「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2007年07月17日(火) CD C.P.E.バッハ イエスの復活と昇天 ほか

今日 車内で聴いたCD

CD ショスタコーヴィチ
20世紀最大の作曲家
発行:デアゴスティーニ・ジャパンCC-104


交響曲第2番ロ短調作品14「十月革命に捧げる」
 指揮:L.スロヴァク
 演奏:スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
弦楽四重奏曲第8番ハ短調作品110
 演奏:コシチェ弦楽四重奏団
チェロ協奏曲第1番変ホ長調作品107
 チェロ:ロバート・コーヘン
 指揮:ビストリック・レズチャ
 演奏:スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団

面白いでしゅ。
ぞくぞくしましゅ。
でも美しくないでしゅ。
スターリン独裁政権下で
苦しんだショスタコーヴィチの
苦悩がしのばれましゅ。

CD ベートーヴェン
ミサ曲 ハ長調 作品86
独唱:オードリー・マイケルほか
リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
指揮:ミシェル・コルボ


12月に
グローリア アンサンブル&クワイアーで
演奏するので
何回も聴いていましゅ。
おとなしい演奏でしゅ。

CD カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ作曲
オラトリオ「イエスの復活と昇天」Wq140

独唱:ヘレヴィ・マルティンペルトほか
合唱:コレギウム・ヴォカーレ・ゲント
管弦楽:エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団
指揮:フィリッペ・ヘレヴェッヘ

来年生誕220年を迎える
C.P.E.バッハの大作。
全曲で75分。

J.S.バッハの息子
と言うより
モーツァルトの先輩。

後半の盛り上がりがすごいでしゅ。
グローリア アンサンブル&クワイアーの
来年の選曲にこの曲を推薦しましゅ。



2007年07月16日(月) 1782年 後宮からの誘拐 初演

1782年7月16日
モーツァルト作曲
歌劇「後宮からの誘拐」初演


モーツァルト存命中
最も多く上演されたと言う
このジング・シュピール
なかなか面白いでしゅ。

L.A.S.Ponderも
DVDやVHSビデオで
2〜3観ていましゅが
また観たくなって
図書館から
DVD借りているところでしゅ。

後半の展開は
できすぎでしゅが
楽しいでしゅ。

この歌劇
なんといっても
序曲がすばらしいでしゅ。

当時流行の
トルコ趣味
堪能できましゅ。


今日 車の中で聴いたCD
フンメル作曲
荘厳ミサ曲 ハ長調
テ・デウム

パトリシア・ライト(ソプラノ)
タワー・ヴォイセズ・ニュージーランド
ニュージーランド交響楽団
指揮:ウーヴェ・グロット
NAXOS8.557193

来年生誕230年を迎える
ヨハン・ネポムーク・フンメル
(1778年〜1837年)の作品

モーツァルトと
ベートーヴェンの間の巨匠。

この2曲は
底抜けに明るく楽しいでしゅ。

荘厳ミサ曲は
2003年世界初録音とのこと。

グローリア アンサンブル&クワイアーで
歌えば
ひょっとすると
日本初演。

来年の
グローリア アンサンブル&クワイアーの
選曲会議が
7月22日にありましゅので
この曲を
推薦してみましゅ。



2007年07月15日(日) 1910年 映画監督 山本薩夫 誕生

1910年7月15日 映画監督 山本 薩夫(やまもと さつお)
鹿児島県で誕生

 1983年8月11日没

L.A.S.Ponder
この人の作品は

「皇帝のいない八月」
監督 山本薩夫
原作 小林久三
脚本 山田信夫
   渋谷正行
   山本薩夫
出演 渡瀬恒彦、吉永小百合、三國連太郎、
   太地喜和子、森田健作、大滝秀治、丹波哲郎ほか
音楽 佐藤勝
撮影 坂本典隆
編集 杉原よ志
公開 1978年9月23日
上映時間 140分
松竹


だけ映画館で観ていましゅ。

アメリカに媚を売り、
腐敗しきっている自民党の現政権に対して、
自衛隊と結んだ右派系の元首相一派が
自衛隊の最高幹部とともにクーデターを計画し
ブルートレイン「さくら」を
乗っ取るという
高度に政治的なサスペンス映画。

恐ろしい緊迫感に
震え上がりました。

佐藤勝の音楽
緊迫感をいやがうえにも高めていました。

政治がどんどん右傾化し
いつ自衛隊が
クーデターを
起こしてもおかしくない今日
この映画の恐怖が
まざまざと
よみがえっていましゅ。



2007年07月12日(木) VHSビデオ N響 ベートーヴェン 荘厳ミサ

昔録画しておいた
VHSビデオ
クラシック倶楽部
第1539回N響定期演奏会
荘厳ミサ曲 ニ長調 作品123
ベートーヴェン作曲


ソプラノ:ルート・ツィーザク
メゾ・ソプラノ:クリスティアーネ・イーヴェン
テノール:佐野 成宏
バス:ヤン・ヘンドリク・ロータリング

合唱:国立音楽大学
合唱指導:田中信昭、永井宏
管弦楽:NHK交響楽団
指揮:準・メルクル

2005年4月15日
NHKホール


を鑑賞。

この曲は
車の中で何度も
CDを聴いていましゅが
こうして映像を観ると
あらためてそのすごさが
せまってきましゅ。

独唱陣は
みなかなりの歳で
やや迫力にかけましゅが
曲の重厚さは
存分に伝わってきましゅ。

合唱の国立音楽大学
女声陣が
かわいいでしゅ。

昔K音大声楽科出身の人から
「練習は出席を取るので
いやいや出て適当に歌っているが
本番では好き勝手に
思う存分歌う」
と聞いて
やる気の無い音大生の合唱じゃ
いい音楽はできないと思っていました。

L.A.S.Ponderも

マーラーの千人の交響曲を
T学園大学の学生さんたちと歌ったとき
練習中
合唱音楽の最高指導者
田中信昭の指導にもかかわらず
おしゃべりがひどいのに
閉口したことがありましゅ。

さすがの田中先生も
怒って帰ってしまったこともありました。

ビデオで観ると
独唱が目立っていましゅ。

L.A.S.Ponderが今
グローリア アンサンブル&クワイアーで
歌っている
ベートーヴェンの
ハ長調ミサと比べると
独唱の比重が
すごく大きいでしゅ。

合唱は200人くらいの大合唱で
かなりの演奏効果を
あげていました。

グローリア アンサンブル&クワイアーの
C調ミサでも
200人の大合唱で
圧倒的な演奏をしたいのでしゅが
98人で歌うことになりました。

それにしても
ベートーヴェンの
圧倒的な作曲技法に
恐れ入りました。



2007年07月10日(火) 2007年 アルトリコーダー入門講座

2007年 
南河内中央公民館
アルトリコーダー入門講座


6〜7月にかけて
4回行われた
講座も今日が最終回。

はじめに講師陣の「ヴェール」の皆さんの
アカペラ2曲。

1時間新曲を練習して
後半はミニ発表会。

9人のメンバーを2分して
発表。

L.A.S.Ponderら4人は
かえるのうたの4部輪唱、
月の光・・・2重奏
喜びの歌・・・2重奏
アメージンググレイス・・・2重奏
などを演奏。

急遽公民館長ら4人の聴衆が現れ
緊張。

最後に
ヴェールの皆さんの
リコーダーアンサンブルと
アカペラコーラスを聴いて終了。

リコーダーアンサンブルいいでしゅ。

ヴェールの皆さんは
毎週水曜午前
公民館で活動中とか。

元学校の音楽の先生たちなので
ハイレヴェルでしゅ。

L.A.S.Ponderも
学生時代
宇都宮短期大学の学生さんたちに
お相手してもらって
ソプラノリコーダー二重奏(ごく初心者レヴェル)
をやっていたことを
懐かしく思い出しましゅ。

また機会を見つけて
リコーダーアンサンブル
やってみたいでしゅ。



2007年07月09日(月) 1249年 亀山天皇誕生

1249年7月9日、建長1年5月27日
第90代天皇の亀山天皇となる恒仁親王誕生。

亀山天皇といえば
後深草院二条の著した
「とはずがたり」
兄で政敵の後深草天皇から
愛人の二条を差し向けられ
二条を抱いてしまうという
異常な愛欲関係を
思い出しましゅ。

後深草院の乳母の子で
のちに愛人となった
二条。

二条と後深草天皇の
異常な愛欲関係を
赤裸々に綴った
「とはずがたり」
瀬戸内晴美の現代語訳などで
夢中になって読みました。

そんな中で
皇位を争う
亀山天皇と後深草天皇
そして二条の
奇妙な三角関係。

猥らでどろどろした
愛欲生活
ため息と共に
読みました。



2007年07月08日(日) 2007年 佐野市民音楽祭

2007年7月8日
第28回 佐野市民音楽祭
会場:佐野市文化会館大ホール
主催:佐野市文化協会

L.A.S.Ponderの所属する
混声合唱団コール・エッコ
午前11時30分から
小ホールで
テナーの音取り矯正練習
正午から
小ホールで
全体練習で
かなり入念な
リハーサル後
午後2時からの
本番に備える。

混声合唱団コール・エッコの出番は
第2番目
第1曲
ジョスカン・デプレ作曲
アヴェ・マリア
第2曲
宮沢和史作詞作曲、信長貴富編曲
島唄
第3曲
喜納昌吉作詞作曲、会田道孝編曲
花〜すべての人の心に花を〜

を演奏。

聴衆は参加団体のほかは
あまり多くはなかったものの
ある程度納得のいく
演奏だったと思われましゅ。

ジョスカン・デプレの最高傑作のひとつで
アヴェ・マリアの最高傑作のひとつである
ジョスカンのアヴェ・マリアの
アルト・パートを歌えたのも
幸せな気分に浸れる
一因でした。

参加は全9団体。
弦楽アンサンブル2団体
混声合唱2団体
女声合唱3団体
フルートアンサンブル1団体
オカリナ合奏1団体でした。

レベルはさまざまでしたが
それぞれ
熱のこもった演奏で
音楽っていいなあと
思わせる音楽祭でした。

モーツァルトのディヴェルティメント第3番K.138(125c)を
演奏した
佐野医師会附属アンサンブル・スーベニールは
大人になって初めて楽器を習うメンバーが
多いということでもあり
聴いていて力が入ります。

よく知っている曲なので
実際に耳に入ってくる音楽と
脳の中で鳴り響くあるべき音楽が
錯綜して不思議な気分です。

フルートアンサンブルと
合唱2団体が
新井満作詩作曲の
「千の風になって」を演奏し
この曲の人気の根強さを
思わせましゅ。

L.A.S.Ponderも
大田桜子の混声合唱編曲版で
歌ってみたいでしゅ。

4時過ぎには
終了し
舞台上の山台を片付けた後
解散。

午後6時からは
ホテル・サンルート佐野にて
混声合唱団コール・エッコの
新入団員歓迎会。

くじ運悪く
男だらけのテーブルに
あたってしまうも
新入団員のK.N.嬢と
同じテーブルになり
すこしお話を伺えたのは
ラッキー。

隣のソプラノのH.T.さんに
万病に効く魔法の呪文を
お教えしたら
大笑いされました。


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