| 2007年07月25日(水) |
ここは愚か者の酒場さ |
星ヶ丘「スローブルース」の生音くらぶに参加してきた。 今日もまた、オリジナルを演奏する人、ブルースを演奏する人、フォークを演奏する人・・・、とさまざまだったが、いつものことながら演奏に個性があってそれぞれよかった。 で、私のステージについてだが、今日はまず、『精霊流し』(グレープ)、『愚か者』(近藤真彦)という全く趣の異なる2曲を演奏。最後に、自作の朗読劇『現代能・隅田川』を演奏した。『愚か者』の演奏中に、「ここは愚か者の酒場さ」という歌詞は、「スローブルース」のためにあるんじゃないかと思ったね(ここで言う「愚か者」は、私のなかではむしろプラスイメージなので、誤解なきよう)。
| 2007年07月20日(金) |
演歌・歌謡曲熱唱カラオケ大会 |
本来であれば、沙羅さんとライブに向けた練習を行うつもりが、なぜか二人でカラオケに行くことになってしまった。それも「演歌・歌謡曲」に限定したカラオケという約束事になり、二人して「演歌・歌謡曲」を熱唱。都はるみ、八代亜紀、北島三郎、石原裕次郎、笠置シヅ子、近藤真彦、中森明菜、松田聖子、ピンクレディーなどを2時間歌いきり、その後の1時間はそれぞれが好きな歌(中島みゆきとか井上陽水とか)を歌った。これはこれで勉強(?)になることもあって、一応練習の一環と言っていいかもしれない。
愛知県芸術劇場大ホールで行われた、吉林省京劇院公演『西遊記・火焔山』を観てきた。実は、京劇の舞台を観るのは今日が初めて。 京劇は、中国・清代に南曲から発展した音楽劇。囃子方(はやしかた)を用い、歌・舞踊・台詞(せりふ)・立ち回りからなる。 今回観た舞台は、日本人にとっても馴染みのある西遊記から題材をとったものであり、とてもわかりやすかった。独特のセリフ回しなどは、どことなく歌舞伎と似てなくもない。圧巻は、激しいながらも一糸乱れぬ立ち回り。神業としか思えない立ち回りの技には会場から大きな拍手が贈られた。 中国が世界に誇るべき伝統的文化を目の当たりにして、私はしばし興奮を抑えられずにいた。
台風一過の午後、風は少し残っていたが、以前より予定していたとおり大須オペラ『カルメン』を観劇した。定員200人ほどの劇場(大須演芸場)で、生のオーケストラと約30人の役者によるオペラ。これほど贅沢な舞台もなかなかない。 で、今回は名作『カルメン』の上演。オペラ好きでない人々にもある程度知られている作品だが、今回の公演を観て『カルメン』が名作中の名作であるとの感想ををあらためて強く持った。印象的なメロディーといい、ストーリー展開の面白さといい、作品世界についつい引き込まれてしまう感じは何とも言えず素晴らしい。カルメン、ドン・ホセ、ミカエラ、エスカミーリョといった主役たちがそれぞれに愛おしく思えてくる。名作オペラだけに、役者にとっては難しい芝居であったかもしれない。 約3時間に亘る芝居だったが、決して長くは感じられず、とても楽しい時間を過ごすことができた。
| 2007年07月08日(日) |
言葉ズーカ vol.9 |
本日、鶴舞「K.D.Japon」で開催された「言葉ズーカvol.9」を観覧。会場にぎっしりの約70人の観客。 オープニングは女性デュオ・ジャスミンによるキュートな演奏。ジュディ・マリを彷彿させるサウンドにちょっぴり胸キュン! 第1部のオープン・マイクには私(夏撃波)も参加。自作詩朗読ひとり芝居「現代能・隅田川」を演じた。 その後のゲストタイムも盛りだくさん。地元密着のご当地ソングを歌う演歌歌手の仙藤誠、パワフルかつソウルフルな演奏を聴かせてくれた俵町権左右衛門一家、「波平の毛」シリーズ詩で会場全体を笑いの渦に巻き込んだ池上宣久等、濃い人々のパフォーマンス。そして、東海地域の詩人勢、なかで大トリをつとめた女子高生詩人・洪美怜の朗読は輝きを放っていた。 とにかく楽しい楽しい詩のイベントであった。
カゲキハくんは 本物だ。 あーゆーださいやつは ひめた 底力を もっとる。 (「水曜日のスローブルース」掲示板より)
最近は月1回位のペースで星ヶ丘「スローブルース」での演奏を行っているが、私のパフォーマンスについて常連の演奏者Tさん(私自身も憧れる演奏者)から上記のとおりのコメントをいただいた。本当にうれしくて、ついつい有頂天になってしまっている。 で、今夜もまた演奏してきた。『星ヶ丘ロケンロール』(オリジナル)、『さとうきび畑』(森山良子)&『島唄』(ザ・ブーム)メドレー、『うらみます』(中島みゆき)というラインナップ。20人を超える満員の観客の前で演奏でき、とてもいい気分だった。 他の演奏者から学ぶことも多く、水曜日のスローブルースは毎回楽しみにしている。(たまには他の曜日のセッションに出てみるのもいいかもしれないが)水曜日は特に演奏者の個性が浮き彫りにされ、それが妙味となっている気がする。
このところ、心身共に疲れ気味。身体はだるかったが、ゆったりした時間のなかで心を癒したいと思い、三河方面にアジサイを観に行ってきた。 まずは、三河のアジサイ寺、本光寺(幸田町)へ。静かな佇まいの山寺に約1万株のアジサイ。しっとりした風情に癒される思い。寺の一角にあった「願掛け亀」にも心和む。 そこから次に「形原温泉あじさいの里」に移動。5万株のアジサイは壮観。山寺のしっとりした雰囲気もいいが、こちらも悪くない。 時には花をじっくり観る余裕も必要だね。
名古屋市体育館に「大日本プロレス」を観に行ってきた。 この団体の呼び物は流血必至のデスマッチだが、怖いもの見たさで観に行った。なかでも、メイン・イベントの蛍光灯持ち込みデスマッチは圧巻だった。面白いには面白いが、けれども、また観たいとは思わないな。
| 2007年06月13日(水) |
ダリ展&「詩のあるからだ」 |
矢場町の某CDショップに注文しておいたCDが届いたというのでそれを取りに行き、その足で名古屋市美術館に向かった。目当ては、ダリ展。 平日の日中だというのに美術館はかなりの人出。スペインが生んだ希世の天才画家、サルバドール・ダリだが、それほどまでに人気があるとは思わなかった。 その作品を観る者に「これでもか、これでもか」とばかりに見せつける刺激的なイメージ。それは私たちの心を鷲掴みにして、強引なまでに超現実の世界に引き込んでいく。 ダリの絵を初めて観た時の、何とも言えぬ居心地の悪さ。にもかかわらず、決して忘れることのできない強烈な印象。たとえて言えば、悪夢を見た直後の目覚めとでも言うべきか。 何度観ても、心を揺さぶられずにはいられないダリの作品群。イメージは、私のなかで増殖を繰り返す。身体じゅうに毒がまわってしまい、制御不能になってしまったかのようなのだ。今日もまた、ダリの作品を目の前にして、思わず圧倒されてしまった。
さて、今夜は八事「POPCORN」で朗読会「詩のあるからだ」が開催されたわけだが、今回はデュオ<沙羅双樹ふたたび>として出演し、「おるがん」(たま)を演奏した(夏撃波:ボーカル&ギター、沙羅:アコーディオン)。 今日は、朗読会の前に家の近くの公園で練習してから本番にのぞんだ。で、その練習でのエピソードをひとつ披露しておきたい。 夕暮れ時の公園に一組の若い男女の姿。私たちが練習していると、そのうち二人はひしと抱き合い、ふたりだけの世界に入り込んでいく。「えっ、オレたちの演奏って、彼らのBGM代わりかよ?!」と少しムッとしながらも、「でも、それで盛り上がってくれるのなら、それはそれでいいか」と思い直した。 公園のような場所で練習していると、いろいろとあるもんだね。
| 2007年06月09日(土) |
日本の福祉に未来はあるのか? |
連日報道されている「消えた年金」問題にしても、「コムスン問題」にしても、この国の福祉に未来はあるのかと激しく不安をかき立てられる内容のものであった。
「消えた年金」問題について誰かが「これじゃ、オレオレ詐欺と変わらないじゃないか」と発言していたが、全くその通りだと思った。そもそも年金記録がないというのは社会保険庁のミスであって、この件について国民には一切の責任はない。にもかかわらず、実際にそのことで困っているのは国民の側であって、ミスを犯した側ではないのだ。全くもって腹立たしい。どこまでも国が責任をもって対応すべき問題であるはずだが、果たしてどう責任をとるつもりなのかも見えてこないし、全く信用できない。 今回の一件で、日本は国際的にも大いに評価を落としたことだろう。
次に、いわゆる「コムスン問題」だが、介護保険の不正請求などということは公的介護保険制度スタート時から十分に予想された事柄であったと思う。「多くの民間企業が介護事業に参入することにより、互いが競争しあいサービスの質は自ずと高められる」との当初の楽観的な考え方は裏切られた形となった。 いまや介護は他人事では語ることのできない問題である。にもかかわらず、本来国が負うべき責任を十分に果たすことなく、民間に半ば丸投げというのが現状ではないか。コムスンやグッドウィル・グループのしてきたことが悪いのは言うまでもない。けれども、そうした事態を招いてきた責任は、国にあるのではないか。公的介護保険制度じたいの欠陥、さらには国の福祉施策の誤りという点にまで踏み込まなければ、第2、第3の「コムスン問題」が出てくると思う。 それにしても、グッドウィル・グループの折口会長の弁明を聞けば聞くほど、怒りがこみ上げてくる。巨万の富を得て派手な生活を送る会長がいる一方で、現場の介護労働者は低賃金でこき使われ、不安定な生活を余儀なくされている。そんななかで介護サービスの質が保障されるとは到底思えない。 介護を食い物にする輩が跋扈する現実が白日の下に晒された今、国は国民の老後の不安にどう答えるのだろうか。
「消えた年金」「コムスン問題」という今日の2大スキャンダルがどのように決着していくのか、注視していきたい。この国の福祉・介護は今、大きな曲がり角にさしかかっている。
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