「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2007年03月25日(日) 2007年 宇都宮中央女子高吹奏楽部第6回定期演奏会

2007年3月25日
宇都宮中央女子高等学校
吹奏楽部第6回定期演奏会
会場:宇都宮市文化会館大ホール


最近吹奏楽のコンサートに
入り浸っている。

中学高校の
吹奏楽が元気がいいでしゅ。

今日も高校吹奏楽の演奏会。

コンクールでもそこそこの成績を収めている
宇都宮中央女子高。

大ホールで30数名ということもあって
おとなしい感じ。

圧巻だったのは
宇都宮中央女子高合唱部との共演。

パッヘルベルのカノンと
アメイジング・グレイス。

ビブラートのない澄み切った歌声が
心に沁みましゅ。

特にアメイジング・グレイスでは
思わず泣きそうに・・・

この2曲を聴いただけでも
わざわざこのコンサートに来たかいが
あるというものでしゅ。

となると他の
吹奏楽だけの曲目が
今ひとつ物足りないでしゅ。

せっかく実力があるのでしゅから
もっと本格的な
曲をどっしり聴かせて欲しいものでしゅ。



2007年03月24日(土) DVD オランジェ古代劇場1976 歌劇「アイーダ」

図書館から借りた
DVD オランジェ古代劇場
ヴェルディ作曲
歌劇「アイーダ」
監督:ピエール・ジュルダン
演出:サンドロ・セークイ
衣装・装置:ピエール=ルイジ・ピッツィ
演奏・合唱:トリーノ歌劇場管弦楽団・合唱団
指揮:トマス・シッパーズ
合唱指導:トゥリオ・ボーニ


キャスト
アイーダ:ジルダ・クルズ=ロモ
アムネリス:グレース・バンブリー
ラダメース:ペーター・グーガロフ
アモナズロ:イングヴァル・ヴィクセル
ランフィス:アゴスティーノ・フェリン
ほか
1976年フランス

を鑑賞。

夜の野外劇場
闇の中の歌手にスポットライトが当たる。
光と闇のコントラスト。

演出が光ましゅ。
野外ゆえ歌手の衣装が
風にはたはたとはためきましゅ。

129分の短縮版ながら
一気に見せましゅ。

古代エジプトとエチオピアの
戦争に絡めて
エジプト王女アムネリスと
エチオピア王女アイーダ、
エジプトの武将ラダメースの
三角関係。

アリアもさることながら
重唱そして
大合唱が聴かせましゅ。

凱旋の場面
人数こそ足りませんが
たっぷり聴かせましゅ。

アイーダ・トランペットと
大合唱、そしてバレエ。

バレエもちょっと
物足りないでしゅ。

歌手の頭上から捕るなど
カメラワークも光ましゅ。

愛ゆえに死んでゆく
アイーダとラダメース
泣かせましゅ。

そして
アムネリスの
嫉妬、怒り、愛、諦め。

ヴェルディの最高傑作でしゅね。



2007年03月22日(木) ビデオ オーバー・ザ・レインボー

うさぎやで200円でgetした
VHSビデオ
オーバー・ザ・レインボー
監督:アン・ジヌ
製作:キム・ユンギュ
脚本:チョ・ミュンジュ、アン・ジヌ、チャン・ヒョクリン
撮影:キム・ヨンチョル
音楽:パク・ホジュン

配役
ジンス:イ・ジョンジェ
ヨニ:チャン・ジニョン
2002年韓国 109分 


を鑑賞。

交通事故で
部分記憶喪失に陥ったジンス。
大学時代から
ずっと死ぬほど愛していた
という、切ない思いだけが
記憶に残っていた。

ジンスは同級生のヨニに
協力を求め
愛する人を探り出そうとする。

次第にジンスとヨニは
惹かれあっていくが・・・

ヨニを演じた
チャン・ジニョンが
とっても素敵・・・

目の覚めるような美人では
決してないが
ほのかに漂う気品が
何とも言えず
惹かれましゅ。

「ナースのお仕事」で
尾崎主任を好演した
松下由樹に
ちょっぴり雰囲気が似ていましゅ。

泣くほどの感動は
ありましぇんが
ほのぼのとした
しっとりとする
名画でしゅ。



2007年03月21日(水) 2007年 第2回合唱の夕べ

須藤礼子先生と共に歩んで・・・
第2回 合唱の夕べ
指揮:須藤礼子
ピアノ:高岩利恵
合唱:栃木女子高校OG合唱団
   室内合唱団 音
   女声合唱団 響
   女声合唱団 愛
会場:栃木文化会館小ホール


ここのところ
吹奏楽のコンサートが続いたので
今日は合唱のコンサートへ。

栃木県内の高校を
全国コンクールへ導いてきた
須藤先生も高校を退職して
往年の勢いはもうないか。

それでもさすがでしゅ。
演奏はそつなく
聴かせましゅ。

どの曲も
技術的には
すばらしく
実にうまいのでしゅが
今ひとつ心に響いてきません。

いわゆる
感心はするけど
感動はできない
という演奏でしゅね。

4つの合唱団
単独演奏と合同演奏の
組み合わせでしゅが
一番楽しめたのは
栃木女子高OG合唱団の
「サウンド オブ ミュージック」から
でした。

難しい曲を歌いこなすよりも
やさしい曲を心地よく
聴かせてくれるほうが
説得力がありましゅ。

終演後のロビーでのコーラスも
聴かせました。



2007年03月20日(火) ジャン・ド・ヴァロワ著 グレゴリオ聖歌

ジャン・ド・ヴァロワ著 
水嶋良雄訳
文庫クセジュ
グレゴリオ聖歌
白水社 1999年

を図書館で借りて読了。

今年グローリア アンサンブル&クワイアーで
グレゴリオ聖歌の
キリエ第1番を歌うので
ちょっと勉強しようと思ったのだけれど。

いやあ難しいでしゅ。
新書版なので
入門書かと思ったら
すごい専門的。

裏表紙には
読譜解釈法など
わかりやすく解説とあるが
半分もわからず。

後半の
グレゴリオ聖歌の
変遷、衰微、復興は
面白かったでしゅ。

他の入門書
読むことにしましゅ。



2007年03月19日(月) DVD ハンブルク国立歌劇場 魔弾の射手

ロルフ・リーダーマン・プロダクション作品
ポリフォン映画放送社・北ドイツ放送
カール・マリア・フォン・ウェーバー作曲
歌劇「魔弾の射手」
台本:フリードリヒ・キント


アガーテ:アーリン・ソーンダース
エンヒェン:エディット・マティス
マックス:エルンスト・コツープ
カスパール:ゴットロープ・フリック
ほか

指揮:レオポルト・ルートヴィヒ
監督:ヨアヒム・ヘス
演奏:ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
合唱:ハンブルク国立歌劇場合唱団
合唱指揮:ギュンター・シュミット=ボーレンダー
舞台装置:ヘルベルト・キルヒホーフ
衣装:アーウィン・ジマー
制作:ルドルフ・ザンダー
1968年 ドイツ作品

のDVDを図書館から借りて鑑賞。

魔弾の射手といえば
序曲と狩人の合唱しか
知りませんでしたが
素晴らしい映画でしゅ。

「秋の夜半」のメロディーが現れる
序曲からしてドイツの暗い森を
連想させわくわくしましゅ。

そして農民たちの合唱
すばらしいでしゅ。

アガーテとエンヒェンの
表情も愛らしく素晴らしく
目を楽しませてくれましゅ。

ソーンダースは初めて聴きましたが
マティスはたくさんのCDで聴いておりました。
こういう甘い顔をしているのでしゅね。

ヒーローの若い猟師を演じた
コツープはちょっと老けて見えました。
歌も少し若さが足りないようでしゅ。

超有名曲「狩人の合唱」など
合唱が素晴らしい効果をあげていましゅ。

ハンブルク国立歌劇場合唱団は
老若男女をそろえて
歌声、演技とも抜群でしゅ。

123分があっという間でした。

7800円もしなければ
購入して手元に置いておきたい
DVDでしゅ。



2007年03月18日(日) 1980年 エーリヒ・フロム没

1980年3月18日
ドイツ→アメリカの精神医学者
エーリヒ・フロム
Erich Fromm 没

 1900年3月23日 誕生

20世紀後半
ちょっと有名になった
精神分析学者、社会学者でしゅ。

L.A.S.Ponderも
以前彼の著作
Die Kunst der Liebe「愛するということ」1956年
の日本語訳を読んだことがありましゅ。

なんだかよくわかりませんでした。

彼の著作では
「自由からの逃走」も
読んでみたいでしゅ。



2007年03月17日(土) 2007年 那須地区スクールバンド・スプリングコンサート

2007年3月17日
那須地区スクールバンド
第12回スプリングコンサート
会場:那須野が原ハーモニーホール


那須塩原市、大田原市、那須町の
中学吹奏楽部8校の合同コンサート

ほとんど女子生徒ばかりでびっくり。
チューバやコントラバスまで女子がやってる。
吹奏楽をやる男子生徒はいないのか?

すばらしい音響のホールで
吹奏楽を堪能。

十数人の小規模校から
40人近い中編成まで。
やはり人数の多いほうが
安定した響きが出ましゅ。

最後は2年生合同バンドの大編成で。

曲目はポップス系が多いのが残念。
技術的にはかなりのレベルに
あるのだから
もっとクラシックの本格的な曲を
やって欲しいでしゅ。

良かったのは
大田原市立湯津上中学の
「涙そうそう」
那須塩原市立西那須野中学の
「ニュルンベルクのマイスタージンガー前奏曲」
2年生合同の
「アフリカンシンフォニー」バン・マッコイ作曲

最前列中央で聴いたため
子どもたちの表情まで
ばっちり見えましゅ。

真剣なまなざしの生徒たちの姿に感動の
3時間でした。



2007年03月15日(木) ビデオ 永遠のマリア・カラス

ビデオ 
永遠のマリア・カラス
2002年
イタリア・フランス・イギリス・ルーマニア・スペイン合作

日本語吹替版

スタッフ
監督・脚本:フランコ・ゼフィレッリ
脚本:マーティン・シャーマン
撮影:エンニオ・グァルニエリ
音楽コンサルタント:ユージーン・コーン
衣装:カール・ラガーフェルト
製作:リカルド・トッツィ、ジョヴァンネッラ・サンノーニ

キャスト
マリア・カラス:ファニー・アルダン(鈴木弘子)
ラリー・ケリー:ジェレミー・アイアンス(小川真司)
サラ・ケラー:ジョーン・フローライト(谷育子)
マイケル:ジェイ・ローダン(大水忠相)

かねて買っておいた
マリア・カラスをヒロインとした
中古ビデオを鑑賞。

53歳になり昔の声を失い
失意の日々を送る
20世紀最大の歌姫マリア・カラス。

プロモーターのラリーは
全盛期の録音を使い
カラス主演のカルメンの映画を撮ることに・・・

後半に流れる
カルメンの場面の素晴らしさ。

映画は素晴らしいできばえを
見せたのでしたが・・・

悩み逡巡するカラス。
カラスに振り回されるラリー。

観終わってため息の出る
映画でしゅ。

我が家にもマリア・カラスのCD
何枚かあるはずでしゅが
まだ聴いていません。

音楽を聴くだけじゃなく
彼女の映像も観てみたいでしゅ。



2007年03月14日(水) DVD ハンブルク国立歌劇場 ニュルンベルクのマイスタージンガー

DVD 
ロルフ・リーバーマン・プロダクション作品
ポリフォン映画放送社・北ドイツ放送
楽劇ニュルンベルクのマイスタージンガー
音楽・台本:リヒャルト・ワーグナー

発売・販売:ニホンモニター株式会社・ドリームライフ事業部

配役
ハンス・ザックス:ジョルジョ・トッツィ
ベックメッサー:トニ・ブランケンハイム
ワルター:リチャード・カッシリー
ダーヴィド:ゲアハルト・ウンガー
エヴァ:アーリン・ソンダーズ
マグダレーネ:ウルズラ・ベーゼ
合唱:ハンブルク国立歌劇場合唱団
ほか

演出:レオポルト・リントベルク
管弦楽:ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:レオポルト・ルートヴィヒ
合唱指揮:ギュンター・シュミット=ボーレンダー
美術:ヘルベルト・キルヒホフ
衣装:ルドルフ・ハインリッヒ
監督:ヨアヒム・ヘス
製作:ルドルフ・ザンダー
1971年ドイツ

を図書館から借りて鑑賞。

歌劇場の中継ではなく
セットを使ったオペラ映画。

ワーグナーの楽劇は
大昔 東京文化会館で
観たような記憶がかすかにあるが
何を観たかすら覚えていない。

いやはや面白い。
239分がちっとも長く感じないでしゅ。

随所にアップの画面があり
出演者の表情がばっちりでしゅ。

特に敵役のベックメッサーの
憎々しげな様子がたまりません。

ヒロイン・エヴァも
エヴァの乳母マグダレーネも
若くて見栄えのする陣容で
観ていて惚れ惚れしましゅ。

マイスタージンガーの前奏曲は
毎月必ず聴いていて
耳にたこができるほどでしゅが
この主旋律が全編にあふれ
何度も何度も繰り返し
聞こえてきましゅ。

最後はハンス・ザックス万歳
ドイツ万歳の大合唱で
作曲当時のドイツ事情も
彷彿とさせましゅ。

観終わって深い満足感に
酔いしれました。

このDVDも買い求めたくなりました。

ワーグナーの毒に当てられて
ワーグナー中毒になりそうでしゅ。


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