「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2006年10月02日(月) デント著 モーツァルトのオペラ

モーツァルトのオペラ
エドワード・J・デント著
石井宏・春日秀道訳
草思社 1985年

図書館から借りて読了。
大著でしゅ。
読むのに大変時間が
かかりました。

著者のデントは
1876年生まれ
1957年没の
イギリスの音楽学者。
イギリスで
イタリア、ドイツオペラの
英語上演に尽くした人だそうでしゅ。

モーツァルト後期の7大オペラ
イドメネオ、後宮、フィガロ、
ジョン・ジョヴァンニ、コシ、
皇帝ティートの慈悲、魔笛
について微に入り細にいり
言及。うーん、
読み応えありましゅ。

50年以上前の本でしゅが
今でもその価値を
失っていましぇん。

ただイドメネオ、ティートについて
博物館入りと言っていましゅが
それは当たりませんでした。

モーツァルトのオペラ
観るのがましゅましゅ
楽しみでしゅ。



2006年10月01日(日) 1768年 バスティアンとバスティエンヌ 初演

1768年10月1日
モーツァルト作曲
歌劇バスティアンとバスティエンヌ 初演

一幕物のドイツ語
ジングシュピール。

台本はフリードリッヒ・ヴィルヘルム・ヴァイスケルン
原作はジャン・ジャック・ルソー「村の預言者」の
ファヴァール夫人によるパロディ
バスティアンとバスティエンヌ 。

12歳のモーツァルトが作った
子どもによる子どものためのオペラとか。

動物磁気療法で
一世を風靡した
フランツ・アントン・メスメル医師の
依頼で作られた
というのも
興味深いでしゅ。

ザルツブルク・マリオネット劇場の
定番とか。

観てみたいでしゅ。



2006年09月30日(土) 1791年 魔笛初演

1791年9月30日
エマニュエル・シカネーダー台本
モーツァルト作曲
歌劇「魔笛」
モーツァルトの指揮で初演。

シカネーダーの用意した
掘立小屋に缶詰になりながら
完成した魔笛。

シカネーダーの劇場で
めでたく初演。

初演の反響は
さほどではなかったものの
徐々に人気はうなぎのぼり。

サリエリ先生も
観に来たということでしゅ。

これがモーツァルト最後の
オペラになりました。

L.A.S.Ponder
この一年
いくつかの魔笛
ビデオで観てきましたが
楽しいでしゅ。

このオペラの主役は
パパゲーノでしゅかね。

図書館に
まだ観ていない
魔笛のビデオがあるので
これから借りて
観ましゅ。

楽しみでしゅ。



2006年09月28日(木) ドイツ語版 偽の女庭師

2006年9月28日
モーツァルト作曲
歌劇(ドラマ・ジョコーソ)
「偽の女庭師」
Die Gaertnerin aus Liebe
のDVDを鑑賞。

配役:
侯爵婦人ヴィオランテ
(女庭師サンドリーナ):ブリギッテ・アイゼンフェルト
伯爵ベルフォーレ:ジェームズ・オニール
市長ドン・アンキーゼ:ハインツ・フェドック
アルミンダ:ウテ・ゼルビック
ラミーロ:エルヴィラ・ドレスン
セルベッタ:ウルリケ・シュタインスキ
ロベルト(ナルド):ユルゲン・ハルトフィール

演出:ゲオルク・ミールケ
指揮:マックス・ポマー
合唱指揮:ミヒャエル・グレーザー
演奏:ベルリン放送交響楽団
合唱:ベルリン放送合唱団

台本:ジュゼッペ・ペトロセリーニ
ドイツ語版台本:ヨハン・フランツ・ジョセフ・シュティーレ
製作:1989年東ドイツテレビ局およびオーストリア放送局
テレビジョン・オペラ

このDVD
宇都宮駅前の新星堂で
ぶらぶらしている時
たまたま目に入り
いつもの
「買え、
買いなさい、
買わないと
後悔するぞ!」
という内なる声に
負けて購入。
本日鑑賞。

モーツァルト18歳のときの
原典版(イタリア語)La finta giardiniera
を1780年ドイツ語版で上演したオペラ。

3組の男女6人の
他愛もない
ドタバタ恋愛喜劇。

女声陣のマスクが
L.A.S.Ponderの
気に入らないものの
歌唱力はなかなか。

晩年のオペラに比べれば
緊迫感、内容に欠けるものの
音楽は聴かせましゅ。

テレビ用とのことで
セットもよくできており
場面転換もスムーズ。

舞台での録画以上に
スピーディーな展開でしゅ。

まあまたいずれ
観なおす時も
くるでしょう。



2006年09月27日(水) 2006年 栃木県芸術祭美術展 洋画・彫塑

2006年9月27日
第60回記念栃木県芸術祭美術展
洋画・彫塑

会場:栃木県立美術館
会期:2006年9月15日〜9月27日
主催:栃木県文化協会
   栃木県
   栃木県立美術館

最終日ようやく少しの
時間を見つけていってきました。

こちらに余裕がないせいか
大作・力作ぞろいなのに
迫ってくるものが
少ないでしゅ。

入選作品も
どうしてこれらが入選なのか
よくわかりません。

ただで譲ってもらい
家に掛けて
鑑賞したい作品は
ほとんどありませんでした。

招待作品や審査委員の作品も
ずば抜けて優れている
と思われるものが
見当たりません。

やっぱりゆっくり時間をとって
落ち着いて観ないと
だめなようでしゅ。

しかし力作が多いことは
よくわかりましゅ。

これらの大作
本当に時間と
根気を傾けて
製作したことが
よくわかる作品も
多くありましゅ。

来年に期待したいでしゅ。



2006年09月25日(月) ショスタコーヴィチ生誕百年

1906年9月25日
ソヴィエトの作曲家
ドミトリー・ショスタコーヴィチ
ペテルブルクで誕生
 1975年8月9日没

モーツァルト生誕250年に
圧倒されて
あまり気にも留めていませんでしゅが
やはり気になりましゅ。

彼の生涯は
ソヴィエト政権と
指揮者ムラヴィンスキー抜きには
考えられません。

彼の交響曲、
そしてオラトリオ「森の歌」
じっくり聴いてみたいでしゅ。



2006年09月23日(土) オペラ映画 コシ・ファン・トゥッテ

2006年9月23日
オペラ映画
歌劇コシ・ファン・トゥッテの
ビデオを図書館から借りて
鑑賞。

モーツァルト作曲
配役
フィオルディリージ:エディタ・グルベローヴァ
ドラベッラ:デローレス・ジーグラー
デスピーナ:テレサ・ストラータス
フェランド:ルイス・リマ
グリエルモ:フェルッチョ・フルラネット
ドン・アルフォンソ:パオロ・モンタルソロ

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団
指揮:ニコラウス・アーノンクール
演出:ジャン・ピエール・ボネ
製作:1988年ウィーン

まず声のサーカスでしゅ。
グルベローヴァのハイトーン
絶品でしゅ。

モーツァルト晩年のオペラ
やはり重唱の爆発でしゅ。

舞台での録画と違い
野外でのセット
楽しめましゅ。

しかめっ面のアーノンクールが
こんな愉快な音楽を
紡ぎ出すのが
不思議でしゅ。

姉妹のマスク
L.A.S.Ponderの
お気に召しませんが
デスピーナは
まずまずでしゅ。

こういう役を
スーブレットというようでしゅが
テレサ・ストラータス
はまり役でしゅ。

モーツァルトの音楽に
浸りきった3時間でしゅが
歌と演技が
あまりにも真に迫っているので
恋人たちの苦悩が胸に
迫りましゅ。

ダ・ポンテの台本
本当は恐ろしい内容でしゅ。

やはり恋人を試すのは
いけませんでしゅ。


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