2023年01月15日(日)
いつの間にか年明けてますけどね

終わると思ってた矯正が終わらなかったショック
正月明けの歯医者で、奥歯もう少し動かすってなって
がっちりゴム掛けて奥歯動かしてる、、
悲しいかな、一週間でも結構動いてる感触ある。
もう慣れたけど飽きてもいるぞ。

髭ちゃんの感想書きたくてPC開けたら、草稿保存残ってて
これいつの草稿だっけと見たら先月のスラムダンクの感想
なんではっきり覚えてないのかって
ネカフェでしっかり酔ってたから(持込み自由)
昼から酒飲んでネカフェで漫画読んで日記殴り書きとか
怖いですよ。結局アップしたけど。

今ワクチン証明で映画割引で観られるから
IMAXで観たくなって、おかわりしてきちゃった。
大画面を超えた巨大画面だからIMAXは。最高だった。
花道が主役の原作は、ザ・少年ジャンプの派手さがあるけど
今回の構成だと、少年ジャンプよりも落ち着いてて
人間ドラマであり、
少年たちの葛藤と成長と、青春の一瞬が輝いても見える。

読んでたころは高校生のお兄さんだった湘北メンバーだけど
今やリョータのお母さんが、私と同い年くらいなんだろうから。
子どもいないけど、お母さんのつらさを考えちゃったりして。

成人式とか、あれから倍も生きたのか
変わってないなんて思わない
十分に、変わってしまったよ。
からっぽなまま。



髭 20th Anniversary "成人式"@渋谷クラブクアトロ

2023年01月13日(金)
どうにか定時になったら帰らなきゃ
って朝からいろんな仕事のタスクを頭の中で並び替えて
指示してチェックしてゴタゴタの中
午後からお腹が痛くなってきて
帰り間際にどうにもならなくなってさすがに参った。
持ち歩いてる市販薬を飲み込んで、渋谷へ

おととしの3月以来の髭ちゃん
髭を観に行くようになってから、こんな間隔はもちろん初めて。
あの3月のライブは楽しかったけれど
日が経つほどに虚しさがあったのも本当だった。
ライブハウスに並んだ椅子も、声が出せない窮屈さも。
そして足が遠のいてしまった。

今日は「成人式」
はからずも、久しぶり、が似合う形になってしまった。
もう何年もひとりで来ている髭のライブには
見知った顔もなくて、隅でじっと待つ30分。
お腹はどうにか落ち着いてきた。頼りになるいつもの薬。

久しぶり、のいつものSEが鳴って現れたメンバーは
全員ブラックスーツ
ああ、「成人式」だからスーツってこと?あはは
こういう形から入るところ、忘れてた。笑ってしまった

定番のアッパー曲でオープニングから揺れるフロア
マスクこそしているものの、湧き上がる歓声に身体が熱くなる
ああやっと私たちも声を取り戻したんだ。
ブラッディ・マリーが鳴ると
いつもどうしようもないほど胸が高鳴る
帰ってきた。この場所に。
避けていたのは私なのに、勝手でごめんなさい
それでも、ただいま。その気持ちで大きく手を伸ばした。

ダーティーな世界をスーツでやってくれるのはたまらない
ああもうお腹も足腰もぶっ壊れても致し方ない
なけなしの体力で跳ねてしまって後悔はない
開始1時間足らずで、エネルギーは風前の灯火
スーツ宮川くんがかっこよすぎるのが悪い

ドラムが勇さんになってからも数回しか観てないからか
曲の入りが変わってるのもいくつかあったし
全体の音が太くなったような、厚みを感じた。
ケンちゃんの音も鋭さが好きだったから
変わってしまうの寂しかったけど、
違う形を交えて変化していくのが髭というバンドの良さでもある。

「明日スーツにしようよ」て言っただけで
特に打ち合わせしなかったのに全員ブラックスーツだったの!
とストーさん。斉藤さんに対して
5人目のミッシェルガンエレファントみたいな
って言ってたのが笑いすぎた。
今日着てたのは、髭になる前の初ライブで着たスーツなんだって
持ってたのもすごいし、サイズ入るのもすごい

昔はライブでこんなメンバー同士喋ったりしなかったのにね
肩の力抜けたというか、和やかに喋ったあとでも
ビシッとキメられる大人になったんだろうな。

髭ちゃんは、クアトロが一番観てるかなあ
やっぱりこの景色が一番見覚えがあるし、懐かしくもある
メンバーも変わって、立ち位置もよく変わって、客層も変わって
15年以上前みたいに汗だくで前方突進したりできないけど
今時な距離は保ちつつ、好き勝手に楽しめるようになったよね
私たちも、同じように大人になった証拠だと思う
メンバーがフロアを見渡す顔も、とても優しくなった。

さすがに2年弱あいてしまって
もしかして虹もそろそろ飽きてたりするのかと思ってたら
しっかり最後にやってて、これも笑ってしまった。飽きてない。
ストーさんの笑顔見ると許してしまう。

自分の成人式には出なかったけど
今日みんながこんなに集まってくれて成人式できて嬉しい
と斉藤さんが言ってくれたのもアツかったし
それを聞いてる宮ってぃが、いいこと言うわ〜〜みたいに
感心しきりの顔してたのもおもしろかった。

普段、セットリスト予想したりしないし
どうしても今日アレが聴きたいなとか考えないんだけど
開演待ちの間にぼんやり浮かんでた曲があった
周年だし、最後はあれだったらいいな
それが、ハートのキングだった。
通じてしまった〜
静かなのに熱くて、どこか歪で、でも真っすぐに
溜まった熱がじわじわ増幅して、昇っていくような音
勝手に離れたのは私だけど
何度もこの音に戻って、勝手に何度もすくわれた
これからも、よろしくね。ありがとう。

1.ハリキリ坊やのブリティッシュ・ジョーク
2.もっとすげーすげー
3.ブラッディ・マリー、気をつけろ!
4.溺れる猿が藁をもつかむ
5.パンデミック
6.それくらいのこと
7.魔法の部屋
8.B級プロパガンダ
9.ダーティーな世界
10.髭よさらば
11.サンシャイン
12.嘘とガイコツとママのジュース
13.D.I.Y.H.i.G.E
14.病ム!病ム!
15.黒にそめろ
16.ダイアリー
17.きみの世界に花束を
18.虹

E1.テキーラ!テキーラ!
E2.ハートのキング


2022年12月14日(水)
現在、2022年
本日は有給休暇
思い当たるところがあって
引っ越しのときぐらいしか漁らない収納ボックスを開く
あった。
ジャンプ綴じ込みのスラムダンクのポスター
やっぱりまだ持ってた。

世代だとか言ったって
私とジャンプ作品とのふれあいは週刊を読んでた当時だけ。
コミックス買ってるわけじゃないし
アニメも熱心に見たわけでもないし
、、でも気になるから映画は行くか

と劇場に足を運んだのが先週の土曜日。
日比谷、まあ満員の入りだった
観る前にお茶買うのもめちゃくちゃ並んで
でっかいスクリーンでDolbyの追加料金払って、
映画は予告だけは見てて
身構えてなかったつもり
それでもオープニング、身体の内側からゾワゾワした。

原作者がアニメーションの監督もやるってこういうこと?
作画はCG入れてるし観客席はなんかのっぺりだけど
リョータ目線で山王がガードに迫るカットなんて
まるで自分がコートに立っているみたいな臨場感

リョータ、リョータ??
、、おまえが主役か

スピンオフと謳うのも違うんだろう
これを「FIRST」と呼べるのは原作者だけだ
脚本監督を原作者がやるのって、こんななの
湧いてくる感情はずっと語彙力ない
試合の合間に流れてくる回想シーンは
冗長、と言ってしまうのは安易すぎる
これが原作者の頭ン中なんだ
試合の流れを止めながらも
キャラクターを浮き彫りにして
また試合のスピードに巻き込んでいくリズムがある。

中学生のころ読んでただけの少年漫画
の割には、ああこのセリフ、このシーン
と覚えてるところも結構あって。
感傷に浸りにきたわけじゃなかったけど
浸りも、新しいわくわくもあって、たのしかった。
すげー執念感じたし。感謝もわいてしまう。

一緒にみた友だちは
同級生だけどジャンプは読んでなかったから
試合内容自体は知らなかったらしくて
それでも、映画はおもしろかったと言ってた。

で、原作が読みたくなって現在ネットカフェ、て訳ですよ
有休でわざわざ来るのがネットカフェ
って。好きだからいいんですよ漫画もネカフェも。
この狭い空間とジュースとソフトクリームが落ち着く。
中高生のころ思い描いていた大人じゃ、全然ないけど
思いもしないから人生は
歩いていける
とも思う。

2022年
スラムダンクを新しく観ることなんて思わなかった。
これを完成させるためにどれほどの熱量と時間を
費やしてきたんだろうと、想像すら叶わない。
世の中は現在進行形で、まだ予想もつかない混乱の中。
まだ楽しみにしている監督のアニメーションがある
そのタイトルはまだ知らない。



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