「この味がいいね」 と君が言ったから 七月六日はサラダ記念日
もっともこの歌 俵万智著 「短歌をよむ」 岩波新書によれば 元は7月6日でもなく サラダでもなく 唐揚げの歌だったそうでしゅ。
推敲の末できた歌が 大ヒットの トリガーになりました。 流石でしゅ。
俵万智の歌集 「サラダ記念日」が 河出書房新社から発行されて 大ベストセラーになったのは 1987年。
今年で19年 俵さんも未婚の母になりました。
L.A.S.Ponderの中では 今でも俵万智はマイブームでしゅ。
お気に入りの歌は たくさんありましゅが とりあえず
愛人でいいのとうたう歌手がいて 言ってくれるじゃないのと思う
若さ爆発でしゅ。
| 2006年07月05日(水) |
海老沢敏著 モーツァルトを聴く |
海老沢 敏著 モーツァルトを聴く 岩波新書244 岩波書店 1983年 を読了。
流石日本の モーツァルト学界の長老。 モーツァルトを 長年研究し 聴きこんでいる人の 話は違いましゅ。 読ませましゅ。
名曲の数々 多々ありましゅが グローリア アンサンブル&クワイアーで モーツァルトのミサ、ヴェスペレを 歌っているL.A.S.Ponder としては やはりミサ曲、レクィエムに 関する記事が 読ませましゅ。
そして序章の ジュピター賛歌。
ああもっと ゆっくりモーツァルトの音楽を 聴きたいでしゅ。
| 2006年07月03日(月) |
1778年 モーツァルトの母 没 |
1778年7月3日 モーツァルトの母 アンナ・マリア パリで没。
アマデウスの 快活さ、冗談好きは 母からの遺伝と 言われていましゅ。
その母を失った アマデウスの衝撃は いかばかりでしょうか?
この日の父レオポルト宛の手紙では 死を伝えられず 重態とだけ 書き送っていましゅ。
就職活動でパリ滞在中の モーツァルト母子。
母アンナ・マリアは 就職活動に奔走する アマデウスに 取り残され フランス語もわからず 一人淋しく 過ごしていたのでした。
交響曲パリ初演成功以外 ほとんど何の成果もなかった パリ滞在。
もちろん作曲の筆は どんどん進み 母の死を反映したと思われる 短調の曲も含め 名曲を数多く残しては いるようでしゅが。
しばらくパリに滞在した アマデウスは ナンシー、ストラスブールを経て またもアロイジア、コンスタンツェのいる マンハイムに 向かうことになるのでしゅ。
| 2006年07月02日(日) |
1995年 コシュラー 没 |
1995年7月2日 チェコの指揮者 ズデニェク・コシュラー Zdeněk Košler プラハで没、67歳。 1928年3月25日 誕生
1956年 ブゾンサン国際指揮者コンクール優勝 1963年 ミトロプーロス国際指揮者コンクール優勝
L.A.S.Ponder この人の指揮は 一度だけ 東京都交響楽団を 振ったのを 聴きに行ったような気がしましゅ。
地味な人でしゅね。 当時頭部が 禿げ上がっていたような気がしましゅが 記憶違いでしょうか。
CDも一枚くらい持っていると思いましゅ。
| 2006年07月01日(土) |
後藤真理子著 図説 モーツァルト |
後藤真理子著 図説 モーツァルト その生涯とミステリー 河出書房新社 2006年 を宇都宮市立図書館から 借りて読む。
ミステリーとは少し大げさでしゅ。 まあ20世紀中ごろまでの モーツァルト伝説からは 程遠いでしゅが 最近の刊行書では いろいろと明らかにされて いるところでしゅ。
この本の素晴らしいところは 大量の美しい写真にありましゅ。
ウィーンをはじめ ザルツブルク、パリなどの 写真は 旅情をそそりましゅ。
今の生活だと 一生訪れることが 出来そうもありませんが ひょっとして 60代後半くらいに いけるかもしれません。
その日のために せっせと アマデウスの音楽を聴き 少しでも貯蓄に励むことと しませうか。
| 2006年06月29日(木) |
オペラ映画 皇帝ティートの慈悲 |
オペラ映画 皇帝ティートの慈悲を 宇都宮市立図書館から借りて鑑賞
モーツァルト作曲 カテリーノ・マッゾーラ台本 ピートロ・メタスタージョ原作 2幕のオペラ・セーリアK.621 皇帝ティートの慈悲
配役 ティート:エリック・タピー(テノール) セスト:タティアーナ・トロヤノス(メッゾ・ソプラノ) ヴィテッリア:キャロル・ネブレット(ソプラノ) アンニオ:アン・ハウエルズ(メッゾ・ソプラノ) セルヴィーリア:キャサリン・マルフィターノ(ソプラノ) プブリオ:クルド・リドル(バス)
ウィーン国立歌劇場合唱団 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ジェイムズ・レヴァイン 演出:ジャン=ピエール・ポネル 1980年ローマ
初めてティートを鑑賞。
歌劇場での収録ではなく フォロ・ロマーノをはじめとする ロケでの映画。 素晴らしいポネルの演出 楽しめましゅ。
ただ盛期のローマではなく 現在の遺跡・廃墟での 撮影なので 少し違和感がありましゅ。 それでも歌劇場での録画よりは よっぽど迫力がありましゅ。
恨み・復讐と それに対する皇帝の慈悲 単純なストーリーでしゅが ポネルの演出で 登場人物の性格が 詳しく描写され 魅せましゅ。
アリア・重唱・合唱も 聴かせましゅ。 特に最後の合唱 盛り上がりましゅ。
図書館にかかるビデオがあることに 感謝。
こういう素晴らしいビデオを観ると 手元に置きたくなりましゅ。
図書館の資料だと 貸し出し中で 借りられないこともあるし 盗難・摩滅・破損で 観られなくなることもあるので。
少し時間を置いて また観たいでしゅ。
もっと時間が 欲しいでしゅ。
| 2006年06月27日(火) |
2006年 神楽展、みどり降るころ |
午前中時間が出来たので
佐野市立葛生伝承館で 神楽展、併催 歌舞伎と浄瑠璃人形 を鑑賞。 会期:2006年4月15日〜7月4日
合併で消滅した葛生町でしゅが 葛生を中心に伝わる 牧歌舞伎その他に関する 展示を鑑賞。
後継者不足で消滅していった 民俗芸能と 今なお頑張って 保存会を作り 継承している 民俗芸能を 比較する。
DVDの鑑賞もしましたが はっきり言って 単調で 長時間の鑑賞は 苦痛でしゅ。
そのあと隣の 佐野市立(旧・葛生町立)吉澤記念美術館で みどり降るころ 併催 陶芸-青いろいろ- 会期:2006年5月13日〜7月2日 を鑑賞。
東山魁夷の「朝雲」など 緑にちなむ 十数点の絵画と 青磁を鑑賞。
今まさに緑のむせ返る季節 さまざまな緑を 小美術館で 森林浴の気分でしゅ。
ほとんど人のいない 平日午前のいなかの 美術館。
「こんなことしていていいのか」 という内なるかすかな声を 聞きながら 忙中閑あり。
そして例によって 堪えられないのが 美術館での爆睡。
気分爽快で 午後の仕事に向かう L.A.S.Ponderでしゅ。
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