9月1日から4日にかけて、長久手町文化の家において「日本劇作家大会」が開催され、日本を代表する劇作家・演劇人も数多く参加。また、メインイベントとして、観客投票型短編劇コンテスト「劇王�掘廚盂�かれた。 私は、本日のイベントのなかから、鐘下辰男氏の「戯曲セミナー」、「劇王�掘廖粉儼燹�投票)に参加した。 「戯曲セミナー」のなかで、鐘下氏はまず「そもそも戯曲の書き方などというものはない」「あるいは、『戯曲の書き方』講座などで教えられるような方法のようなものは、実はさほど重要なものではない」と切り出した。そして、「ストーリー展開をどんなに一生懸命考えたところで、人間に対する洞察が欠落していたのなら、それはいい戯曲とは言えない」と語り、「人間への洞察力を磨くことが何より大切」と強調していた。2時間のセミナーだったが、面白い話が聴けたと感じた。 セミナー終了後は、会場内の演劇関連書籍&古本コーナーをじっくりと見て回り、十数冊を購入。
午後3時から「劇王�掘弖莨,裡敢酩覆魎儼燹�エントリーしたのは、昨年度の劇王・品川浩幸(愛知)『三日月ビュー』と、予選通過の3組、キムスミ(韓国)『毎日死ぬ練習をしている』、くらもちひろゆき(岩手)『こんなのあったか?』、平塚直隆(愛知)『てんむすめ、』。 各20分の短編劇を4本観るという経験は初めてだった。私には、キムスミ作品以外はつまらなく感じられた(とても刺激的でスリリングな展開を見せてくれたキムスミ作品以外は、ショートコントみたいなセリフのやりとりが随所に見られ、レベルの低さが目についた)。迷うことなくキムスミに投票(おもしろい韓国映画でも観ている感覚だったからね)。その時点で「今年の劇王は、キムスミで決まりだろう」と思っていた。ところが、観客票では、1位の品川が約120票、平塚が約70票、キムスミは約40票にとどまった。「おいおい、観客は一体何を観ているんだ」と思ったが、品川・平塚ともに地元・愛知の演劇人ということで一定の票が入ったのだろうとも思われた。 一方、ゲスト審査員の評価ではキムスミがダントツの1位、そこでは品川の票は伸びなかった。審査員のひとり、演出家の流山児祥氏は、「韓国の作品に対し、日本の作品のレベルの低さを感じた」とコメントを残した。 結局は、観客票で多くの支持を得た品川が、僅差でキムスミに逃げ勝ち、劇王の座を防衛した。その結果には大いに不満が残ったが、イベントとしては面白かった。
というわけで、劇作家大会最終日を最初から最後まで参加。イベントとしては、とてもよかったと思う。
憎んでもいない相手と殺し合う 地上の苦しみ 地獄めぐりか
戦場の村より身ひとつ逃れ来て どこへ行くのか 親なき子供
生きたくて 生きたくてなお 生きられぬ 君の悲しみ 誰が知るのか
亡骸もなき 我が子の死 信じられず 今日も駅への道を辿りぬ
アメリカの母も イラクの母もまた 悲しみ同じ 我が子殺され
ふりかかる災厄もまた身に受けて 今日も生きるよ とべない鳥は
ふわふわと 五つの赤い風船が 飛んだお空に 血まみれの鳩
| 2005年08月31日(水) |
夏の終わりの<スローブルース> |
今夜も、星ヶ丘「スローブルース」の「生音くらぶ」に参加してきた。先々週と同様、大入り満員、演奏者多数。すべての演奏が終わったのが、午前1時頃。 今回は、ソロで3曲+1曲の演奏を行った。1巡目は、『夏の終わり』(オフコース)、『山のロープウェイ』(ふきのとう)、「萩原朔太郎『竹』ブルース・バージョン」(作曲・編曲:夏撃波)を演奏。 2巡目は、『涙のキッス』(サザンオールスターズ)を、ボンゴ&ギター&サウンドホースで演奏。 他にも十数組が演奏し、ライブタイムは長時間に亘ったが、演奏のレベルは高く、とても楽しめる内容だった。
| 2005年08月29日(月) |
リンダ リンダ リンダ |
映画『リンダ リンダ リンダ』を観てきた。女子高生4人が学園祭でバンド演奏するまでの4日間の奮闘を描いた青春ドラマ。題名からも明らかなように、バンドが演奏するのは、ブルーハーツのカバーだ。ブルーハーツと青春は、とても相性がいいよね。単純に楽しめる映画だった。 今度、どこかでブルーハーツも演奏してみたい。そんなふうにも思った。
「AAF戯曲賞ドラマリーディング」(「耳でみる 劇を聴く」)なるイベントを、愛知県芸術劇場(小ホール)まで観に行ってきた。 簡単に言ってしまえば「朗読劇」。欧米では頻繁に行われているという「ドラマリーディング」だが、私には中途半端な演劇としか思えなかった。そうした上演形式が日本ではまだ根づいておらず、観る側も演ずる側も単に慣れていないということなのか。たしかに難しいんだろうな。一度、欧米で上演されている「ドラマリーディング」を観てみたい、聴いてみたい。でも、そうすると今度は「言葉の壁」がそこに立ちはだかっていることに気づいた。
星ヶ丘「スローブルース」で開催されたブルースセッションにパーカッションとして参加。演奏のレベルが高いので、ついていくのが大変だった。あと、今日はボーカルもなかなか充実していてよかった。やっぱりボーカルが上手いか下手かで、だいぶ違ってくるからね。 それと、私自身は楽器よりもボーカルをやりたい人間であることを再認識した夜でもあった。歌いたくてウズウズしてきちゃったもんね。いつか本場のブルースも歌ってみたいと思う。
| 2005年08月25日(木) |
詩「夏をぶっとばせ!」 |
久しぶりに、しなしさとこさん(女子格闘家)に詩を贈った。以下が、その詩「夏をぶっとばせ!」である。
照りつける太陽に身を焦がし 灼けつく大地を駆け抜けていく どこまでも続く 長くくねった道の途上 君は 最後に行き着くべき場所を見据えている
夏をぶっとばせ! いま一瞬のこの時を 夏をぶっとばせ! 熱い風を感じながら
近づきつつあるゴールに向かって 君はひたすらに ただひたすらに疾走するのだ・・・
| 2005年08月21日(日) |
夏の終わりの「続・ぽえ茶」 |
本日、8月の「続・ぽえ茶」(詩の朗読会)が開催されたので参加してきた。午後3時前に会場に到着すると、主催者(林本さん)よりいきなり「演奏は今のうちに早くやって!」とのこと。 慌てて楽器を用意し、まずは<沙羅双樹ふたたび>による演奏(知久寿焼「326」)を開始。今回の目玉は、沙羅のピアニカ初挑戦。ピアニカが入ることで、演奏により深い味わいが加わった感じ。 続けてソロ(夏撃波)で演奏。今回は、萩原朔太郎の「竹」という詩に、ブルース調の曲をつけてみた。 我々の演奏が終わってから「本編」の「ぽえ茶」が始まった。その後は、私もオーソドックスな(?)朗読をおこなった。自作の短歌を、室生犀星「小景異情」と絡めながら発表。また、ユーミンの「ひこうき雲」を朗読してもみた。 「続・ぽえ茶」終了後は、そのまま二次会へなだれ込む・・・。
それにしても、もう夏は終わりに近づいているんだな。明日から、仕事の日々が続く。ちょっと気が重いが、それも致し方ない。 さあ、次の楽しみまで乗り切っていくとしよう。
| 2005年08月19日(金) |
「編曲:沙羅双樹ふたたび」 |
ギター・デュオ<沙羅双樹ふたたび>として、市内某所で練習を行った。まずは、21日開催の「続・ぽえ茶」で発表予定の「326」(知久寿焼)を中心に練習。今回の目玉は、沙羅のピアニカ初挑戦。私が「326」の旋律をギターで繰り返し演奏している横で、沙羅がピアニカでいろいろと試して演奏。そうこうしているうちに、だんだん形になっていく。まあ、私は口出しするばかりで、ほとんどは沙羅がアレンジしたようなものなのだが、クレジットとしては「編曲:沙羅双樹ふたたび」ということにした。沙羅のピアニカはとてもいい感じに仕上がりつつあり、本番当日はかなり期待できそうだ。こんなふうに音楽を作るプロセスというのが、これまた楽しいものである。
| 2005年08月18日(木) |
美術館めぐり&赤味噌ビール |
今日は、「片岡球子展」(名古屋市美術館)と「ゴッホ展」(愛知県美術館)を立て続けに観てきた。 まずは、現代日本画の巨匠・片岡球子の100歳記念展。ライフワークである「面構」シリーズを中心に、初期作品、「富士山」や「裸婦」シリーズなど代表作が展示されていた。片岡球子の名は今回初めて知ったが、大作揃いで、なかでも「面構」シリーズには惹きつけられた。とりわけ、「面構 浮世絵師歌川国芳と浮世絵研究家鈴木重三先生」には、そのあまりに大胆で自由な発想に驚かされた(浮世絵研究家・鈴木重三氏と、浮世絵師・歌川国芳と、国芳の描いた浮世絵とが、ひとつの絵のなかに、時空を超越して描かれている)。さらに凄いのは、片岡球子さんご自身、百寿を迎えてなお現役でご活躍という点だ。私は、すっかり片岡球子ファンになってしまった。 さて、続いては「ゴッホ展」。絵に興味がない人でも、その名前は知っている。印象派以後の美術に大きな影響を与え、今日もなお私たちの心を揺り動かしているゴッホ。彼も、浮世絵から多大な影響を受けた一人。というか、それまで見向きもされてこなかった浮世絵を「芸術」として初めて評価したのが、ゴッホや印象派の画家たちであった。そうした美術の歴史の積み重ねの上に、片岡球子のような才能が生まれてきたのだとも思った。 芸術に酔いしれた後、今度はおいしい地ビールで酔いしれた。地ビールレストラン「ランドビアサーカス」にて味わったのが、名古屋のご当地ビール、その名も「赤味噌ビール」。お味のほうは、黒ビールのような口当たり。気をつけてみないと、赤味噌の風味は感じられない。私には好みのビールであった。 てな具合で、芸術とビールで、ちょっぴりリッチな気分の一日だった。 、
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