カタルシス
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2004年06月04日(金)  スパイラル 

以前に買った『A celtic romance』を宗教色が強くてちょっと違うかも と評したと思いましたが 聴いてるうちに段々良くなって来ちゃいました(^^;)ゞ
イージーリスニングに丁度良いことに気がついたと言いますか 結局ケルト系好きみたいです

ケルトとお友達にアイルランド系がありますが 本来私はこっち派でして アイリッシュな民族音楽が好きなのです 手っ取り早い例を挙げるならThe Corrsって兄弟グループがいるでしょ? 彼女達の1stとかかなり解りやすいと思います

ただし!この人達はこの1枚目だけです 枚数重ねる毎に人気は上がっていますがどんどん民族色薄れてってしまって こないだ出た最新アルバムなんか完全にフツーのPOPになっちゃってました 私的にはダメダメです あんなに素敵だったのに勿体ない…
1995年リリース『Forgiven,Not Forgotten/遥かなる想い』 ←超おすすめ

そして今そのケルトCDと一緒にコンポに入っているのが 映画『ヘドウィグ&アングリーインチ』のサントラでございます こっちはグラムロック系…ソフトフトグラムくらいかな?の音楽なんですが やっぱりカッコイイんですわ

先日某レコード店のDVD売り場でこの映画が「コメディ」の棚に入っていたのを発見して「ええ?!コメディにされちゃうの?!!」と大ショックを受けました

元々はオフ・ブロードウェイの舞台作品だから「ミュージカル」や「音楽系」に並べてもらえると嬉しかったんだけど… いや この際「ゲイムービー」でもイイよ 何にしたって「コメディ」はないでしょ「コメディ」は(泣)

ネットオークションでダラダラ検索をかけていたら AUDIOSLAVEの1stアルバムが100円スタートで出品されてました 既に1名が入札していましたが まだ最低価格の100円のままだったので 競ってみようかと考え中 正規の価格で買うほど猛烈に欲しいと思う系統じゃないので 送料込みで1000円以内だったら良いかもー なんて

…お?
何か音楽通っぽい日記になりましたね 実は全然詳しくも何ともないんですけど(^^;)ゞ
趣味が破綻してて好みが極端だってだけでね ふっ…(遠い目)

『スパイラル』GARNET CROW


2004年06月03日(木)  15ミニッツ 

今日は20:40頃の出番で鈴木祐樹のアコースティックソロライブがあったので その時間に間に合うように職場を出て まず新宿で一旦下車

新星堂にて6/12発売のアルバム『高速ロケンロー』(グルタミン)を予約するも
「これから発注をかけるので発売日には入荷されないと思います…」と店員さん
「…どのくらいで届きますか?」と尋ねると
「2〜3日後くらいかと 1週間は過ぎないと思います」

1週間遅れたら19日の会場で買った方が早いわ!(汗)

それでもショップに予約をかけるのが目的だったので 仕方なくそのまま予約をお願いして来た

再び電車に乗ってライブ会場のある吉祥寺へ 到着後は真っ直ぐ 新星堂DISK INN へ向かった 今度は友人の分をこの店舗で予約する ここの店員さんは何も言ってくれなかったのでこちらから
「発売日に入荷しますか?」と尋ねたところ 何を確認するでもなく
「え?はい 入ります」と答えた若い女の子店員

…大丈夫?

そこはかとなく不安を感じつつ それでも「入ってくる」と断言した彼女を信じることにして店を後にした

スーさんの出番にはまだ時間があったので 近くのBOOKOFFで欲しかったCDやDVDを物色 特に目ぼしいものがなく 惰性で時代小説の棚をひやかしてみたが 内容と価格の折り合いがつかなかったので何も買わずに店を出た
20時を回ったので駅近くのマックで一人わびしい夕食にする

そして20:30 そろそろ行くかとマックを出て会場の曼荼羅を目指して歩く 入口の階段を降りてチケットを買おうとしたところで 場内から耳慣れた楽曲が流れてきた

げ スーさんじゃん?!(汗)

時間は20:35 目指した20:40には遅れていないが演奏は始まっていた 巻いたのか?!
「鈴木祐樹で予約しているんですが」と名前を告げてから「どのくらいに始まりました?」とチケット売りのお兄さんに訊いてみたら
「10分前くらいからですかね?」と答えながら私の名前をリストの中から探している様子
「…すみません お名前これですか?」「そうですッ!」

ああもう!これだから漢字でフルネームの予約ってイヤなのよ! 読めない人いるんだもん 時間がないときイラつくじゃないか!
「ドリンクは…」「グレープフルーツジュース!」

のんびりやってんじゃねーぞ!「鈴木祐樹で予約した」って言ってんだろ! もう今歌ってんだろ! ごるぁ!
妙に丁寧な受付の行動にイラだちを感じながら ドリンクチケットとフライヤーを受け取り足早に場内へ

うわ 少なッ!

4組中3番目の割に客数が少ない 前の方も席がパラパラ空いていて すんなり座れたのは個人的に助かったが 演奏する側にしてみたら寂しい人数には違いないだろう オマケに遅れて来たのがハッキリしっかり向こうにバレてそうだ…(黙)

何曲目なんだか知らないが 今更録音するのも往生際悪いかな と思って周囲を確認すると 友人たちがそれぞれに録音しているのがわかった 後で誰かにダビってもらおう… そう考えてMDセットは出さずに済ませた

そんな日に限ってこんなセレクション
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○虚飾の果てに(POWDER)
●すべてはジャムのように(POWDER)
●Homesick Gray(スプリングベル)
●言葉の灰(スプリングベル)
●イメージの夜空(SB時代?没にされた曲)
●夢を見ること(SB春山曲)
●真昼に見た夢(スプリングベル)
●トゲの生えた舌(BAMBI)
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イジメか? イジメなのか?!

スプリングベル率高いなー しかも「人の歌を歌います」って歌ったのが春山さんの曲でびっくりしたのコトよ てっきりメジャー作品のカバーって意味だと思ってたから 歌い出した途端隣にいた友人と顔を見合わせてしまったじゃないか
スーさんめ スーさんめ スーさんめ…(恨)

そして譜面を整理していて発見した"没曲"を今日限定で歌うと宣言して演奏
スーさんめ スーさんめ スーさんめ…

MCの中で「アンディ・ウォーホールも言ってるだろ?“誰でも15分はスーパースターになれる”って」と言ってるのを聞いて 何となく彼の趣向を思ってみる
ウォーホールとか チェルシーホテルとか 解る人にはピンとくる取り合わせなんだけど もしかしてビート・ジェネレーションとか好きなのかな?とか
「誰でも一生のうち15分間は有名人になれる時がくる」ってウォーホールの言葉は 多分20世紀の名言集とかに載ってるんじゃなかろうかってくらい有名な言葉なんだけど 一般的にはどのくらい浸透してるのかしら? スーさんのあのMCの意味解ってた人少なそうだなぁ(苦笑)

そんなこんなで終演後 すぐに友人たちのところへ行って「ダビングお願いしたいです!」と交渉したら
「プレイヤーの調子悪くて録れてないっぽい」1名
「マイクが外れてた?!」1名
「カタカタいってたけど その雑音が入ってても良ければ…」1名
「録れてると思うんですけど最近調子悪いから…」1名

うわああー!マジですか?!

途中からでも録ってれば良かった!! 今日一番の大失敗!!!! <(>д<;)>

今更そんなこと言っても仕方がないので 録れていそうな2人にダビングをよくよくお願いし 傷心のうちに帰宅したのだった

そういや3月の春ソロも遅刻であたま2曲を聞き逃して 4月のスーソロではマイクの挿込口を間違えて40分間無音のMDをこしらえたし こないだ5月の春ソロではMDの中身を忘れたんだった
何だか曼荼羅でポカることが多いな… 方角悪いんかなぁ?(風水の所為にすんな)

『15ミニッツ』2001年/アメリカ




ちなみにスーさんの後のトリにURITAくん その昔スプリングベルPresentsのイベントライブに招かれたことのあるアーティストだ トイレのついでに少し聴いたけど 前に聴いたのと同じ曲を歌っていて「ああこの曲は前に聴いてるな〜」と懐かしく思った

「…何か ヘタになってないか?」と首を傾げる 女の子のような綺麗な声でトリッキーな歌い方をする意外とパワフルな印象があった子だったけど 音程はちょいズレしてるし ギターは拙いし 歌詞を言い澱むような部分があって あれれれ?と再確認

何かありましたか? URITAくん??(汗)


2004年06月02日(水)  ロスト・チルドレン 

小学6年生がネット上のトラブルから同級生をカッターで殺害?
取り調べに対し落ち着いた様子で「殺すつもりで呼び出した」と答える11歳の少女??

完全に理解不能です

解るのは
彼女のあまりの幼さと
身近にあり過ぎて鈍感になりつつある
劣悪な環境の存在

世の中の毒に対する抗体ができる前に
猛毒にあてられてしまったようで

今や当然のように存在している毒がいけないのか
むやみに触れてしまった彼女がいけなかったのか

周りがいくら悔やみ 論じたところで

裂かれた喉頸は塞がらず
返り浴びた朱が落ちる日は
もう来やしない

解るのは
もう戻らないってこと

もう戻れないってこと

『ロスト・チルドレン』1995年/フランス


2004年05月31日(月)  命が何百個あったって足りない 

下北沢 BASEMENT BAR にてグルタミンのライブだったんですが 出番がトリで21:30頃だっていうので 定時で退社して一旦自宅に戻るコースを選びました 何だか夜には雨が降るって予報だったし 蒸し蒸しして暑かったから 少しでも楽な格好で臨みたいなと思いまして

そんな訳で地元に戻って1時間ちょっとを過ごし 再び都心を目指します グルタミンだから行くけど 普通はこんな労力かけてまでライブ行かないっつーのよ これは愛が成せるワザなのです グルタミンLOVE〜♪

予定通りの時間に下北についたけれど やっぱり雨が降り出していて 会場までの道のりを億劫に思いました だってBASEMENT BAR ってば下北で行くライブハウスの中で一番遠いトコにあるんだもん… ちちち

それでもグルタミンのために黙々と歩き会場着 中へ入ったらまだ前のバンドが演奏中で3曲くらい聴いたかな? 全員女の子のバンドでした 女性ボーカルにありがちなキンキン声じゃなかったけれど 別種の苦手声でした(汗)何か結構好き嫌い激しいのかしら私…

そしてお待ちかねのグルタミン 前回が風邪っぴき3ピースで 個人的には不完全燃焼な印象でしたが 今回は打って変わって爆裂快調すこぶるOK!!!って感じで もう見ていて聴いていて ワクワクしてきちゃって楽しいったらない

それでこそグルタミン! いぇ〜いv

終演後声をかけてくれた豪さんに 興奮気味な感想を伝えたら満足そうに聞いてくれたので また嬉しくなって

「豪さん初っ端からテンション高かったですね」ったら
「さっきまで上で『ROCKIN'ON〜』の取材受けてたんで その勢いがあったのかも」って言う

「ロッキンオン?!」友人共々驚きの声をあげました

はーい 音楽雑誌読む人には 『ROCKIN'ON』がどの程度の雑誌だかお解りになると思いまーす
そしてその邦楽版である『ROCKIN'ON JAPAN』の7月号に 今回取材されたインタビューが載っちゃうらしいでーす
それが丁度6/19発売で レコ発ライブ当日とかぶってるってことで この日の話題はグルタミン一色になること請け合い!

『ROCKIN'ON〜』がよく解らない方は 書店にお立ち寄りの際 雑誌の「音楽」コーナーを覗いてみて下さい 絶対ありますから パラ見するだけでもどのくらいのランクだか察しがつくと思います
そんでもって どうせご覧になるならば 6/19発売の7月号 をゼヒ!よろしくお願いしま〜すv

『発光オレンジ』グルタミン


2004年05月30日(日)  虚飾の果てに 

映画好きの友人を誘って 新宿は紀伊国屋ホールまで芝居の舞台を観に行って来ました
劇団ひょうご公演『曲がり角の向こうには』 14:00〜の回

以前劇団☆新感線の舞台に行った時もらったフライヤーの中に 新感線の看板女優・高田聖子(たかだしょうこ)さんが出演するという公演のフライヤーが入っていて 他の出演者を見たら山路和弘と磯部勉の名前があったので「うわ!」っと思い 勢いでチケット手配してしまったのが今回の舞台です ちなみに今日のこの回が千秋楽!

山路氏・磯辺氏と言ったら 洋画好きの人には「吹替えの人」と認識されているんじゃないかってくらいに 多くの作品で声をあてているお二人です

山路氏の方は『処刑人』の主人公・コナーの声を吹き替えちゃってることから個人的に注目俳優となった人
磯部氏の方はドラマのゲスト出演で悪役を演じた際に「この人顔は怖いけど声が良いオッサンだなぁ〜…」と思って名前を覚えた人で 映画の吹替えが多いのに気付いたのは それからずっと後のことでした

彼らの他には既述の聖子さん 元ヅカの剣幸さん ベテラン舞台俳優の石田圭祐氏 富沢亜古さん の総勢6人です

パンフレットでの作品紹介文はこんな感じ
「会話を通して浮かび上がる、人それぞれの価値観。ユーモラスでお洒落な台詞にあふれたスタイリッシュプレイ。オーストラリアの女流作家の意欲作を六人の男女が演じます。乞うご期待!」

うーん… 実際に観た印象はこの紹介文とは意味合いが違うような気がしました
ひょうご舞台芸術は翻訳劇の上演が多いらしく というかメインなのかな? 登場人物や舞台背景は原作をそのまま活かして 役名は英名だし舞台はアメリカ 高級住宅の一室

6人の人物は3組の夫婦で 小説家のトム(山路)その妻で以前は出版業界にいたらしい美人のイヴ(剣)、出版編集業のダン(磯部)その妻でドキュメンタリー映像作家のジェーン(富沢)、アメリカ一の成績を誇る不動産営業のハリー(石田)とTV番組を持ち本も出版しているほどの料理研究家ヘニーの夫婦
トムとハリーは幼馴染みで トムとダンは学生時代からの付き合いで イヴは多分ダンの元同僚だろう ということが劇中の会話から読み取れます

セレブ同士 旧知同士で 仲良く付き合いが続いていた友人たちに 突然見舞われたハプニング それにより ある者は自分のあるべき姿に気付き ある者は隠してきた姿をさらけ出し またある者は真実の姿から必死に顔をそむけようとする

ただ一つ確かなのは 今までの世界が 関係が 虚飾に彩られたうわべだけのものだと 誰もが悟ってしまったこと…


というのが大筋だったと思います これらの流れを軽快な会話劇で進めていくといった手法で表現された 実に大人向けなお芝居でした

山路氏演じるトムという人物は 6人の中で最も虚飾の深みにハマっている傲慢な小説家で この物語でのいわば"悪役"でした

徹底した憎まれ役のハズなのに 何故か完全には憎めないキャラクターのトムを演じる山路氏は テンポの良い台詞と時にコミカルにさえ見える表情や動きで 私の目にはどう見ても「キュートな中年男性」にしか見えず 前から4列目という近距離で見たことで拍車がかかり 山路氏から目が離せなくなってしまいました(汗)

剣さんすっげー綺麗だったし 聖子さんもいつもの調子で不思議ちゃん化したヘニーを好演していたし 石田氏の飄々とした風情に 迫力の熱演だった富沢さん 磯部氏は相変わらずの美声で喋るたびに低音が耳をくすぐるっていうのに 私の頭の中は
山 路 一 色
こんな重めのテーマの大人っぽい舞台を観てて 重要点はそこなのか?!ってもんで

ホント 阿呆ちゃうか自分…

あああ 物語に関してはネットサーフで素敵サイトを発見したのでご紹介しておきます

↓ここのレビューがものっそい適確!興味のある方は一読の価値ありです!!
「しのぶの演劇レビュー」

ところで 劇場に贈られてた花なんですが 宝ジェンヌだった剣さんに沢山届いているのは良いとして なんで聖子さんとか全然ないの? そして山路氏に至っては『仮面ライダー剣』からオンリーだったんですが
ここ 笑うトコでしょうか?(苦笑)

『虚飾の果てに』POWDER



本当はこの後 VESSEのライブに行く予定だったんですが 日中の気温30℃という猛暑の昼間に動き回っていたためか 具合が悪くなってしまって急遽断念 久し振りだったから行きたかったんですけどね〜…
トリで20:40出番って 遅いよ(涙)↓がくり


2004年05月29日(土)  ライト・マイ・ウェイ 

本当は今日は何もない日だったんだけど 昨夜妹が渋谷のHMVで見つけた「姉ちゃんに見せたいモノ」とやらを見に行ってみるか という話になったので 午前中山のように溜まっていた洗濯物をこらしめて 『王様のブランチ』で映画情報を楽しんでから ゆるゆるランチがてら出かけることになった

一旦新宿で降りてレンタルしていたビデオ類をTSUTAYAに返却 それからタイ料理のバイキングでサクッとお腹を満たして 渋谷のHMVを目指す 彼女が見せたがっていたのは『AUDIOSLAVE』という洋バンドのDVDで それは以前に私が「ちょっと気になるんだけど知ってる?」と妹に尋ねたことがあったアーティストだった

ああ あの時のこと覚えてたんだな〜 と思う

そして到着した店頭で見せられたDVDの映像に ちょっと我が目を疑った 隣には得意げな笑みを見せる妹が寄り添うように立っている

「似てるでしょ?ショーンに」
ここで言うショーンとは ハリウッド俳優のショーン・パトリック・フラナリー氏を指している 私のお気に入り俳優の1人だ

「似てる! 確かに似てるよ うわー…」
としばらく映像にクギ付け 結局ほとんどのプログラムを店頭で見てしまった私は おもむろにケースを手にとって価格を見た

\2625… 安ッ!

姿を見たのは初めてだったけど 元々気になっていた人達だったし 見てくれがこんなじゃあ買っちゃってもいっか? いいよ!

ってな具合でお買い上げ  ああ 何たる衝動買いだよ…(^^;)
※写真日記に画像つきで書いてるネタです


その後恒例のように新宿まで徒歩で移動して私鉄に乗り込む 地元に着いたらもう18時で風もだいぶ涼しくなっていた
そろそろ夏が来るぞ〜…

暑いの嫌いだ

がおー

『Light My Way』AUDIOSLAVE


2004年05月28日(金)  パッション 

メキシコ映画『アマロ神父の罪』を鑑賞〜

とある小さな町に赴任してきた 将来を有望視される若き神父と 信仰厚く見目麗しい少女との 禁じられた恋の話

以前見た『司祭』という英国映画でもやはり妻帯も肉欲も禁じられた存在として 神聖なる聖職者であるべき自分と 生身の人間としての私欲に 板挟まれてもがく若い神父が描かれていたが こちらのネックは「同性愛」 今回の神父はヘテロではあるが 私欲に対する忠実さは『司祭』の神父を遥かに凌いでいる

主演のガエル・ガルシア・ベルナルはメキシコ映画界の人気スター
両親ともに俳優という環境に育ち10歳でドラマデビュー 以後この業界でキャリアを積んできた芸歴のしっかりした俳優だ ちなみに私生活ではナタリー・ポートマンのパートナーとして浮き名を流していたりする 私は『ウェルカム!ヘヴン』で初めて見たが 登場する時間の少なさの割に惹きつける青年俳優だなぁと感じた

相手役のアナ・クラウディア・タランコンは この作品で映画デビューとのことだったが どうしてなかなか堂々としたもので 綺麗だわスタイル良いわ 脱ぎっぷりもお見事(笑)情熱の国メキシコのイメージを壊すことなく みずみずしい少女の姿で画面を華やがせていた

そんな輝かしい主演の脇をベテラン俳優が固めたという メキシコ映画界の注目をひとしきり浴びまくった問題啓示作だそうだが 個人的な感想を言わせてもらえば あまり気持ちの良い話ではなかった 破戒という点においては断然『司祭』よりも醜悪だったと思う

肉欲に溺れてしまうのは解らないでもないが 堕ちるまでの苦悩があまりないこと そのために人を欺くこと 善良な者を私利のために利用し保身のために排斥すること 己の罪を他人に肩代わりさせること 命を奪うこと

一体いくつの罪を重ねていただろう 国や時代が違うにしても 間違いなく『司祭』の神父の方がまともだ というか 少なくとも破戒に大しての畏怖が感じられたし 十戒に背くまいと必死の努力を惜しまぬ様子がうかがえたが 今回の神父にはそれが感じられなかった
あのギリギリ瀬戸際に追い詰められて思い悩むような雰囲気どころか 「神」に対する後ろめたさよりも 周囲の人々への体面の方が気になってるという感じで「この子はなんで神父になろうと思ったんやろ…?」なんて根本的な疑問さえ抱く始末だ

確固たる信念もなく ただコソコソと色んなことを誤魔化して過ごしている姿が とにもかくにも気持ちが悪くて仕方なく 最終的に報われる人間が一人もいないという後味の悪さばかりが気になった

…そう思わない人がいるなら感想を訊いてみたい 嫌味とかじゃなくて 本気で見方が知りたい

誰か 教えてください

『パッション』2004年/アメリカ・イタリア

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日本人が乗った車が襲撃されて爆発炎上?!マジすか(戦慄)
遺体の損傷が激しくて本人確認不能って そら爆発したんだもんな…

どうすんの?ジュンイチローさん


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