「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2006年01月07日(土) 源氏研究 第2号

三田村雅子、河添房江、松井健児編集
源氏研究 第2号
翰林書房 1997年
やっと読了。

恭子さまの
お勧めで読み始めた
源氏研究

第2号は
去年の前半より読み始め
少しずつ読んでは止め
ようやく読了。

すごい重量感でした。

第2号の特集は
「身体と感覚」

松井健児の「柏木の受苦と身体」
三田村雅子の「濡れる身体の宇治」などが
印象的でした。

源氏研究はすでに
第10号まで刊行されていましゅ。
引き続き他の号も
読んでいきたいものでしゅ。



2006年01月05日(木) ルイ・アラゴン著 フランスの起床ラッパ

ルイ・アラゴン
Louis Aragon著
大島博光訳
フランスの起床ラッパ
LA DIANE FRANCAISE
新日本文庫
新日本出版社
1980年
再読

新春にふさわしいかどうか
迷うところでしゅが
感動的でしゅ。

ナチ占領下のフランスで
レジスタンスの
精神的支えとなった
力強い詩の数々。

昔読んで感動した
ストラスブール大学の歌

「教えるとは 希望を語ること
 学ぶとは 誠実を胸に刻むこと」

愛と抵抗の詩人
今なお新鮮でしゅ。



2006年01月04日(水) 2005年 版画に見る印象派

2006年 
版画に見る印象派
 陽の当たる午後、天使の指がそっと・・・・・・展
主催 宇都宮美術館
企画 谷口事務所 
協力 アトリエmmg、板室観光ホテル大黒屋
会期 2005年11月3日〜2006年1月22日

仕事の合間に
宇都宮美術館へ。
印象派の版画でしゅか。

昔バルビゾン派の
版画展は見たことがありましゅが
印象派は初めてでしゅ。

時間がなくて
半分しか観られませんでしたが
見覚えのある
ジャン・フランソワ・ミレーの
落穂ひろいや
ラトゥールの
ワグナーの楽劇に取材した
版画など
たっぷり堪能しました。

光と色彩の印象派という
印象でしたが
モノクロームの版画も
捨てがたいものが
ありましゅ。

それにしても
ドライポイント
エッチング
気の遠くなるような
作業でしゅ。

印象派本丸の
版画はいずれ
後日ゆっくり
鑑賞することにしましゅ。



2006年01月03日(火) 池田亀鑑著 源氏物語入門

池田亀鑑著 
源氏物語入門
現代教養文庫176
社会思想社 
昭和32年初版第1刷
昭和53年初版第40刷
読了。

入門とはいえ
細かい字で
びっしり。
読み応えありましゅ。

解説には
おのずから著者の
源氏物語観が
あふれて来ましゅ。

50年近く前の書物とはいえ
現代の源氏物語観に近く
特に女性がさまざまに
活躍するさまに
着目している点は
注目させられましゅ。

新年最初の読書が
源氏に関する書物ということで
今年は
源氏関係の
読書
さらに加熱する予感が
しましゅ。



2005年12月29日(木) 1876年 スペインのチェリスト パブロ・カザルス誕生

1876年12月29日
スペインのチェリスト
パブロ・カザルス誕生
 1973年没

この人には「偉大な」という
呼び名がふさわしいでしゅね。

この人が
蘇演した
バッハの無伴奏チェロ組曲
L.A.S.Ponderも
CD買ってしまいました。

古典的な演奏でしゅが
味がありましゅね。

カザルスの後
多くの名手が
弾いていましゅが
典雅な味わいという点では
カザルスでしょう。

無伴奏チェロ組曲
ビオラ版や
ギター版など
いろいろ出ていましゅが
これらもみな
カザルスのおかげでしゅ。

L.A.S.Ponderの
音楽カレンダー
12月30日から
1月2日まで
お休みでしゅ。



2005年12月28日(水) 1779年 平賀源内逮捕

1779年12月28日 安永8年11月21日
平賀源内が
秘密文書を盗み読みした弟子を
殺害して逮捕される。

本草学者、博物学者、発明家など
多才な活躍していた
平賀源内でしゅが
とんだところで
大ちょんぼでしゅ。

弟子を殺しては
いけませんでしゅ。

源内はこの時負った
手傷が元で
獄死してしまいましゅ。

源内の活躍に期待していた
L.A.S.Ponder
ちょっぴり
がっかりでしゅ。



2005年12月26日(月) 五木寛之著 生きるヒント

五木寛之著 
生きるヒント
 自分の人生を愛するための12章
角川文庫
角川書店 平成6年
単行本は1993年文化出版局
読了。

そう
生きるヒントでしゅ。
L.A.S.Ponderに必要なのは。

大きな活字
易しい文章で
一気に読ませましゅ。

ほんと
生きることが難しい世の中
よりよく生きるために
さまざまな工夫が必要でしゅ。

10年以上前に書かれた本でしゅが
今でも読んで
おもしろく
ためになりましゅ。

彼の「にっぽん退屈党」
早く読みたいでしゅ。



2005年12月25日(日) 田辺秀樹著 モーツァルト

田辺秀樹著 
モーツァルト
カラー版 作曲家の生涯
昭和59年
新潮文庫
新潮社
読了。

2006年
グローリア アンサンブル&クワイアーで
モーツァルトの
ミサ・ソレムニスK337と
ヴェスペレK339を
歌うことになったので
モーツァルトに
親しむことに。

モーツァルトの伝記
多分初めてでしゅが
いやあ
波乱万丈でしゅね。

K337,K339作曲の頃は
ザルツブルク最後の頃で
にっちもさっちも
行かなくなる頃でしゅね。

晩年のウィーン時代が
最もおもしろいのでしゅが
若き日のモーツァルトにも
惹かれましゅ。

来年は
モーツァルト三昧の
一年になりそうで
今から
楽しみでしゅ。



2005年12月22日(木) ビデオ 王様と私

中古ビデオ
王様と私
チャールズ・ブラケット製作
ウォルター・ヤング監督
アーネスト・リーマン脚色
リチャード・ロジャース作曲
脚本・作詞スカー・ハマースタイン2世
マーガレット・ランドン原作
小説「アンナとシャム王」
ジェローム・ロビンス振付・演出
アルフレッド・ニューマン音楽監督・指揮
20世紀フォックス 1956年
を鑑賞。

異国情緒たっぷりで
実に楽しめましゅ。

アンナ役のデボラ・カーと
シャム王役のユル・ブリンナーの
掛け合いも息ぴったりでしゅ。

名曲シャル・ウィ・ダンスをはじめ
数々の歌で
ミュージカルの醍醐味を
見せつけましゅ。

一部のタイ人が怒るように
確かに白人=西洋優越主義の
においがしないでもありませんが
とにかく
ミュージカルとしては
楽しめましゅ。

早くタイに
行ってみたいでしゅ。





2005年12月19日(月) 黛まどか著 聖夜の朝

黛まどか著 
聖夜の朝
朝日新聞社 
1996年
再読。

美形女流俳人
黛まどかの
不倫私小説?

くだらないと思っていても
クリスマスが近づくと
読みたくなってしまいましゅ。

俳句に導かれる各章
カバーと途中何枚か
挟まれる
当時の著者の写真。
すてきでしゅ。

手花火をして口づけをまだ知らず
旅終えてよりB面の夏休

一生懸命の男と
徐々にさめていく女。

流星や行方知れずの恋をして
さよならを言いかねてゐるあきつかな

結局男が
振られてしまうのだけれど
ちょっぴり
せつないでしゅ。

乗り継いで乗り継いで来し聖夜かな
もう戻れないマフラーをきつく巻く


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