カタルシス
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2002年11月27日(水)  新境地 

下北沢440でスプリングベルのライブ。
フロントアクトに『みみずくず』のボーカル・レイナちゃんとギターのコウヘイさん、そしてツーマンのお相手は何と堂島孝平くんだ。

今回チケット番号が早めだったので前から2列目のやや右よりに席が取れた。そしてなんと花緯さんが一昨日に続いて聞きに来ている!2日間在京していた訳じゃない、再び来たのだ。
しかも彼女の誕生日当日。
解ってるか鈴木祐樹?アンタのためなんだぞ(苦笑)

フロントアクトの“エレキ1本みみずくず”のあと、堂島くんが毎週水曜の夜にラジオの生放送があるということで出番は彼が先… いやいや、スプリングベルプレゼンツだからSBがトリという言い方にしておこう。(^^;)

どんちゃん(堂島くん)のステージは見事だった。
音楽の好きずきや声質の好みなんかは個人差があるだろうけれど、MCは楽しいし 音は安定してるし、私は楽曲も嫌いじゃない。歌い始めてすぐにPAへ向かって「ヴォーカル上げて下さい」と注文を出していたのが印象的で、若くても(いや、自分と同年を若いと表現するのもアレなんですが、彼の見た目がさ…)何かプロってこういうモンなのかな、なんて漠然と思ったりして。

どんちゃんとSBの間にセッションがあり、どんちゃん+SB+コウヘイさんの4人で一緒に演奏したのが何故か『やつらのバラード』で。
知ってる?『はじめ人間ギャートルズ』って昔のアニメ。あれのエンディングテーマだった曲だよ、かまやつひろしが歌ってる。一体誰の選曲なんだろう(苦笑)と思いながら聴いていた。

セッション終了後の退場間際にどんちゃん曰く
「9時から生放送なんでもう行きます!今日は聴けなくても来週から聴いてみてね」
だって。
控え目な宣伝を忘れない そつのなさを披露して、プリティスマイルを湛えたままご退場なすった。さすがの一語に尽きるよね。

お待ちかねスプリングベルの出番♪
今日は新曲が2曲あって へー、頑張ってんだ。と思わせる姿勢。
「2人で作りました」と言っていたから『Happy Drive』以来の合作作品になるってことかな?
近頃の悶々を考えれば この新たな試みとも思える行動は「活動の方向が決まったんだろうか?」と勘ぐらずにはいられない動きだ。

「スピードで〜」と歌っていた方のはキャッチーでポップな印象。テンポ早めでアコよりバンドの方が聴き映えしそうな感じがした。雰囲気的にはBell色強目な曲調で、『Happy Drive』のような“半分ずつ”の印象は希薄だな〜と感じた。
「〜さよならプラットホーム」と歌っていた方はSpringman曲に聴こえた。ってか春山さんの曲でしょ?詞でしょ? 違うの???
どちらも楽曲は嫌いじゃなかったけれど、

合作? ううーむ…

アンケートには「“スピードで〜”の方はバンドスタイル用ですか?」と書いてしまった。
だってそんな感じだったから。
「“さよならプラットホーム〜”の方は春山ワールド系ですね」とも。
こっちは合作じゃないと思ったので。

今後どういった展開を見せるんだか 楽しみなような、でも少し心配なような… 複雑な気分で聴いた新曲だった。


帰り際、マネさんにアンケートと こっそり用意しておいたささやかなプレゼント(?ラベンダー香のアイピロゥ)を渡して「お疲れさま」と声をかける。彼女が事務所を辞める話は、知っている人いない人がバラバラだったので、ハッキリとした単語は一切口にしないでいた。

「…ああ!ごめんなさーい!」

突然大声で謝られる。
なんで謝るのか、しかもそんな大声で。予想していなかった言葉と音量に面食らっていたら
「バッヂまた忘れちゃった〜!」

…おいおい。

どこまでお疲れなんだか知らないけれど、それはちょっと職務怠慢でしょうよ(苦笑)
私だから良いようなものの、なかなか来られない人とか 特典を楽しみにしていた人がそんな風に言われたらどう思うと思ってるのか。困った人だな。

「じゃあまた次回に…」
と苦笑いで返答したら、すぐとなりにいた別のスタッフを振り向きながら「ちゃんと頼んでおきますから!」と言う。うん、まぁ 宜しく頼むよ…

「私次からいないんで今までのお礼も兼ねてお手紙書きますね!」
「へ?… あ、はぁ。」??な、何で?別にいいですそんなの…
つい曖昧な笑顔を返してしまった。

本当に来るのか? 手紙。


2002年11月26日(火)  グルデイズ 

三軒茶屋でグルタミンライブ。
11/22にも池袋でライブがあったんだけどバイクメンを優先しちゃったので行かれなかったんだよね(苦笑)

最近あんまり爆音じゃないHeaven's Door は大分聴きやすい。初めて行った日が爆音過ぎたのかな?はたまた自分の耳が鍛わってきたのか… 後者は難聴になったっぽくてちょっとイヤだな。

『ブラックリストマン』カッコイイ〜v


2002年11月24日(日)  公人私人 

本日はVEESEのイベントにThe 29 Jokeがお呼ばれしている日。
なので愛知組がやって来ます(笑)

花緯さんとは午後、渋谷で待ち合わせ。
彼女御用達のチケットセンターで新幹線の切符を買うのが目的です。
この後 成城へYさんの焼きもの展・通称『Y展』へ行くつもりなので手土産をここらで調達致しました。(モロゾフの秋季限定“鳴門金時”のプレーンとチョコ)

成城の駅でYuさんらと合流、事前にもらった案内を頼りに不慣れな道を進んだら一度も間違わずに目的地に辿り着けました。初めての場所苦手な私にしては上出来♪

Yさん他3名の陶芸作品が並ぶ中、買う気満々で来ていた自分は真剣に売り物を物色。あれを持ったりこれを戻したりと さんざん迷った結果、手頃な平皿3枚とエスプレッソカップ&ソーザーを2組買うことにします。
どっちもお茶用さ♪

しばらく場内をみんなでウロウロしていましたが、他のお客さんのこともあり そろそろお暇しましょうかということになりました。次はライブ会場のある西荻窪を目指します。

出番の時間まで間があったので駅前のジョナサンで一同お食事タイム。ここへはY展に行かなかった人も加わったので結構な人数が集まってしまい、テーブルを4つほど合わせて対応してもらいました。注文もバラバラ頼んだ所為か若干のミスがあり、その度にざわざわと大騒ぎ。ライブの前からすっかりテンションが上がっております(笑)

VESSEのイベントなので彼らは当然トリな訳ですが、T29Jはどうもそのひとつ前の出順のようで、大分遅めの時間を知らされていました。さっきまで焼きもの展のスタッフをしていたYさんから「間に合いそうだから行くよー。でも道が解らなーい。」とメールが届きます。
私は駅から会場までの目印を確認しながら簡単な案内を打ってYさんの携帯に送信するのでした。
間に合うと良いねー。

T29J初の会場 西荻窪『TURNING』。
音や設備の善し悪しはよく解らないけれど、何故かここはソフトドリンクだと2杯頼めてしまう ちょっぴり嬉しいライブハウスだったりします(笑)
でも出演者にとっては控室が狭く居場所に困るハコみたいで、演奏後の出演者が表に上がって少し行った建物の陰で 所在なさ気に腰を降ろしている姿を何度か見たことがありました。

ステージに現れたサンダーが前回Tさんに貰ったツナギを着用してるのを見て観客の一部が盛り上がります。細い彼には少し大きかったみたいですが、そのくらいがキュートで良いではないか良いではないか。
T29Jの後にはVESSE様の熱いステージを拝見し、それなりに楽しいひとときを過ごすことができました。

終演後、アンケート書いてから外へ出るとT29JもVESSEもメンバーがその辺をウヨウヨしていたので、手近なところから持ってきたチョコ菓子(冬季限定・クランチ入り特大きのこの山/笑)を配っていきました。T29Jの3人、VESSEのボーカル・じゅんさん、ギターのナヲッキーさん、そしてベースのセキドさん。じゅんさんは渡した途端に封を切って口に放り込んでました(笑)

デジカメを持っていた私は誰とも話さずに一人で立っていたセキドさんにターゲットを絞って「一緒に撮っても良いですか♪」と迫ってみました。答えは気さくにアッサリOK〜v
ワタクシVESSEでは彼が一番ひいきなのです♪ おほほ。

続いて、取り終わったタイミングで我々の横をすり抜けようとしたじゅんさんの腕をがっしり捕まえて「一緒に撮っても良いですか♪」とニッコリ交渉。
「え、俺?」というような「テレるな〜」というようなはにかんだ様子でOKを頂き、友人Oにシャッターを押してもらいます。

実はこのOさんがじゅんさん激LOVEの人だったんで、この後Oちゃんも撮れば?って振るつもりだったのだ。いや、自分もじゅんさん好きだから一緒に撮ってもらえたのは個人的にも嬉しかったのよ、本当よ(笑)

で、予定通り「Oちゃんも…」と声をかけようとしたら 私のすることを察したらしいOさん、何故か必死に「いい!いい!」と辞退する。
「え、なんで…」「いいから!私はいいからッ!」
…そんなに必死に断らなくたって良いじゃんよう。じゅんさん本人の前なのに( ̄▽ ̄;)

これ以上の深追いは良くないな と、じゅんさんにお礼を言って開放しました。

「なんだよー折角チャンスだったのに〜」とOさんをなじると
「ごめん!気持ちは有り難いけど ダメだったんだよ、心の準備が…」
その場にいたみんながOさんの取り乱しように笑ってしまった。まぁ、気持ちは解るけどね、私も誰かさんの前だと緊張しっぱなしだから(苦笑) 一昨日とかね…

T29Jボーカル・スージーは本日彼女連れ。というか彼女付き?
サンダーも時々彼女が来てるけど、あんな風に独り占めな壁を作ったりしないし 今日なんかアンケートを書いてる私の横で一人ぽ〜っとしていたので、軽く声をかけたらニッコリ笑って「いつも可愛い帽子かぶってるよね」なんて言ってくれたりして。可愛いんだよーサンダーが羨ましいくらいに!いや、誉めてくれらから言うんじゃないけどさ(愚)

でもスーカノは何だかずっとくっついているのでファンが声をかけにくい。
私は別段用もないから良いんだけど、わざわざ愛知から来てる花緯さんたちには彼の方から声をかけたって良いんじゃないかと、少しイライラしたりもして。
対して面識もない彼女さんよりも スーさんにちと腹が立ちました。

前回からピアスつけてるし、今日は左の薬指に指輪はめてるしで ふーん… みたいな?
今日の私は多分 彼に用があったとしても話かけてないだろうな、と自己分析。
でも花緯さんたちはそうもいかないだろうから「声かけておいでよ」と何人かで背中を押してあげたら、渋々ながら話をしに行ったみたいでした(苦笑)

微妙な後味の夜?


おまけ
会場から離れる際に さっきまで見つけられなかったVESSEのドラム・タケひさんを発見!セキドさんと並んでお気に入りの彼に“特大きのこの山”を渡せて ちょっとした達成感に浸れたのでした。


2002年11月23日(土)  ファミリー・タイド 

昨日買ったフレームをさっさと店に届けて来ようと思い午前中から外出の用意をしていたら、休みだったらしい父から「昼どうする?(みんなでどっか行くか?の意味)」と電話がかかってきたので、
「行く行く、でもちょっとその前に用事を済ませたいんで…」と事の顛末を説明すると
「車出そうか?」とのご提案。

ええ〜?良いの〜?v (ニヤニヤ)

うまい具合に足を確保できたので ご機嫌なうちに出発!

電車で行こうとすると大回りをして少し面倒くさいことになるその店も、車を使えば自宅から20分とかからない近さだった。マイカー・イズ・グレイト!
近くに停めてもらって「すぐに戻るから」と駆け出して店を目指す私。

店の前まで来ると例の看板娘ちゃんが目ざとく私を見つけ「あ!」と指さす。それから「えーと…」と何かを考える風な仕草を見せて、次に出た言葉は

「何ちゃんだっけ?(苦笑)」

名前忘れたのか!(笑)
それでも私服なのに顔は解ってくれたのだから大したもんだと思い「“これちゃん”だよー」とからかい口調で前を通り過ぎ店に入った。

「おはようございまーす」
何の予告もせずに来たので驚かれるかと思ったら、意外と普通に対応されて苦笑い。
予告しなかったのは余計な仕事を頼まれては困るので、突然行って荷物だけ置いて颯爽と帰ってくるつもりだったからだ。

「レジの調子がおかしいの。見てくれない?」
帰ろうとした私に奥さんが言う。レジのことは社員さんの担当で専門の知識が必要だから、そう言われても私にはどうにもできない。「申し訳ありません専門外なので解らないんです」と伝えると、「そうよねー、Moさんでも解らないことの方が多いもんねー」と社員さんの名前を口にして苦笑した。

え、そうなの?

取りあえず、レジが使えないのでは営業に差し障りがあるので 社員さんの携帯に「お休みのところすみませんが●●さんレジ不調のため連絡下さい」と伝言&メールを残した。
気を取り直して「じゃあこれで…」と言おうとしたら、

「ついでにそのフレーム取り付けてってよv」
ついでって… 自分が持ってきた大きなフレームを見ながら小さく溜息をついた。

一旦外に出て車で待っている父に
「雑用頼まれちゃってもう少しかかりそうなんだ。定期持って来てるから先帰って良いよ、送ってくれてありがとうね。」
置きっ放していた荷物を取り上げながら そう伝えた。
「そうかー… じゃあその辺回りながらもう少し待ってみるから終わったら電話して。」
父のありがたいお言葉に感謝して、作業に戻る私だった。

A2サイズの大きなポスターを3枚 フレームに入れて壁から提げ、A4サイズの写真立てにミニサイズのご利用案内をセットしてカウンターに置いた。フレームは何度も位置の確認をして奥さんの言う通りの場所に固定する。
「こんな感じですかー?」
「…うん、良いんじゃない? 頼んじゃって悪かったわね、これちゃん。」
「いいえー、とんでもないですー。」
「あとはもういいよ。あの車待ってるんじゃないの?」
「え?」
見ると店の外には臙脂のレガシィ… 父の車だ。

「あー… ではお言葉に甘えて失礼させて頂きます。」
手短に挨拶をすませて店を出た。外にいた看板娘ちゃんが「もう帰るのー?」と遊びを中断させて寄ってきた。「これ、これちゃんの車?」とレガシィをペシペシと叩いている。
「そうよー、お仕事終わったんでお家に帰るの。またねミウちゃん♪」
「うん、またね。」
聞き分けが良いのも“可愛い子”の条件だね。握手でバイバイバイってやってから車に乗り込んだ。看板娘のミウちゃんは我々の車が見える間ずっと手を振ってくれていた。

店を後にしながら別れ際の奥さんの言葉のニュアンスを思い出す。多分あれは「彼氏が待ってるわよ〜?」っていう意味で言ってたんだと解ったけれど、車は左向きに停まっていたので運転席は向こう側。父の姿が見えないのを良いことに、そこは敢えてノーコメントで通した。あそこで「父です」っつーのも情けない感じだったし… いや、情けないんだけど実際。もうどうでも良いっていうか。ケ・セラセラで生きるっていうか。放っておいて欲しいっていうか。終わってるっていうか。
そんなとこ。

本家に行くと、さてどこへ行くって話がまだまとまっていなくて 前々からスキーの道具を買い換えたかった父が、その話し合いに加わらず五反田のTOCで開催されている『ウィンタースポーツ用品大特価即売会』なんてものの招待DMに見入っていたので、
突然、あまりにも突然 五反田へ行くことに決定した。
決めたのは母である。

何日か前 母宛に「大崎で個展やります11/23にささやかなオープニングパーティがあります無料なので遊びに来てね」というDMが届いていたのを私は知っていた。なぜなら届けたのは他でもない、この私だったからだ。

その母の知り合いとは私の友人(高校の同級生)の母親のことで、彼女は自宅で創作活動を続けるアーティストである。教職免許を持っているので一時期などは美大の附属中学で講師を務めていたりもしたが、「最近の中坊はナマイキで言うことも聞きやしないからムカつく!だから辞める」と言って本当に実行してしまった豪気な人だったりもする。そして、その娘である私の友人も負けず劣らずの面白い人で 高校を卒業した今でも親しい付き合いが続いているという話。

五反田と大崎は山手線でひと駅の距離、母がその個展のことを考えていない訳がない。

我が家で最も出不精と思われる父がその意見を承諾したので、家族みんなで電車外出と相成った。割と家族で動くことの多い家だが、全員が揃うのはちょっと珍しいことだ。

五反田のTOCでは父がスキー用具を見ている間、ウィンターウェアで遊んでみたり ブランドの型落ち冬物衣料を見たりして過ごした。昼食はその後16時近くなってから、やっとビル上階の中華レストランに落ち着く。
「昼どうする」と聞かれてから随分と時間の経ったことだ(苦笑)

その後、小雨のチラつく中 隣の大崎駅まで歩いて行き、友人の母が開く個展のオープニングパーティにちょっとだけ顔を出したものの、変な時間に食事をした所為で料理に手をつける気にもならず、滅多に歩き回らない距離を動いていたためか 父と弟が帰りたがっている雰囲気を察知したので、程なく母と私は個展の主役に挨拶を述べてその場を辞した。

再び電車に揺られること1時間強、本家に集まった一家は晩酌なり一服(茶)なりで やっとひと心地つけた気がした。

それにしてもこのハードスケジュールは一体…(前半は私が悪い/苦笑)


2002年11月22日(金)  思い いろいろ 

待ちに待ったバイクメンライブの日v
仕事帰りに吉祥寺曼荼羅へと向かう足取りも軽やかだ。

ちょっと早めに出て駅前のユザワヤでお買い物。
一昨日の店から「大きなポスター用のフレームが見つけられないので買ってきて欲しい」という連絡があったので仕方なく私が探しに出ることになったのだった。今日のライブ会場が吉祥寺だったのは幸いし、荷物にはなったが何とか無事に求めるサイズのフレームが購入できた。
もう週末だから社から送るとなると月曜に発送して火曜着となる。それでは時間がかかり過ぎて気の毒だし そもそもこんな大きなフレームを持って朝のラッシュに紛れるなんてこと私がしたくない。明日は休みだけど自宅から近い店だし、ちょっと寄って置いて来てあげるか… と明日の予定が何もなかったことを頭の中で確認した。

さてバイクメンライブ。

春山さんはスプリングベル、葛迫さんはカムステで演奏を見ることができていたけれど、タロさんは本当前回のライブ(9/25?)ぶりなんでウキウキ&わくわく、早く会いたい。

久しぶりなのもあったし、今月18日がタロさんの誕生日だったんで何か用意して行こうと考えた結果、お酒好きの彼にお酒のプレゼントは集中するだろうから、敢えて別のものを選ぶことにした。さんざん迷った挙げ句手にしたのは 何のことはない菓子の詰め合わせだったんだけど(苦笑)タロさん甘い物大丈夫だし、持って帰って奥さんと一緒に食べてくれたら良いな〜と思ったんだ。

ライブはやっぱり行って良かった。スプリングベルで悶々としている春山さんはバイクメンの方が楽しそうに見えたし、葛迫さんのドラムはやっぱり好きだ。そしてタロさんは何とお子さんが誕生されたとの発表があった。これは目出度い!

まさに良い夫婦(11/22)の日!

終演後、外に出るといち早く葛迫さんが登場。取り囲んでくだらない世間話のようなものをしていたら、続いて春山さん・タロさんも出て来てくれた。私は葛迫さんとの話が途中だったんでしばらくそのまま続けていたけれど、キリがついたところでタロさんに近寄って声をかける。

「タロさーん、お子さん誕生おめでとう。それからタロさんも誕生日おめでとう。これ良かったら奥さんと一緒に食べて下さい。」
と値段の割に見栄えのする健気な詰め合わせを差し出した。

彼は一瞬ビックリしたような顔をして、それから何とも言えない和やかなタロウスマイルを見せる。
何度も何度も「ありがとうございます!いやー悪いなー…」と頭を下げてニッコニコしている姿には こっちまで眉の下がる思いだ(笑)大した代物ではないけど渡せて良かったな、と思えた。
私の方こそ そんなに喜んでもらえて嬉しいや、ありがとうタロさん♪

今日は出番が遅かった所為であまり長く話せない人がいたんで、比較的終電までに余裕があった私はメンバーとの会話を他の人に譲って 一応様子だけは伺いながらしばらくの間Mさんと話をしていた。春山さんを囲んでいた人達がバイバイと手を振ってその場を離れ始めると、撤収作業があったのか春山さんもすぐにライブハウスへの階段を降りていってしまい「あ、捕まえるタイミングを逃した?(苦笑)」と出遅れを後悔。余裕があると行っても微々たるもので、そろそろ我々も帰らなければならない時間だ。

今日は声かけるの諦めるか〜…

と思いながらも未練がましく階段の下を覗くと葛迫さんの姿が見えた。
Mさんが皆に配っていたチョコの余りを出して「葛迫さん、もっと食べません?」と声をかけたら「食う!」と即答、満面の笑みで階段を上がってくる。
その様子が何とも彼らしくて可笑しく Mさんと2人思わず吹き出した。

「春山さんにあげ損ねちゃったんでこっちは春山さんに渡して下さい。」と2回に分けてチョコを渡すMさん。
「おう、ちゃんと渡すよ。んで、こっちはもらっちゃって良いの?」と弾む声で返答する葛迫さん。
いやホント、兄さんのそういうところが大好きさ!(笑)

じゃあねバイバイと 駅に向かって歩き出した我々は最近のスプリングベルのことや今日の春山さんのことを話していたのだが、駅が間近に迫ったところで急に歩みを止め、どちらともなく
「やっぱり春山さんに一声かけてから帰ろう!」
と慌ただしく踵を返した。

「今日のライブはいつになく春山さんがカッコ良かった」

と、どうしても言っておきたかったのだ。

会場に戻ったものの、外には誰もおらずMさんと二人がっくりと肩を落とす。それでも最後のあがきで階段を覗き込んだら、誰もいなかった踊り場に携帯電話を耳にあてながら人影が現れた。

…!春山さんだ(驚)

あまりのタイミングに思わず腰が引けた。

電話中 階上で大人しくしていたら、通話を終えた春山さんが上をふり仰いでくれたので おいでおいでしてみる。何の違和感も見せずに上がって来てくれる様子が嬉しい。

「いつもありがとう。こんな遅くまで大丈夫?」
「微妙に大丈夫でもないんで もうすぐに帰るけど、どうしても言っておきたくて戻ってきたの」
「?」
「今日の春山さんはカッコ良かった。久々にカッコ良かったよ!」
「“ひさびさ”かよ〜(笑)」
だって本当だもん。

ここんとこの春山さんは重た〜い顔してステージに立ってる。スプリングベルの時なんてそれが顕著に解るから 見てて辛かった。

Mさんが丁寧に感想を述べている。
彼女の感じ方も私のそれと近いニュアンスを含んでいて、そのうち春山さんも真顔で話を聞くようになっていた。返答するにも ちょっと考えてから言葉を選んで話してくれてるのが解る。

「バイクメン楽しい?」そんな質問を投げかけると、
「楽しいよ」とすぐに返事が返ってくる。

「スプリングベルは?」
「…うん 楽しいよ」
その「間」は何。

本当は全然言う気のなかったことだったけど、その「間」に苦笑を浮かべた顔をみたら
我慢し切れなくなった。
「…本当に?ずっと辛そうに見えてたけど。」
「…そうかな」
「そうだよ。」
「……。」
「何が引っかかってるのか話せとか言わないけど、辛いんだったら無理にライブしないでも良いんじゃない?少しお休みしてもみんな待ってくれると思うよ? 少なくとも私は待つ。」
春山さんが少し笑った。

両手を上着のポケットに突っ込んで、ちょっと肩をすぼめたいつものポーズで 寒いのかしきりに体を左右に揺らしている。反応がないのがちょっと怖かったけれど、言っちまったもんは今更飲み込めないし 本当に思っていることを素直に伝えただけだから、これを不快に思われてるのだとしたら 私自身が不快だってことだ。

考えたら ちょっとヘコんだ。

でも言ったことは後悔しないぞ。
するもんか。

「…ありがとう。でも、大丈夫だから。」
少しの逡巡のあと柔らかく言われた。
無視されるのかと不安に思っていた私はその声色に安緒したが、その表情には心配が残った。

とても“大丈夫”って感じじゃないんですけど…

Mさんもそう思ったのか、私に心配そうな目を向けてくる。
それきり黙ってしまった春山さんを これ以上引き留めるのは酷だよなぁ…と思い
「じゃあもう時間だから帰るね」と明るめに声をかけて辞退することにした。



ああ、またやっちゃたよ…
前にも三茶で似たようなことして反省したんじゃん自分(泣)
困らせたい訳じゃないのにー
大好きなのにー
どうしてもっと上手くやれないんだろなー…

帰り道Mさんにそれをこぼしたら「私も同じだよー(苦笑)」と言ってくれた。

はぁ… 二人でため息。


2002年11月21日(木)  面白いか? 

ヒマにまかせてTVドラマを見る。
『オヤジ探偵』に劇団新感線の高田聖子、『逮捕しちゃうぞ!』に元ガオレッドの金子昇が出てた。
個人的に気にしている人達だったんで何となく見てしまったけど、どっちもイマイチ引きの弱い番組だなぁ…というのが感想だな。バカでもアホでも続きを見たくなるような強烈な「引き」が欲しいところ。

最近のドラマはつまんない。

っつーか私の好みがおかしいのかな? まぁ、ちょっとは自覚があるけどね。


2002年11月20日(水)  浄化 

先月強制的に決められた「開店前夜手伝い」の日がやってきた。
定時までは通常の業務をこなし、その東久留米にある店舗まで 手持ちで搬入のものを抱えながら移動する。

ちなみに今日は高円寺でComeback Stationのライブがある日だったので、私の気持ちはどんよりとしていた。多分、いや絶対に行けっこないと解っているのが 悔しいったらもう!
店に着くまでの道すがら頭の中では「何で今日なんじゃー!何でじゃー!」と繰り返し続けた。

店舗到着

店主夫婦とパートの女性2人が翌日の新装準備にパタパタと忙しそうにしている。傍わらに小さな女の子が、手伝いなのか邪魔なのかという様子でいるのが微笑ましく、初めましてと声をかけると人見知りすることもなく機嫌の良さそうな笑顔を返してくれた。店主夫婦の3番目の子で今は小学2年生。
そして店の看板娘(笑)

社員さんがレジのシステムを設定している間に 私は使い古されたフレームをキレイにして用意してきたポスター類をセットする。それが終わると看板娘の遊び相手に抜擢され、彼女の話をうんうんと言って聞いたり 外を駆け回ったりと 楽しいとはいえ何だかな?な仕事に専念することになってしまった。
幸か不幸か彼女に気に入られたらしい私は「これちゃん!これちゃん!」とあちこちに連れ回される。うーん、この寒空に元気な子だ(笑)
嫌われるよりずっと良いので黙ってお付き合い。

子供の相手をそんなに苦に思わないのは妹弟がいるからだろうが、この子が素直で明るい良い子だったのが一番の理由だと思った。
私は特別子供好きな人間ではないが、“可愛い子”なら好きだ。

■可愛い子■
1)ひねていない
2)人の話を聞き理解しようとする
3)「ありがとう」と「ごめんなさい」が言える

見た目が可愛くても上の3項目がクリアできていない子は“可愛くない子”と認識する。くれぐれも言っておくが私は“特別子供好きな人間”ではない。何をされても子供なら許すなんて寛大な心の持ち主にはなりえないので 悪しからず。手に負えぬ子供ほど厄介なものはないしな!


10時くらいになって作業が一段落したので我々は退散しようとするが、当然の如く食事に誘われて、社員さんも当然のようにお言葉に甘える。
私といえば今更ライブに間に合う訳でもないし、自宅まで目と鼻の先の距離にある店だから万一終電を逃してタクシーを使っても大した額にはならないし、勿論タクシー代は会社に請求するしで

…こうなったら食ってやる。

という決意の元、揚々と行きつけの中華料理店を目指す家族の後について行くのだった。



何だかんだと時間は過ぎたが終電までには開放してくれたので、有り難いと別れの挨拶を済ませる社員さん。その横で看板娘ちゃんが眠そうに目をこすっていたのを見つけ
「眠い?」と耳打ちすると
慌てたように首を横にブンブンと振り「眠くないよ」とすました顔。
もうそろそろ12時だから2年生の彼女には充分遅い時間だと思うのだが、親御さんが許してるんだから良いのかな…(苦笑)

「明日寝坊しないようにね」
「全然平気だよ」
口だけはいっちょまえなんだよなー(笑)

駅前まで見送ってもらって改札をくぐると 女の子が体中で手を振ってくれた。我々も両手を振って彼女に応えた。


あんまり仕事した気分じゃなかったな。
カムステのことを不満に思っていたのもいつの間にか吹き飛んでたし、これはこれで良かったのか(苦笑)


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