| 2007年06月17日(日) |
1882年 ストラヴィンスキー誕生 |
1882年6月17日 ロシアの作曲家 イーゴル・フョドロヴィチ・ストラヴィンスキー Igor Fyodorovitch Stravinsky ペテルブルク近郊のオラニエンバウム(現・ロモノソフ)で誕生 1971年4月6日没
多彩な作曲家でしゅ。
L.A.S.Ponderも ここ数年彼の作品を いろいろ聴いていましゅが 心から感動できる作品には まだ出会っていません。
今年2007年 混声合唱団コール・エッコでは 彼の小品 アヴェ・マリアを 歌っていましゅ。
無伴奏混声4部合唱 1934年の作品でしゅ。
当初の歌詞は教会スラヴ語であったが、 1949年にラテン語に改められていましゅ。
不思議な響きのする曲でしゅ。
アーメンが いわゆるアーメン終止では ありません。
この曲 数年前 グローリア アンサンブル&クワイアーでも 歌っているのでしゅが 極めたと言う感じがしませんでした。
この曲について 詳しく知りたいのでしゅが なかなか情報が 集まりません。
| 2007年06月15日(金) |
青木やよひ著 ボヘミア・ベートーヴェン紀行 |
青木やよひ著 ボヘミア・ベートーヴェン紀行 《不滅の恋人》の謎を追って 東京書籍 1995年第1刷
を図書館から借りて読了。
ベートーヴェン没後180年の今年 L.A.S.Ponderの主たる関心は ベートーヴェンでありましゅ。
恋多きベートーヴェンの生涯の中でも 彼の《不滅の恋人》への手紙 うるわしいでしゅ。
さてその不滅の恋人とは誰か? その答えを出したのが ほかならぬ著者青木やよひなのでしゅ。
「不滅の恋人」が誰かについては 以前NHKテレビで 青木やよひの説を 放映していたのを観て 知ってはいましたが その詳細は この本で初めて知りました。
本書は著者が ベートーヴェンの足跡を追い 不滅の恋人を推定していく過程を追った 旅行記でしゅ。
推理小説を読むような緊迫感 ぐいぐい惹きつけられ どんどん読み進んでしまいましゅ。
今まで読んだ ベートーヴェンの伝記では 知ることのできなかった 彼のチェコ・スロヴァキア・ハンガリーでの 詳細な足跡。
そして不滅の恋人。 彼はついに不滅の恋人とは 結ばれることがありませんでしたけれど 彼の豊かな恋愛経験は 何事にも換えられないでしょう。
L.A.S.Ponderも 不滅の恋人のこと 思うこと頻りでしゅ。
| 2007年06月14日(木) |
VHSビデオ 「ドン・キホーテ」&「コッペリア」 |
図書館から借りた VHSビデオ クラシック・バレエへの招待 「ドン・キホーテ」&「コッペリア」
フランク・オーガスティンが案内する 名作バレエの世界 発売:TDKコア 1996年 54分
を鑑賞。
ドン・キホーテとコッペリアの 見所と バレエ界のベテランたちへの インタビューを収録。
バレエを10倍楽しむ 「ビデオ・ガラ・コンサート」
うーん、いいでしゅ。
このビデオを観ると ドン・キホーテとコッペリア 全編観てみたくなりましゅ。
ドン・キホーテは 混声合唱団コール・エッコの S.K.さん、H.S.さんが出演した 2007年4月22日 サン・セレッソ バレエ スパニッシュ コンサート 会場:佐野市文化会館大ホール で全編鑑賞していましゅ。
なつかしいでしゅ。
バレエ あまりなじみがありませんが 映像作品でも実演でも もっともっとたくさん 鑑賞したいでしゅ。
| 2007年06月13日(水) |
ロマン・ロラン著 苦悩の英雄ベートーヴェンの生涯 |
ロマン・ロラン著 新庄嘉章(しんじょうよしあきら)訳 苦悩の英雄ベートーヴェンの生涯 角川文庫2066 角川書店 昭和37年初版 平成7年改訂初版
を読了。
古い本でしゅ。 ロマン・ロランの崇拝する 英雄ベートーヴェン像が 浮かび上がりましゅ。
近年のベートーヴェン像とは違い 苦悩に立ち向かう英雄としての 姿が著しいでしゅ。
一時代前は このようなベートーヴェン像が 幅を利かせていたのでした。
ロランはベートーヴェンの少年時代に取材した 一大長編小説「ジャン・クリストフ」を 書いたのでした。
L.A.S.Ponderも 大学生時代 物理学の助教授の勧めで この本を夢中で読んだものでした。
困難をものともせずに 立ち向かう青年ジャンの姿に 感情移入したあの頃。
懐かしい学生時代を 思い出しましゅ。
| 2007年06月12日(火) |
VHSビデオ モンテヴェルディ 歌劇オルフェオ |
図書館で借りた VHSビデオ映画 歌劇オルフェオ 作曲:クラウディオ・モンテヴェルディ
配役 オルフェオ:フィリップ・フッテンロッファー エウリディーチェ:ディートリンデ・トゥルパン(演技) ラシェル・ヤカール(歌唱) 希望、音楽の女神:トルデリーゼ・シュミット シルヴィア、プロセルピナ:グレニス・リノス カロンテ:ハンス・フランツェン プルトーネ:ウェルナー・グレッシェル アポロ:ローラント・ヘルマン ニンファ:シュザンヌ・カラブロ 牧人1:ペーター・ケラー 牧人2、霊1:フランシスコ・アライサ 牧人3、霊2:ルドルフ・A・ハートマン 牧人4、霊3:ヨゼフ・ディーネ 牧人達、ニンファと霊:チューリヒ歌劇場合唱団 合唱指揮:エリック・ワイデル チューリヒ歌劇場バレエ団
チューリヒ歌劇場モンテヴェルディ・アンサンブル 指揮:ニコラウス・アーノンクール 演出:ジャン・ピエール・ポネル 日本語字幕:小瀬村幸子 1978年ユニテル
を鑑賞。
L.A.S.Ponder 初めてのモンテヴェルディ歌劇 そして初めてのバロック・オペラ
バロック期のオペラ 退屈かと思いきや なかなかどうして 劇的で迫力十分でしゅ。
ポネルの演出力のすごさと 古楽器を駆使した アーノンクールの音楽の 豊かさ。
ビデオの劣化のせいか 途中雑音がひどいでしゅが 音楽のすばらしさは 堪能できました。
それにしても ポネルの演出 すごいでしゅ。
古代ギリシャを思わせる場面と オペラを鑑賞する バロック期のイタリアを思わせる場面 うまく使い分けていましゅ。
まるで夢のような歌劇 オルフェオの悲劇 最後は父アポロによって 天に上げられるオルフェオ。
古代ギリシャの衣裳とメイク 牧人2を歌うアライサの歌唱力 合唱団の迫力 バレエ団の踊り どれもこれも きちんとしていて 観ていてすがすがしいでしゅ。
確か図書館には モンテヴェルディ作曲の 歌劇ウリッセの帰還 のビデオもあったはず。 これも早く観たいでしゅ。
| 2007年06月11日(月) |
VHSビデオ メト レヴァイン 歌劇トロヴァトーレ |
図書館で借りた VHSビデオ 歌劇トロヴァトーレ 作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ 台本:サルヴァトーレ・カンマラーノ
配役 ルーナ伯爵:シェリル・ミルンズ レオノーラ:エヴァ・マルトン マンリーコ:ルチアーノ・パヴァロッティ アズチェーナ:ドローラ・ツァーイック ほか
指揮:ジェイムズ・レヴァイン メトロポリタン歌劇場管弦楽団 メトロポリタン歌劇場合唱団 合唱指揮:デヴィッド・スティヴェンダー 制作:1988年10月 メトロポリタン歌劇場ライヴ収録 日本語字幕:小瀬村幸子
を鑑賞。
解説を先に読むと 救いのない悲劇とあるので ビビリながら鑑賞。
L.A.S.Ponderの知っているのは ジプシーたちの歌う アンヴィル・コーラスだけ。
さすがヴェルディ中期の傑作。 音楽すごいでしゅ。
主役の4人の歌唱力も素晴らしく アリア、重唱が終わるたびに 盛大な拍手が続きましゅ。
脇役陣の歌唱力も 主役級に見劣りせず 合唱も迫力十分でしゅ。
物語は ルーナ伯爵と マンリーコ(トロヴァトーレ=吟遊詩人) が政敵で恋敵。
マンリーコの母アズチェーナが 実は実の母でなく 彼女の復讐が 絡むという大悲劇。
吟遊詩人として現れる マンリーコがすぐに ルーナ伯爵の政敵とわかってしまうのは 展開が早すぎるような気もしましゅが 息を継がせぬ展開 小気味いいでしゅ。
マンリーコを愛する レオノーラに 横恋慕するルーナ伯爵の 愛もよくわかりましゅ。
3人の愛情が絡み合う中 ジプシー女アズチェーナの 復讐劇が我知らず進行するのでしゅ。
15世紀初頭のスペインという 設定を メトロポリタン歌劇場の 舞台装置・衣裳は 忠実に再現し 違和感なくオペラに 没入できましゅ。
吟遊詩人といえば 学生時代に上演した 辻邦生作 「ポセイドン仮面祭」で 吟遊詩人を L.A.S.Ponderが 演じたことを 思いだしましゅ。
劇中L.A.S.Ponderも 牢の中で2曲歌いました。
もちろんパヴァロッティとは 比べものになりませんが。
ヴェルディの歌劇を観るのは アイーダに次いで 2作目でしゅが 他のオペラも 観てみたいでしゅ。
| 2007年06月10日(日) |
2007年 栃木県合唱祭 |
2007年6月10日 第44回栃木県合唱祭 会場:栃木市文化会館大ホール 主催:栃木県合唱連盟・朝日新聞社
L.A.S.Ponder 今わらじを脱いでいる グローリア アンサンブル&クワイアーは午前の部4番目。
朝10時と言う悪条件 開会間もない時刻で 客席も閑散とした中 70名で グレゴリオ聖歌のキリエ第1番と パレストリーナ作曲ミサ・ブレヴィスから グローリアを歌いました。
通常は有り得ない 70名の大合唱での グレゴリオ聖歌、 ルネサンスのポリフォニー 響きの良い 栃木市文化会館大ホールで どのように響いたのでしょうか。
グローリア アンサンブル&クワイアの ホームページで http://www.gloria-e-c.com/ 演奏の録音が聴けるようになりました。)
L.A.S.Ponder グローリアの先唱 (初めの9音の独唱)を歌うという緊張感で ちょっと舞い上がっておりましたが 大過なく終了。
客席からはどのように 聞こえたのでしょうか。
演奏を終えた後は 客席で 他団体の演奏をゆっくり鑑賞。
午前の演奏では 最後に歌った 矢板東高校合唱部の Clemant Janequin(クレマン ジャヌカン)作曲 Le chant des oyseaux(鳥の歌) が絶品でした。
鳥の鳴き声を模したこの曲 本当に鳥たちが歌っているような 錯覚を覚えました。
午後は全部聴きたかったのでしゅが カミさんが早く帰りたいと言うので 20番目の 佐野女子高校コーラス部まで 聴きました。
L.A.S.Ponder 熱烈なファンである Lux aeternaさまは ローリゼンの O Magnum Mysterium(おお 大いなる神秘)を 神秘的なまでの 深遠なアンサンブルで 会場をシーンとさせました。
Lux aeternaさまの 次に歌った 宇都宮室内合唱団ジンガメルさんも L.A.S.Ponderの好きな ウィリアム バードの5声のミサから Kyrie、Gloriaを快演しました。
この曲も全曲 歌ってみたいでしゅ。
佐野女子高は 43名ながら 独特の透明感の高い発声で ビクトリアの Domine non sum dinusを 聴かせてくれました。
午後の部では 聴きたい団体、 聴きたい曲が いくつもあったのでしゅが カミさんの要望で 泣く泣く退出。
L.A.S.Ponder もうひとつわらじを脱いでいる 混声合唱団コール・エッコは 今回バスの人数がそろわないため 無念の欠場。
7月の佐野市民音楽祭に 向けて鋭意準備中でしゅ。
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