夏撃波[暗黒武闘戦線・歌劇派]の独白

2010年08月25日(水) 祭りのあと

 まだまだ暑い。けれど、夏は終わりに近づき、もうすぐ2010年の3分の2が終わる。夏の終わりは、青春の終焉だとか、祭りのあとの淋しさを思わせる。やり残していることはたくさんあるのに、時だけは無情に過ぎ去っていく。
 今夜は、星ヶ丘「スローブルース」の「生音くらぶ」。バックパッカーギター、ミンミン、ジャンベ、サウンドホースなどを携えて、いざ星ヶ丘へ。『祭りのあと』(吉田拓郎)、『涙のキッス』(サザンオールスターズ)の2曲を演奏し、最後に宮沢賢治の『永訣の朝』をミンミンの音にのせて朗読してきたよ。



2010年08月19日(木) サクソフォン四重奏

 午前、栄「宗次ホール」にて行われた若手の女性サックス奏者4人による演奏会を聴きに行った。サックスとひとくちに言っても、ソプラノサックス、アルトサックス、テナーサックス、バリトンサックスでは音色が大きく違う。4つの音の重なりが厚みのある響きを創り出す。クラシックを中心とした選曲で、4人によるアンサンブルを楽しんだ。
 昼前にクラシックのコンサートを聴くというのも、リッチな気分に浸れるもんだね。



2010年08月18日(水) ケン・コシオふたたび

 私の勤め先である福祉施設で毎年フリーコンサートを開いてくれているシンガーソングライター、ケン・コシオさんが、今年も7月21日にコンサートを開いてくれた。ところが、誰よりもケンさんの来訪を心待ちにしていた入所者のMさんが、その時病気で入院中だったため、コンサートの場に居合わせることができなかった。「8月18日にケンさんが市内でライブを行う」という情報を知った職員がMさんに何とかライブを体験させたいと計画を立てていたのだが、私はプライベートでライブに行こうとも思っていた。結局、私がMさんを含め2人の入所者に同行する形でライブに行くこととなった。
 で、今夜、千種区「遊庵」で行われたケンさんのライブを、3人で楽しんできた。オリジナル曲と内外のスタンダードのカバーを取り混ぜながらの約2時間、ライブはとても熱かった。会場で偶然に友人とも顔を合わせ、互いに驚いたりもして。私も、普段職場に来ては行かないストーンズTシャツなんか着て行って、気持ちは大盛り上がり。やはり、ロックのライブは楽しいね。



2010年08月16日(月) 5連休初日の過ごし方

 ヤッホー! 5連休の始まりだ。
 今日は、終戦記念日の翌日。ということで、戦争の愚かさを描いた若松孝二監督の映画最新作『キャタピラー』(2010年ベルリン国際映画祭で寺島しのぶが銀熊賞最優秀女優賞を受賞したことでも話題になった)を観に行こうと、名駅「シネマスコーレ」まで行った。ところが、劇場の前は長蛇の列。次の次の回までチケットは完売してしまい、4時間後の上映まで待たねばならぬことが判明。一緒だった沙羅さんとも話し合った末、「今日観るのは諦め、次の機会を考えよう」「今日は、中日ビルの屋上ビアガーデンに行こう」となった。
 で、栄まで移動。中日ビル屋上ビアガーデンで、ジョッキ片手に歓談。音楽談義に花を咲かせ、ほろ酔い気分で家路についた。
 まだまだ連休は続く・・・。



2010年08月08日(日) ザッハトルテ

 八事ハウジングの無料イベントを秘かに楽しみにしている私だが、今日は夜勤明けの昼下がり、<ザッハトルテ>のコンサートに出掛けていった。
 <ザッハトルテ>は、アコーディオン、チェロ、ギターのインスト3人組。ミュゼット、アイリッシュ、ジプシースウィング、ボサノヴァ、ロック、クラシック等々、多様な要素を取り入れた彩り豊かなオリジナル曲を演奏している。アフラックのテレビCM曲『アヒルのワルツ』が有名。
 彼らのステージを生で観るのは初めて。カフェなどで気軽に聴けるようなサウンドだったが、楽しいひとときを過ごすことができた。
 終演後に肩を叩かれ振り向くと、Mさんの姿が。Mさんとは、さまざまなミュージシャンのライヴでよく顔を合わせるのだが、ここにも来ているとは。その偶然性が面白い。我々が偶然と思っているようなことは、実のところ必然なのかもしれないけどね。



2010年07月31日(土) 今あえて問う、カネミ油症事件

 先月TBS系列のニュース番組の特集で「カネミ油症事件」が取り上げられていたが、その内容が私にはいろんな意味でショッキングであった。その後、自分なりに調べてもみた。
 カネミ油症事件は、1968年に、福岡市北九州市に本社を置くカネミ倉庫�蠅�製造販売した米ぬか油を食した人たちが、身体の吹き出物、手足の痛みや痺れなど、様々な健康障害を訴えたことで発覚した、日本最大級の食品公害事件である。被害者が出た地域は、福岡・長崎・高知・山口・広島等、西日本一帯に広がり、被害届を出したのは1万4千人余りにのぼった。
 発生から40年以上を経た「カネミ油症事件」だが、今日なお被害に苦しむ人たちがいるということを私は知ることなく過ごしてきた。被害とは、単に健康被害にとどまらない。健康障害を抱えているために仕事が制限され、生活が困難になる。治療法が確立されておらず、安心して受けられる医療体制が構築されていない。また、その健康被害は孫子の代にまで及んでいるという。水俣病などと同様に、被害者に対する差別という問題もはらんでいる。にもかかわらず、加害企業(カネミ倉庫�蝓▲�ネカ�蝓砲箙颪寮嫻い禄淑�に果たされておらず、認定制度や補償制度の不備という問題もある。さらには、いわゆる「仮払金返還問題」(注1)がこの問題を複雑にさせてきた。
 40年もの間、放置され、捨て置かれたこの問題は、この国の政治の不在を雄弁に語っているとも言える。遅きに失したとはいえ、今からでも早急に被害者への救済策を具体化し、実施していく必要がある。そして、一般市民もこうした問題に目を見開いていかなくてはなるまい。自分はたまたまそうした被害に遭うことはなかったかもしれないが、いつどのような形で理不尽な事柄が自分の身に降りかかってくるかもしれないのだ。世の中のあらゆる場面で起きているおかしなことに対して、アンテナを張り巡らしていきたいものである。

(注1)
1970年、被害者は食用油を製造したカネミ倉庫・PCBを製造した鐘淵化学工業(現・カネカ)・国の三者を相手取って賠償請求訴訟を起こした。二審では被害者側が国に勝訴し、約830人が仮払いの賠償金約27億円を受け取ったが、最高裁では逆転敗訴の可能性が強まったため、被害者側は訴えを取り下げた。この結果、被害者には先に受け取った仮払いの賠償金の返還義務が生じることになったが、既に生活費として使ってしまっていたケースも多く、返還に窮した被害者の中からは自殺者も出るに至った。なお、カネカは仮払い金の返還を請求する権利を有していたが、被害者がカネカに責任がないことを認める代償として仮払い金の返還請求権を行使しないという内容で和解に至った。



2010年07月27日(火) 永訣の朝

 今夜は、本郷「アルマジロ」のアコースティックナイトに一人出掛けていった。<沙羅双樹ふたたび>でエントリーしていたのだが、沙羅の体調不良により、エントリー変更。俺<夏撃波>で3曲を演奏。
 まずは、クラリネットで『ロンドンデリーの歌』(アイルランド民謡)を演奏してみたが、途中呼吸が苦しくなったりして、思い通りの演奏ができなかった。
 2曲目は、『夏まつり』(井上陽水)をサウンドホース&ギターの演奏で歌った。
 最後は、ミンミンを演奏しながら、宮沢賢治の詩『永訣の朝』を朗読。
 クラリネットがうまく吹けなかったのが残念ではあったが、他はまぁまぁの出来だったかな。



2010年07月25日(日) 名駅薪能2010

 夏バテ気味の私であったが、名古屋駅桜通口駅前広場で行われた「名駅薪能」を観に行ってきたよ。今年は「全国学生能楽コンクール」優勝グループによるエキシビション演技も併せて行われた。
 能を観るのも久しぶり。楽しみにしていたが、あまりの暑さと疲れとで、集中できず、だいぶ居眠りしてしまったよ。もったいないことしたな。
 
 それにしても、能の舞台空間というのは、現代的視点からすれば、斬新だよな。今更ながら再確認したのは、能の舞台には大道具とかセットというようなものがほとんどないという点だ。何もない空間が一瞬にして意味ある空間に変容するわけだ。何もないのにあたかも何かがあるように感ずる。その場にいる人間(観客)が皆おなじ幻を見ているとも言える。観客が共通の幻想を見るという点は現代演劇にも言えることだが、能は特にその原始的な形態と言えるだろう。また、中世に始まった形式でもある能の舞台は、私たちを異空間に誘ってくれる。
 なかなか観る機会に恵まれないが、また能楽を観てみたいな。



2010年07月24日(土) 辺野古節

 今夜、沙羅とともに、栄の沖縄居酒屋「結」に出掛けていった。今日は、名古屋三線クラブのメンバーによる発表の場が設定されていた。当然ながら三線をフィーチャーした演奏が大半を占めていたが、我ら<沙羅双樹ふたたび>はギター、ミンミン、アコーディオン、ピアノ等を使って楽曲を発表。
 まずは、私のクラリネット演奏からスタート。クラリネット歴1年弱だが、まだ1曲すら満足に吹けない状態。今回は「恥はかき捨て」とばかりに演奏。やはり聴き苦しい点は多々あったが、それが現時点での実力なのだろう。
 2曲目は、沙羅のピアノ&ヴォーカルで、『Key To The Highway』というブルースのナンバー。私は、ギターで参加。沙羅は「ヴォーカルに自信がない」と言っていたが、ブルースを自分のものにして歌うというのは並大抵のことではない。
 3曲目は、沙羅のアコーディオンと私のミンミン&ヴォーカルで『辺野古節』(ソウル・フラワー・ユニオン)を演奏。続けて4曲目も、ソウル・フラワー・ユニオンの曲で『そら』。こちらは、沙羅のアコーディオン&ヴォーカル、私のギター&ヴォーカルで演奏。ソウル・フラワーの曲は、哀調を帯びつつも心を元気にしてくれる名曲揃いだと思う。
 5曲目は、アンコールに応える形で、ビリー・ジョエルの『Goodnight Saigon』を演奏。沙羅のピアノにのせて、私がヴォーカルをとった。ベトナム戦争がモチーフとなった曲だ。
 それから最後は、私一人で、ミンミンの演奏にのせて、宮沢賢治の詩『永訣の朝』を朗読。初公開ながら、まずまずの出来。
 「結」は気楽に居られる店であり、その安心感からリラックスして演奏できたように思うね。



2010年07月07日(水) 七夕のスローブルース

 2ヶ月ぶりに、星ヶ丘「スローブルース」の「生音くらぶ」に参加してきた。
 今回は、3曲プラス1曲を演奏。1ステージ目は、オリジナル曲のメドレーで<星ヶ丘3部作>を披露。自作詩『現代能・隅田川』を朗読した後で、中島みゆきの『うらみ・ます』を演奏。2ステージ目では、『朝日楼』(浅川マキ)を演奏。
 久しぶりのステージで若干の緊張もあり、ミスもあった。やはりブランクがあるといろいろとね。ソロも久しぶりな気がしたが、デュオとはまた別の楽しみがあるものだとあらためて思ったね。


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