| 2006年10月21日(土) |
2006年 混声合唱団コール・エッコ第18回定期演奏会 |
2006年10月21日 混声合唱団コール・エッコ 第18回定期演奏会 会場:岩舟町コスモスホール
ついに演奏会でしゅ。 半年以上掛けて練習してきた曲を 演奏会で歌いましゅ。
第1部は ジョスカン・デプレ作曲 ミサ・パンジェ・リングヮから グローリア
ピエール・セルトン作曲 ラララ、それは言えない ピエール・パスロー作曲 うちの亭主はお人よし
ローリゼン作曲リルケ作詩 バラのシャンソンより2曲
前3曲はL.A.S.Ponderの選曲。 ポリフォニーはいいでしゅ。
第2部 ギター、オーボエ、ブラスとともに 5曲。 これはまあショーステージでしゅね。
第3部 金子みすゞ作詩鈴木憲夫作曲 混声のための合唱ファンタジー みすゞこの道
小鳥の死(=みすゞの死)を 歌った「雪」で泣いてしまうかも と思いきや 有名な「私と小鳥と鈴と」で 思わず涙。 やっぱり詩の力すごいでしゅ。
700の客席は 立ち見が出るほど。 お客さんが多いと 力も入りましゅ。
年に一度のコンサート 終わるとどっと 快い疲れが・・・
あと何年 歌えるかわかりませんが 多分来年も コール・エッコで 歌うことになりそうでしゅ。
俵万智著 短歌の旅 文春文庫 文藝春秋 1995年
単行本は1992年
短歌のために 教職を辞めて3年。
「短歌のためならなんでもやるわ」 と啖呵を切って 旅に出た俵万智。
オーストラリアから デンマークまで。
国内も釧路から 九州まで。
時間軸も 万葉から現代まで 縦横無尽でしゅ。
短歌も独特でしゅが 散文もぐいぐい 読ませましゅ。
若き日の 俵万智の 魅力爆発の 一冊でした。
| 2006年10月19日(木) |
ビデオCD あの時の眩しさを今に! 細川ふみえ |
ビデオCD あの時の眩しさを今に! 必見お宝映像 vol.10 細川ふみえ 製作:ニューシネマジャパン を鑑賞。
かつて発売された ビデオの編集版 とおもわれましゅ。
20歳、デビュー間もない 細川ふみえのビデオ 初々しいでしゅ。
ビデオCD特有の 低解像度が ソフトフォーカスのような 効果を挙げていましゅ。
しゃべる内容は 20歳とは思えぬ幼稚さ。 愛くるしいマスクとともに 痴的な魅力にあふれていましゅ。
これは演出とは思えません。
1971年生まれの彼女 今年もう35歳でしゅか。
今では女優もどきとして テレビ、舞台などに ちょこちょこ出ているようでしゅが これからどのような 人生を送るのでしょうか?
人ごとながら 幸福な人生を 歩んでほしいでしゅ。
| 2006年10月18日(水) |
J.E.アプレジャー著 もうひとりのあなた |
J.E.アプレジャー著 仲井光二訳 もうひとりのあなた 頭蓋仙骨治療法 体性感情解放法 科学新聞社 1994年
カミさんの勧めで 読了。
はじめはなかなか 面白かったのしゅが 後半は 似非科学でした。
やった、効いた、治ったの 連続で 科学的証明は 何一つありませんでした。
世の中には こうした 似非科学が蔓延していましゅ。 困ったことでしゅ。 似非科学に だまされない目が 要求されましゅ。
| 2006年10月17日(火) |
2006年 夕暮れの詩 |
2006年10月17日 夕暮れの詩 会場:佐野市立吉澤記念美術館 会期:2006年9月2日〜10月22日 を鑑賞。
午前中ちょっと時間があったので 吉澤記念美術館へ。
夕暮れの詩 と題した小展覧会。
小泉智英「霜降月」 田渕俊夫「刻(東海道新幹線旅の途中下車二十景之内)」 など夕暮れの美しさを 描き出した作品の数々。
なんかほっとしましゅ。 午前中のエアポケット。 とっても贅沢な時間でしゅ。
併催の「陶芸ーうつりかわる色」も なかなか。
それにしても 狭い美術館でしゅ。 小さな展示室が3つ。 入り口にも展示。
これで500円は お高いでしゅ。
| 2006年10月16日(月) |
TBS 明るいほうへ明るいほうへ |
TBS開局50周年記念 明るいほうへ明るいほうへ 金子みすゞの生涯特別編 2002年1月4日放映 のビデオを鑑賞。
脚本:清水曙美 音楽:城之内ミサ 演出:清弘誠 監修:矢崎節夫 プロデューサー:石井ふく子
出演 金子テル(みすゞ):松たか子 三宅健、野村宏伸、中田喜子、 香川京子、渡部篤郎、菅野美穂、 高岡早紀、岡本信人、三田村邦彦、 渡哲也、山辺有紀 ほか
来る今週末10月21日 混声合唱団コール・エッコの 演奏会で 金子みすゞ作詩 鈴木憲夫作曲の 「みすゞこの道」を 歌いましゅ。
終曲のソロを歌う ぱたさまが このビデオ(市販されている)について 言及していたので はるか昔録画しておいたのを 思い出しました。 観ないでそのままお蔵入りに なっていたのを探し出し 今日鑑賞。 2時間20分があっというまでした。
主演の松たか子が美しすぎて みすゞの後半生の悲劇性が いまひとつのような感も ありましたが さすがによくできていましゅ。
今では考えられないほど 女性の立場が弱かったころの みすゞの短い生涯が 余すところなく 描かれていました。
そして実の姉弟なのに 恋愛感情を抱きあって苦しむ みすゞと弟のやりとりが このドラマの重要なポイント。
このビデオの存在を 思い出させてくれた ぱたさまに 感謝。
| 2006年10月15日(日) |
茂木一衛著 モーツァルトのおもちゃ箱 |
茂木一衛(もてきかずえ)著 モーツァルトのおもちゃ箱 春秋社 1989年 を読了。
宇都宮市立図書館で 除籍リサイクルとなった本を 貰い受けたもの。
タイトルからして 軽い読み物と思いきや 譜例がたくさん出てくる 楽曲分析。
楽譜がほとんど読めず キーボードが弾けないので かなり理解できず。
ただし文章は 駄洒落の連続で笑えましゅ。
初期教会作品にもっと光を! というはじめの章に15ページも 費やしているのにも K.337ミサ・ソレムニス、K.339ヴェスペレを 歌っているわたくしには 好感が持てましゅ。
分析は主として 協奏曲、特にクラヴィア協奏曲に 関するものでしゅが 最後に 魔笛について はちゃめちゃに論じていて 楽しめました。
こういう本が 図書館から除籍されて 人々の目に 触れなくなるのは残念でしゅが そのおかげで わたくしの 書棚を飾ることになりました。 めでたしめでたし。
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