「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2005年03月28日(月) 1930(昭和5)年 内村鑑三 没、70歳

1930(昭和5)年3月28日
内村鑑三 没、70歳。
 1861(万延2)年2月13日誕生

日本教キリスト派とでも
言うべき人でしょうか?

天皇の神化に抵抗し
日露戦争に際しては
職を賭して非戦論を唱えたのは
立派でしゅ。

しかしこんな許し難いことも
言っていましゅ。

「源氏物語が
日本の士気を鼓舞することのために
何をしたか。
何もしないばかりでなく
われわれを
女らしき意気地なしになした。
あのような文学は
われわれのなかから
根コソギに絶やしたい。
(内村鑑三著「後世への最大遺物」)

とんでもない話でしゅ。
こんな人が
日本の精神的指導者だとしたら
日本文化は
おそろしくうすらさむいものに
なってしまうのではないでしょうか。
プンプン!



2005年03月26日(土) 1953年 数学者、大道芸人 ピーター・フランクル ハンガリーで誕生

1953年3月26日
数学者、大道芸人
ピーター・フランクル
Peter Frankl 
ハンガリーのカボシュパールで誕生

ハンガリーでは苦労し
フランスに亡命
日本で活躍してましゅ。

今でも時々
教育番組などに出ているようでしゅ。

L.A.S.Ponderが
一時かかわっていた
救急救命東京研修所の
移転開所式に呼ばれ
大道芸を披露し
花を添えました。

日本語のジョークで
笑いを取ったりするのでしゅが
どこか悲しげなところがありましゅ。
亡命者の悲哀でしょうか。



2005年03月23日(水) 1933(昭和8)年 小説家、シャンソン歌手 戸川昌子 東京で誕生

1933(昭和8)年3月23日
小説家、シャンソン歌手
戸川昌子 東京で誕生

L.A.S.Ponder
若い頃
彼女の大ヒット小説
「猟人日記」1963年発表
を読んでドキドキしたことがありました。
大胆な性描写が
話題を呼んだそうでしゅ。
たしかにそういう場面もありましたけど・・・

1960年代は
推理小説家として
活躍したようでしたが
L.A.S.Ponderが
読んだ頃は
むしろシャンソン歌手として
話題になっていたようでしゅ。



2005年03月21日(月) 大バッハ生誕 420周年

1685年3月21日
ヨハン・セバスティアン・バッハ
Johann Sebastian Bach
アイゼナハで誕生
 1750年7月28日没

昨日
2005年3月20日
2004年日本で
礒山雅教授によって
オリジナルパート譜が
発見され
約280年ぶりに復元された
バッハの結婚カンタータ
「満ち足りたプライセの町」
がサントリー小ホールで
アメリカの音楽学者、指揮者
ジョシュア・リフキン指揮で
世界初演されました。

果たしてどんな曲なのでしょうか?
聴衆の一人は
「まぎれもなくバッハでした」
と語っていましゅ。
いずれCD化されるでしょう。
楽しみでしゅ。

現存する
バッハの世俗カンタータは
結婚、農民、コーヒーなど
20数曲。
これに
この新しい結婚カンタータが
加わり
バッハファンはいうに及ばず
世界のクラシックファンにとっても
ご同慶のいたりでしゅ。

暗いニュースの多い昨今
珍しく
おめでたいニュースでした。

ところで
この新発見の世俗カンタータ
シュミーダー番号(BWV)では
何番になるのでしょうか?



2005年03月20日(日) 東京国立博物館開館記念日 1882(明治15)年

東京国立博物館開館記念日
1882(明治15)年3月20日
上野公園内の上野寛永寺跡に
東京国立博物館開館。

L.A.S.Ponder
子どもの頃よく行きました。
当時は何の変哲もない
ただの展示品が並ぶだけでしたが
充分魅力的でした。
お腹のすくのも忘れて
一日中見て回ったものでした。

最近の博物館は
展示にさまざまな工夫をして
魅力的なものにしていましゅが
見に行く余裕がありません。
残念っ!!



2005年03月17日(木) 1921(大正10)年 別子銅山大量解雇

1921(大正10)年3月17日
住友別子銅山で1000人の解雇が発表される。

L.A.S.Ponder
学生時代
白亜混声合唱団で
池澤夏樹作詩、池辺晋一郎作曲
混声合唱組曲「銅山」で
この事件を含む
別子銅山の歴史を歌ったことがありましゅ。

銅山の太古の歴史から
開発
鉱山としての隆盛
閉山まで
営々たる歴史を
歌った
素晴らしい合唱曲でした。

池辺さんの傑作のひとつと思われましゅが
いまはもう
この曲を歌う合唱団はないのでしょうか。



2005年03月16日(水) 1886年 マーラーの歌曲「さすらう若人の歌」初演

1886年3月16日
Gustav Mahler作詩作曲の歌曲「さすらう若人の歌」
”Lieder eines fahrenden Gesellen”
作曲者自身の指揮のもと
ベルリンで初演。

翌年ピアノ伴奏版、オーケストラ伴奏版
楽譜出版

L.A.S.Ponder
若い頃
福永陽一郎編曲の
男声合唱版を
一流大学のグリークラブの
演奏会で何度か聴いていましゅ。

失恋と放浪をテーマとしたこの曲
わかることはわかるのでしゅが
どうしても
共感できる部分と
好きになれない部分が
相半ばしていましゅ。

中年となった今
この曲を聴くと
どう感じるのでしょうか?


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