夏撃波[暗黒武闘戦線・歌劇派]の独白

2005年04月02日(土) ロック酒場

 今日は、ギター・デュオ練習日。名古屋市内の某カラオケ・ボックスにて4時間半ほど練習。練習熱心というより、当人たちは楽しくてもう完全にのめり込んでいる感じ。
 時間の経つのも忘れギターを練習した後、相方は「どこかに遊びに行きたい」という顔をしている。さすがは私の相方だけのことはあって、なかなかの遊び人だ。「どこかいい所、知らない?」とか私に訊いてくる。「じゃあ、最近雑誌の特集で見掛けたんだけど、『ロック酒場』に行こう」という話でまとまった。
 で、栄の某「ロック酒場」へと繰り出していった。とあるビルの地下1階に、その「ロック酒場」はあった。地下へと下る階段の途中から、ローリング・ストーンズの曲が聞こえ始める。4000枚とも言われるレコード・コレクションのなかから、ストーンズをはじめブリティッシュ・ロックを中心とした選曲。ストーンズ・マニアの相方は大喜び。昔よく聴いた曲なんかもかかって、気分だけはすごく若返った。深夜の栄、「ロック少年」と「ロック少女」がいつまでもはしゃいでいた・・・。



2005年03月31日(木) コリコリ

 年度末、人事異動の季節。職場を去る者あれば、残る者あり。私は今回異動なく同じ職場に勤めることになる。職場を去る方々にあいさつをすませ、帰宅。
 このところの疲れがドッと出て、からだじゅうがコリコリ。あまりに気持ち悪かったので、全身マッサージを受けに行った。



2005年03月28日(月) 少年日和

 今日は、ギター・デュオ練習日。相方とカラオケ・ボックスに行き、3時間程練習。帰りにお好み焼き食べて帰ってきた。気分は少年に返って(「バンド活動に夢中な高校生」みたいな)、無条件に楽しい時間を過ごした。



2005年03月24日(木) 詩「春の祭典」(セリザワケイコ篇)


  菜の花や、月は東に、日は西に

  夕暮れ時、
  薄明るい光を浴びながら、
  優雅に舞い踊る蝶
  君は、
  どこまでも、どこまでも、蝶を追いかけて、
  やがて姿が見えなくなった
  あまりに夢中になりすぎた君
  一体どこへ行ったのか
  もしや神隠しに遭ったのか

  けれど、すべては春の夢
  世界は幾重にも折り重なり、
  いつまでも眠りから醒めることもなく、
  今もなお、
  終わることのない夢を見続けている・・・


(解説?)
 自分でもわからないうちに、一編の詩ができていた。当初、表題のとおり「春の祭典」(セリザワケイコ篇)として書き始めたにもかかわらず、自分でも思いがけない作品ができてしまった。「どこが『セリザワケイコ篇』ですか?」などと訊くなかれ。春→花→蝶→夢などとセリザワケイコさんのイメージを追いかけているうちに、私自身が「神隠し」に遭ってしまったかのようなのだ。そして、今もセリザワケイコ的迷宮世界をさまよう私なのであった。



2005年03月23日(水) 夏撃波の追っかけ

 毎週水曜日は、「Slow Blues」の「生音クラブ」(ノンジャンル弾き語りデー)。ということで、今夜も楽器を抱えて行って来た。
 ブルースの店なので、ブルースの弾き語りが比較的多く、ついでロック、ジャズ、フォークといったところなのだが、今日はエレ・ガット・ギター(エレキのクラシックギター)を持ってきた人がいて、ボサノバを演奏されていた。いろんな方の、いろんなアレンジで演奏を聴く、というのも、この日の楽しみのひとつである。
 そうこうしているうちに、私に順番がまわってきた。今回は、「春」をテーマに自作の詩を朗読し、次いでユーミンの「春よ、来い」と中島みゆきの「春なのに」の2曲を演奏。最後に、八代亜紀の「舟歌」を少し味付けして演奏。自分なりに満足して約15分のステージを終了。
 その後店に入ってきたお客さんから「夏撃波さんの演奏、終わっちゃったんですか」「夏撃波さんの演奏を目当てにやってきたのに、聴けなかった」などと声をかけられた。これって、いわゆる「追っかけ」ってやつか? 単純な私は、素直に嬉しかった。夏撃波が大ブレークする日は近い!



2005年03月22日(火) 詩「春の祭典」(我闘姑娘篇)

 昨日に引き続き「春」をテーマに詩を作りました。女子プロレス団体・我闘姑娘所属選手の名(零、春日萌花、なつみ知香、さくらえみ、市井舞、高橋李佳)を盛り込み、彼女たちへの応援メッセージを込めてみたつもりです。

  春がやってきた
  まっさらな大地に
  零(零)から始まる大いなる可能性を内に秘め
  萌えいずる(萌花)春菜摘み(なつみ)
  さくら(さくら)の花びら 風に舞い(舞)
  静かに時は流れゆく
  嵐の前の静けさか
  春はすべての始まりか(李佳)



2005年03月21日(月) 詩「春の祭典」(しなしさとこ篇)

 気がつけば、今日は「春のお彼岸の中日」。ということで、「春」をテーマに詩を作ってみました。女子総合格闘家・しなしさとこさんへの応援メッセージでもあります。

  誰よりも早く
  あなたは春のおとずれを感じている
  誰よりも強く
  あなたは春の息吹を感じている

  真冬の厳しさを知るあなたは
  冬の寒さのなかで
  かすかな春の足音に耳をすます

  やってくる
  来たるべき季節が

  あなたはいま
  咲きほこるべき瞬間を
  じっと待っている



2005年03月20日(日) 「真夜中の弥次さん喜多さん」

 世界レベルのテニスの試合になると、対戦する二人の技術と高さとともに、勝負にかける執念、試合会場全体を覆う緊張感といったものが感じられることだろう。
これが下手同士だと同じテニスとは思われない、観ている者にはひどくつまらないものにしか映らないだろう。
 同様なことは芝居にも言える。特に、二人芝居は難しい。一人こけたら、どうあがいても修復のしようがないからね。
 で、今日観に行った、少年王者館KUDAN Project「真夜中の弥次さん喜多さん」(原作:しりあがり寿、脚本・演出:天野天街)だが、二人芝居のお手本のような出来映えだった。出演の二人、小熊ヒデジと寺十吾の掛け合いは見事なまでに小気味いい。実は、小熊さんの演技は別の劇団の公演で観たことがあるのだが、これほどまでに素晴らしい役者だとは思わなかった(失礼!)。やはり、天野演出が小熊さんのよさを引き出すことに成功したと言うべきか。
 まあ、ホン自体も面白い。しりあがり寿・原作の「真夜中の弥次さん喜多さん」は、十返舎一九の「東海道中膝栗毛」をモチーフに書かれた漫画であるが、それに天野天街独特の手法を取り入れながら、完成度の高い舞台が出来上がったように思う。
 少年王者館(本体)の公演とはまたひと味違った、もうひとつの天野天街ワールドを大いに楽しむことができた。



2005年03月16日(水) 叩き語り&ひとりセッション

 今日水曜日は、星ヶ丘「Slow Blues」の「ノンジャンル弾き語りの日」。
 今回は、ギターに、ボンゴ、他さまざまな楽器を抱え、出掛けていった。出番待ちの間におおよその準備をととのえつつ、他の出演者の演奏を聴く。このライブハウスのよさは、演奏者と観客が一体となって音楽を心から楽しもうとしている点だ。ここでは、私の演奏も大いに生きる。
 で、順番が回ってきてまずは3曲。最初に、「スローなブギにしてくれ」(南佳孝)のボンゴ叩き語り。早い話が、ボンゴだけでリズムをつくりながら歌い上げた。自分でテンションを高め、店内のボルテージも上げていく。
 続いて、「SATISFACTION」(ローリング・ストーンズ)もボンゴ弾き語り。ミック・ジャガーに負けじとボーカルにも力が入り、エンジン全開。おかげで、だいぶ酔いがまわった。
 3曲目では、「上を向いて歩こう」(坂本九)を披露。夏撃波流アレンジで、ギター、ボンゴ、カズーを用いての演奏。スターダスト・レビューとかゴスペラーズをちょっと意識したボーカルの後、最後はギター(弦楽器)、ボンゴ(打楽器)、カズー(管楽器?)の一人同時演奏、一人セッションで、とどまることを知らぬナチュラル・ハイな演奏。
 開場からは「凄いとしか言いようがない」「発想がすばらしい」「アナーキーなステージだよね」などの声が聞かれ、すっかり上機嫌の私。
 時間が余って、もう1曲演奏できることになったので、調子に乗って、タンバリンでリズムをとりながら、「テネシーワルツ」を歌い上げた。
 これまで本格的な音楽活動はしてこなかったが、今は音楽を心から楽しんでいる感じ。演奏技術は拙いが、音楽は「楽しんだ者勝ち」だと最近は強く実感している。



2005年03月14日(月) 自分詩「無条件幸福〜敗戦の日に〜」


 ジュン、
 あなたは私の子ども
 ジュン、
 あなたは私の宝物
 
 あなたが生まれた日のことを
 今でも覚えている
 待望の男の子の誕生に
 わが家は喜びに包まれた
 でも
 それも長くは続かなかった

 いつになってもコトバを発することなく
 視線も合うことがなく
 何かがおかしいと感じていた
 意を決して病院の門をくぐる
 いくつもの病院をまわって
 結果は「自閉症」との診断

 ジヘイショウ・・・
 私、障害の子を産んでしまったんだわ
 これからどうすればいいのか
 考えは同じところを何度もめぐり
 あなたを抱え、途方に暮れるばかり

 ジュン、
 幼い頃のあなたはよく動き回ったものよ
 奇声を発するあなたに人々は振り返り
 鋭いまなざしをこちらへ向けた
 人々の噂する声がめぐりめぐって
 私の耳に入ってきた
 「あの子の親、どんなしつけをしてるの」
 「あの子があんなふうになったのは、
 母親の注意が足りなかったせいよ」

 忙しく動き回るあなたを追いかける日々
 追いかけても追いかけても
 するりと逃げていくあなた
 こんな毎日が続いて
 私はこのまま年老いていくだけなのか
 先行きの見えない生活に
 疲れ切っていた私

 ある晩
 あなたの枕元にひざまずいて
 私はあなたの首に手を押し当てていた
 パッと目を覚ましたあなた
 二つの瞳が私をまっすぐに見た
 両の目から放たれる透明な光
 その時、私の頬を涙が伝った

 あなたには何の罪もないのに
 本当はあなたがいちばん苦しんでいるはずなのに
 ジュン、ごめんなさいね
 本当に悪いお母さんね
 
 あなたはキョトンとして
 いつまでも私をみつめていた
 随分前のことなのに
 昨日のことのように記憶がよみがえってくるの

 そういえば
 昨日もあなたの夢を見たの
 あなたが幼かった頃のように
 追いかけて追いかけて
 私はやっとあなたをつかまえるの
 そして私はこう言ったわ
 「ジュン、あなたにはかなわないわ。
 母さん、もう無条件降伏よ」
 ジュンがそれに答えてこう言うの
 「そうか、実は僕もね、ムジョーケンコーフクなんだ。
  僕、母さんの子どもでよかったよ。
  だって、だって、すごくハッピーだから」

 人生は闘いの日々
 私の一生は玉砕につぐ玉砕
 それこそ負け戦に違いない
 でも、でも、
 それでもいいのだ
 私は、あなたという天からの授かりものを得て
 無条件に、無条件に幸福なのだから

<解説>
 私の兄は「自閉症」という障害を持っている。これまでそのことを取り上げた詩はごく限られていた。今回発表した新作は、障害者の親の立場を想像しながら書いた作品だ。自分のこととか家族のことについては、あふれる思いにコトバが追いつかず、なかなかうまく書ききれないものだ。けれども、今後はそうした自分のルーツにかかわる事柄について、しっかりと表現していきたいと考えている。


 < 過去  INDEX  未来 >


夏撃波 [MAIL]