| 2007年05月15日(火) |
1567年 モンテヴェルディ受洗 |
1567年5月15日 イタリアの作曲家 クラウディオ・モンテヴェルディ受洗
ということは この前日あたりに 誕生ということでしゅ。
ルネサンスから バロックへの橋渡しをした 大作曲家モンテヴェルディ。
L.A.S.Ponderが 今わらじを脱いでいる グローリア アンサンブル&クワイアー 今年は モンテヴェルディの 4声のミサからクレドを 歌っていましゅ。
無伴奏のミサ曲でしゅが メリスマの動き とっても器楽的でしゅ。
このミサ曲も 全曲歌ってみたいでしゅ。
| 2007年05月14日(月) |
ゆきやなぎれい詩 やなせ・たかし絵 やさしさが花になるなら |
ゆきやなぎ れい詩 やなせ・たかし絵 やさしさが花になるなら サンリオ 1983年
読了。
短い詩画集なので あっという間に 読み終えてしまいました。
そして深いため息。
若い女性の 繊細な恋心。
届かない思い。 片思い。 切ないでしゅ。
ゆきやなぎ れいさんの 第4詩集でしゅ。
1982年前後に サンリオから4冊の詩集を 出して 忽然と消えた 盲目の女流詩人。
1960年ごろの生まれなので 今は40代後半でしょうか。
どなたか その後の彼女を ごぞんじでしょうか?
詩集も今は絶版。
でも彼女の詩のいくつかは 曲がつけられ 合唱曲になっていましゅ。
L.A.S.Ponderが 今わらじを脱いでいる 混声合唱団コール・エッコでも 今年 彼女の詩集「うたをうたってあげたい」から 5編の詩に萩原英彦が曲をつけた 混声合唱組曲「深き淵より」を 歌っていましゅ。
臨時記号の多い 混声5部を中心に 男声が4部に別れるなど 音取りが難しく 弱小テナーにとってはきつい曲でしゅ。
さらに 変拍子につぐ変拍子。 リズムもとっても 取りにくいでしゅ。
でも 詩はなかなかすばらしく 歌うにつれて 段々好きになってきましゅ。
詩集が出てすでに20数年。 彼女の詩は 合唱曲として 今もなお命脈を保っていましゅ。
| 2007年05月13日(日) |
1833年 交響曲イタリア 初演 |
1833年5月13日 メンデルスゾーン作曲 交響曲交響曲第4番イ長調「イタリア」作品90 ロンドンのハノーヴァー・スクエア・ルームズにおいて メンデルスゾーン自身の指揮で初演。
この演奏会は 成功だったそうでしゅ。 良かったでしゅね。
この曲 メンデルスゾーンが イタリア旅行中に着想され 1833年3月に完成したということでしゅ。
ただし初演後も 改訂補筆され 現行版が出版されたのは 彼の死後ということでしゅ。
第1楽章からして 南国ムード満点の 明るさ爆発の出だしでしゅ。
何かむしゃくしゃすることがあっても この曲を聴くとスカッとしましゅ。
第4楽章は イタリアそのもの サルタレッロという リズムの舞曲でしゅ。
いいでしゅ。
2007年4月29日に聴いた 自治医科大学管弦楽団第32回定期演奏会 のメインも メンデルスゾーンのイタリアでした。
この曲のCD 2枚くらい持っていましゅが 時々聴いては 憂さを晴らしていましゅ。
L.A.S.Ponder 現在お気に入りの 交響曲ベスト5は 1.ベートーヴェン作曲交響曲第7番 2.ベートーヴェン作曲交響曲第5番 3.モーツァルト作曲交響曲第41番ジュピター 4.ブラームス作曲交響曲第1番 5.メンデルスゾーン作曲交響曲第4番イタリア
以下 ドヴォルジャーク「新世界」 チャイコフスキー第5番 などが続きましゅ。
| 2007年05月12日(土) |
1832年 愛の妙薬 初演 |
1832年5月12日 ドニゼッティ作曲 歌劇「愛の妙薬」 フェリーチェ・ロマーニ台本 ミラノのカノッビアーノ劇場で初演。
初演は大成功で このシーズン 32回上演されたそうでしゅ。 良かったでしゅね。
その後イタリア全土はもとより 舞台となったスペイン初め ドイツ、チェコ、イギリス、フランスと 上演されたそうでしゅ。
この歌劇 台本にも恵まれていましゅ。
2時間ちょっとで 過不足なく できていましゅ。
お金持ちの田舎娘と ちょっとボーっとした 田舎の青年の恋物語。
最後はちょっぴりほろりとさせるところもあり 素敵でしゅ。
音楽も良くできていましゅ。
アリアも重唱も合唱も楽しいでしゅ。
愛の妙薬(媚薬) 実はただのぶどう酒を売りつける いかさま薬売りドゥルカマーラ博士も 憎めません。
5月10日に鑑賞した ニューヨーク メトロポリタン歌劇場の 愛の妙薬 良かったでしゅ。
安いDVDになっていれば 買いたいところでしゅ。
愛の妙薬 ほかのDVD、VHSビデオも 図書館にあるので これらも ゆっくり鑑賞したいでしゅ。
| 2007年05月11日(金) |
砂川しげひさ著 つべこべいわずにベートーヴェン |
砂川しげひさ著 つべこべいわずにベートーヴェン 東京書籍 1991年
を図書館から借りて読了。
2006年07月10日に読んだ 砂川しげひさ著 なんたってモーツァルトと バッハのロ短調ミサを歌った時に読んだ 砂川しげひさ著 のぼりつめれば大バッハ の間に書かれた この本 クラシック音楽好きな 漫画家が書いただけあって これもなかなか面白いでしゅ。
冒頭の 「ベートーヴェンの時代が来る!」 バブルの時代、モーツァルトブームの1991年に 著者が ベートーヴェンの時代が来る!と 吠えていましゅ。
ベートーヴェン没後180年の 2007年 まさしく ベートーヴェンは 盛んに演奏されていましゅ。
L.A.S.Ponderも ベートーヴェンがマイブームでしゅ。
ちょっとふざけた伝記でしゅが 面白くて 一気に読んでしまいました。
ベートーヴェンと同時代の 作曲家に関しても ちょびちょび言及してあり 興味深いでしゅ。
ウィーン行きたいでしゅ。 もちろん叶いませんから ベートーヴェンの曲 もっと聴きたいでしゅ。
| 2007年05月10日(木) |
VHSビデオ レヴァイン メト 愛の妙薬 |
図書館で借りた VHSビデオ ガエタノ・ドニゼッティ作曲 歌劇「愛の妙薬」
配役 アディーナ:キャスリーン・バトル ネモリーノ:ルチアーノ・パヴァロッティ ベルコーレ軍曹:ファン・ポンス ドゥルカマーラ博士:エンツェ・ダーラ ジャンネッタ:コロリス・ユッカ
メトロポリタン管弦楽団 メトロポリタン合唱団 合唱指揮:レイモンド・フューズ メトロポリタンバレエ団 指揮:ジェイムズ・レヴァイン プロダクション:ジョン・コプレイ セット&コスチュームデザイナー:ベニ・モントレサー ビデオ演出:ブライアン・ラージ 1991年11月 メトロポリタン歌劇場ライヴ収録 日本語字幕:小瀬村幸子 128分
を鑑賞。
眠くて途中眠ってしまい 巻き戻して 再度鑑賞。
衣装・舞台装置とも 昔風で違和感ありません。
ヒロイン:アディーナのバトル 高音が冴え渡っていましゅ。 演技もすばらしいでしゅ。
ヒーロー:ネモリーノの パヴァロッティ 腹が出すぎで 純情な青年には見えませんが 歌は絶品。
いかさま医師:ドゥルカマーラ博士のダーラ 笑わせましゅ。
村娘代表:ジャンネッタのユッカ マスクが素敵 バトルより魅力的でしゅ。
ストーリーは ドタバタ恋愛喜劇でしゅが 最後の展開 ネモリーノのアリアから 純愛路線に突入。 泣かせましゅ。
観終わって幸せな気分に 浸れましゅ。
自分が飲むと 女性にもてるようになる 愛の妙薬 L.A.S.Ponderも ほしいでしゅ。
タイトルを 「媚薬」とか「惚れ薬」とかせず 「愛の妙薬」としたのも 洒落ていましゅ。
ビデオの最後 劣化して画像が乱れていましゅが また観てみたいでしゅ。
| 2007年05月07日(月) |
1824年 第九初演 |
1824年5月7日 ベートーヴェン作曲 交響曲第9番ニ短調作品125「合唱」 ウィーンのケルントナートーア劇場で初演。
ベートーヴェン自身も 指揮台に立ちましたが 実質的な指揮は ウムラウフがとりました。
ベートーヴェンはもう 耳がほとんど聞こえず 指揮はめちゃくちゃだった からでした。
シラーの詩「歓喜に寄す」を 歌いこんだ第4楽章。
専制主義下のドイツで シラー 自由を求めて書いたこの詩 ベートーヴェンも痛く感激し 長く温め続けた末 ついに最後の交響曲の 終楽章に取り入れたのでした。
初演後180数年 今も世界各地で とりわけ日本の年末に 演奏されていましゅ。
L.A.S.Ponderも 30回以上 第九の舞台に立っていましゅが 飽きるということがありません。
それは シラーの そして ベートーヴェンの理想も 不滅だからでしゅ。
ということで 今日は 車の中で ラファエル・クーベリック指揮 バイエルン放送交響楽団&合唱団の CDを鑑賞。
70分をきる 少し早めのテンポながら 第4楽章は 重厚でさすがドイツの オーケストラと合唱団でしゅ。
でも第九は 聴くよりも 歌うほうがずっといいでしゅ。
さあ今年の年末も 第九が歌えるでしょうか?
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