| 2006年11月09日(木) |
2006年 録画 モーツァルト・ウィーン・コンサート |
NHK−BS2で放送された モーツァルト・ウィーン・コンサートの DVD-Rを鑑賞。
合唱:ウィーン少年合唱団 コルス・ヴィエネンシス 管弦楽:オーストリア放送交響楽団 指揮:ベルトランド・デ・ビリー
ウィーン シュテファン大聖堂 2006年1月27日
モーツァルトの誕生日に モーツァルトゆかりの教会で 行われたコンサートの 実況録画。
たっぷり72分堪能いたしやした。
曲目は 戴冠ミサK.317をメインに L.A.S.Ponderも 今月12日に歌う 聖なるマリア、神の母K.273 ヴェスペレK.339よりLaudate Domini Ave Verum Corpus K.618 など宗教音楽。
少年と男声による 男だけの混声合唱曲 澄んだ響きが 超気持ちいいでしゅ。
ウィーン少年合唱団も 素人向けの ポピュラーな曲でなく 本格的な宗教音楽で すばらしい実力を 遺憾なく発揮しました。
ソプラノの サンドリーヌ・ピオーが 3曲ほど歌いましたが 声はなかなかでしゅが マスクが L.A.S.Ponder好みでは ありませんでした。
11月12日に グローリア アンサンブル&クワイアーで モーツァルトの ミサ・ソレムニスK.337 歌いましゅが 指揮のうっちい先生から サンクトゥスは ウィーン少年合唱団のような 澄んだ声で歌え と言われておりましゅ。
さてさて グローリア アンサンブル&クワイアーの おじさん、おばさんたちに ウィーン少年合唱団のような 澄んだ歌声は 出せるのでしょうか。
| 2006年11月08日(水) |
2006年 黒田悦子絵画展 |
2006年11月8日 つらつら椿 黒田悦子絵画展 会場:宇都宮東武百貨店7階美術画廊 会期:2006年11月8日〜14日
昼休みのわずかな時間を デパートの美術画廊へ。
タイトルのとおり 椿を中心とした 絵画20数点。
椿もさることながら 椿を生けてある 磁器=花瓶がすばらしい。
黒田悦子という 画家は 初耳でしゅが 一体どういう人なのでしょうか。 絵にはたいそうな 値段がついていましゅが 絵画だけで食べていける プロの画家なのでしょうか。
相当の力量と 思われましゅが ちょっと気になりました。
時間がないので ゆっくりは 観ていられませんでしたが ちょっと気になる 絵でした。
| 2006年11月07日(火) |
2006年 田中一村の世界 |
2006年11月7日 市制70周年記念 秋の特別企画展 田中一村の世界 会場:とちぎ蔵の街美術館 会期:2006年10月11日〜11月26日 主催:栃木市、栃木市教育委員会、とちぎ蔵の街美術館
午前中ちょこっと時間ができたので とちぎ蔵の街美術館へ。
田中一村は 1908年栃木町生まれ。 幼少期を東京で 青壮年期を千葉市で そして50歳から 死ぬまでを奄美大島で 過ごした清貧の画家。
今回は 奄美大島にある 田中一村記念美術館所蔵の 日本画30数点と 蔵の街美術館所蔵の写真10点ほどの 小規模な展覧会。
もともと展示スペースの 狭い美術館。 一村の全貌というわけには いきませんが その生涯の一部は うかがい知ることができました。
南国の風景に 魅入られて 奄美に移り住み 後半生を過ごした一村。
まさに芸術のための人生。 その画業もさることながら その生き様に魅せられましゅ。
L.A.S.Ponderも 南国に移り住みたいでしゅが 女房子どもに 手を焼きながら 東路の果て 関東の極北で 鬱屈した 人生を送る 毎日でしゅ。
| 2006年11月06日(月) |
1991年 メト レヴァイン 魔笛 |
メトロポリタン歌劇場 1991年の エマヌエル・シカネーダー台本 モーツァルト作曲 歌劇「魔笛」K.620の ビデオを鑑賞。
配役 ザラストロ:クルト・モル 夜の女王:ルチアーナ・セッラ パミーナ:キャスリーン・バトル タミーノ:フランシスコ・アライサ パパゲーノ:マンフレート・ヘム パパゲーナ:バーバラ・キルダフ ほか
指揮:ジェームズ・レヴァイン メトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団 ステージ・デザイン:ディヴィッド・ホックニー
図書館から借りたビデオテープ 状態悪いでしゅが 何とか見るに堪えましゅ。
内容はもちろん 満足でしゅ。
ホックニーの舞台デザイン ちょっと違和感があるものの お伽話にぴったりでしゅ。
夜の女王のコロラトゥーラ・ソプラノ しびれましゅ。
3人の童子の ボーイ・ソプラノも すばらしく澄んでいましゅ。
脚本・音楽とも 問題あるものの 実に楽しめましゅ。
ここのところ 続けざまに 魔笛のビデオ観ていましゅが 飽きるということがありません。
時間とお金と自由があれば もっともっと いろいろなビデオが 観られるのでしゅが このくらいで 満足しなければ 罰が当たるでしょうか。
| 2006年11月05日(日) |
2006年 栃木合唱団第34回定期演奏会 |
2006年11月5日 栃木市制70周年記念 栃木合唱団創立50周年 第34回定期演奏会 会場:栃木市文化会館大ホール
栃木県でも 伝統ある混声合唱団の 50周年記念演奏会 かみさんと行ってきました。
第一部は 下野楽遊奏楽合奏団の 弦楽伴奏で モーツァルトの 宗教曲4曲。
L.A.S.Ponderたちも グローリア アンサンブル&クワイアーで 11月12日演奏する Ave Verum Corpus まことの御体K.618 Sancta Maria Mater Dei 聖なるマリア、神の母K.273 が安心して聴けました。 ベートーヴェンの 第九のメロディが出てくる Misericordias Domini 主の御憐れみをK.222 もよかったでしゅ。
第二部は 楽しく歌って半世紀・・・思い出の歌 12曲の長丁場
一番よかったのは 最後に歌った 平井康三郎作詞・作曲の 「合唱讃歌」 あっけらかんとした 今の時代にあっては 脳天気とも思える すばらしい歌でしゅ。 今日のコンサート中 一番よかったでしゅ。
第三部は 合唱団OB、栃木市合唱連盟有志と合同で 三善晃編曲 2台のピアノによる合唱組曲 「唱歌の四季」
大編成のよさは それなりにあったものの それなりの演奏でした。
アンコールは かなり凝った編曲で 会場の聴衆と一緒に 「赤とんぼ」 これもまずまずでした。
L.A.S.Ponder 学生時代 栃木合唱団のすばらしい演奏を 聴いて何度も 感動した覚えがあって 期待して行ったのでしゅが まずまずの演奏会でした。
L.A.S.Ponderの 感受性が老化してしまったのでしょうか。
それにしても存続の危機を 乗り越えて よくぞ50年続いたものでしゅ。 現団長は創立以来50年 歌っているというのも すごいでしゅ。
| 2006年11月04日(土) |
池辺晋一郎著 モーツァルトの音符たち |
池辺晋一郎著 モーツァルトの音符たち 池辺晋一郎の「新モーツァルト考」 音楽の友社 2002年
もともとは雑誌「音楽の友」に 2年にわたり 連載されたもの。
以前バッハの ロ短調ミサを歌った年に 読んだ 「バッハの音符たち」に ついで池辺著の 2冊目。
駄洒落は少なく まともな論考が 冴え渡りましゅ。
たくさんの譜例 茂木一衛著 モーツァルトのおもちゃ箱 を読んだときには なかなか思い浮かばなかった メロディが アーラ不思議 この本では 楽譜の見ているだけで メロディが浮かんできましゅ。
さすが作曲家池辺 モーツァルトの楽譜と 池辺作曲のつまらない例を 比べさせて モーツァルトのすごさを 納得させてくれましゅ。
池辺晋一郎の他の著作 もっと読んでみたいでしゅ。
| 2006年11月02日(木) |
1989年 メト レヴァイン アイーダ |
メトロポリタン歌劇場 1989年の アントーニオ・ギスランティーニ台本 ジュゼッペ・ヴェルディ作曲 歌劇「アイーダ」の ビデオを鑑賞。
配役 エジプト王:ディミトリ・カヴラコス アムネリス(エジプト王女):ドローラ・ツァーイック アイーダ(奴隷、実はエチオピア王女):アプレーリ・ミッロ ラダメス(エジプトの衛兵隊長):プラシド・ドミンゴ ランフィス(祭司長):パータ・ブルチュラーゼ アモナズロ(エチオピア王):シェリル・ミルンズ
指揮:ジェームズ・レヴァイン メトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団・バレエ団 合唱指揮:デイヴィッド・スティヴェンダー 1989年10月 メトロポリタン歌劇場ライブ収録 日本語字幕:小瀬村幸子
157分は長いでしゅ。 第1幕で早くも居眠り。 最初に戻ってもう一度鑑賞。
ドミンゴのアリア 「清きアイーダ」 まず聴かせましゅ。
アイーダのマスク 今ひとつでしゅ。
アムネリスを歌う ドローラ・ツァーイック 顔が怖いでしゅ。 ボディも太めで 強い女が好きな L.A.S.Ponder好みでしゅ。
アリアうまいでしゅ。
このオペラよくできてましゅが ヒロインは実は 恋に悩み、ラダメスに嫌われ 悩み苦悩する アムネリスでしゅ。
アイーダとアムネリスと ラダメスの三角関係。 アムネリスの怒りが ひしひしと迫ってきましゅ。
メトの合唱団も がんばっていましゅ。 エジプトの僧侶たち スキンヘッドで よく歌ってましゅ。
第1幕山場の 凱旋行進では 本物の馬まで登場 金かけてましゅ。
最後 地下の墓で死を迎える アイーダとラダメス 実は幸福な最後でしゅ。 そしてアムネリスの絶唱。 聴かせどころでしゅ。
すごいオペラでした。 実物の公演 劇場で観たいでしゅ。
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