| 2005年12月18日(日) |
2005年 白亜混声合唱団 第29回定期演奏会 |
2005年12月18日 白亜混声合唱団 第29回定期演奏会 白鴎大学東キャンパス白鴎ホール
わがAlma mater(母校)の 混声合唱団の演奏会
第2回から第28回まで使用した 小山市立文化センター大ホールから ついに今年は 白鴎大学のホールへ。
昨年はナント50人ほどしか 入場者がなかったとか。
L.A.S.Ponder在学中 20数人の男声合唱 60人近い混声合唱で 歌っていたのが 夢のようでしゅ。
今年は 男声も女声も 十人以下という 小編成。
男声合唱では 清水脩作曲「最上川舟歌」 よくできました。
ポピュラーステージでは 山上路夫作詞 村井邦彦作曲 小池ちひろ編曲の 「翼をください」が 秀逸でした。
最終ステージ 川崎洋作詩 新実徳英作曲 混声合唱句組曲 「やさしい魚」 なんだかよくわかりませんでした。
全国的に 大学合唱団の低迷が 言われている 昨今 わが母校も 例にもれず 少人数化が 著しいでしゅ。
後輩達の奮起に 期待しましゅ。
| 2005年12月17日(土) |
俵万智著 よつ葉のエッセイ |
俵万智著 よつ葉のエッセイ 河出文庫BUNGEI Collection 河出書房新社 1992年 読了。
単行本は1988年
仕事の合間に読み始めたら おもしろくてやめられず 一気に読んでしまいました。
サラダ記念日刊行の翌年 疾風怒濤の日々 すごいでしゅ。 ぶっちぎりの日々を 活写していましゅ。
オクサンと吾を呼ぶ屋台のおばちゃんを 前にしばらくオクサンとなる
当時はまるで少女のようだった はずでしゅが、 そして今は 未婚の母。
俵万智のほかのエッセイも 俄然読みたくなりました。
| 2005年12月15日(木) |
1893(明治26)年 作曲家 成田為三誕生 |
1893(明治26)年12月15日 作曲家 成田為三 秋田県森吉町で誕生 1945(昭和20)年10月29日 没
この人の作品と言えば 1916(大正5)年 東京音楽学校在学中に 作曲された 「浜辺の歌」でしゅね。
作詞:林 古渓 作曲:成田為三
2 ゆうべ浜辺を もとおれば 昔の人ぞ しのばるる 寄する波よ 返す波よ 月の色も 星のかげも 一人夕暮れの浜辺を 歩きながら 昔好きだった人のことを 思い出して涙する。
L.A.S.Ponderの 気持ちにぴったりでしゅ。
ところでこの曲の 素晴らしい旋律でしゅが 標準語のイントネーションとは めちゃくちゃに かけ離れていましゅ。
秋田弁では ごく自然な 抑揚のようでしゅ。
| 2005年12月14日(水) |
吉本ばなな著 ハチ公の最後の恋人 |
吉本ばなな著 ハチ公の最後の恋人 中公文庫 1998年 中央公論社 読了
単行本は1996年6月刊行
こんなに古い本 だったのでしゅか。
12月11日 館林第九演奏会への 往復、国鉄と東武電車内で 読み始めあっという間に読了。
例によって 恋愛、宗教、死、別離という いつものばななパターン。
読みやすくすいすい 読み進めましゅ。
ただいまひとつ 盛り上がりに欠ける 印象もぬぐえません。
読後ほっとするものの 充実感はもう少しでしゅ。
吉本ばなな 初期の作品を 再読したくなりました。
| 2005年12月12日(月) |
2005年 映画 アメノナカノ青空 |
2005年12月12日 映画 アメノナカノ青空 原題 …ing イ・オニ監督 イム・スジョン、キム・レウォン主演 2003年製作 韓国を MOVIX宇都宮で鑑賞。
幼い頃から入退院を 繰り返してきた 病弱の少女と 若いカメラマンの 仕組まれた恋。
ちょっぴりお涙物の ラブストーリー。
イム・スジョン演じる ミナが少しずつ 変わっていく様子が 興味深いでしゅ。
気軽に恋人役を引き受けた カメラマン、ヨンジェの 悲しみも胸に沁みましゅ。
映画館は 月曜の午前でメンズデイ割引。 平日午前というのに 客に入りはそこそこ。 世の中には 暇な人、月曜休みの人も いるのでしゅね。
| 2005年12月11日(日) |
2005年 館林第九演奏会 |
2005年12月11日 館林第九演奏会 館林文化会館 に応援参加。
指揮 高関健 ソプラノ 三縄みどり アルト 秋葉京子 テノール 成田勝美 バス 多田羅迪夫 オーケストラ 群馬交響楽団 合唱 館林第九合唱団 各地の第九合唱団の 高齢化、人手不足が 言われて久しいが ここはその極み。
館林第九合唱団の テナーは3名 バスは4名 これでは単独で 第九演奏は不可能。
今回は 桐生市民合唱団 足利市民合唱団 笠懸野合唱団 佐野市民合唱団Voice の応援を得て演奏。
L.A.S.Ponderは 佐野市民合唱団Voiceの応援で 参加、二重の応援参加ということに なりましゅ。
今年も日本中で 100ステージ以上の 第九が演奏されるようでしゅが その実態は このようなものもありましゅ。
まあ演奏はそこそこで 吠えまくることもなく それなりの演奏でした。
地元合唱団員が30数名ということで 客席も3〜4割の入り。 これも第九にしては 珍しいでしゅ。
これまで さまざまな第九に 参加してきましたが なんか考えさせられる 今回の公演でした。
| 2005年12月10日(土) |
1908年 フランスの大作曲家 メシアン誕生 |
1908年12月10日 フランスの大作曲家 オリヴィエ・メシアン Olivier Eugène Prosper Charles Messiaen フランス南部のアヴィニョンで誕生 1992年4月28日没
メシアンといえば ドイツ占領下の1944年作曲 1945年初演で大スキャンダルとなった (「メシアン事件」あるいは「典礼論争」) 「神の現存の三つの小典礼」が すごいでしゅ。
L.A.S.Ponder この曲は 以前N響アワーで放送された ビデオで第1曲だけ 観ていましゅが オンド・マルトノと 女声合唱が大活躍する とっても華やかな曲でしゅ。
これはとても 典礼音楽といえるものではないでしゅ。 でも音楽的には オンド・マルトノが 縦横無尽に駆け巡り 女声合唱の最高音が 突き抜ける気持ちよさで 存分に楽しめましゅ。
栃木県立図書館に 全曲のCDがあったと思うので 早く聴いてみたいでしゅ。
| 2005年12月07日(水) |
1988(昭和63)年 俳人 楠本憲吉 没、65歳 |
1988(昭和63)年12月7日 俳人 楠本憲吉 没、65歳。 1922(大正11)年12月19日誕生
この人の名は たびたび目にしてきましたが よく知りませんでした。 いろんなところで 活躍した人のようでしゅ。
汝が胸の谷間の汗や巴里祭
なるほどね しゃれていましゅ。
| 2005年12月05日(月) |
梶尾真治著 クロノス・ジョウンターの伝説 |
2005年12月5日 梶尾真治著 クロノス・ジョウンターの伝説 ソノラマ文庫 朝日ソノラマ 2003年刊 読了
これもまた クライアントのお勧め。 以前読んだ梶尾真治の 「黄泉がえり」よりはるかに 感動的。
クロノスは時の神 クロノス・ジョウンターとは 不完全なタイムマシン。
いわゆる時間SFでしゅ。 この種の小説を読むのは 久しぶりでしゅが これはよくできた小説で 充分堪能できました。
クロノス・ジョウカウンターを めぐる4話からなる物語で いずれも男女のピュアな 恋愛を絡めていましゅ。
特に第2話と第4話は 涙を催すほど 感動的でしゅ。
タイムマシンは 現代人究極の 夢のひとつでしゅね。
| 2005年12月04日(日) |
2005年 ソンコ・マージュ演奏会 |
2005年12月4日 ソンコ・マージュ 大地は泣いている 栃木県総合文化センター サブホール を聴く。
日本人フォルクローレギターの 第一人者。
今までラジオでくらいしか 聴いたことがありませんでしたが 宇都宮まで来るというので 次女を施設に預けて 久々に カミさんと聴きにいきました。
行ってよかったでしゅ。
70歳を過ぎてなお 壮絶なギターテクニックと 偲び泣くような 渋い歌声。
師父アタウアルパ・ユパンキの 曲を中心に アンデスとパンパの 荒涼たる大地の風を 再現。
アンコールの 「コンドルは飛んでいく」では 思わず涙してしまい カミサンに笑われました。 ラ・マラゲーニャと スペイン民謡「鳥の歌」も 絶品。
深い悲しみの情念から発する音楽は 聴いて元気の出るものでは ありませんが、 魂を揺さぶり 大いなるカタルシスを もたらしました。
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