「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2006年06月13日(火) 石井宏著 モーツァルト タイム・カプセルの旅

石井宏著 
モーツァルト タイム・カプセルの旅
音楽之友社 1992年
を宇都宮市立図書館から
借りて読了。

モーツァルト最後の3年を
新資料を基に
小説風に再現。

おもしろくも悲しい
場面の数々。
息を継がせません。

パパ・ハイドンに
めでたくも
愛人がいたとか
コンスタンツェの留守中に
アマデウスが
アロイジアと
ねんねこんこ
していたとが
コンスタンツェに
ばれてしまったこととか
唖然でしゅ。

悲惨な晩年を
一気に駆け抜けた
モーツァルトでありました。



2006年06月12日(月) 1932年 作曲家 船村徹 誕生

1932年6月12日
作曲家 船村徹
栃木県塩谷町で誕生

印象に残っているのは
1961年村田英雄が歌って
大ヒットしたという
「王将」
西条八十 作詞 船村徹 作曲

L.A.S.Ponder
少年時代将棋に
のめりこみ
小学校の卒業文集に
棋士(将棋指し)になりたい
と書いたくらいでしゅ。

♪吹けば飛ぶような 将棋の駒に
懸けた命を 笑わば笑え
という歌詞が
よく頭の片隅に聞こえました。

偶然でしゅが
今日NHK−BS2で
村田英雄の番組をやっており
「王将」流れていました。

L.A.S.Ponder
将棋につぎ込んだ
膨大な時間を
もっと勉強に
振り向けていれば
別の人生が
あったかもでしゅ。



2006年06月11日(日) 2006年 栃木県合唱祭

2006年6月11日
第43回栃木県合唱連盟 合唱祭
会場:栃木県総合文化センターメインホール

L.A.S.Ponderは
グローリア アンサンブル&クワイアーで
出場。
モーツァルト作曲
Sancta Maria, Mater Dei K273
を演奏。

客席では午前中の1時間を鑑賞。
睡眠不足のため
うつらうつらしてしまう。

はっきり聴いた中で素晴らしかったのは
宇都宮市立雀宮中学合唱部(女声24名)
The Rose 愛は花、君はその種子
訳詞 高畑勲 作曲 アマンダ・マックブルーム

この曲好きでしゅ。
ジュディ・コリンズや
きたがわてつその他の
演奏で聴いていましゅが
いつでも
じーんときましゅ。

午後は
コール・エッコの強化練習のため
泣く泣く会場を後に
佐野へ。

ぜひとも聴きたかった
混声合唱団Lux aeternaさまの
パレストリーナ作曲
ミサ・ブレヴィス キリエを
聴くことは叶いませんでした。

でも敬愛する
Lux aeternaの
T.H.夫人から
お褒めの言葉を
いただいたので
今日一日
ため息とともに
満足の一日でした。



2006年06月10日(土) 1993年 作曲家 猪俣 公章 没

1993年6月10日
作曲家 猪俣 公章
(いのまた こうしょう・きみあき)没、55歳。
 1938年4月11日 誕生

L.A.S.Ponderこの人は
ほとんど知らないのでしゅが

懐メロの
「君こそわが命」
川内康範作詞、猪俣公章作曲
水原弘歌だけは
どういうわけか
好きでしゅ。

♪あなたをほんとは さがしてた 
汚れ汚れて 傷ついて 
死ぬまで逢えぬと 思っていたが 
けれどもようやく 虹を見た 
あなたのひとみに 虹を見た 
君こそ命 君こそ命 わが命

歌詞もいいし
曲もしみじみしてましゅ。

こうやってめぐり合えたら
最高でしゅ。

恋愛に恵まれなかった
L.A.S.Ponder
こういう曲に
一人人知れず
涙してましゅ。



2006年06月08日(木) DVD ザルツブルク音楽祭1997 後宮からの誘拐

DVD ザルツブルク音楽祭1997年
モーツァルト作曲
「後宮からの誘拐」
3幕のジング・シュピール
台本:ヨーハン・ゴットリープ・シュテファニー
台本脚色:ディートラント・アンドレッター

コンスタンツェ:クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ)
ベルモンテ:ポール・グローヴズ(テノール)
太守セリム:アクラム・ティラヴィ(語り)
オスミン:フランツ・ハヴラタ(バス)
ブロントヒェン:マーリン・ハルステリウス(ソプラノ)
ぺドリルロ:アンドレアス・コンラート(テノール)

指揮:マルク・ミンコフスキ
振付・動作:アクラム・テラウィ
美術・衣装:フランシーヌ・ガスパール
演出:フランソワ・アブ・サレム
監督:アレグザンドル・タルタ
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
ウィーン州立歌劇場合唱団

を栃木県立図書館から
借りて鑑賞。

まず主役達の現代風の衣装にがっかり。
太守がスーツにネクタイではね。

コンスタンツェと
ブロンデが
L.A.S.Ponder好みの
美形でないのが
さらに残念。

でも音楽は素晴らしい。
数々の重唱が
聴かせましゅ。

158分の長丁場で
途中眠くてうつらうつら
してしまいました。

後半の逃走と捕獲、
太守の寛容の場面は
流石に聴かせました。

図書館に
DVDがあるのは助かりましゅ。
ただ図書館の資料は
他の人の借り出し、破損や盗難などで
観られなくなる可能性があるのが
恐ろしいでしゅ。

出来れば
購入して
所有したいこと
しきりでしゅ。



2006年06月07日(水) 小林秀雄著 モオツァルト・無常という事

2006年6月7日
小林秀雄著
モオツァルト・無常という事
新潮文庫
新潮社 昭和36年
をブックオフで
105円にて購入、読了。

戦後日本人のモーツァルト受容に
決定的役割を果たした
といわれる評論を含む
評論、エッセイ集。

うーむでしゅ。
モオツァルトは昭和21年に
発表されていましゅが
流石に古いでしゅ。

わずかばかりのSPレコードと
さらに少ない楽譜、文献から
これだけの評論を
つむぎだしたのは立派でしゅが
大きく偏りがあるのは
否めません。

特に井上太郎が
指摘しているように
歌劇をまるで
考慮していないことが
大きいでしゅ。

tristesse allanteを
「疾走する悲しみ」として
日本人に植えつけた功罪は
大きいでしゅ。

この評論で
日本人が
短調のモーツァルトに
傾いたとしたら
やはり見方が
偏っていると
言わざるを得ないでしゅ。

でも読んでいて
おもしろかったのも事実でしゅ。

さらにおもしろかったのは
西行、実朝に関する評論でしゅ。

自説を強引に押し付けてくる
強烈さに鼻持ちならないことも
ないのでしゅが
読ませましゅ。

骨董にはまって
痛い目にあう
「骨董」「真贋」という
エッセイも笑わせましゅ。

「平家物語」は
予備校時代に
呼んだ記憶が
鮮やかによみがえりました。

この本
もしかして
若い頃の必読書かもしれませんが
若い頃読んでも
今ほど感じることが
なかったかもしれません。

今読んで
良かったという気がしましゅ。



2006年06月05日(月) 1864年(元治元年) 池田屋事件

1864年(元治元年)6月5日
京都三条小橋の旅館池田屋で
近藤勇ら新撰組が、
潜伏していた長州藩の尊皇攘夷過激派を
襲撃。

血で血を洗う
幕末の動乱でしゅね。

混声合唱団コール・エッコでは
2004年10月の定期演奏会で
男声陣が
新撰組と尊皇派志士に扮し
チャンバラごっこを演じました。

L.A.S.Ponderはこのときただ一人
池田屋の番頭に扮し
もみ手をしておりました。

歌はもちろん
2004年NHK大河ドラマ
「新選組」のテーマ曲
作詞:三谷幸喜 作曲:服部 隆之
伴奏はriririさまの
豪壮華麗なエレクトーンでした。

テレビ番組のテーマ曲などというものは
そのほとんどが
旬のもので
番組が終わってしまえば
顧みられることもないのでしゅが
そのときは新鮮で
すばらしく輝いておりました。

演奏会のビデオを先日鑑賞して
懐かしさでいっぱいになりました。


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