「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2005年12月25日(日) 田辺秀樹著 モーツァルト

田辺秀樹著 
モーツァルト
カラー版 作曲家の生涯
昭和59年
新潮文庫
新潮社
読了。

2006年
グローリア アンサンブル&クワイアーで
モーツァルトの
ミサ・ソレムニスK337と
ヴェスペレK339を
歌うことになったので
モーツァルトに
親しむことに。

モーツァルトの伝記
多分初めてでしゅが
いやあ
波乱万丈でしゅね。

K337,K339作曲の頃は
ザルツブルク最後の頃で
にっちもさっちも
行かなくなる頃でしゅね。

晩年のウィーン時代が
最もおもしろいのでしゅが
若き日のモーツァルトにも
惹かれましゅ。

来年は
モーツァルト三昧の
一年になりそうで
今から
楽しみでしゅ。



2005年12月22日(木) ビデオ 王様と私

中古ビデオ
王様と私
チャールズ・ブラケット製作
ウォルター・ヤング監督
アーネスト・リーマン脚色
リチャード・ロジャース作曲
脚本・作詞スカー・ハマースタイン2世
マーガレット・ランドン原作
小説「アンナとシャム王」
ジェローム・ロビンス振付・演出
アルフレッド・ニューマン音楽監督・指揮
20世紀フォックス 1956年
を鑑賞。

異国情緒たっぷりで
実に楽しめましゅ。

アンナ役のデボラ・カーと
シャム王役のユル・ブリンナーの
掛け合いも息ぴったりでしゅ。

名曲シャル・ウィ・ダンスをはじめ
数々の歌で
ミュージカルの醍醐味を
見せつけましゅ。

一部のタイ人が怒るように
確かに白人=西洋優越主義の
においがしないでもありませんが
とにかく
ミュージカルとしては
楽しめましゅ。

早くタイに
行ってみたいでしゅ。





2005年12月19日(月) 黛まどか著 聖夜の朝

黛まどか著 
聖夜の朝
朝日新聞社 
1996年
再読。

美形女流俳人
黛まどかの
不倫私小説?

くだらないと思っていても
クリスマスが近づくと
読みたくなってしまいましゅ。

俳句に導かれる各章
カバーと途中何枚か
挟まれる
当時の著者の写真。
すてきでしゅ。

手花火をして口づけをまだ知らず
旅終えてよりB面の夏休

一生懸命の男と
徐々にさめていく女。

流星や行方知れずの恋をして
さよならを言いかねてゐるあきつかな

結局男が
振られてしまうのだけれど
ちょっぴり
せつないでしゅ。

乗り継いで乗り継いで来し聖夜かな
もう戻れないマフラーをきつく巻く



2005年12月18日(日) 2005年 白亜混声合唱団 第29回定期演奏会

2005年12月18日 
白亜混声合唱団 第29回定期演奏会
白鴎大学東キャンパス白鴎ホール

わがAlma mater(母校)の
混声合唱団の演奏会

第2回から第28回まで使用した
小山市立文化センター大ホールから
ついに今年は
白鴎大学のホールへ。

昨年はナント50人ほどしか
入場者がなかったとか。

L.A.S.Ponder在学中
20数人の男声合唱
60人近い混声合唱で
歌っていたのが
夢のようでしゅ。

今年は
男声も女声も
十人以下という
小編成。

男声合唱では
清水脩作曲「最上川舟歌」
よくできました。

ポピュラーステージでは
山上路夫作詞 村井邦彦作曲
小池ちひろ編曲の
「翼をください」が
秀逸でした。

最終ステージ
川崎洋作詩 新実徳英作曲
混声合唱句組曲
「やさしい魚」
なんだかよくわかりませんでした。

全国的に
大学合唱団の低迷が
言われている
昨今
わが母校も
例にもれず
少人数化が
著しいでしゅ。

後輩達の奮起に
期待しましゅ。




2005年12月17日(土) 俵万智著 よつ葉のエッセイ

俵万智著 
よつ葉のエッセイ
河出文庫BUNGEI Collection
河出書房新社 1992年
読了。

単行本は1988年

仕事の合間に読み始めたら
おもしろくてやめられず
一気に読んでしまいました。

サラダ記念日刊行の翌年
疾風怒濤の日々
すごいでしゅ。
ぶっちぎりの日々を
活写していましゅ。

オクサンと吾を呼ぶ屋台のおばちゃんを
前にしばらくオクサンとなる

当時はまるで少女のようだった
はずでしゅが、
そして今は
未婚の母。

俵万智のほかのエッセイも
俄然読みたくなりました。



2005年12月15日(木) 1893(明治26)年 作曲家 成田為三誕生

1893(明治26)年12月15日
作曲家 成田為三
秋田県森吉町で誕生
 1945(昭和20)年10月29日 没

この人の作品と言えば
1916(大正5)年
東京音楽学校在学中に
作曲された
「浜辺の歌」でしゅね。

作詞:林 古渓
作曲:成田為三

2 ゆうべ浜辺を もとおれば
  昔の人ぞ しのばるる
  寄する波よ 返す波よ
  月の色も 星のかげも

一人夕暮れの浜辺を
歩きながら
昔好きだった人のことを
思い出して涙する。

L.A.S.Ponderの
気持ちにぴったりでしゅ。

ところでこの曲の
素晴らしい旋律でしゅが
標準語のイントネーションとは
めちゃくちゃに
かけ離れていましゅ。

秋田弁では
ごく自然な
抑揚のようでしゅ。



2005年12月14日(水) 吉本ばなな著 ハチ公の最後の恋人

吉本ばなな著 
ハチ公の最後の恋人
中公文庫 1998年
中央公論社
読了

単行本は1996年6月刊行

こんなに古い本
だったのでしゅか。

12月11日
館林第九演奏会への
往復、国鉄と東武電車内で
読み始めあっという間に読了。

例によって
恋愛、宗教、死、別離という
いつものばななパターン。

読みやすくすいすい
読み進めましゅ。

ただいまひとつ
盛り上がりに欠ける
印象もぬぐえません。

読後ほっとするものの
充実感はもう少しでしゅ。

吉本ばなな
初期の作品を
再読したくなりました。


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