| 2007年04月21日(土) |
VHSビデオ 秋川雅史&アンサンブル・プラネタ |
2007年1月25日放映の NHK-BSシブヤらいぶ館 シング・シング・シング -秋川雅史&アンサンブル・プラネタ-
を鑑賞。
紅白歌合戦「千の風になって」でブレイクしたという 秋川雅史と 女声アカペラグループ:アンサンブル・プラネタの 共演ということで 大いに期待して鑑賞。
アンサンブル・プラネタのアカペラは 初めて映像で観ましたが 「ハンガリー舞曲第5番」と 「浜辺の歌」の 2曲だけで ちょっと物足りないでしゅ。
CDではもっといろいろ 良い曲を録音しているだけに 残念でしゅ。
共演は伴奏付きで 「見上げてごらん夜の星を」と 「カロ・ミオ・ベン」の2曲。
カロ・ミオ・ベンの編曲が ちょっと素敵でしゅ。
秋川のソロは 「初恋」(石川啄木)と 「千の風になって」の2曲。
初恋は L.A.S.Ponder 最もお気に入りの日本歌曲で しっとりと歌い上げてくれました。 L.A.S.Ponderも こんな風に歌いたいでしゅ。
最後は当然 千の風になって
秋川の歌う姿が端正で 好感が持てましゅ。
45分間があっという間でした。
| 2007年04月20日(金) |
1813年 ベートーヴェン 交響曲第7番、第8番 非公開初演 |
1813年4月20日 ベートーヴェン作曲 交響曲第7番 イ長調 作品92 交響曲第8番 ヘ長調 作品93 ルドルフ大公の私邸にて初演。
連続して作曲され 双子の交響曲とも呼ばれるこの2曲 実に明るくていいでしゅ。
ということで 先日買ったばかりの中古CD を繰り返し聴きました。
指揮はラファエル・クーベリック 演奏はクリーブランド管弦楽団
姉の第7交響曲は やはり第4楽章。
明るい太平洋の怒涛のような 反復波状攻撃。
何度聴いてもしびれましゅ。
この曲は L.A.S.Ponder 大好き交響曲ベスト3に いつも入っていましゅ。 (他の2曲は第5とジュピター)
妹の第8交響曲は あまり聴いていませんでしたが 今回繰り返し聴いて その良さを実感。
特に第1楽章の華々しい出だしが すばらしい。
全楽章が明るさで貫かれており 暗いところがまるでありません。
今まで4つの不滅の交響曲 (3,5,7,9)と 思っていましたが 偶数番も捨てがたいでしゅ。
特に気分が滅入っている時には 偶数番が効きそうでしゅ。
| 2007年04月19日(木) |
DVD メルビッシュ音楽祭1993 メリー・ウィドゥ |
図書館から借りた DVD メリー・ウィドゥ 作曲:フランツ・レハール 台本:ヴィクトール・レオン、レオ・シュタイン 指揮:コンスタンティン・シェンク 演奏:ブラティスラヴァ・フィルハーモニー管弦楽団 合唱:ブラティスラヴァ・フィルハーモニー合唱団 演出:マイケル・モラー 監督:クルト・ポングラーツ
出演 ハンナ・グラヴァリ:エリーザベト・カーレス ダニロ・ダニロヴィッチ伯爵:ペーター・エーデルマン ヴァランシェンヌ:マルティナ・ドラック カミーユ・ドゥ・ロシヨン:ローレンス・ヴィンセント ミルコ・ツェータ男爵:ギデオン・シンガー 1993年 メルビッシュ音楽祭
を鑑賞。
2007年2月14日にも メルビッシュ音楽祭2005年の メリー・ウィドゥのDVD-Rを 鑑賞していましゅが それにもまして 夢のようなメリー・ウィドゥでしゅ。
強気でちょっぴり高慢そうな ハンナと いかにも色男のダニロが メリー・ウィドゥ・ワルツに合わせて 踊る場面 思わずため息が出ましゅ。
ハンナ以上に魅力的なのが マルティナ・ドラック演じる ヴァランシェンヌ。
中年女性の 色気、憂愁、惑いが 何とも言えません。
そしてすばらしい名曲の数々、 目を見張るダンスシーン。
終曲「女たちの研究は難しいもの」 にはまいりましゅ。
ノイシードラー湖畔の野外劇場で 公演される メルビッシュ音楽祭。
夏とはいえ 出演者の衣装をなびかせる夜の風が 涼しさを超えて 少し寒そうでしゅ。
湖上の舞台を観る観客も 寒さに震えているのではないでしょうか。
でもオペレッタの楽しさは そんなことを吹き飛ばしてしまう。
またしても いやなことどもを 一瞬すっかり忘れて 至福のひと時を 過ごしました。
一寸先は闇の現実生活、 いやなことだらけの この世の中。
明日のことは どうなることか わからないけれど こんな素敵な オペレッタを観ると 今までの疲れが吹っ飛び 明日もまた 何とか生きていけそうな 気がしましゅ。
| 2007年04月18日(水) |
1824年 ベートーヴェン 荘厳ミサ初演 |
1824年4月18日 ベートーヴェン作曲 荘厳ミサ曲 ニ長調 作品123 ペテルブルクで初演。
ベートーヴェンの 歌劇「フィデリオ」に次ぐ大作でしゅ。
彼自身 自信を持って 自己の最高傑作と 思っていたようでしゅ。
ベートーヴェンの手紙には 「この荘厳ミサ曲は 私の最大の作品である」 とたびたび書いてあるそうでしゅ。
全曲で75分から 80分以上かかりましゅ。
このような長いミサ曲は L.A.S.Ponder バッハのロ短調ミサ ロッシーニの荘厳ミサ 以外には思いつきません。
というわけで 昨日と今日 車の中でしゅが このミサ曲のCD 3種類聴きました。
1番すごかったのは アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 ロバート・ショウ合唱団 NBC交響楽団 のCDでしゅ。
グローリア、クレドの 合唱の圧倒的迫力 古めかしい演奏ながら ぐいぐい心に迫りましゅ。
折りしも今年は トスカニーニ 生誕140年(1867年生まれ) 没後50年(1957年没)の 記念すべき年でしゅ。
この曲も L.A.S.Ponder 歌ってみたい曲の一つでしゅが 機会はないと思われましゅ。
ベートーヴェンの没後180年に トスカニーニの演奏する この曲のCDを 聴ける幸せ 身に沁みましゅ。
| 2007年04月16日(月) |
1972(昭和47)年 川端康成 自殺 |
1972(昭和47)年4月16日 川端康成が逗子の仕事場でガス自殺、72歳。 1899(明治32)年6月11日 誕生
自殺の原因はいろいろ言われていましゅ。 L.A.S.Ponderが与(くみ)したいのは お気に入りのお手伝いさんに 振られたためという説でしゅ。
72歳になって女性に振られて 自殺するなんて かっこいいでしゅ。
川端の作品は あまり読んでいませんが 「掌(てのひら)の小説」文庫本を 若い頃 正月になると 読み返していた時期がありましゅ。
一編が1〜数ページの超短編小説集、 掌編小説というのでしゅね。 とっても読みやすく 繰り返し読んでも 飽きないものでした。
またまた読みたくなってきました。
| 2007年04月14日(土) |
ビデオ 香港映画 君さえいれば |
以前安く購入しておいた 中古ビデオ 「君さえいれば」 He's a woman, She's a Man 金枝玉葉
監督:ピーター・チャン 製作:エリック・ツァン 脚本:ジェームズ・ユェン、チー・リー 撮影:ヘンリー・チャン 主題歌「追」作曲:ディック・リー
配役 サム:レスリー・チャン ウィン:アニタ・ユン ローズ:カリーナ・ラウ 1994年 香港 106分
を鑑賞。
サムとローズのカップルの間に 入り込んだ男装のウィン。
3人の不思議な生活。
香港を舞台にした ロマンティック・コメディ。
いいでしゅ。
結局最後は ローズはサムの元を去り 女性に戻ったウィンと サムはめでたく結ばれるのでしゅが・・・
最後の最後まで ウィンは男として行動するので ウィンに心惹かれるサムは 自分がゲイではないかと 大いに悩んでしまい とってもおかしいでしゅ。
男装のウィンを演じた アニタ・ユンの中性的な魅力が とってもすてきで 夢中で観てしまいました。
香港行きたいでしゅ。
| 2007年04月13日(金) |
ゆきやなぎれい詩 やなせ・たかし絵 うたをうたってあげたい |
ゆきやなぎ れい 詩 やなせ・たかし 絵 うたをうたってあげたい 装丁:やなせ・たかし サンリオ 1978年 初版 1979年 4刷
を読了。
今混声合唱団コール・エッコで ゆやなぎれい作詩 萩原英彦作曲の 混声合唱組曲「深き淵より」を 歌っているので この曲の元となった詩画集 「うたをうたってあげたい」を 日本の古本屋のサイトから 見つけ出して購入。
ようやく読むにいたりました。
想い出にならない想い出 雪の音 夜ふけのコーヒーのかおり いえすへの こうぎ うたを うたって あげたい の5曲は いずれもこの詩画集から 採られていましゅ。
今「いえすへのこうぎ」を 練習していましゅが この詩集の中では 異色の詩でしゅ。
「わたしは あなたに こうぎする あなたの とくべき こと なすべき ことは あなたは ひとりの おとめをこそ だれよりも けんめいに あいして みせるべきでは なかったか」
と結ばれていましゅ。
この詩があるので あるクリスチャン(カトリック)の団員は 歌いたくないといい 別のクリスチャン(プロテスタント)の団員は この組曲を強く推しました。
ところで「ひとりのおとめ」とは マグダラのマリアのことでしょうか? 誰か教えてください。
それはともかく この詩画集 全編素敵な詩で あふれていましゅ。
第3回「詩とメルヘン」賞を 受賞したゆきやなぎれいを やなせ・たかしは手放しで ほめちぎっていましゅ。
そして彼女の詩集の絵を 自ら描いていましゅ。
この詩画集を読める幸せ かみしめていましゅ。
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