「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2006年11月19日(日) 2006年 ニキ美術館

2006年11月19日
ニキ美術館

かみさんと那須の
絶景一望閣に泊まりに行った
翌日那須のニキ美術館へ。

以前かみさんを
連れて行ったときは
作品の貸し出し中で
ロビーと売店しか開いておらず
それでも
ビデオを観るなどして
2時間ほど過ごしたのでしゅが
今回は
全館を観て回る。

L.A.S.Ponder自身は
すでに3〜4回来ているので
展示換えのない全作品は
おなじみ。

エジプトシリーズの
古代エジプトの神々
美しくも妖しく
何度観ても魅了されましゅ。

超大作「ブッダ」もいいでしゅ。

肥満した女性が
圧倒的迫力で迫る
「ナナ」のシリーズは
いささか食傷気味でしゅ。

かみさんの反応は
今ひとつでしたが
今回も楽しいひと時が
過ごせました。

またいずれ行ってみたいものでしゅ。



2006年11月17日(金) 2006年 とちぎ美術探訪

2006年11月17日
とちぎ美術探訪
県内ミュージアムが誇る
日本絵画の名品たち

会場:栃木県立美術館
会期:2006年10月29日〜12月10日
主催:栃木県立美術館
   栃木県教育委員会
   下野新聞社

いよいよ予算不足で
チープな企画
と思いきや
意外な名品に出会えて
うれしいでしゅ。

ちらしの表を飾る
日光山輪王寺宝物殿蔵の
狩野探幽作「釈迦三尊像」など
すごい迫力でしゅ。

わざわざ日光まで
行かなくても
宇都宮で観られるのでしゅから
堪えられません。

小品では
鹿沼の川上澄夫美術館蔵
川上澄夫作「鬼ごと」など
「初夏の風」に匹敵する
傑作でしゅ。

県内とはいえ
よくぞこれだけ集めました。

しかし
地方公立美術館の惨状は
すさまじいようでしゅ。

以前日本経済新聞紙上でも
栃木県立美術館が
予算不足のため
開館日を減らさざるを得ない
現状を報じていました。

栃木県立美術館では
1日開館するのに
20万円かかるそうでしゅ。
それが出せずに
開館日がどんどん減っている
そうでしゅ。

また所蔵作品を
保存修復する予算がないために
修復不可能なほど
作品が傷んでしまっているのを
止めようがないことも
報じられていました。

一体栃木県の
文化行政は
何をやっているのでしょうか。
ぷんぷん。



2006年11月15日(水) DVD 1976年 コーミッシュ・オパー・ベルリン フィガロの結婚

1976年7月
コーミシェ・オパー・ベルリン 
オペラ映画 フィガロの結婚
のDVD ドリームライフ事業部
を図書館から借りて鑑賞。

モーツァルト作曲
ボーマルシェ原作
ロレンツォ・ダ・ポンテ台本
ヴァルター・フェルゼンシュタイン ドイツ語版翻案脚色演出

配役
アルマヴィーヴァ伯爵:ウヴェ・クライシヒ
伯爵夫人:マグダレーナ・ファレヴィチ
フィガロ:ヨージェフ・デネ
スザンナ:ウルズラ・ラインハルト=キス
ケルビーノ:ウテ・トロケル=ブルクハルト
ほか

指揮:ゲーツァ・オバーフンク
美術:ラインハルト・ツィンマーマン
衣装:エレオノーレ・クライバー
合唱指揮:ゲアハルト・ヴュトナー
演奏:コーミッシュ・オパー・ベルリン管弦楽団・合唱団
収録:1976年7月4−8日

ドイツ語のフィガロ
なかなかいけましゅ。
といっても
知ってるドイツ語はちらほら。
でも聴いててほとんど
不自然さがありません。
さすがフェルゼンシュタインでしゅ。

スーブレット役のスザンナ
ぴったしの顔つきでしゅ。
伯爵夫人ロジーナも
気品があり憂いあり
どんぴしゃでしゅ。

もちろん演奏は抜群でしゅ。
アリアはもちろん
三重唱から七重唱まで
アンサンブルも絶妙。

旧東ドイツで
これほどすばらしいオペラが
上演されていたとは!

夢のような一夜でした。
L.A.S.Ponderを
一時であれ
すべてを忘れさせ
これほど幸せに
してくれるオペラは
フィガロと魔笛くらいでしょうか。

このDVDも
買って所有したくなりました。
はてしない購入欲、所有欲との
戦いでしゅ。





2006年11月13日(月) 1968年 ロッシーニ没

1968年11月13日
作曲家ジョアッキーノ・ロッシーニ
パリ近郊のパッシーにて没。
1792年02月29日生まれ。

L.A.S.Ponder
今年はモーツァルトイヤーで
アマデウス作曲、ボーマルシェ原作の
歌劇フィガロの結婚
何回か観ましたが
その前段となる
ロッシーニ作曲、ボーマルシェ原作
歌劇セビリアの理髪師
まだ観てないでしゅ。

ロッシーニの最高傑作
セビリアの理容師
序曲だけは何度も聴き
有名なアリアも聴いたことは
ありましゅが
歌劇は観ないことには
始まりません。

図書館に1本だけ
ビデオがあったので
早く観たいでしゅ。

さてロッシーニさん
前半生で数々の業績を上げ
一財産作り
後半生はほとんど仕事せず
グルメとして
楽しい人生を送ったそうでしゅ。

死ぬまで働き続けなければならない
L.A.S.Ponder
まったくうらやましい限りでしゅ。



2006年11月12日(日) 2006年 グローリア アンサンブル&クワイアーvol.14

2006年11月12日
グローリア アンサンブル&クワイアーvol.14
生誕250年記念
ザルツブルクのモーツァルト
会場:栃木県総合文化センター
   メインホール
指揮:片岡真理、内田等
合唱とオケ:グローリア アンサンブル&クワイアーvol.14
ソプラノ:小林晴美
アルト:岩森美里
テノール:小林彰英
バス:太田直樹
モーツァルト:内田潤一郎
ピアノ:荻町なつこ、清水聖美

L.A.S.Ponder
10ヶ月歌い続けてきた
モーツァルトの演奏会でしゅ。

メインは
荘厳ミサ K.337
ヴェスペレK.339
どちらもモーツァルト
ザルツブルクを出奔する
直前の名曲でしゅ。
他にアヴェ・ヴェルム・コルプス
聖なるマリア、神の母

直前まで不安だったヴェスペレも
何とか演奏。
アマデウスの世界を堪能しました。

お客様も996名入場、
当初心配された赤字も出さずに済みそうでしゅ。

グローリア アンサンブル&クワイアー自体
今年は崩壊の危機にありましたが
多くの人々の努力で
何とか持ち堪えました。

いやあこの一年
モーツァルトに明け暮れました。
手元にあるモーツァルトのCDを
車の中で聴きまくり
ヴェスペレは
音取りCDも含めて
何百回聴いたことか。
入浴時は防滴スピーカーで聴き
毎晩聴きながら眠りにつく
毎日でした。

しばらくはアマデウスのCDとはお別れ。
あと見残しているオペラの
ビデオ、DVDを鑑賞するつもりでしゅ。



2006年11月11日(土) 2006年 キエフ・オペラ アイーダ

2006年11月11日
キエフ・オペラ
ダラス・シェフチェンコ記念
ウクライナ国立歌劇場
ヴェルディ作曲
歌劇「アイーダ」

会場:栃木県総合文化センター
メインホール

指揮:ヴォロディミル・コジュハル
管弦楽:ウクライナ国立歌劇場管弦楽団
合唱:ウクライナ国立歌劇場合唱団
バレエ:ウクライナ国立歌劇場バレエ団
演出:グナチュク

キャスト
アイーダ:オクサナ・クラマレヴァ
ラダメス:オレクサンドル・フレツ
アムネリス:テチヤナ・ピミノヴァ
ほか

栃木ではめったに
観られないので
観に行ってきました。

ただし席はC席6000円なので
最上階4階のサイド最後席。
ステージの一部が見えません。
オペラ高いでしゅ。

全国ドサ回り公演のため
舞台装置は最小限。

衣装はそれなりの
立派なもの。

音楽は立派でした。
ソロ歌手はよく歌っているし
合唱も少人数の割には重厚な響き
管弦楽もすばらしいでしゅ。

合唱団員が少ないためか
エチオピアの捕虜たちが
一人もおらず
アモナスロ(エチオピア王)一人
というのは
いかにも不自然でしゅ。

タイトルロールのアイーダが
太りすぎなのが
不満でしゅ。

ラダメスも太りすぎ
合唱団員も
肥満体が多く
ちょっと気になりましゅ。

最後席なので字幕がよく見えず残念。
しかしオペラグラスの
威力絶大でしゅ。
コントラバスの弦まで見えました。

今年はオペラにはまった一年でしゅ。

お金と時間と自由があれば
東京でもヨーロッパでも
オペラ観にいきたいでしゅ。




2006年11月09日(木) 2006年 録画 モーツァルト・ウィーン・コンサート

NHK−BS2で放送された
モーツァルト・ウィーン・コンサートの
DVD-Rを鑑賞。

合唱:ウィーン少年合唱団
   コルス・ヴィエネンシス
管弦楽:オーストリア放送交響楽団
指揮:ベルトランド・デ・ビリー

ウィーン 
シュテファン大聖堂
2006年1月27日

モーツァルトの誕生日に
モーツァルトゆかりの教会で
行われたコンサートの
実況録画。

たっぷり72分堪能いたしやした。

曲目は
戴冠ミサK.317をメインに
L.A.S.Ponderも
今月12日に歌う
聖なるマリア、神の母K.273
ヴェスペレK.339よりLaudate Domini
Ave Verum Corpus K.618
など宗教音楽。

少年と男声による
男だけの混声合唱曲
澄んだ響きが
超気持ちいいでしゅ。

ウィーン少年合唱団も
素人向けの
ポピュラーな曲でなく
本格的な宗教音楽で
すばらしい実力を
遺憾なく発揮しました。

ソプラノの
サンドリーヌ・ピオーが
3曲ほど歌いましたが
声はなかなかでしゅが
マスクが
L.A.S.Ponder好みでは
ありませんでした。

11月12日に
グローリア アンサンブル&クワイアーで
モーツァルトの
ミサ・ソレムニスK.337
歌いましゅが
指揮のうっちい先生から
サンクトゥスは
ウィーン少年合唱団のような
澄んだ声で歌え
と言われておりましゅ。

さてさて
グローリア アンサンブル&クワイアーの
おじさん、おばさんたちに
ウィーン少年合唱団のような
澄んだ歌声は
出せるのでしょうか。


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