「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2007年08月18日(土) 1721年 ワトー没

1721年 フランス・ロココ時代の画家
ジャン・アントワーヌ・ワトー
Jean-Antoine Watteau
結核のためノジャン・シュル・マルヌで没、36歳。

 1684年10月10日生

「フェート・ギャラント」(雅宴画)
優雅な宮廷貴族の男女が戸外につどい、
木立や植え込みを背景に
戯れに時をついやしている
といった絵が素敵でしゅ。

「シテール島の巡礼」(1717年)が
このロココ美術の代表作でしゅね。

王侯貴族が
優雅に贅沢三昧の
爛れた生活に耽る一方で
農民、町人たちの生活は
困窮が進み
やがて大革命へ。

Nandatte Cantabile
フラゴナール、ワトーといった
ロココ美術大好きでしゅが
単純には喜べないでしゅね。

でもいいでしゅ。


本日車内で聞いたCD

CD
エリーゼのために
珠玉のピアノ名曲集1
ヴァン・クライバーン:ピアノ

BMGビクター DRF-1905


250円中古CD

初心者向けの名曲集。

ラヴェルのなき王女のためのパヴァーヌ
ドビュッシーの夢
などが新鮮に
聞こえました。

CD
いのちの讃歌
中丸三千繪:ソプラノ

萬有製薬85周年記念盤
東芝EMI PCDZ-1708


8月10日に聞いた
いのちの音
ソプラノ:中丸三千繪
東芝EMI PCDZ-1589

に続く
中丸三千繪のアルバム。

第1曲
アカペラのアメイジング・グレイスが
抜群の美しさでしゅ。

他に好きなのは
伯爵夫人ロジーナのアリア
楽しい思い出はどこに
歌劇フィガロの結婚第3幕から


またまた
オペラ観たくなりました。



2007年08月17日(金) CD 世界愛唱名曲アルバム おお、ブレネリ

本日車内で聞いたCD

CD
世界愛唱名曲アルバムVOL.9
おお、ブレネリ

世界の少年少女合唱団
NKCD-642 OCD-8009


これもどこかのブックオフでgetした
250円中古CD。

曲名しか記載されておらず
作曲者も
演奏者も不明。

なかには
いい演奏のもありました。

よかったのは
アルカデルトのアヴェ・マリア
トリッチ・トラッチ・ポルカ
ウィーン、私の夢の都

中でも
アルカデルトは
Nandatte Cantabileの
大好きな曲。

いい演奏でした。


CD
ハイサイ沖縄
島唄ベスト1

KING RECORD KICH-2157


暑い夏は
熱い島唄がいいでしゅ。

よかったのは
安里屋ユンタ 星克作詞 宮良長包編曲 宮城チドリ唄

この唄 好きでしゅ。
いい恋の歌でしゅ。

あと混声合唱団コール・エッコでも
歌っている
谷茶前(たんちゃめ)沖縄民謡 喜納昌永グループ演奏
も参考になりました。

沖縄行きたいでしゅ。

基地さえなければ
移住も考え
本島南部の施設へ
転職も考えたことのある
Nandatte Cantabileでしゅ。

道の向こうは
いつ水爆が爆発するかわからない
基地の島ではねえ。

米兵犯罪が頻発し
おちおち暮らしていられないので
諦めました。

基地に依存する道を選んだ
沖縄の人たちの
苦渋の選択も
わからなくはありませんが・・・



2007年08月16日(木) VHSビデオ おもいでぽろぽろ

VHSビデオ 
おもいでぽろぽろ
制作:徳間書店=日本テレビ放送網=博報堂
制作:スタジオジブリ
配給元:東宝
時間:119分
公開日:1991・7・20
監督:高畑勲
作画監督:近藤喜文 近藤勝也 佐藤好春
脚本:高畑勲
原作:岡本螢 刀根夕子
音楽:原勝
プロデュース:宮崎駿

声の出演:今井美樹 柳葉敏郎 本名陽子 寺田路恵 伊藤正博
     北川智絵 山下容莉枝 三野輪有紀


先日ツタヤ横田店にて
350円でget。

夏ばて気味で
げんなりしていたので
こんなアニメもいいか
と思い鑑賞。

ヒロイン岡島タエ子は
Nandatte Cantabileと
同じくらいの世代。

都会の生活に疲れ
義兄の実家山形へ
10日間の旅に出る。

そこで農業体験をしながら
義兄のまた従弟と
交流する。

大きな起伏は無いものの
ほのぼのとした
いいアニメでした。

最後に流れる
主題歌:都はるみ「愛は花、君はその種子」
(原題 The Rose)
作詞 : Amanda McBroom・高畑勲
作曲 : Amanda McBroom
が素晴らしく
思わず涙。

この曲
いろいろな演奏が出ていましゅが
都はるみの歌も抜群でしゅ。

この曲で
このビデオの印象が
一段とよくなりました。

本日車内で聞いたCD

CD
シャンソン・ド・パリ(第1集)
聞かせてよ愛の言葉を
PHILIPS PPD-3018


暑さが厳しいので
爽やかな音楽が聴きたくて
シャンソンを選択。

半分近くがモノラル録音の
古いシャンソン。

よかったのは
タイトル曲の
聞かせてよ愛の言葉を 唄:リュシエンヌ・ボワイエ
リラの花咲くころ 唄:パタシュウ
パリ祭 唄:ジャクリーヌ・フランソワ
など。

Nandatte Cantabile若い頃
貧しくて金も時間も無かったけれど
(今もそうだけど)
吉祥寺のベル・エポック
渋谷の青い部屋
銀座の銀巴里(歳がわかっちゃう)
へ何度か行きました。

宇都宮か小山にでも
素敵なシャンソニエがあったら
行ってみたいでしゅ。



2007年08月15日(水) 1928年 佐伯祐三 没

1928(昭和3)年8月15日
洋画家 佐伯祐三
パリ郊外のエブラール精神病院で没、31歳。

 1898(明治31)年4月28日誕生

佐伯祐三の絵
栃木県立美術館にも
ありましゅ。

ユトリロの影響も受けたと言う
なんだか少し悲しい絵でしゅ。

でも観ていると
なにか落ち着いてきましゅ。

Nandatte Cantabile
嫌いではありません。


本日車内で聞いたCD

CD
世界の音景色
フォスター ベスト18
唄:ロジェ・ワグナー合唱団
  フランス混声合唱団ほか
KI SCDI-206


どこかのブックオフでgetした
250円中古CD

フォスターの合唱曲13曲のほか
なつかしき愛の歌などが

入っていましゅ。

どの曲をどの合唱団が
歌っているのか
また指揮者名も不明でしゅ。

演奏はなかなかのものでしゅ。

懐かしきケンタッキーのわが家
いとしのクレメンタイン

などがよかったでしゅ。



2007年08月14日(火) VHSビデオ 銀河鉄道の夜

VHSビデオ 
銀河鉄道の夜
制作年:1985年 
監督:杉井ギサブロー 
原作:宮沢賢治 
原案:ますむらひろし 
脚本:別役実 
音楽:細野晴臣 
声の出演:田中真弓・坂本千夏・納谷悟朗・一城みゆ希・常田富士男
製作:朝日新聞社・テレビ朝日・日本ヘラルド映画  


少し前TSUTAYAでgetした
350円くらいの中古ビデオ

昔、映画館で鑑賞している
はずだと思いましゅが
ほとんど忘れていました。

難解で幻想的なアニメでしゅ。

原作の登場人物のほとんどを
猫に置き換えていましゅ。

賛美歌320番主よ御許に近づかん
新世界交響曲第2楽章
ハレルヤ・コーラス
などが効果的に
使われていましゅ。

宮澤賢治の作品
なんかとっても悲しいでしゅ。

世界中の人々が幸せになれないうちは
個人の幸せはない
という考えでは
個人の幸せは
永久にないような
気がしましゅ。


本日車内で聞いたCD

CD
Jascha Horenstein
conducts Mozart

モーツァルト作曲
交響曲第41番ハ長調 K.551 ジュピター
交響曲第38番ニ長調 K.504 プラハ
戴冠ミサハ長調   K.317
交響曲第39番変ホ長調K.543
ヴェスペレ ハ長調 K.339
指揮:ヤッシャ・ホーレンシュタイン
ウィーン交響楽団
独唱:ヴィルマ・リップ(ソプラノ)ほか
VOXBOX LEGENDS CDX2 5524


宇都宮の新星堂の大バーゲンで
買ったばかりの廉価盤。
大当たりでしゅ。

モーツァルトの最高傑作
爆発でしゅ。

車を運転していて
ついついアクセルに
力が入りましゅ。

しかし
歌っている合唱団名が
どこにも書いてありません。
欠陥商品でした。

CD
MISSA SALISBURGENSIS
ザルツブルク大聖堂祝祭ミサ
イムヌス 太鼓を打ち鳴らせ
演奏:エスコラニア デ モンセラート
   テルツ少年合唱団
合唱指揮:ゲアハルト・シュミット=ガーデン
コレギウム・アウレウム
指揮:P.イレノイ・ゼガッラ
DHM 05472 77845 2


これも前日激安でgetした
バーゲン品。

53声部のミサ曲でしゅ。
解説書には作曲者名について
書いてありませんが
最近の研究では
ハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー
Heinrich Ignaz Franz von Biber 1644-1704
の作といわれていましゅ。
声楽16部、器楽35部、オルガン2部の
計53声部という
大合唱曲でしゅ。

戦勝記念日、光復節
前夜にふさわしい
祝祭的音楽でしゅ。



2007年08月13日(月) DVD 自治医大演劇部 アルジャーノンに花束を

以前送られてきた
DVD
自治医科大学演劇部
第100回特別記念公演
アルジャーノンに花束を
原作:ダニエル・キイス
演出:齋藤匠・天野雅之

配役
チャーリー・ゴードン:齋藤匠
アリス・キニアン:川崎美穂
ストラウス博士:山口正貴
ニーマー教授:渡辺健
バート・セルドン:佐藤智英
フェイ・リルマン:小林恭子
ほか

2006年10月7,8日薬師祭(くすしさい)
会場:自治医科大学サークルハウス201


を鑑賞。

I.Q.68の知的障害を持つ青年チャーリーが
脳外科手術を受けて
I.Q.150を超える天才的頭脳を獲得するが
同じ手術で高度の知的能力を獲得した
ネズミのアルジャーノンが
徐々に崩壊していく様を見て
苦悩し
やがて
チャーリーも知的レベルが
低下していく
ダニエル・キイスの代表作。

学生さんたちが
実に熱演でしゅ。

昨年の薬師祭での公演は
諸般の事情で
はじめの30分しか
観られなかったのでしゅが
今回DVDで全編を
観ることができました。

演技は
高度で複雑な感情表現を
要求されましゅが
学生さんたちは
力一杯取り組んでいました。

この劇は
昔、牛山茂:チャーリー役の
テレビ中継を
観た記憶があるのでしゅが
身贔屓ながら
こちらの方が
感動的でした。

今年10月の薬師祭の公演が
楽しみでしゅ。


本日車内で聞いたCD

CD
アルベルト・ヒナステラ作曲
ピアノ協奏曲第1番作品28
ピアノ協奏曲第2番作品39

ピアノ:ドラ・デ・マリニス
指揮:フリオ・マラヴァル
管弦楽:スロヴァキア放送交響楽団
録音:1999年4月 スロヴァキア
NAXOS 8.555283 輸入盤


20世紀アルゼンチンの作曲家
ヒナステラのピアノ協奏曲
250円の中古CDじゃなければ
買わなかったでしゅ。

実は買うか買うまいか迷ったのでしゅが
ヒナステラの名は
かすかに聞き覚えがあり
確か池辺晋一郎の
お友達だった様な気がしたので
買っちゃいました。

正解!

すごい曲でしゅ。
どこがアルゼンチン風なのか
よくわかりませんが
現代音楽風なのはよくわかりましゅ。

特にピアノを打楽器のように
扱うところは
Nandatte Cantabileの理解する
現代音楽そのものでしゅ。

安い買い物でした。

CD
新・名曲の世界16
ブラームス:交響曲第4番/「大学祝典序曲」
ブラームス作曲
交響曲第4番ホ短調作品98
大学祝典序曲作品80
悲劇的序曲作品81
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ジョン・バルビローリ
録音:1966年、67年 ウィーン
東芝EMI HCD-1116


なじみのメロディーが流れる
交響曲第4番第1楽章
そして
大学受験ラジオ講座のテーマ曲
大学祝典序曲

ヒナステラの後に聞くと
ほっとしましゅ。

もう40年も前の録音でしゅ。
さすがに古い感じがしましゅが
ブラームスはこれで良いのだ
とも思えましゅ。

これも250円ならまずまずでしゅ。

今日も
ララスクエア宇都宮の新星堂で
バーゲンCD
4点(6枚)1563円と
足利のブックオフで
105円、250円の
中古CD23枚
買っちゃいました。

聞く時間がないでしゅ。
保管する場所は
もっとないでしゅ。



2007年08月12日(日) NHK-BS2 ラモー 歌劇レ・ボレアード

昔 NHK-BS2クラシック・ロイヤルシートで放送した

ジャン・フィリップ・ラモー作曲
歌劇レ・ボレアード

出演
バーバラ・ボニー
アンナ・マリア・パンザレラ
ジャエル・アッツァレッティ
ほか

合唱・管弦楽:レザール・フロリサン
指揮:ウィリアム・クリスティ
ダンス:ラララ・ヒューマン・ステップス

録画:2003年4月 パリ・オペラ座


のVHSビデオを鑑賞。

ラモーの歌劇は
2007年05月16日(水)
DVD パリ・オペラ座 歌劇プラテー
を鑑賞していましゅが
レ・ボレアードの方が
ずっと楽しめましゅ。

これも
ギリシャ神話の世界でしゅが
現代服・現代的装置でしゅ。

黒と白だけの衣装が効果的でしゅ。

音楽は反復が多く
はじめは退屈でしたが
後半だんだんおもしろくなってきました。

ラモーの音楽も素敵でしゅ。
演奏のクリスティ、レザール・フロリサン
ますますファンになりました。

VHS3倍モードで録画したため
画質が今ひとつでしゅ。

前半悲劇的な展開でしゅが
最後はハッピーエンド。

最後は全員下着姿になってしまう
演出もすごいでしゅ。

存分に楽しめました。

このビデオテープ
DVD-Rにダビングして
また繰り返し観たいでしゅ。


本日車内で聞いたCD

CD
Love is a Song
作新学院女子短期大学
第8代ハンドベルクワイア

指揮:右近義徳
収録:1997年1月10日
   宇都宮市 シロアム教会
SHALOM SHCD-20041


ハンドベル
長く聞いていると
飽きるのでしゅが
時々無性に聞きたくなりましゅ。

ということで
今も聴きながら
書いていましゅ。

このCDはちょうど10年前の
録音でしゅ。

演奏者たちは今
ちょうど30歳ころ。

今どこでどうしているのでしょうか。

収録曲の中では
メンデルスゾーンの結婚行進曲
ワーグナーの婚礼の合唱
パッヘルベルのカノン
ドイツ民謡 真実の愛

がすばらしいでしゅ。

ドイツ民謡 真実の愛は
Nandatte Cantabileが
大学1年
初めて出演した演劇公演
「ポセイドン仮面祭」
辻邦生作

溝渕和久演出
で牢屋の中で
ギター弾き語りで
歌った懐かしい曲でしゅ。

ギターパートが憶えられず
ギターのネックに
コードを書いた紙を
貼り付けて演奏したことを
思い出しましゅ。

ハンドベル
CDもいいのでしゅが
やはり実演が一番。

コンサートも
聴きに行きたいでしゅ。


CD
ワパスー
ミサ・ニ短調

作曲:Freddy BRUA
演奏
Keyboards:Freddy BRUA
Guitars:Karin NICKERL
Violin:Jacques LICHTI
Vocals:Eurydice
KING RECORDS KICP-2808


クラシックのミサ曲か
と思って買ったら
ロック・ミュージックでした。

ワパスーは
1970年代ストラスブールで結成された
ロックグループ。

曲は40分のミサ・ニ短調のみ。

紛らわしいタイトル付けないで欲しいでしゅ。
ジャケットを見て
おかしいと気づくべきでしたか。

音楽は
コズミック・サウンドというのでしょうか。
ロックにしてはおとなしい
運転中眠くなるようなサウンドでした。

250円は高くないと思うものの
残しておくか処分しちゃうか
微妙なところでしゅ。

KING RECORDS KICP-2808


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