カタルシス
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2004年10月16日(土)  すべての些細な事柄 

午前中指定で宅配の再配達を依頼していたので 8:30頃から起きてはいましたが 知り合いのところのチャットに入ったらあっという間に午前中が過ぎてしまい 少々後悔 まぁ どのみち洗濯するにもいまひとつな陽気だったから 何する訳でもなかったんですが いつも見ているブランチの映画情報を見損ねたのが 気にはなりました 時期的に映画祭の話とかしてたんじゃないかな〜とかさ 思ってたので

午前中ギリギリの正午になって宅配が届きました 荷物はネット注文していた雑誌のバックナンバー『JOKER』今年の9月号 ファッションチェックのコーナーにノーマンが取り上げられていたのを 店頭に並んでいる時期に見られなかったのと 割とカジュアルなメンズファッション誌なので 絵を描くのの参考になりそうだなーという理由から 安直に買ってしまった物です

ノーマンが載っていたのは“あのムービースターのスタイルを盗め!”なるコーナーで ジョニー・デップやブラッド・ピットがドーンとスペースを取ってらっしゃいました あとオーランド・ブルームとか ブラピやオーリは確かにお洒落さんだと思いますが ジョニデ氏は微妙… と思うのは私だけ?(苦笑)

ノーマンは4月頃に何かのプレミアに現れた時の写真で ELLEでもピックアップされていた服装です 1ヶ月後にムチっとしちゃって一瞬心配になった その前のスリムな男前写真♪ ブラウンオレンジのミリタリーシャツにタイをして ボトムはラフなジーンズといった出で立ち →●これこれ

写真が古いのはまぁいいとして ELLEの時にも思ったんですが コメントに「お洒落セレブの奥様ヘレナの見立てでしょうか〜」的な記載があるのが どうにも納得いきませぬ… 今でも友人関係ということになってはいますが ステディな関係ではもうないわけで ヘレナに至っては新しい恋人さんもいらっしゃたりして 既に過去の話になっているというのに このコメント(黙) こんなのを見る度に“ヘレナ・クリステンセンという冠詞を付けないと認識してもらえない人”みたいに見えて ちょっとヘコむんですよね そもそも“奥様”にも“夫”にも なってねぇちゅーの

と 孤独なツッコミを入れつつ メンズ物の小物や服のデザインに ちょっとトキメいてみたりもして 女の子向けにもメンズみたいなシンプルで機能的で綺麗なデザインの物 もっと作ってくれれば良いのに 雑誌で見かける小物類が欲しいと思った試しがないよ女の子物 『MONOマガジン』とかのが断然イイ 意外と多数意見じゃないかと思うんですが やっぱり世の女子はあっちが良いのかなぁ?
だったらメンズ物買えば良いじゃんって言われるかも知れないけど サイズがさ うまいこといかない訳ですよ 一般的な女子サイズなんで私 同じデザインで もそっと小さく作ってもらえると有り難いんだけどな〜…

オーダーメイドにしろってか?(黙)

長らく借りたままになっていたビデオとDVDを 見たりアレしたりして お返しにこちらの手持ちの数作品を アレして一緒に梱包して やっと先方に返送することができました 約1ヶ月間借りっぱなしで申し訳なかったです〜 お陰様で貴重な映像見させて頂きました!深謝ッ

昨日オークションで落札したビデオ(D'URBAN2000店頭プロモらしい)の入金に出掛けたら 該当する口座がないとメッセージが出てはね除けられてしまいました ええー?そんなハズはないんだけど… と首を捻りながら家に戻って来たところ どうやら読み方を間違えていたらしい(恥!) また出掛けるのは億劫なので 明日もう一回挑戦することにします…
ちなみに読み違えていたのは「船場」 ずっと「フナバ?」「フネバ?」と思い込んでいたので「フ」で検索かけちゃってました! なんかさ 自分の無知を棚に上げるようだけれど 地名って特殊な読み方する所もあるんだからさ 読み仮名検索だけじゃなく 1文字目の漢字で検索できるようにしてもらえないかな 読み方解らないと口座に辿り着けないってことに初めて気がつきましたよー それにしたって我ながら間抜けな話 ぐはっ

夜になって 友達の結婚式二次会に行っていた妹が帰宅し「ジャンケンに勝ち進んで3万円GETした!」と興奮した様子で 手にしていた“目録”の大封筒を逆さにして見せました
ジャラ ジャラ ジャラ…
中から出てきたのは500円玉と10円玉の洪水

「何これ!(驚)」
「それそれが510円持ってね 勝ったら500円をもらって 負けたら10円をもらうんだよ そんで最後の最後に残った一番強い人(500円玉を大量に所持)と一番弱い人(10円玉を大量に所持)が一騎打ちをして 勝った方が全部をもらうってゲームをしてね それに優勝したの!」

50人くらいの勝ち抜き戦で全勝したってことらしいです すげぇ…

「途中から“私超能力あんのかも?!”って思ったよ〜 ナンバーズでも買ってみようかな♪」
「買うのは良いけど程々に…」
ギャンブルにハマってる人の大半は ビギナーズラックで大当ての経験があるっていうからね(苦笑)

上機嫌の妹が帰り途中に買ってきた 茶菓子に合わせてお茶を入れ TVなど眺めながらのティータイム のんびりノビノビな一日が過ぎようとしておりましたとさ

『すべての些細な事柄』1996年/フランス


2004年10月15日(金)  君に会いに行こう 

今日は昨日よりもタイムトライアルですよ
高田馬場PHASEで18時出番のBahahaを聴きに行こうってんだから 17時半が定時の私 1分たりとも無駄にゃ出来ません

社長と社員さんが出張で留守なのをいいことに Gパンで出勤 一応上は大人し目のシャツにしておいたけれど 来客の予定も外出の予定もありはしないので お気楽なもんです

日々の予定を狂わせてくれる元凶がいなければ 仕事はすこぶる順調に片づいていくもので いつになくせっせと立ち回っている自分に ちょっと拍手してみたくなったりもし このままいけば ちゃんと定時には退社できるなーと ひとりほくそ笑むのでした

「これちゃんお先に」
残っていた社員さんが退社を告げて来たので もう定時?!と慌てて時計を見たらまだ17時20分
…あれ?

そろそろ帰り支度を始めようかと思っていた私を尻目に 颯爽とオフィスを後にする女子社員さん まだ定時じゃないのに 行っちゃうんですかい?(^_^;)
まあいい それならそれで かえってやりやすいってもんさ!

それからすぐに帰り支度を始めて 電源・戸締まり等々のチェックを済ませ さあ行くぜ! と事務所を出たのが35分 うん これなら何とか間に合うかも?!(勿論ギリギリ)

昨日同様 駅までの道を走り 電車は降車位置を予測して階段に近いドアへ移動 高田馬場には16:52に到着できたので 降りた一歩目から人混みをかき分けて猛ダッシュ!

PHASEへは信号を2つ渡って 奥まった道を進んで 川を1本渡らなくちゃあ 行き着かない 普段はどうってことのない道のりでも 切羽詰まって走るにはなかなかの距離でして
しかも こんなに血相変えて走り抜ける姿は どうにもこうにも人目を引くようで すれ違い追い抜く人達の視線がいちいち痛い… いやん 見ないで 金取るわよ!

そうして辿り着いた高田馬場CLUB PHASEは 神妙な空気を漂わせているというか 厳かな雰囲気に包まれているというか… なんだか人がいませんよ?!

思っきしガラ〜ン…としてて 人数は一桁! 一桁ですよ!10人いないってことですよ?! もう時間になるのにどうしましょう! というか この広い 野原 客席いっぱい に有り余るスペースの どこにいたら良いんでしょうか(汗) 何となく後方の壁の隅のテーブルに こぢんまりと陣を構える小心者… だ だって真ん中とか落ち着かないじゃん

見知った顔が数人と 友人 自分を合わせても やっぱり一桁人数で スタッフなのか他のバンドのお客さんなのか 後方にあった控え目な人影を足したらやっと10人になったという そんな入り具合のままで スタートとなりました

「メンバーよりも人数少なかったらどうしようかと思ったぜ!」
初っ端からなんて正直なMCなんだ!頑張って来て良かったよ ちょっとでも人数の足しになれたなら本望です 今日もモッティさんがいたので 何となく左寄りからステージをなめてた感じでした 春山さんはいつものスーツに白いハンチグ帽をかぶっていて 何となくアンバランスな感が否めず…? 櫻井さんモッティさんは眼鏡姿で登場! 櫻井さんはすぐに外してしまいましたが モッティさんはずっとそのままだったので ニヤニヤしながら見ちゃいました やっぱり眼鏡くんは素敵ですvv オカッチもいつもお洒落なのかけてて良いなと思う ちゃんとステージ用なんですよね 帰りには普通に地味なフレームに戻ってるから(笑)

Redio Head Power
ムーンウォーク
来週水曜日は雨だってさ
焚き火を灯して今夜
デニムレイン

…順番あやふやですが 30分間でこんなセレクションだったと思います 客は確かに少なかったけれど 楽しかったです お疲れさま〜!

終演後はロビーでくつろぎタイム 適当にダベっていたらオカッチさんが混ざってくれて 映画やWEBの話をしてくれました 時々春山さんも入ってくれましたが あちこちに呼ばれて腰が落ち着かない感じでした 櫻井さんモッティさんは別の方々と話し込みのご様子です

「ライブには間に合わないけど帰り道だから皆に会いに行くよ」って人と
「間に合わないけどごはん食べに行くから待ってて!」って人が来るハズだったので 頃合いを見て表に出ると 一人はもう到着していて いつの間にか外に出ていた櫻井さんと楽しそうに話している最中でした

Bahahaは1ヶ月先までないけれど その間サポートの仕事が入っていて またいつものS○welちゃんのバックに櫻井&春山で参加するそうです 時期が時期だけに学園祭ですってよ! S○welちゃんのお客さんてどんな感じなんだろう?(興味津々)

随分前のことになりますが 櫻井さんに「S○welちゃんは楽曲に恵まれなくて勿体ない」と言ったことがありました 可愛いし歌だって上手なのに 歌ってる曲がさ 何かこう パッとしないというか… それで 彼女が作っているのかと聞けば 時々詞は書くことはあるけど曲は提供してもらってるっていうので 櫻井さん作ってあげたら?ったら 思い切り苦笑されたんでした

それがここにきてまた話に上ってきてまして でも今度は私じゃなく別の人に 全く同じ内容のことを言われて失笑していました 春山さんも一緒になって「それはそうなんだけど色々難しいんだよ〜 ですよね櫻井さん!」とか何とか

何でも今 櫻井さんがバンマスなんだそうで でも事務所とレコード会社の意向がバラバラで スッキリと舵取りできない状態らしいです あっちを立てればこっちが潰れる みたいな? そんなことやってるから半端な歌しか歌わせてもらえなくなっちゃうんだよ! 何よりS○welちゃんが可哀相じゃん! 旬な時期って絶対あると思うのに つまらないことでそれを逃しちゃうかも知れないなんて 勿体なさ過ぎだー!

事務所がどんなところかはよく知りませんが レコード会社がS○NYってのは知ってるぞ そして私は個人的にS○NYに不信感を持っているので イメージがよろしくありません 昔応援していたアノ人やコノ人が散々ひどい扱いを受けていたのをリアルタイムで見てましたからね なんかアーティストに対する扱いが両極端でイヤラシイ 規模がデカいのは解るし ビジネスだってのも解るけど まかり間違っても好感なんて持てないやり方するんでね 絶対支持なんかしてやらんのだ ぷーっ!

「楽譜その辺に置いといてみるとか」
「え?」
「“これ櫻井さんが書いたんですか?良い曲ですね”とか言われてS○welちゃんに歌ってもらうの」
「そんなうまくいく訳ないよー!(笑)」
「やってみなきゃ解らないじゃないですかー」
「「ね〜」」
皆で声をそろえて大プッシュ☆ ぶっちゃけ本当にやってみたらいいんですよ 櫻井さんや春山さんが書く曲の方が絶対いいもん 詞は本人に書かせてさ 試してみればいいのに

そんな訳で 事務所とレコード会社とバンドと客と あと もしかしたらS○welちゃん本人との 全ての板に挟まれて気苦労の絶えなさそうな櫻井さんに 心からのエールを送ったのでした(エールだけかよ!)

メンバーがお帰りになるまでライブハウスの上でダベってて 彼らの解散と共に我々も移動 ごはんを食べにわざわざ家と反対方向のここまで来た友人のためにも ガッツリ食べて帰らなくちゃね☆ 私もお腹すきすきでしたし〜

ところが意外と手頃な店が見つからず しばらく駅周辺を徘徊 学生の街だから絶対店はあるんだろうけれど 土地勘がないから見つけられないのですよ 仕方なくシェーキーズに入って ピザを3種とフライドポテトで食事にしたのでした
店員さんのミスで間違った注文が来たり こっちの勘違いでフライドポテトがジャガイモじゃなくサツマイモで来ちゃったり(笑) 5人いたのでやんややんやと騒ぎながら楽しく時間を過ごしました
ライブの友達ってライブ以外の部分では全く別の世界にいる人が多いから こうして個人的な話聞いたりすんのが面白いんです 自分の知らない世界が垣間見えてね うふふ

まさに 新 境 地 v  なんつって(笑)

『満月の夜に』スプリングベル/春山レイ


2004年10月14日(木)  強がり 寒がり ないものねだり 

今日は19:45出番でスーさんソロが吉祥寺である日だったので さっさと帰れるように仕事を調節して頑張ったのに 外出から戻った社長に呼ばれて例のHPの話をされる

明日から沖縄出張の社長なので今話聞かないと仕方ないし でももう事務所出る予定の時刻だったから 話を聞いてる最中もソワソワしちゃってしょうがない

19時には帰りますと言っておいたのに 18:50に帰って来て呼び出すなよー!こっから吉祥寺まで30分かかるっつーのよー!!

そんなこんなで何とか切り上げてもらって 19:10には事務所を飛びだした
駅までダッシュ 電車に揺られている間も イライラ イライラ… 吉祥寺に着いてまたダッシュ とにかく5分でいいから押してて頂戴!!

会場の曼荼羅 入口につづく階段を駆け降りて 受付のお姉さんに
「鈴木祐樹で予約しているこれです!」と息せききって伝えると
「まだ始まってませんよ 今丁度入れ替えですから」とにこやかに応対してくれた

間に合ったのね!(喜)

フラフラになりながら中へ入ったら まばらに空いた席の端で 友人が手を振ってくれたのが解った そちらへ寄って手近な椅子を確保すると 急いで録音セットを用意する ステージにはチューニングを始めているスーさんが座っていたからだ
待って待って!まだ歌わないで〜(><;)

セッティングを終えて 一度退場するスーさんの後ろ姿を追いながら 両手の拳を握りしめた

間に合ったわよ!(嬉)

そんな訳で スーソロ鑑賞〜

のっけから妙なハイテンションで「?」となる 飲んでるのか?いや そんな感じでもないなぁ? なんだろう 不思議なテンションな気ぃするけど 気の所為かな??

本日のセットリストはこんな
1)灰色ベイビー
2)メモリーモーテル
3)アンダルシアに憧れて
4)キミの部屋で見た夢
5)砂の町
6)花泥棒をつかまえて
7)咲かない花
8)トゲの生えたベロ

『花泥棒をつかまえて』はバンドで歌おうとして没った曲だそう
聴いた印象では最近作ったっぽいメロディラインだけど POWDERって感じじゃ全然ないなぁ? 敢えて何かに属させるならスプリングベルだけど そんな古そうにも聴こえないし 一体いつ作った曲なんだろう??

と思ったので 終演後訊いてみようと思ったら 何だか微熱があったらしくて即行でお帰りになったとのこと 妙なテンションは熱の所為だったと思われ(苦笑)
本人がいないんじゃ仕方がないので 代わりにマネージャーのカリーさんに訊いてみたら
「最近作った曲だよ POWDERで歌おうとしてたの」と
「あ やっぱり最近作ったんだ そんな感じの旋律だった」
「でもPOWDERって感じじゃないでしょ?SBだったらどこに持ってきても使えそうな曲だけど」
「あ!そう 私もSBっぽいって思った!」
すると 私も私もと つづく声 やっぱりみんなそう思ってたんだ〜

ひとしきりその話題が終ったところに トイレに行っていた友人が戻って来て 今日の新曲?はPOWDERで没になったんだって と伝えたら
「そっかー スプリングベルなら似合いそうな可愛い歌だったけどね」
とその人までが言い出したので その場にいたみんなで大ウケしてしまうのだった

『灰色ベイビー』がギリギリってところだよね POWDERで演れそうな可愛い曲 スーさんは最近そっち方面なのか? 可愛い曲演りたいの?

だったらSBもっかい組みなヨ! なぁ!(押)
 

『灰色ベイビー』POWDER

 


2004年10月13日(水)  遥かな轍 

こないだ漫画家デビューした友人から唐突に
「廃刀令って取り上げられた刀は誰がどうしちゃったんだか知ってますか?」
という謎なメールが届きました

へ?廃刀令のあとの刀の行方???

考えてみたら確かにわからないな 日本刀を美術品と思うようになるには時期がまだ早いし 外国に武器を売り払うなんてことも まずしないだろうって時代だし 軍人のサーベルに打ち直すとか? …いや日本刀になってる時点で相当打ち込まれてるから 今更サーベルなんて薄っぺらな刃物にするなんて勿体ない というか 意味がないよな(苦笑)だったら屑鉄に戻して何かの武器に作り替えたりしてたのかな? 刀って合金だから混ぜ物なしの物にはならないよな…

とか何とか色々考えてみましたが ネット検索してみても 誰がどうしたかなんて記載は見つからなくて 仕方なく歴史仲間で刀剣愛好の人にメールをしてみました

数時間後届いた返信は以下の通り

「おそくなってすみません。廃刀令ですがww2の後のこと方のやつのことですか?明治のですか? 戦後のは アメリカ 誰となると 調べてみないとなんとも、マッカーサー?刀は初 鉄屑か溶かされていたと思いますが 刀剣愛好家の人たちが 働きかけて 美術品の ものは残すようになりました。 また米兵がかなりの数国に持ち帰り 今現在 逆輸入?で帰ってきています。 また サーベルになったから まぬがれると言うことはなかったと思いますが サーベル風な こしらえにはいったものもありますが それとはかなり違い ごつくなるかな、 だいたい やるなら軍刀だね。それから かなり隠し持って 提出しなかったり 有るのすら知らなかったものがあったとおもわれます。 明治のは 誰だったか思い出せない、これは佩刀を禁じたもので 取り上げれたりするような 厳しいものではなかったと思います。あまりきちっとした答えでなくてすみません 本で一度 くらい読んだ程度なので。」

じゅ 充分です!!

そのまま友人に転送して「明治の話でも描くの?」と添えてみたら
「そう思ったんだけど 誰かに取り上げられてて欲しかったなぁー(苦笑)」との返信
なんか そんな設定の話が描きたかったみたいですよ

そしてしばらくしたら 歴史仲間の方からまたメールが届き
「行なった人物ですが 大久保と川路でした。警視庁草紙が詳しいと Yさんが教えてくれました。」

警視庁草紙って?! ←調べたら山田風太郎の小説でした

大久保は当時内務卿だった大久保利通で 川路は司法省警保寮大警視・川路利良のことでしょう そしてYさんはこのメールをくれた人の奥さんです 2人が結婚する前から双方ともお付き合いさせて頂いてますが 結婚して益々マニアックになってる気がするなぁ彼ら(汗)
いや本当 こんな時はその知識の深さを心底尊敬しますです

そんなこんなを仕事中〜帰宅路にかけてやり取りしていたのですが 自宅に戻ってみたらポストに何やら郵便物が…

差出人は今さっきまでメールをしていた例のご夫婦のご主人です サイズからしてこれは DVD? って あ!
『新選組!』じゃん?これ!

先日ダビってくれるって連絡くれた人と同一人物なんです そして 何も言わずにDVDを送ってくれてたなんて! そうとは知らずに阿呆な質問メールでお騒がせしてしまったわよ あやややや〜(汗)

「うわーッ○○さん!DVDが届いてました!ダビったらこっちのビデオと一緒に即行でご返送しますー!重ね重ねお世話様です!!」
とメールしたのは言うまでもありません

世話かけまくり人生…

『遥かな轍』堀内孝雄(日本テレビ系年末ドラマ「田原坂」主題歌)


2004年10月12日(火)  目隠し鬼さん 手の鳴る方へ 

一昨日社長から
「12日は新宿の物件を見に行くので8:50に小田急線参宮橋駅の改札に来てください」
というメールがあったので いつもよりちょっとばかり早く出発 直行で参宮橋を目指す

実は今 我が社は事務所移転の為 物件探しの真っ最中なのである

事の起こりは先月の初め 今いる事務所のビル管理をしている会社からお達しがあり「来春から当社でこのビルを自社使用したいので3月までに移転をお願いします」という結構唐突且つ強行な内容だった

もちろん費用の面ではある程度の補償はしてくれるとのことで 家賃3ヶ月分に相当する額を負担してくれるとのことだったのだが 自転車操業の我が事務所 実は2ヶ月程家賃を滞納していたらしい が その事実を知っていたのは社長だけで 社員である我々はそんなこととは思ってないから年末までかけてじっくり物件を吟味するつもりでいた

しかし 社長一人で妙に引っ越しの時期を早めようとしているので 不審に思った我々が問い詰めた結果 補償額から滞納分を減額されてしまう事実を知るに至った訳だ
そういう話なら悠長に構えてはいられないと にわかに物件探しが必要業務の中で重要度を上げてきたのである

そして何件かを内覧に出かけていた社長と社員さん達は 候補をしぼり込んで最終決定直前の段階までこぎつけた

作業スペースと立地 それから家賃(←これ重要)を考慮して候補に残ったのは
●後楽園から徒歩10分のマンション
●千石から徒歩1分の1戸建て
そして今日これから見に行く 参宮橋から徒歩5分のマンション だった

前者2件はスペース・家賃は手頃だったが 足便が微妙といえば微妙 どちらも閑静な住宅街の真ん中にあるので いまひとつ「事務所」という雰囲気でないのは確かで コンサルという業種上 多少のネームバリューが必要な立場としては 即契約!という程には納得ができない物件だった

そしてこれから内覧する物件は 既に私以外の人達が一度下見をしているもので 社長を除く全員が「あそこはありえない!」と口を揃えて却下を唱える物件だった それらの意見を聞いていたので もうその物件はリストから外れていると思っていたところに 土曜のメールがあったので

「初めて見る物件ですか?新しく来ていた白山の物件ではなくて?」と疑問を投げる返信をしたくらいだ(社長相手に…)

どうやら社長はこの物件が気に入っている様子で 唯一内覧していなかった私に味方になって欲しいという内心があったのかも知れない 取りあえず行かねばならない雰囲気だったので 仕方なくOKして待ち合せの場所に来た訳だが…

もう9時になるんですけど…(黙)

アンタが8:50にというから 早めに出て8:40には改札に着いていたのに なぜ来ない! ヒマを持て余した私は念のため会社に「社長と直行で参宮橋の物件を内覧してから出社します」とメールを送ったら ほどなくして「我々はそこは事務所に向かないと思っているので余り褒めないでください」という返信があった …そんなに嫌なのか(苦笑)

結局9時頃現われた社長と二人で物件のあるビルに向かい 我々の到着を待ちわびていた様子の不動産営業マンに連れられて 問題の物件を内覧することになった

ビルの14階 新宿の街が一望できる大きな窓と 代々木の森に面した南向きのベランダ しかし…

この間取り どうやって使う気だ?(汗)

社長はしきりに 今の事務所が広すぎるから他の物件が狭く見えるんだ 今の所と比べたらどこにも移れない と「広さ」ばかりを引きあいに出していたが この物件を見た限り狭さより間取りが機能的じゃないと思えた

社長の趣向と経費の関係で 一般的な事務所スタイルである“仕切りなしフロア”ではなく 大きなスペースで何部屋かに区切られた“外人住宅”に的を絞って物件探しをしている 現在事務所にしている場所も元々は外国人が居住するための場所なので 廊下や納戸や小部屋があり トイレが3つあったりフロが2つついていたりする 確かに広過ぎるし無駄なスペースもあるが 今度の物件は狭いだけじゃなく動線が悪かった

玄関を入ってすぐに唯一のトイレがあり そのまま大きなフロアに出る 右奥にはベランダ 左奥に寝室 寝室にはトイレなしのバスルームと6畳程のウォークインクローゼットがあり 寝室に入る手前にキッチンへの入口があった

「……会議室はどこにするんですか?」
「ここ」
玄関を入ってすぐのフロアを示す社長

「我々はどこに?」
「あっち」
と寝室を指さす おいおい あの寝室何畳あるんだよ(--;)
彼が言うにはクローゼットにコピー機やプリンターの類いを全て押し込めて その上の棚に用紙のストックや すぐに使わない資料の一切をまとめておくという

「さすがに無理のある狭さじゃないですか? それに お客様が来ているときにキッチンやトイレに行きづらいですよ」
「それは ここに壁をつくればいいでしょ」
示された道筋を辿る 天井を見上げて

「空調ありますけど」
「じゃあ上まで行かない仕切りか何かで…」
「せっかく開放的なこのフロアが閉鎖的な空間になっちゃいませんか?」
「そんなことないですよ」
「……(絶対なるって!)」

「ここに会議室のテーブルを置いて あっちに応接セットを置くでしょ それでその向こうに僕のデスクをおけば ベランダにもすぐ出られます ベランダは僕が責任を持ってガーデニングしますから」

ガ ー デ ニ ン グ っ て 何 ?!

持参した5mコンベックスで寸法を測りながら「あれ こんなに大きいんだ…」とボソボソつぶやく背中 察するに 持ち込もうとしているデスクやソファのサイズが想像以上にかさばると気づいたのだろう そりゃ今は何もない空間だから広く見えるだろうが 実際家具を持ち込んだら そんなでもないぞ?ここ(汗)

確かこのビルの下の方の階にも物件があったハズ… と思い当り それを尋ねてみたところ
「ああ あっちはダメです」
とにべもない返事 結局そっちの物件は見せてもらえぬまま 帰社することになった

私は事務所に戻り 社長は社員さんと待ち合わせて 打ち合せ訪問に出かけていく

戻った私に残っていた社員さんが「どう思った?」と尋ねてきたので「狭さ云々よりも動線が悪いです 私もあそこはありえません」と答える 「やっぱそうだよな」と苦笑する社員さん

「下の階はどんなだったんですか?」
「見てないの?」
「言ったんですけど見せてもらえませんでした」
「…社長的には夜景とベランダが決め手なんだよ あそこ」
「何スかそれ(汗)」
「だろ〜?」

薄々は感づいていたものの ハッキリ言われると脱力というか…
別に自分も黙々と仕事したいタイプではないから 多少の遊びは願ったり叶ったりと思う しかし夜景もベランダも正直言って興味がない それだったら広いスペースにホームシアターでもこさえてもらって 会議や打ち合せでスライドを見せるのと同じように 空いた時間で気の利いた映画やサイレント映像でも流しててくれよ と思うし 音質の良いスピーカーでも取り付けて 障りにならぬ程度の環境音楽でも聴かせてくれたら 素敵なのにと考える

つまりは どうにも社長の価値観は理解し難い という結論だ

午後からまた別の物件を内覧するという 仕事が詰まっている社員さんの代わりに私が同行するようにと言われ 今社長と打ち合せに行っている社員さんと3人で見に行くことになった

場所は白山 昼から降り出した雨に歩みを邪魔されて 駅から5〜6分が長く感じられる

到着した物件は小洒落た螺旋階段を上って2階のエントランスから中に入る 見栄えのするビルだった エレベーターで8階まで 到着した小さなホールには背の高いドアが1つきり 1フロアがまるまる1個の物件だった

わおー!

玄関を入るとすぐ左手にトイレが1つ 突き当たりが壁になっていて左右に通路が延びている
左へ進むと突き当たりにウォークインクローゼットとバス&トイレのついた部屋(寝室) その手前にもう1つバス&トイレがあり 通路の向かいには8畳〜10畳の部屋が二つ
右へ進むと運動でもできるような広さのホールがあり 奥にも6畳程のスペースがつづいていた ホールに入らず手前のドアへ進めばこれまた広いキッチンがあり ホールの奥のスペースへ抜けられるようにつながっていた
各部屋に山のような収納 天井は高く 明かりを取り入れる窓も大きい

こ これはこれで… 広すぎる(汗)

新宿(参宮橋)の物件に比べて少々築年数が経っているものの リフォームも済んでいて奇麗だったし 立地に劣るので家賃もこちらの方がお安いという そしてこの歴然とした広さの違いだ 一日中閉じこもって作業する立場の自分にしてみたら 広過ぎの感があるものの条件は明らかにこちらが良い

ひとしきり内覧を済ませた社員さんと私は 社長の反応を伺った

…ろくろく見もしないで座り込んじゃってるよ(黙)

「…社長 全然見る気なさそうですね」
「意外に良い物件だったのが気に入らないって感じだね」
「どうしてもあっち(参宮橋)に行きたいんでしょうか」
「あの態度はね〜…」

結局 古いとか汚いとか 表の道路の音がうるさいとか 交通の便が悪いとか コンサルとしての品位が下がるとか 揚げ句の果てにはセンスが悪いだの何だのと 我々にしてみたらいちゃもんつけてるだけに聞こえる納得できない理由を並べ立てて 最終的には「ここはありえません」と言い切った

思わず絶句というか あまりの難癖に呆れてしまった私がポカンとしていると 取締役でもある社員さんの方はカチンときたらしく「私にしてみたら新宿の物件の方がありえません」と即座に言い返していた

「どうして?理由は?」
「これこれこういう理由です」
「でもどこかで決めないと切りがないでしょ」
「では逆になんでこの物件ではいけないんですか?」
「ですからここはありえないと言ったでしょう」

〜フリダシニ戻ル

…エンドレスですよ〜 気づいてますか?お二人さん(苦笑)
平社員の私に口を挟む隙がある訳もなく 2人の押し問答をぬるい笑顔で見守るより他なかった

そして帰社

半ばふてくされた様子の社長は自室に引っ込んでしまい 社員さんの方は残っていた社員さんにことの顛末を逐一ご報告 朝も午後も唐突に呼び出されて自分の作業が全然進められていない私は 押しまくりの仕事に慌てて手をつけるのだった

「ちょっと打ち合せいいですか」

そう社長から声がかかったのが夕方の5時頃 5時半が定時なので「30分くらいで終わりますから」と付け加えて 全員に招集をかけた まだ仕事が終わり切っていない私(他の社員さん達とて同様)は嫌な予感を抱きつつも 従わない訳には行かないので渋々会議室へと移動を始めた

初めの議題は今月25日までに立ち上げたいと作業を急いているHPの話 10/25に出版される社長著のビジネス本に そのURLを載せるらしく 発売日の朝にはサイトをOPさせたいらしい

会社案内のサイトと 顧客学習のための非営利サイトは以前から運営しているのだが それとは別に営利目的のいわゆる“商売のサイト”を立ち上げたい と言い出したのが先月のこと デザイン製作を外注に出すので既にもうスケジュールはツメツメだ なのにあーでもないこーでもない 決まったと思ったら翻し 業者に発注をしたあとに平気で変更を言い出してくる ウェブに関した全ての窓口になっている私は 業者に謝っては頼み込み なじられては「そこを何とか!」となだめすかすことの繰り返しで いい加減いやになってきた

金はない 時間はない 納得いかない では何も決まりはしない
何かを諦めて帳尻を合わせなくてはいけないのだと 解っているハズなのに 何でこうも意見が二転三転するのか… ぶっちゃけもう疲れたヨ・。

今回の打ち合せでもまた変更ヶ所が発生して しかも そこを変えたら根本から組み直しじゃねぇ?って所を指定してきたので さすがに私も
「そこを変えるとなると デザイン構成からイジるようになって また費用がかかりますよ?」
と意見した が 聞きやしねぇ(黙) この期に及んで金も時間も融通しない気だろうか… 私は先方に何と言ってお願いしたらいいのさ 誰か代わって頂戴よ(涙)

他の社員さんにも口添えしてもらって ひとまず本の発売に合わせたUPでは簡易的な修正で我慢してもらって その後時間を使って本修正したものを差し替えUPするという方法で納得してもらうことにした
この案件はこれにて終了 早速業者に連絡だ!と思っていたら 2件目の案件に突入してしまう

「次に事務所移転の件ですが」
お!来たね 本当はこの話がしたかったんでしょ どうするか決めたのかな?
「僕は新宿の物件がいいと思います 理由は…」
駅から近くて銀行等の金融施設も周辺に揃っている 築が新しく見栄えが良いし 新宿から2駅という交通便の良さを殊更に強調する そして客を招いたときのステイタスも充分だと とにかくもう そればかり

「という訳なので皆さんそれで良いですか」
「良くありません」
社員さん達の間髪空けない返事に 私の方が面食らった まぁ私も「良いですか」と言われたら「良くはないです」と言うだろうけど

「どうしてです」
「ですから----」
はい またエンドレス ですね

様相はまるっきり社長VS社員の図 民主的に話し合いで決めようという姿勢できた社内が 社長の独断か多数決か の二者択一になってきて 双方譲る気配は全くなし

「一体社長はどうしたいんですか?ワンマンで決めるのか 多数決で決めるのか…」
「なんで多数決になるんですか!社長は僕ですよ」
「じゃあ社長の独断で決めるってことですね?」
「なんでそうなるんですか」
「我々が意見を言っても聞いて頂けないんじゃ議論しても無駄じゃないですか」
「意見を聞かないなんてよくそんなことが言えますね!あなた方散々言いたいこと言ってるじゃないですか!」

あ キレた?

「普通だったら話し合いなんてしないで社長がこう!って決めちゃうもんでしょう?それをこうして議論の場を設けているのに 意見を聞かないなんてよく言いますね!」
「…言い方が悪かったですね“意見を聞かない”は撤回します ただ僕が言いたいのはお互い歩み寄りをしなければ永遠に終わらない話だと…」
「歩み寄りってなんですか」
「や ですから…」

“意見を聞く”って言っても 社長の場合は物理的な“音”として聞いてるだけじゃん?(苦笑)我々の言ってる意味を理解しようとはしてないよね? 言ってる言葉を聞いてやれば あとは自分の発言を押し通しても良いって 思ってるでしょ まぁ別にそれでも良いんだけどさ私は

結局 社長の会社だし 社長が「こう決まりました」と言ってきたら「そうですか」と言いますよ 所詮は社員ですからね
でも「これで良いですか」と聞かれたら「良くはないです」と答えるよ だって“意見”はそうだもの 通る通らないは別の話で 自分の意見がこうであると主張できるんだったら そう言うよな

今 社員さんは そういうこと 言ってるんじゃないの?

この押し問答が この後3時間つづくとは 誰も予想していなかったのだろうか…(汗) 仕事残ってるんだってばーッ!
向こうの部屋で自分の携帯が鳴っているのが解った 着メロからして妹だろうなと思い当たったが この雰囲気の中携帯など取りに出られる訳もなく 間を空けて3度程鳴った携帯を 気にかけてくれた社員さんが「これちゃん大丈夫?」と小声で耳打ちしてくれてても だ

結局20時過ぎまでかかって この押し問答はなんの結論にも達せぬまま 社長の「じゃあこの話は全部ご破算です!また新しい物件を1から探し直しましょう 以上!」

ぎゃー! ここまで粘っておいて ぶっちゃかしか!

いい加減付きあうのが嫌になってきた私は
「じゃあサイトの件はこれから先方に連絡しますね!時間ないですから」
と席を立った 一応話は終わったことになっていたので 社員さんたちもトイレに行ったり お茶を淹れに行ったり 一度は解散したのだが 数分後再び会議室に呼び戻されていた が 私には声がかからなかったので 敢えてこちらからは無視を決め込み 黙々と業者宛のメールを打ちつづける

再び同じ議題で話し合っているのか それとも別の仕事の話をしているのか 私には解らないが 移転先のことはもう好きに決めてもらって構わないと思っていた どのみち従うしかない立場だし それでも嫌なら会社を辞めたら済むことだ

以前から薄々考えていた 会社を辞めて何かを学びに学校でも という漠然とした選択肢が にわかに輪郭を強くする
残るべきか 去るべきか 丁度良いから来春までにちゃんと考えよう
 

『ちいさい秋みつけた』童謡

 


2004年10月11日(月)  テイキング・ライブス 

夕方 有楽町マリオンの時計の下で待ちあわせて 友人と二人ごはんしてから日比谷は日生劇場へ
本日はBahahaのライブを断念して 劇団☆新感線の舞台『髑髏城の七人』を観劇に参りました

いやもう 普段は絶対夜の部取らないんですけど 今回主演が染五郎だった所為かいつにも増してチケット取れなくて 土日休の昼の部は瞬時に完売だったので仕方なく連休最終日の夜の部にかろうじて潜り込んだは良かったんですが その後Bahahaのライブスケジュールが追加されましてね… フライヤー見た瞬間敗北感に襲われましたよ ホント だって春山さんの誕生日後一番近い日程だったからさ… お祝いするのに丁度いいタイミングだったのに よよよ・。

でも気を取り直して新感線です!

今回の演目は7年に1度公演されるという劇団の持ちネタの中でも秀逸を極めている物語で 3度目の公演となる今年は春も秋も髑髏城 6月に観た『髑髏城の七人』と同じ物語になっています が 前回を“アカドクロ”今回を“アオドクロ”と銘打ち 同じ物語でもキャスト違いの脚本・演出違いで見せようという 新感線の豪気な一大企画です

そんな訳で主要な劇団員が大きくニ分割されて 劇団ファンとしては煮え切らないけど どちらも見逃せないという 非常に切ない年になっているのでありました

アオドクロの今回は日生劇場で市川染五郎が主演です アカドクロでは古田新太が扮した同じ役を 梨園のサラブレット染様が演じるのです ハッキリ言ってキャラが違います(笑)
なので人物像の書き換えが行われ それに伴い演出も変更されて 物語は同じでも アカドクロを見た人も見てない人も 7年前や14年前の公演を見た人にも それぞれ楽しめるように 別の作品に仕上げられるのです

舞台は戦国 織田信長が本能寺で斃れてから8年後という背景設定
信長の影武者をしていた2人の男と 近しく信長を知っていた2人の人物 そして彼らを取り巻く多くの人々 皆それぞれの身の上を抱えながら 前向きに逞しく生きている そんな中 一人の少女が怪し気な集団に追われ 逃げ回っていた…

と あらすじになってませんが これ以上書くと切りがないので ここまで
とても面白いお話なので 観るか読むかして欲しいというのが本音です アカとアオの公演の間に小説版『髑髏城の七人』が出版されています アカともアオとも7年前・14年前とも違った内容らしいですが 物語自体は同じものなので 興味のある方はぜひお試しください
今年のアカとアオが観比べたいという方には DVDがオススメ☆ 今回初めて「買っちゃおうかな…」と思いましたから ちょっとね高いんですよ一般の流通に乗らないDVDなんで でも どうせ買うならアカアオ両方セットで!(半分ヤケ) 見たいもんは見たいんじゃー!くそー!

で 役者寄りな感想
まずは染五郎 やっぱり彼は品を捨てきれなかったね(笑)別キャラに仕立ててもらってたから あれはあれで良いんだろうけど 新太さんのあの飄々とした男っぷりが小気味良くて好きなんだよな〜
でも 二役のもう一方の役は染五郎の歌舞伎めいた台詞回しが似合ってました あとは信長の影武者って設定だと どうしても新太さんの分が悪いと思う正直者なワタクシ… だってほら 輪郭とか体型とか 信長のイメージじゃないじゃん彼(苦笑)

鈴木杏ちゃん どっちかってーと好きな方だけど 今回のはあんまりパッとしてませんでした 彼女演った狭霧って役自体が 実はパッとしない演出だったりするんだよな… めちゃめちゃキーパーソンなんだけど

池内博之 頭小さくてビックリした!そして奇麗でした!!
新感線のイメージフォトをご存知の方なら想像がつくかと思われますが ポスターやカタログに使用される役者さん達の写真 毎回ものすごい処理をしてて とにかく幻想的 実物の150%は美しく見える写真に仕上がっています が 池内くんその写真のまんまでした! そりゃ舞台メイクしてるから どの人もTVで見るときよりは派手に美しく化けているもんですが 他の人の生身っぽさに比べて断然人形じみた奇麗さを保ち続けていた池内くん さすがはモデル出身だ! そして演技もモデル出身だった!(爆)

ラサール石井 まぁまぁ良ろしかった ラサールさんも是非こういう演出をしてください(←『燃えよ剣』の演出をしてた)

佐藤アツヒロも頑張ってました ヒーリーズでも履いていたのか テンポよくアクションかました後にスィ〜っとかかとで滑ってみたり 花道から退場するときに「♪夢はフリーダムフリーダム〜」と歌ってみたり 元光GENJIという経歴を 良い具合に茶化して使っていて 思わずプッっと吹き出してしまう演出の憎らしさよ ビバ☆いのうえひでのり!!

高杉亘が敵役で出てましたが あの人は本当に声がスゴイね 好き嫌いはあると思うけど存在感は見上げたもので 迫力あるのに面白いこととかするから余計に笑えたり これもまた演出様々なんだろうけれど 彼の声あってのモノダネだと思うんだな だから腹撃たれて「なんじゃこりゃ〜!」ってお約束な台詞も様になるんです(笑)

高田聖子&粟根まことの団員コンビ
出番の割にパッとしない!団員好きとしては物足りない!! もっともっとだ! はっちゃけて欲しかったのに消化不良気味〜 ぐわ〜 特に粟根!お前足りない!インパクトが足りないぞー!!!
そうそう聖子さんの方は機関銃ぶっ放しながら「忍法・轟雷の術ー!」と叫んでましたが 彼女が某ヒーロー番組に1年間レギュラー出演していたのを リアルタイムで見て知っていた私は このセリフにも結構ウケました(笑) だって忍者じゃない役だったし そもそも機関銃ぶっ放すのは忍法じゃないじゃん! やっぱアドリブなんだろうな とね

あと 役者感想じゃないですが 衣装&小道具はアカドクロの方が好きでした 特に太夫達の戦闘服 ハードでキュートでタイトなミリタリー 狭霧も地味だったけどあっちの方が好き アオドクロでは琵琶を持っていた捨之介はアカでは大きな傘だったし(それ以前は煙管だったらしい) 蘭兵衛はアカでは伸縮自在の煙管でイイ殺陣かましてました アオの蘭兵衛は和笛で奇麗でしたが 遠目ではアイテムが解りにくいのヨ(苦笑)殺陣もイマイチだったし あ!毎度アクションクラブのお三方の殺陣には惚れ惚れしてます 今回も川原・前田 両氏の動きにはトキメキましたv うひゃ(つくづく拳法好き)

そんなこんなで いろいろと一般的にも個人的にも散々楽しんで来たのでした

昨日急遽付きあうことに承諾してくれ友人は 何の予備知識もないままに公演を見ていましたが 思いの他楽しんでくれたみたいで 突然付き合わせた手前内心うっすら心配があったところを 「すごい面白かったよ〜」の一言で救われました ありがとう友よ!! 本当はBahaha行くハズだったのにごめんよ! ってか それはBahahaに謝れ

そうだった うわー ごめん!!
 

『テイキング・ライブス』2004年/アメリカ


2004年10月10日(日)  てなもんや大騒動 

午前中 それも8時頃携帯にメールが届いていたので(TV見てたから気づいたのはもっと後だけど)中を読んだら

「今『新選組!』HDからDVDに焼いてる最中だけど 録り逃したのは何話だったっけ?」と歴史がらみの友人からのメッセージでした

9月のあたまに暑気払いと称する飲み会があったときに 誰か録ってたらダビらせて〜!とお願いしておいたのを覚えててくれてたみたい うわお!と思って即座に
「27話・直前、池田屋事件と38話・ある隊士の切腹です!」と返信したら
「了解 実はこっちもお願いしたい回があるのですが13話って録ってますか?」と言われたので確認してみたら 一応録れていたので その旨伝えると「お願いします」と返ってきました

わーい 中抜けの補足ができるぞ♪しかもDVDで画像がキレイそうだv …に引き替え自分の方はビデオテープ(かろうじてハイグレード)に3倍で録ったものなので画質的には申し訳ないレベル… なんか 等価交換になってないな(汗)
ないよりマシと思ってもらうしかありません

ポヤポヤとネットで遊んでいたら また歴史友達からの着信音がなったので 誰だ?と思ったら 明日一緒に芝居(劇団☆新感線)を観に行くことになっている友人からの電話でした 出たら開口一番

「明日行けなくなっちゃった!」
ええ〜 なんで? と尋ねるより早く

「おじいちゃんが死んじゃって」
…そ そんなことなら仕方ないですな(汗)

「今夜チケット届けに行くから誰か代わりの人探してみてくれるかな」
了解しました

慌ただしい電話が終わり 心当たりにメールしてみる私 今日の明日で付き合ってくれる人が見つかれば良いけれど ダメだった場合は共通の友人が無料代理で来るらしかったので 少しでも払い戻ししてあげられるように チケットの引き取り手を探したのでした

それから唐突に借りていたDVDを1本鑑賞(今の電話の人からの借り物)
演劇集団キャラメルボックスの『風を継ぐ者』96年公演版
同じ演目を私は再演で観ているんですが 初演の方はまだ看板役者・上川隆也が舞台に立っています

今でも彼は劇団のメンバーですが 殆ど公演には名を連ねなくなっていて 今年に至っては大きな舞台が4本もあるのに 自分の劇団の公演には1本も出ないというね(苦笑) 籍を残しているのが良いのか悪いのかはよく解りません 別にキャラメルのファンという訳ではないので私(^^;)ゞ でも どうせ観るならキャラメルの舞台で観てみたいな 上川
(5月に『燃えよ剣』で観て12月に『SHIROH』で観る予定の人間が何を言っているのか)

んで 話をDVDに戻すと この『風を継ぐ者』ってのは新選組の物語でして 主人公はオリジナルの人物 つまり実在しない架空のキャラクターなんですが これがよく出来た話なんですよ 沖田・土方が絡んできますが メインになっている人物たちの人間性がとてもよく出ているのに 鬱陶しく感じない 敵も味方も魅力的

キャラメルの舞台は衣装こそ揃えているものの 小道具や背景セット等は至ってシンプル 必要最小限のタイトな空間で物語が展開していきます 役者さんの演技力や立ち回りの見せ方がものを言う世界です

すごいよー人間の目は 一つの物がその時々の様子に応じて色んな物に見えてきますからね “黒子の文化”とでも言うんでしょうか? ないものが見えてきたり あるものが見えなくなったり 脳内で様々な補足をして幕末の背景を作り上げるんです もちろん役者さんの演技あっての“空間像”ですけどね
個人意見で恐縮ですが 5月に見た『燃えよ剣』より全然面白いです これだったら何回観てもいい

そんな訳で 一度観たことのある物語でしたが ものすごく楽しむことができました 自分が実際見たのとはキャスティングが違っていて 役者さん特有のキャラを活かした演出なんかもあったので 細かい部分では若干違いがありましたし 舞台はその日その日の1回勝負だから 独特の緊張感があって好きです

ちなみに劇団☆新感線の場合だと 再演の度に脚本が変わります 全く同じすじを使うことはまずありません それが良かったり悪かったりは人それぞれだと思いますが それもそれとて脚本・演出で主宰者でもあるいのうえひでのり氏のポリシーなのか はたまた作家の中島かずき氏の信念なのか 自ら作品に新解釈を加えて 新たな別の物語を産んじゃうんです 

何つーかこう スゲーよなー… と思います

閑話休題

キャラメルボックスの秀逸な幕末舞台に一人で喝采を送り 自室に戻ったらまた別の歴史友達からメールが来ていて

「本日○○さんと婚姻届けを出して来ました。」

おおお?!とうとうまとまりましたか! ついたり離れたり 同棲してみたり別居してみたり さんざん紆余曲折していた2人だったので 結婚したという事実には驚きませんでしたが 暑気払いで会ったときもそんな話全然してなかったので 「今日届けを出した」という部分においては寝耳に水な朗報でした

「おお!それはおめでとうございます!良かったね△△さん!(←彼女に実家帰られてヘコんでた時期を知っていたので/苦笑)」と返信

パ パーパパ パーパ パーパパッパ〜♪(着信音)
「式は来年4月3日を予定していますが 当日はちまきさんと是清さんに司会をお願いしたいと思っています」



はい?!



ここでいう是清ってのは私で ちまきさんっていうのが 明日来れなくなった友人のこと
これこそ寝耳に大洪水な話で ご不幸に見舞われた友人に今すぐ相談できる訳もなく おっかなビックリで「それは2人で相談して決めたいので返事ちょっと待って下さい〜 今彼女立て込んでるんで!」と返したら
「やだ〜 司会は2人じゃなきゃイヤー!」って 奥さんの方から返信が来たよ おい(汗)

ホンなこつ待ってつかぁさい あたしゃ結婚式なんてまともに出たことないんですよ!
こんな年齢ですけど友人の結婚式に呼ばれたことないんで マジな話 身近な友人結婚しなさ過ぎ!(笑)いや 単に呼ばれてないだけかも知れないけどね ふっ…(遠い目)

なので 司会がどれほどの大役であるのか 具体的にどんなことをするのが普通なのかが サッパリ解らんとです そんな相手に任して良い役でないことだけは確かじゃないかと…

取りあえず相方?が落ち着いたら聞いてみるから それまで保留にしてて下さいと 彼女がOKなら私も引き受けますからと しどろもどろなメールでその場は許してもらいました

…もし本当にやるんだとしたら 春に向けてダイエットしなきゃですわ! 今のままのプヨプヨ体型で人前に出るなんて
ありえない!

マイクロダイエット再び…(実は近々に始めるつもりで買い置きはしてあったり)

夜になって 明日の公演を一緒に観てくれる人が見つかり諸手を上げて大喜びv 半分諦めていたけれどすぐに友人へ連絡したら 向こうもホッとしたみたいでした 定価で引き取ってくれるというし 地獄に仏とはまさにこのこと ありがとう心の友よ!(←引き取り相手)

そんな訳で 歴史仲間といろいろ「うわー!」な一日でした
 

『幕末 てなもんや大騒動』1967年/日本


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