「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2007年06月04日(月) 歯の衛生週間 6月4日〜10日

歯の衛生週間 6月4日〜10日
昔は
虫歯予防デー(日本歯科医師会)だったそうでしゅ。
 1928年〜1938年

歯は大切な臓器のひとつでしゅ。

歯の大切さは
いくら力説しても
したりません。

お年寄りを見ていると
歯の無い人の多さに愕然としましゅ。

哺乳類、爬虫類にとっては
歯を失うことは致命的でしゅ。

音楽を演奏する人間にとっても
歯はとっても大事でしゅ。

歯がきちんとそろっていなければ
うまく歌うことも
管楽器を演奏することも
かないません。

声楽家、管楽器奏者以外でも
歯がくいしばることができなければ
力のこもった演奏は
困難でしょう。

わたくしも
若い頃からの不摂生で
だいぶ歯を痛めていましゅが
幸いまだ27.5本残っていましゅ。

合唱を続けていく上でも
歯を大切にしていきたいでしゅ。

明日は
下野市南河内公民館主催の
アルト・リコーダー教室に
行ってきましゅ。

リコーダーも
前歯が無ければ
絶対うまく吹けないでしゅよね。

これからは
もっと歯を
大切にすごしたいでしゅ。



2007年06月03日(日) 1875年 ビゼー没

1875年6月3日
フランスの作曲家
ジョルジュ・ビゼー
Georges Bizet
ブージバルで没

 1838年10月25日生まれ

ビゼーといえば
カルメンでしゅね。

最晩年に作曲され
生前は成功しなかった
オペラでしゅが
今では
名曲ぞろいのオペラとして
評価が高いでしゅ。

L.A.S.Ponderも
今年2月24日、2月28日と
歌劇カルメンのビデオを観て
すっかり魅了されてしまいました。

いつか実演を
観てみたいものでしゅ。



2007年06月02日(土) VHSビデオ グラインドボーン音楽祭 フィデリオ

図書館で借りた
VHSビデオ
ベートーヴェン作曲
歌劇フィデリオ
台本:J.N.ブーイ
翻訳・改稿:J.ゾンライトナー、F.トライチュケ

配役
ヤキーノ:イアン・カレー
マルツェリーネ:エリザベス・ゲイル
ロッコ:クルト・アッペルグレン
レオノーレ:エリザベート・ゼーダーシュトレーム
ドン・ピツァロ:ロバート・オルマン
フロレスタン:アントン・デ・リッダー
ドン・フェルナンド:マイケル・ラングドン
ほか

グラインドボーン音楽祭合唱団
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ベルナルド・ハイティンク
演出:ピーター・ホール
1980年
日本語字幕:小林一夫


を鑑賞。

フィデリオのビデオを観るのは
2回目。

ベートーヴェンが
完成した唯一の歌劇。
すばらしいでしゅ。

第1幕
牢番の娘マルツェリーネと
牢番の手下ヤキーノ
フィデリオ(実は男装したレオノーレ)の
三角関係
笑わせましゅ。

フィデリオが女と知らない
マルツェリーネがフィデリオに
結婚を迫り
困惑するレオノーレ。

かつては良い仲だったマルツェリーネに
やきもきするヤキーノ。

そして
娘マルツェリーネと
フィデリオを結婚させようとする
牢番ロッコと
ますます困惑するレオノーレ。

マルツェリーネを演じる
エリザベス・ゲイル
ちょっとふくよかで
柔和な笑顔
L.A.S.Ponderの好みでしゅ。

レオノーレの愛する夫
フロレスタンに危機迫る
第2幕
どきどきしましゅ。

そして愛と真実と正義の勝利する
終幕
解放された囚人たちと
家族の大合唱が
いやが上でも
フィナーレを盛り上げましゅ。

劇は単純な救出劇でしゅが
観て聴いてほれぼれしましゅ。

ベートーヴェン渾身の
歌劇。

ほかにも
フィデリオの
映像あれば
観てみたいでしゅ。



2007年05月31日(木) DVD レハール作曲 パガニーニ

図書館から借りた
DVD
オペレッタ映画
フランツ・レハール作曲
パガニーニ

出演
ニッコロ・パガニーニ:アントニオ・テーバ
アンナ・エリーザ侯爵夫人:テレサ・ストラータス
フェリーチェ・バッキオッチ侯爵:ヨハネス・ヘーステル
ジャコモ・ピンピネッリ侯爵:ペーター・クラウス
ベッラ・ジレッティ:ダグマール・コラー
ほか

台本:パウル・クネプラー原本
   ベーラ・イェンバッハ修正改訂
指揮:ヴォルフガング・エーベルト
演奏:クルト・グラウンケ管弦楽団
監督:オイゲン・ヨーク
製作:ドイツ 1972年 ユニテル


レハールのオペレッタだから
喜歌劇かと思いきや
悲劇でした。

悪魔のヴァイオリニスト
パガニーニ
女性遍歴が激しいでしゅ。

ちょっと許せないでしゅ。

プッチーニの故郷ルッカへ赴いた
パガニーニ
侯爵夫人とたちまち恋仲になり
宮廷楽長にまで登りつめる。

ところがすぐに
侯爵の愛人で
ルッカ王立歌劇場のプリマドンナ
ベッラにも手を出し
結局はルッカを脱出せざるを得なくなる。

まあめちゃくちゃな話でしゅが
音楽はすばらしいでしゅ。

映像演出もすばらしく
音楽映画としても
出色のできでしゅ。

ヒロイン・アンナ・エリーザを演じた
テレサ・ストラータス
すごい美人でしゅが
目が怖いでしゅ。
それにやせていて
L.A.S.Ponder好みじゃないでしゅ。

でも気品があり
高貴な公爵夫人には
ぴったりでしゅ。

プリマ・ドンナ
ベッラを演じた
ダグマール・コラー
バレリーナから歌手に転じた
多能の人でしゅ。
劇中のバレエもすばらしく
ちょっと妖艶な感じで
魅力的でしゅが
やっぱりやせすぎでしゅ。

レハールの音楽
アリア、重唱甘く
合唱も素敵でしゅ。

それにしてもすばらしい映画
ため息が出ました。



2007年05月30日(水) 1928年 グスタフ・レオンハルト誕生

1928年5月30日
オランダの指揮者
グスタフ・レオンハルト
Gustav Leonhardt
スフラヴェランドで誕生

音楽学者、指揮者、
オルガニスト、チェンバリスト
多彩な人でしゅ。

近年は
ラ・プティット・バンドを
率いて
古楽(特にバロック音楽の)
演奏、録音に活躍していましゅ。

L.A.S.Ponderも
彼とラ・プティット・バンドのCDで
バッハはじめ
バロック期の声楽作品、器楽作品
たくさん聴いていましゅ。

オーソドックスな演奏で
これが正統なバロック音楽でしゅよ
という演奏が多いような気がしましゅ。

CDはたくさん出していましゅが
彼の映像に出会えていないのが
残念でしゅ。



2007年05月29日(火) DVD マチェラータ音楽祭2002 愛の妙薬

DVD
ガエターノ・ドニゼッティ作曲
歌劇「愛の妙薬」
台本:フェリーチェ・ロマーニ
原作:ユジェーヌ・スクリープ台本の
   歌劇「媚薬」(オベール作曲)より
演出:サヴェリオ・マルコーニ
指揮:ニールス・ムース
マリキジアーナ・フィルハーモニー管弦楽団
V.ベッリーニ・マルキジアーナ・オペラ合唱団
合唱指揮:カルロ・モルガンティ
衣裳:シルヴィア・アイモニーノ
装置:アントニオ・マストロマッティ
振付:ダニエラ・カタルディ
照明:ファブリツィオ・ゴッビ

配役
アディーナ:ヴァレリア・エスポジト
ネモリーノ:アキレス・マチャード
ベルコーレ:エンリコ・マッルッチ
ドゥルカマーラ:エルヴィン・シュロット
ジャンネッタ:ロベルタ・カンツィアン

2002年8月6−9日
アレーナ・スフェリステリオ
マチェラータ音楽祭ライブ収録


を図書館から借りて鑑賞。

元は球技場だった
広大な野外劇場での「愛の妙薬」
堪能しました。

ステージ奥の青いひな壇に
これまた青の衣裳のオーケストラ。
ちっとも違和感ないでしゅ。

歌手たちの顔が
これでもかこれでもかと
アップで映されるので
ちょっと辟易。

アディーナもジャンネッタも
少し老けている上に
やせ気味で
L.A.S.Ponderの好みでは
ありませんでした。

設定は19世紀のイタリアに
変更されていましゅが
これは違和感ないでしゅ。

女声が老けているのに比べ
男声歌手陣が若いのが
ちょっとちぐはぐな感じでしゅ。

でも音楽は素晴らしく
12時過ぎまで夢中で鑑賞してしまいました。

特に終盤
ネモリーノのアリア
「人知れぬ涙」からは
アディーナの表情も
愛らしくなり
見ごたえがありましゅ。

付録のディスクには
バックステージと
マチェラータの町の案内が
収められていて
こちらも楽しいでしゅ。

昼間のうんざりする仕事を忘れ
DVDを鑑賞できる
至福の時間。
堪えられませんでしゅ。



2007年05月27日(日) 2007年 モーツァルト生誕251年記念コンサート

2007年5月27日
栃木県立図書館
第100回クラシック・ライヴ・コンサート
モーツァルト生誕251年記念コンサート出演者
オーボエ・ピアノ:斎藤享久
ホルン:稲葉基純、保坂麻紀
ヴァイオリン:渡邊陽子、八巻一康
ヴィオラ:大村一佳
チェロ:本澤洋一
コントラバス:高岩理仁


会場:栃木県立図書館ホール

時々行っている
栃木県立図書館のコンサートへ。

数日前に新聞で
大きく報道されてしまったこともあり
開演20分前に行ったにも関わらず
満席、立ち見。

1時間40分の立ち見は
満身創痍の老骨には
ちょっとしんどいでしゅ。

演目は
オール・モーツァルト・プログラムで
オーボエ四重奏曲ヘ長調
ピアノ四重奏曲第2番変ホ長調
ディベルティメント第11番ニ長調「ナンネル七重奏曲」

メインのディベルティメントがK.251なので
生誕251年にかけたコンサート。

主宰の斎藤享久先生は
鹿沼で音楽教室「エルベ音楽院」をやっていましゅ。

オーボエの名手とは知っていましたが
ピアノも堪能とは
初めてでした。

ヴァイオリンの渡邊陽子さん
すてきでしゅ。

L.A.S.Ponder
グローリア アンサンブル&クワイアーで
何年かご一緒させていただきましたが
今日目の前2mで演奏する後姿を見て
ますますファンになってしまいました。

斎藤先生とは
10数年前
エルベ合唱団で
モーツァルトのミサ曲や
バッハのモテット、カンタータ
歌わせていただきましたが
相変わらずお元気で
何よりでしゅ。

終演後、ちょっぴりご挨拶させていただきましたが
昔と変わりませんでした。

演奏は
オーボエの活躍する
ディベルティメント第11番と
オーボエ四重奏曲とが
すばらしく
高音域のオーボエが
伸びやかで気持ちいいでしゅ。

年に数回開催される
県立図書館コンサート
今度は会場前に行って
ゆっくり座って
聴きたいでしゅ。


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