「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2006年02月21日(火) 2006年 佐野東石美術館所蔵名作展

2006年
佐野東石美術館所蔵名作展
 〜日本美術院の軌跡〜
会期:2006年1月13日〜3月29日

午前中休みが取れたので
佐野東石美術館へ。

ひんやりしんみり
鑑賞者はL.A.S.Ponderひとり。

L.A.S.Ponderが入館してから
暖房を入れるという
節約振り。

それにしても
横山大観、下村観山、小林古径、
狩野芳崖、川端龍子、前田青邨など
名作の数々。
久しぶりの
佐野東石美術館
こんなにも素晴らしい作品を
死蔵(?)していたのでしゅか。

大観の大作
「瀑布 ナイアガラの滝、万里の長城」
はじめ力作がずらり。
ため息でしゅ。

この佐野東石美術館
東京石灰工業株式会社の
社長のコレクションを
公開しているのでしゅが
金に飽かせて
買い揃えたとはいえ
審美眼には
おそれ入谷の鬼子母神。

名品を一人自由に鑑賞でき
仕事上の度重なるストレスを
大いに忘れ
大満足の半日でした。



2006年02月20日(月) 鳴雪忌 1926(大正15)年 俳人 内藤鳴雪 没

鳴雪忌
1926(大正15)年2月20日
俳人 内藤鳴雪 
東京・麻布で没、78歳
 1847(弘化4)年4月15日 誕生

正岡子規門の長老でしゅ。
年下の子規に俳句を習い
いい関係を続けたようでしゅ。

この人の句
予備校時代に
学習しましたが
思い出せません。
悲しいでしゅ。

予備校(一橋学院・早慶外語)の
国語ハンドブックに
載っていたような気がしましゅ。

東雲の ほがらほがらと 初桜
明治26年4月4日、子規庵での作とか

愛媛県松山市の
東雲神社に句碑があるそうでしゅ。

松山はまだ訪れたことが
ないでしゅ。
ぜひ行ってみたいでしゅ。



2006年02月19日(日) 2006年 大谷石の里音楽祭

2006年2月19日
大谷石の里音楽祭2006
栃木県教育会館大ホール
主催 創造のまち大谷実行委員会

ヨハン・シュトラウス作曲
オペレッタ「こうもり」序曲

菊池幸夫作曲
ECHO STONES(委嘱初演)

藤田正典作曲
流紋の彼方より(委嘱初演)

独唱・語り・合唱とオーケストラのための
石の里 大谷礼賛(委嘱初演)

終曲の指揮者が
グローリア アンサンブル&クワイアーの
音楽監督なので
聴きにいきました。

こうもり序曲は
文句なく楽しめました。

委嘱作品はすべて
この音楽祭のための
委嘱作品でしゅが
前2曲は
襲い来る睡魔に負けて
爆睡。
なんだかわからないうちに
終わってしまいました。
残念。

石の里 大谷礼賛
は1時間の大作。

テキストの繰り返しが多いものの
飽きることもなく
楽しめました。

委嘱作品
いずれも作曲家の
力作なのでしょう。

初演が最後で
楽譜が刊行されることもなく
埋もれてしまうのが
惜しいでしゅ。

大谷は
大谷石の産地。
相次ぐ陥没で
悲惨な状況でしゅが
何とか持ち直そうとする
このような努力も
続けられていましゅ。

頑張れ大谷!



2006年02月18日(土) 2006年 第5回うつのみや地区ジョイントコンサート

2006年2月18日
第5回うつのみや地区
ジョイントコンサート
宇都宮市文化会館大ホール

宇都宮市内9小学校の
ブラスバンド、金管バンドの
合同コンサート。
後半の4小学校と
賛助出演の一般団体と
合同演奏を聴く。

小学生とはいえ
侮れないでしゅ。

小学生がからだより大きい
テューバを吹き
小学2年生の女の子が
コルネットを吹くのが
すごいでしゅ。

ブラスバンドも
女の子が
圧倒的に多いでしゅ。

演奏そのものは
さしてすごいことは
ありませんが
懸命の演奏が
胸に迫りましゅ。

180人の合同演奏は
流石にすごいでしゅ。

バンドブーム
いまだ冷めずというところでしゅね。



2006年02月16日(木) 2006年 橋本邦助展

2006年 橋本邦助展
とちぎ蔵の街美術館(栃木市)
会期 2006年2月7日〜3月26日
を観る。

橋本邦助(くにすけ)は
栃木県立美術館の
常設展示で
よく展示されている
「秋の花」1907年
の裸婦像でしか
知らなかったのでしゅが
今回の
展覧会で
たっぷり鑑賞することが
できました。

1884(明治17)年
栃木市の出身ということで
今回の展覧会が
企画されたようでしゅ。

華々しいデビューから
日本画への道草
そして
時代に取り残されていくまで
生涯を
ゆっくり堪能しました。

平明なタッチの
油画が中心でしゅが
一時心を移した
日本画にも観るべきものがありましゅ。

風景画はあまり
ぱっとしませんが
裸婦や動物画に
観るべきものが
あるようでしゅ。

時代に取り残されてしまった
郷土画家に
焦点を当てた
今回の企画
なかなか
いい線を
いっていましゅ。

時間があれば
来月の
会期末にも
もう一度行ってもいい
と思える
展覧会でした。



2006年02月13日(月) 1949年 かぐや姫の南こうせつ 大分市で誕生

1949年2月13日
シンガーソングライター 南こうせつ
大分市に誕生

フォークグループ
かぐや姫での
活動が素晴らしいでしゅ。

L.A.S.Ponder
カラオケでの
定番のひとつに
かぐや姫の
「好きだった人」
歌いましゅ。

好きだった人
伊勢正三作詞 南高節作曲
♪3
好きだった人 つよがりを言っていた
好きだった人 一度だけキスしてくれた
好きだった人 レモンをかじってた
好きだった人 海を見つめて泣いていた
失恋という言葉は知ってたけれど
失恋という言葉は知ってたけれど

一昨年の夏は
この曲を歌いながら
本当に泣いていました。



2006年02月12日(日) 高橋英郎著 モーツァルト

高橋英郎著
モーツァルト
講談社現代新書710
講談社 昭和58年

プロローグに
「モーツァルトと私」をおく
思い入れたっぷりの
モーツアルトの本。

自分の母親の葬儀に
モーツアルト作曲
「サンクタ マリアKV273」を
流してしまうのも
すごいでしゅ。
末尾に
「臨終の時には(道を誤らないよう)
お守りください。アーメン。」
とはありましゅが
全体は明るさたっぷりの
ちょっと脳天気な曲でしゅ。

ちなみにこの曲
L.A.S.Ponderが
わらじを脱いでいる
グローリア アンサンブル&クワイアーで
今年歌う曲でしゅ。

モーツァルトのほとばしる
悲しみや
苦悩も充分交えながら
それでも
愛するモーツァルトに
あふれる思いを
書きなぐった印象でしゅ。

時間が欲しいでしゅ。
モーツァルトを聴く時間が
観る時間が・・・



2006年02月11日(土) 2006年 白鴎大学ハンドベルクワイア第18回定期演奏会

2006年2月11日
白鴎大学ハンドベルクワイア
第18回定期演奏会
小山市立文化センター大ホール
を聴く。

久しぶりに
ハンドベルの演奏会。

日本のハンドベルの黎明期
故・児玉勝己が
アメリカからハンドベルを
持ち帰った頃
よく聴きました。

しかし
どうも飽きが来て
しばらく遠ざかっていました。

しばらくぶりに
白鴎のハンドベルを
聴く。

以前聴いたときほどの
興奮はないものの
充分楽しめました。

おもしろかったのは
やはりクラシックの
ウィリアム・テル序曲と
フォーレのシチリアーナ。

聴いている分には
ただただ音楽に没入する
だけでしゅが
見ていると
早いパッセージは
実にせわしないでしゅ。

もう少し人数がいれば
もっとゆとりの演奏が
できるのでしょうが
一人で何音も担当するのは
たいへんでしゅ。

指揮者は合唱も
指導していましゅが
むしろ
ハンドベルで
成功していましゅ。

更なるハンドベルの世界を
期待しましゅ。



2006年02月09日(木) 1948(昭和23)年 国立国会図書館法公布

1948(昭和23)年2月9日
国立国会図書館法が公布される。

国立国会図書館といえば
霞ヶ関の東京本館も
上野公園の今はなき
上野支部(国立国会図書館支部上野図書館)も
高校、浪人時代何度も行きました。

蔵書を利用するためではなく
もっぱら参考書、問題集を
持ち込んでの受験勉強でした。

もっと近隣の
図書館を利用した方が
効率的だったのでしゅが
国立国会図書館の
静謐な雰囲気に
憧れていた面も
ありました。

付設されていた
安い食堂も
魅力的でした。

当時もっと
効率的に学習していれば
もっと良い大学には入れたかも
知れないとも思いましゅが
それも今は夢。

今の境遇に満足し
明るい明日を考え
これからどうするかを
模索する方が
良いようでしゅ。



2006年02月08日(水) 2006年 古川龍生展

2006年
古川龍生
龍生田園のまどろみ、
都会のまぼろし
栃木県立美術館
会期 2006年1月29日〜3月21日

昼休みを利用して
栃木県小山市出身の木版画家
古川龍生の回顧展へ。

木版画とは地味でしゅが
結構楽しめました。

最晩年の街角のシリーズ、
海水浴をする人々
などよくわからないものも
多かったのでしゅが
「昆虫戯画巻」や
雑草を扱ったものなど
木版でよくも
ここまで表現できるのか
と思う作品にも
接することができ
満足でしゅ。

栃木県立美術館が
死蔵していた作品を
中心に
大規模な回顧
堪能しました。

県予算の削減で
元気のない
栃木県立美術館でしゅが
少ない予算で
よく頑張っていましゅ。


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