleで検索しても良く判らなかった。 ちょっと一緒にやってみる?ってノリのリラックスした内容なんだけど、 それでも立ち上るオーラは凄いや。 最近のカエタノ作品の例に漏れず、演奏はさりげなく音響的質感。曲も良し。 ジョルジュさんも結構良い曲書いてるね。 それにしても、カエターノは歳を経るごとに声が良くなる。 どんどん歳とってほしい。とりまくれ!
UAは地味だね。 フックのある「良いメロディ」を書く気はもうないのかな。 あまり抑揚のないメロディはUAには合っているように思う。 統一感があるし、長く付き合えそうなアルバム。 でも、この路線でのライブは凄くつまらなそうではある。 批判の多い岸田劉生ジャケが、好きだ、大好きだっ。
ピーガブさん、クオリティは凄まじく高い。凄い緊張感。 前作のピースな空気はなく、聴いていてビシビシと痛い。 歌詞も真っ黒だなぁ、救いがなさすぎる.... ちょっと判断保留っす。
54-71、いままでとは一寸違うぞ。視聴して惚れ込んで即買い。 人力ヒップホップなんて狭い括りをしていた俺が馬鹿だった。 メロディアスに歌い上げずとも浮き出てくるメロディのなんと素晴らしいこと! ライブ絶対観よう。
マヌチャオはライブ盤。どこすかどこすかどこすかどこすか。愉しーや。 フジロックの感動を反芻しまくって楽しみます。へへーい。
ライトニン、ギターとピアノをひょいひょいと弾き替えて、ひとり唸る。
当り揃いで楽しやホイ。
【今日曲】 Determinations 「Brown Rice Man」 ただただひたすらに、良い曲、良い演奏。 この人たちじゃないと絶対に作れない、替えのきかない音。

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