「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2007年04月22日(日) 2007年 サン・セレッソ バレエ スパニッシュ コンサート

2007年4月22日
サン・セレッソ バレエ スパニッシュ コンサート
会場:佐野市文化会館大ホール
主催:サン・セレッソ Ballet Spanish Studio


コール・エッコの
S.K.さんが出演されるというので
行ってきました。

H.S.さんも出ていたのには
ちょっとびっくり。

カミさんは
「どうせ子ブタの踊りじゃないの?」と
以前観たバレエ教室の
発表会を思い出して
いぶかっていたけれど
「プロのダンサーも
出演するようだから。」
と言って
出かけました。

第1部は
ボレロ、フラメンコ、
モーツァルト、プッチーニ、チャイコフスキーなどの
音楽によるバレエ、フラメンコ。

第2部は
ミンクス作曲、長谷川秀介演出・振付
ジェロビンスキー作曲 井上浩一演出
バレエ ドン・キホーテ全幕


オムツが取れたばかりかと思われる
幼児から70歳とかいう老婦人まで
総勢40数名+6人の特別出演者

3時開演6時15分終演の
長丁場でしたが
退屈するどころか
あっという間でした。

不ぞろいの幼児たちのかわいらしさは
抜群でしゅ。

中年女性たちの
パワー炸裂の
フラメンコ。

女性たちの
エネルギーと
迫力と妖艶さに
圧倒されましゅ。

フラメンコギターの
演奏もなかなかでした。

ドン・キホーテも
よくできており
主役級の特別出演者の
できもさることながら
町の人、ジプシーたちを
演じたバレエダンサーも
実に楽しそうに踊っていました。

あまり気乗りしていなかった
カミさんも
若い男性ダンサーの
もっこりタイツに
目が釘付け。

夫の体には興味を失っているのに
現金なものでしゅ。

久々に観るバレエの実演
たっぷり楽しんできました。



2007年04月21日(土) VHSビデオ 秋川雅史&アンサンブル・プラネタ

2007年1月25日放映の
NHK-BSシブヤらいぶ館 シング・シング・シング
-秋川雅史&アンサンブル・プラネタ-


を鑑賞。

紅白歌合戦「千の風になって」でブレイクしたという
秋川雅史と
女声アカペラグループ:アンサンブル・プラネタの
共演ということで
大いに期待して鑑賞。

アンサンブル・プラネタのアカペラは
初めて映像で観ましたが
「ハンガリー舞曲第5番」と
「浜辺の歌」の
2曲だけで
ちょっと物足りないでしゅ。

CDではもっといろいろ
良い曲を録音しているだけに
残念でしゅ。

共演は伴奏付きで
「見上げてごらん夜の星を」と
「カロ・ミオ・ベン」の2曲。

カロ・ミオ・ベンの編曲が
ちょっと素敵でしゅ。

秋川のソロは
「初恋」(石川啄木)と
「千の風になって」の2曲。

初恋は
L.A.S.Ponder
最もお気に入りの日本歌曲で
しっとりと歌い上げてくれました。
L.A.S.Ponderも
こんな風に歌いたいでしゅ。

最後は当然
千の風になって

秋川の歌う姿が端正で
好感が持てましゅ。

45分間があっという間でした。



2007年04月20日(金) 1813年 ベートーヴェン 交響曲第7番、第8番 非公開初演

1813年4月20日
ベートーヴェン作曲
交響曲第7番 イ長調 作品92
交響曲第8番 ヘ長調 作品93
ルドルフ大公の私邸にて初演。


連続して作曲され
双子の交響曲とも呼ばれるこの2曲
実に明るくていいでしゅ。

ということで
先日買ったばかりの中古CD
を繰り返し聴きました。

指揮はラファエル・クーベリック
演奏はクリーブランド管弦楽団

姉の第7交響曲は
やはり第4楽章。

明るい太平洋の怒涛のような
反復波状攻撃。

何度聴いてもしびれましゅ。

この曲は
L.A.S.Ponder
大好き交響曲ベスト3に
いつも入っていましゅ。
(他の2曲は第5とジュピター)

妹の第8交響曲は
あまり聴いていませんでしたが
今回繰り返し聴いて
その良さを実感。

特に第1楽章の華々しい出だしが
すばらしい。

全楽章が明るさで貫かれており
暗いところがまるでありません。

今まで4つの不滅の交響曲
(3,5,7,9)と
思っていましたが
偶数番も捨てがたいでしゅ。

特に気分が滅入っている時には
偶数番が効きそうでしゅ。



2007年04月19日(木) DVD メルビッシュ音楽祭1993 メリー・ウィドゥ

図書館から借りた
DVD
メリー・ウィドゥ
作曲:フランツ・レハール
台本:ヴィクトール・レオン、レオ・シュタイン
指揮:コンスタンティン・シェンク
演奏:ブラティスラヴァ・フィルハーモニー管弦楽団
合唱:ブラティスラヴァ・フィルハーモニー合唱団
演出:マイケル・モラー
監督:クルト・ポングラーツ

出演
ハンナ・グラヴァリ:エリーザベト・カーレス
ダニロ・ダニロヴィッチ伯爵:ペーター・エーデルマン
ヴァランシェンヌ:マルティナ・ドラック
カミーユ・ドゥ・ロシヨン:ローレンス・ヴィンセント
ミルコ・ツェータ男爵:ギデオン・シンガー
1993年 メルビッシュ音楽祭


を鑑賞。

2007年2月14日にも
メルビッシュ音楽祭2005年の
メリー・ウィドゥのDVD-Rを
鑑賞していましゅが
それにもまして
夢のようなメリー・ウィドゥでしゅ。

強気でちょっぴり高慢そうな
ハンナと
いかにも色男のダニロが
メリー・ウィドゥ・ワルツに合わせて
踊る場面
思わずため息が出ましゅ。

ハンナ以上に魅力的なのが
マルティナ・ドラック演じる
ヴァランシェンヌ。

中年女性の
色気、憂愁、惑いが
何とも言えません。

そしてすばらしい名曲の数々、
目を見張るダンスシーン。

終曲「女たちの研究は難しいもの」
にはまいりましゅ。

ノイシードラー湖畔の野外劇場で
公演される
メルビッシュ音楽祭。

夏とはいえ
出演者の衣装をなびかせる夜の風が
涼しさを超えて
少し寒そうでしゅ。

湖上の舞台を観る観客も
寒さに震えているのではないでしょうか。

でもオペレッタの楽しさは
そんなことを吹き飛ばしてしまう。

またしても
いやなことどもを
一瞬すっかり忘れて
至福のひと時を
過ごしました。

一寸先は闇の現実生活、
いやなことだらけの
この世の中。

明日のことは
どうなることか
わからないけれど
こんな素敵な
オペレッタを観ると
今までの疲れが吹っ飛び
明日もまた
何とか生きていけそうな
気がしましゅ。



2007年04月18日(水) 1824年 ベートーヴェン 荘厳ミサ初演

1824年4月18日
ベートーヴェン作曲
荘厳ミサ曲 ニ長調 作品123
ペテルブルクで初演。


ベートーヴェンの
歌劇「フィデリオ」に次ぐ大作でしゅ。

彼自身
自信を持って
自己の最高傑作と
思っていたようでしゅ。

ベートーヴェンの手紙には
「この荘厳ミサ曲は
私の最大の作品である」
とたびたび書いてあるそうでしゅ。

全曲で75分から
80分以上かかりましゅ。

このような長いミサ曲は
L.A.S.Ponder
バッハのロ短調ミサ
ロッシーニの荘厳ミサ
以外には思いつきません。

というわけで
昨日と今日
車の中でしゅが
このミサ曲のCD
3種類聴きました。

1番すごかったのは
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
ロバート・ショウ合唱団
NBC交響楽団
のCDでしゅ。

グローリア、クレドの
合唱の圧倒的迫力
古めかしい演奏ながら
ぐいぐい心に迫りましゅ。

折りしも今年は
トスカニーニ
生誕140年(1867年生まれ)
没後50年(1957年没)の
記念すべき年でしゅ。

この曲も
L.A.S.Ponder
歌ってみたい曲の一つでしゅが
機会はないと思われましゅ。

ベートーヴェンの没後180年に
トスカニーニの演奏する
この曲のCDを
聴ける幸せ
身に沁みましゅ。



2007年04月16日(月) 1972(昭和47)年 川端康成 自殺

1972(昭和47)年4月16日
川端康成が逗子の仕事場でガス自殺、72歳。

 1899(明治32)年6月11日 誕生

自殺の原因はいろいろ言われていましゅ。
L.A.S.Ponderが与(くみ)したいのは
お気に入りのお手伝いさんに
振られたためという説でしゅ。

72歳になって女性に振られて
自殺するなんて
かっこいいでしゅ。

川端の作品は
あまり読んでいませんが
「掌(てのひら)の小説」文庫本を
若い頃
正月になると
読み返していた時期がありましゅ。

一編が1〜数ページの超短編小説集、
掌編小説というのでしゅね。
とっても読みやすく
繰り返し読んでも
飽きないものでした。

またまた読みたくなってきました。



2007年04月14日(土) ビデオ 香港映画 君さえいれば

以前安く購入しておいた
中古ビデオ
「君さえいれば」
He's a woman, She's a Man
金枝玉葉

監督:ピーター・チャン
製作:エリック・ツァン
脚本:ジェームズ・ユェン、チー・リー
撮影:ヘンリー・チャン
主題歌「追」作曲:ディック・リー

配役
サム:レスリー・チャン
ウィン:アニタ・ユン
ローズ:カリーナ・ラウ
1994年 香港 106分


を鑑賞。

サムとローズのカップルの間に
入り込んだ男装のウィン。

3人の不思議な生活。

香港を舞台にした
ロマンティック・コメディ。

いいでしゅ。

結局最後は
ローズはサムの元を去り
女性に戻ったウィンと
サムはめでたく結ばれるのでしゅが・・・

最後の最後まで
ウィンは男として行動するので
ウィンに心惹かれるサムは
自分がゲイではないかと
大いに悩んでしまい
とってもおかしいでしゅ。

男装のウィンを演じた
アニタ・ユンの中性的な魅力が
とってもすてきで
夢中で観てしまいました。

香港行きたいでしゅ。


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