「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2007年06月27日(水) VHSビデオ 高野山の祈り

VHSビデオ 
高野山
弘法大師空海の曼荼羅世界
第三巻
高野山の祈り
監修:松永有慶
同朋舎メディアプラン
43分


を図書館から借りて鑑賞。

初めて見る
高野山金剛峰寺での
常楽会の実況。

初めて聴く声明の世界。

声明はまさに
日本仏教の合唱でしゅ。

高野山には
大学院生時代
疫学セミナーで
一週間籠もったことが
ありましゅ。

あの時は
朝から晩まで
勉強詰めで
ゆっくり高野山を
めぐる時間もありませんでした。

夜は般若湯(ビール)づけでしたが。

真言密教の聖地
いつかゆっくり
訪ねてみたいでしゅ。



2007年06月25日(月) DVD ファル作曲 ドルの女王

図書館から借りた
DVD 
オペレッタ映画
ドルの女王
[作曲] レオ・ファル

[台本] アルフレート・マリア・ヴィルナー、フリッツ・グリュンバウム
[監督] クラウス・ユーバーアル
[指揮] ベルト・グルント
[演奏] クルト・グラウンケ管弦楽団
[振付] エミール・ブランドル  
[制作] ユニテル、1971年

[出演] アリス   ガブリエーレ・ヤコビー
    フレディ  ゲアハルト・リッペルト
    デイジー  レギーナ・レムニッツ
    オルガ   タチアナ・イワノヴァ
    コーダー  ホルスト・ニエンドルフ


アメリカの成金者はヨーロッパ貴族へのコンプレックスを持ち、ヨーロッパの貴族は無教養な成金者めと、アメリカ人を見下そうとしている。アメリカの経済成長がヨーロッパを凌ぐ勢いである当時の時代背景を反映させた、ミュージカル要素たっぷりのファル最高傑作。世界初DVD化。
以上 発売・販売のニホンモニター ドリームライフ事業部のページより

文句なしに楽しめるオペレッタ。
というよりこれはほとんど
ドイツ語によるミュージカル。

レオ・ファルは
1873年チェコのオルミュッツ生まれ
1935年ウィーンで没した作曲家・指揮者
初めて聞く名前でしゅ。

ドルの女王の作曲は1907年。
初演は同年11月2日
テアター・アン・デア・ウィーン。

こんな素晴らしいオペレッタがあったなんて。

舞台はアメリカの
ニューヨークとコロラド。

成金実業家のアメリカ人一族と
ヨーロッパ没落貴族の従業員たち。

3組の男女が
それぞれハッピーエンドを迎える
歌と踊りの91分。

嫌なことがいっぱいあっても
こういうオペレッタを観ると
嫌な気分もふっとんじゃいましゅ。

人生ちょっぴりつらいこともあり
世の中は大変なことになっていましゅが
1時間半全てを忘れて
没入しちゃいました。

合唱もダンスも
素晴らしいのでしゅが
合唱団、バレエ団の名が
どこにも記載されていないのが
不親切でしゅ。

デイジーを演じた
レギーナ・レムニッツが
L.A.S.Ponder好みの
ちょっぴりふっくらした顔立ちで
とってもかわいいでしゅ。

7000円もしなければ
買って手元に置き
時々鑑賞したい
DVDでした。





2007年06月23日(土) VHSビデオ ボリショイ・バレエ ロミオとジュリエット

図書館から借りた
VHSビデオ バレエ映画 
ボリショイ・バレエ 
ロミオとジュリエット


スタッフ
監督・脚本:レフ・アルンシュタム、レオニード・ラブロフスキー
原作:ウィリアム・シェイクスピア
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
バレエ監督:レオニード・ラブロフスキー
撮影:アレクサンドル・シェレンコフ、チェン・ユ・ラン
衣裳:P.ヴィリヤムス、K.エフィーモフ
美術:A.バルホメンコ
指揮:ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー
演奏:ボリショイ劇場オーケストラ

キャスト
ジュリエット:ガリーナ・ウラノワ
ロミオ:ユーリー・ジダーノフ
ティボルト:A.エルモラエフ
ボリショイ劇場バレエ団
ナレーション:B.オレーニン

1954年 ソ連 モスフィルム


を鑑賞。

シェイクスピアの悲劇を
台詞なしで(ナレーションはあるが)
バレエで表現する
すごいでしゅ。

大規模なセットでの
映画作品としても
相当みせましゅ。

モンタギュー家とキャプレット家の
路上でのファイトシーン
迫力ありましゅ。

後半
ジュリエットとロミオが結ばれ
ジュリエットとパリス男爵との急な縁談
そしてティボルトが
ロミオの親友マキューシオを殺し
ロミオがティボルトを殺し
一気に悲劇に向かうシーン
息を継がせません。

最後ロミオとジュリエットの死で
悲劇は幕を閉じましゅが
この悲しみが
観るものにカタルシスを
もたらすのはなぜでしょうか。

わずか数日間のできごとでしゅ。
甘い死の悲しみ。

生きていても
つらく醜いことばかり。

死んでしまったほうが
どんなにいいことか。

L.A.S.Ponderも
演奏会の後とか
宴会の後
もう死んでしまったほうがいいと
思うことしばしばありましゅ。


ロミオとジュリエットといえば
L.A.S.Ponder
少年の日に観て衝撃を受けた
制作:1968年 イギリス・イタリア
監督:フランコ・ゼフィレッリ
製作:ジョン・ブラボーン/リチャード・グッドウィン
出演:オリヴィア・ハッセー/レナード・ホワイティング/
   ミロ・オーシャ/マイケル・ヨーク
音楽:ニーノ・ロータ
を思い出しましゅ。

あの音楽、あの映像美
オリヴィア・ハッセーの愛くるしい姿
思い出しましゅ。

中古ビデオを購入してあるので
その気になれば
いつでも観られるのでしゅが・・・



2007年06月21日(木) DVD サーカスの女王

図書館から借りた
DVD オペレッタ映画
サーカスの女王
作曲:エメリッヒ・カールマン

出演
フェドーラ:インゲボルグ・ハルシュタイン
ミスターX:ルドルフ・ショック
セルギウス大公:エルンスト・フリッツ・フュルブリンガー
バランスキー:ハリー・ハート
メイベル:イシ・オーレン
トーニ:ペーター・カルネル
ほか

指揮:ヴェルナー・シュミット=ベールケ
演奏:クルト・グラウンケ管弦楽団
合唱:ウィーン・オペレッタ合唱団
   グンボルトキルシュナー・シュパッツェン
台本:ユリウス・プランマー
   アルフレート・グリュンヴァルト
監督:マンフレッド・R・ケーラー
製作:1969年 ユニテル ドイツ作品


カールマンのオペレッタ
初体験でしゅ。

サーカスを題材にした
オペレッタ
楽しいでしゅ。

貴族が身分を隠して
サーカスで活躍すると言う
有り得ない設定でしゅが
音楽のすばらしさで
夢のような116分でした。

ヒロイン:フェドーラを演じた
インゲボルグ・ハルシュタインの高音
抜けるようで気持ちいいでしゅ。

もう一組のカップルの
メイベルを演じた
イシ・オーレン
ちょっぴりコケティッシュで
かわいいでしゅ。

筋はわかりきった定型でしゅが
音楽のすばらしさで
ぐいぐいひきつけましゅ。

このDVDも
安く入手できれば
購入して手元においておきたいでしゅ。



2007年06月20日(水) 諸井三郎著 ベートーベン

諸井三郎著 
ベートーベン

旺文社文庫
旺文社
昭和41年初版
昭和49年重版


を読了。

ブックオフで105円でゲットした
文庫本。

受験参考書専門の
旺文社がかつて
発行していた旺文社文庫。

こんな作品も発行していたのでしゅね。

ベートーヴェンの伝記
そして名曲と恋人たち。

著者の思い入れたっぷりな記述でしゅ。

ベートーヴェンの恋愛については
最新学説とは違うところもありましゅが
彼の恋愛をピュアに捉えていて
美しいでしゅ。

楽曲の解説は
著者が作曲家でしゅので
詳細で納得させられるものがありましゅ。

今日は
グローリア アンサンブル&クワイアーの
練習で松が峰教会へ行ってきました。

12月の演奏会で
ベートーヴェンのミサ曲ハ長調を
指揮する片岡先生
平日練習に初登板。

ハ長調ミサのキリエを
たっぷり練習。

この本には
ハ長調ミサについては
ほとんど記載がありませんけれど
彼の中期の隠れた傑作でしゅ。

ベートーヴェンの音楽
もっともっと聴きたいでしゅ。



2007年06月19日(火) 金澤正剛著 キリスト教音楽の歴史

金澤正剛(まさかた)著 
キリスト教音楽の歴史
 初代教会からJ.S.バッハまで
日本キリスト教団出版局
2005年


を図書館から借りて読了。

400ページの大著。
読みごたえがありましゅ。

ほとんど知らなかった
中世以前のキリスト教音楽については
目が開かれるような気がしましゅ。

L.A.S.Ponder
今年グローリア アンサンブル&クワイアーで
「ミサ曲の歴史をたずねて」
ということで
グレゴリオ聖歌のキリエ第1番
パレストリーナのミサ・ブレヴィスからグローリア
モンテヴェルディの4声のミサからクレド
シューベルトのミサ曲第4番からサンクトゥス、ベネディクトゥス
バーバーのアニュス デイ

を歌っているので
大いに啓発されましゅ。

著者が特に力を入れているのは
ギョーム・デュファイ
ジョスカン・デプレ

L.A.S.Ponder
今混声合唱団コール・エッコで
ジョスカンのアヴェ マリア
歌っているので参考になりましゅ。

ジョスカンのアヴェ マリアに関しても
3ページにわたり
詳述していましゅ。

この本
5200円もしなければ
購入して手元に置き
時々読み返したいでしゅ。



2007年06月18日(月) 1821年 魔弾の射手 初演

1821年6月18日
カール・マリア・フォン・ウェーバー作曲
歌劇「魔弾の射手」
ベルリンの王立劇場で初演


L.A.S.Ponder
2007年03月19日(月)
DVD ハンブルク国立歌劇場 魔弾の射手
を鑑賞したところでした。

怖い場面もありましゅが
ハッピーエンドの歌劇で
楽しめました。

ドイツのオペラの中でも
特異な位置を持つ
名作でしゅね。

他の「魔弾の射手」の映像作品も
観てみたいでしゅ。


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