「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2006年11月29日(水) 2006年 葉祥明展

2006年11月29日
葉祥明展
Feel The Art
会場:東武百貨店宇都宮店
   5Fアートステーション
会期:2006年11月29日〜12月12日

仕事の帰りにちょっと立ち寄る。
新作版画の展示即売でしゅ。

ほとんどの作品が
今までのパターンと同じ。

でも安心して
観ていられましゅ。
偉大なるマンネリでしゅ。

ほとんどの作品が
明るい日差しの中の
風景でしゅが
1点だけ夜空の星星が
きらめいている作品があり
目を引きました。

彼の作品
とっても明るいのに
どこか淋しい風情が
ありましゅ。
一体何なのでしょうか。

それにしても
1枚十万円前後は
高いでしゅ。

300枚刷ると
3000万円。
すごいでしゅ。

300枚10作品で
3億円。
言葉もありません。



2006年11月27日(月) ロイヤル・ウィニペグ・バレエ団 魔笛

2006年11月27日
以前NHK-BS2で放送した
クラシック・ロイヤルシート
カナダ・ロイヤル・ウィニペグ・バレエ団
魔笛を鑑賞。

音楽:もちろんモーツァルト
振付:マーク・ゴッデン
演出:バーバラ・ウィリス・スウィート
60分のテレビ映像用オリジナル・バレエ

60分のダイジェスト版ながら
魔笛の魅力たっぷりのバレエでしゅ。
序曲もなくいきなり
3人の侍女のコーラスから始まりましゅ。

ストーリーはかなりデフォルメされて
大筋は原作に沿っていましゅ。

パパゲーノがいきなり
パパゲーナと一緒に登場したり
侍女たちから
口輪と一緒に
貞操帯を嵌められてしまうのには
唖然としましゅ。

最後はもちろんハッピーエンド。
ザラストロと夜の女王が
仲直りしてしまうのも
面白いでしゅ。

バレエダンサーたちの
すばらしい踊りと
ちょっとした特撮効果で
魅せまくりましゅ。

パミーナを演じた
バレリーナが
すごい筋肉質で
顔もこわもてなのが
ちょっぴり残念でしゅ。
愛らしい感じ
高貴な印象が
まるでありません。

でもほんとに楽しい1時間でした。

タイトルクレジットに
バレエダンサーの名前はあっても
すばらしい音楽を演奏した
演奏者の名前がないのが
残念でしゅ。

これからバレエに
はまりそうでしゅ。



2006年11月26日(日) 2006年 ロス・コンパニェロス ライブコンサート

2006年11月26日
アンデスの風
ロス・コンパニェロス 
ライブコンサート

会場:栃木県立図書館1Fホール

県立図書館が年数回
開催している無料コンサート。

今回初めて
クラシック以外の
フォルクローレの演奏会。

ロス・コンパニェロスは
2004年結成の
栃木県のオジサン5人組。

ボーカルなしの
ギター、チャランゴ、ケーナ、
サンポーニャ、ボンボの
五重奏。

アンデス地方の音楽を
2時間近くにわたって
熱演。

L.A.S.Ponderの
知っていたのは
コンドルは飛んでいくと
花祭り
それに唯一日本の曲
もののけ姫。

明るく悲しいインディオの
音楽を堪能。

演奏中突如
はるか昔
宇都宮合唱団にいた
ソプラノのM.O.さんのことを
思い出した。

小柄で魅力的な人で
彼女は新婚旅行に
南米に行き
結婚通知は
南米の写真でした。

彼らの演奏を聴いて
彼女のことを
まざまざと思い出し
しんみり、懐かしく
思い出にふけった
L.A.S.Ponderでした。



2006年11月25日(土) チューリヒ歌劇場 後宮からの誘拐

2006年11月25日
この春NHK−BSで放送された
チューリヒ歌劇場
モーツァルト作曲
歌劇「後宮からの誘拐」
の録画DVD-Rを鑑賞。

出演
太守セリム:クラウス・マリア・ブランダウアー
コンスタンツェ:マリン・ハルテリウス
ブロントヒェン:パトリシア・プティボン
ほか

チューリヒ歌劇場合唱団・管弦楽団
指揮:クリストフ・ケーニヒ

NHKが今年放送した
チューリヒ歌劇場の
シリーズのひとつ。

フィガロや魔笛に比べれば
最高の作品では
ありませんが
やはり楽しいでしゅ。

筋立てに
やや無理があるものの
敵役オスミンの
憎憎しげながら
愛嬌ある演技・音楽で
何とか楽しめていましゅ。

ヒロインたちのマスクも
まずまずで
もちろん演奏は
すばらしい。

窮地に陥った
ヒロインたちが
最後は太守の
悪に対して
善で報いる
寛大な処置で
ほのぼのとした
ハッピーエンド。

筋を知っていても
わくわくしましゅ。

楽しい土曜日でした。



2006年11月23日(木) 1978年刊 高橋英郎訳編 モーツァルトとともに一年を

高橋英郎訳編 
モーツァルトとともに一年を
木耳社
1978年 第1刷
2005年 第2刷
を読了。

モーツァルトに関する
記事を日々並べるとともに
彼の膨大な手紙の中からの
いくつかを
原文と高橋英郎の訳で
挿入したもの。

L.A.S.Ponderの
音楽カレンダー執筆の
役に立つかと思い
購入しましたが
それほどは
役に立ちませんでした。

それよりも
モーツァルトの手紙を
原文(多くはドイツ語、
一部イタリア語)で
読めたのが
楽しみでした。

ドイツ語とはいえ
オーストリア訛りの上
L.A.S.Ponderの
貧弱極まりないドイツ語力では
ほとんど解読不能でした。

でも日本語訳では
味わえない
語呂合わせ(脚韻)などは
おもしろかったでしゅ。

モーツァルト・イヤーも
あとわずか。

せいぜい
彼の音楽を
存分楽しむことに
いたしましゅ。



2006年11月21日(火) 1994年 DVD ザルツブルク・マリオネット・シアター 魔笛

2006年11月21日
DVD
モーツァルト作曲
歌劇「魔笛」
ザルツブルク・マリオネット・シアター
1994年ドイツ・グラモフォン製作 
を鑑賞。

音楽
フェレンツ・フリチャイ指揮
RIAS交響楽団
RIAS室内合唱団

ザラストロ:ヨーゼフ・グラインドル
夜の女王:リタ・シュトライヒ
パミーナ:マリア・シュターダー
タミーノ:エルンスト・ヘフリガー
パパゲーノ:ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ
パパゲーナ:リサ・オットー
モノスタトス:マルティン・ヴァンティン

ただの人形劇と思ったら
大違いでした。

ただの人形に
命を吹き込むのは
人形遣いの腕と
すばらしい音楽。

ただし全編ではなく
英語の解説付きで
105分のダイジェスト版。
字幕もなく
ドイツ語上演なので
少々不安。

でも魔笛は
何度も観て
おなじみなので
ほとんど不自由しない。

とにかく楽しめました。

人形劇が
こんなに面白いのも
題材が魔笛だからでしょうか。

L.A.S.Ponderも
埼玉県足立町立志木小学校の
人形劇クラブで
活動していたのでした。

突如よみがえる
小学校時代の思い出。
懐かしいでしゅ。



2006年11月20日(月) 1805年 フィデリオ 初演失敗

1805年11月20日
ベートーヴェン作曲
歌劇「フィデリオ」
アン・デア・ウィーン劇場で初演

この歌劇
11月15日に初演の
予定でしたが
ナポレオン軍との戦争のため
順延となり
結局この日初演。

ところが
聴きに来たのは
ドイツ語のわからない
フランス軍兵士がほとんど。

それで初演は
散々だったということでしゅ。

ルートヴィヒはその後
2度の改訂を施し
現在上演される
形に近づいたとのことでしゅ。

来年2007年は
ベートーヴェン没後180年。

L.A.S.Ponderが
今わらじを脱いでいる
グローリア アンサンブル&クワイアーも
来年はルートヴィヒの
ミサ曲ハ長調を
演奏する予定でしゅ。

今年はモーツァルト・イヤーで
アマデウスに明け暮れしましたが
来年は
C調ミサを中心に
ルートヴィヒの作品を
聴きまくることに
なりそうでしゅ。

フィデリオも
図書館にビデオテープが
あったと思いましゅので
年が明けたら
ゆっくり鑑賞したいところでしゅ。


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