「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2005年10月13日(木) 2005年 構造社 昭和初期彫刻の鬼才たち

2005年10月13日
構造社 昭和初期彫刻の鬼才たち
会場 宇都宮美術館
会期 2005年9月11日〜10月23日

午前中仕事にあぶれてしまったのを
幸いに
もうじき終わってしまう
展覧会へ。

構造社なんて初めて聞きましゅ。
何でも大正15年結成の
彫刻家の団体だそうでしゅ。
のちに絵画部、雑の部も。

とにかく今まで
明らかでなかった
構造社の作品を発掘し
その全貌を探ろうとした
宇都宮美術館の意欲的取り組みでしゅ。

とにかく20人の作家の
大小さまざまな意欲作が
これでもかこれでもかと並ぶ。

個人蔵の作品を中心に
良くぞここまで集めました。
栃木県立美術館に比べて
宇都宮美術館は
元気でしゅ。

全展示を観ようと
欲張ったため
疲れ果て
例によって
休憩室で爆睡。
おかげで
午後はスッキリ
仕事が
はかどりました。



2005年10月10日(月) 2005年 ジグの空想音楽会

2005年10月10日
第17回栃木「蔵の街」音楽祭
ジグの空想音楽会
演奏 ロバの音楽座
会場 栃木市文化会館大ホール
作・構成・演出 松本雅隆
協力 栃木おやこ劇場

一度は観たいと
思っていた「ロバの音楽座」
ようやく観ることができました。

蔵の街音楽祭唯一の
未就学児入場歓迎の
コンサート。

コンサートというより
これはショーでしゅね。

古楽器と空想楽器(創作楽器)による
パフォーマンス。(作詞作曲 松本雅隆)
充分楽しめましたが
子ども達の心を充分に
つかみきれたかどうかは
疑問が残りましゅ。

それにしても
客の入りが3割程度というのは
さみしいでしゅ。

クルムホルン、ハーディガーディなど
初めて実演に接する古楽器も
ちょっぴり楽しめました。

一度は堪能できましゅが
次は当分後でもいいでしゅ。

古楽中心の
栃木「蔵の街」音楽祭
素晴らしい取り組みでしゅ。
栃木市の文化レベルの高さが
偲ばれましゅ。

さらに充実して
長く続くことを
期待しましゅ。

惜しむらくは
L.A.S.Ponder
忙しすぎて
聴きにいけないことが
残念でしゅ。



2005年10月09日(日) 2005年 コール・エッコ第17回定期演奏会ゲネプロ

2005年10月9日
コール・エッコ第17回定期演奏会
ゲネラル・プローべ
岩舟町コスモスホール

1時男声集合
山台作りからはじめ
「風になりたい」の振り付け
予定より30分遅れで
3時30分からゲネプロ開始。

第1ステージ
技術委員長から
テナーがめちゃくちゃと
指摘されていた
ビル・ダグラス作曲
Deep Peace
やはりうまくいかず。

第2ステージ
ポピュラーステージ
「川の流れのように」
わずか8小節のソロに
緊張はピークに。
無事終了。

「風になりたい」
ダンスなしのコーラス隊になるも
歌がうまくでず
不安の残る内容。

5時15分
予定より遅れてゲネプロ終了。

6時からのダメだしを欠席して
宇都宮の
グローリア アンサンブル&クワイアー練習へ。

コール・エッコ演奏会まで
あと2週間
不安材料を一つ一つつぶして
無事本番を迎えられるでしょうか?

ちなみに本番は
2005年10月22日(土)
6時30分開演
栃木県岩舟町文化会館コスモスホール

L.A.S.Ponder
6回目の定期演奏会
果たして
打ち上げで
美酒に酔いしれることが
できるでしょうか?



2005年10月08日(土) 2005年 池坊宝生流いけばな展

2005年10月8日
創流80周年記念
池坊宝生流いけばな展
華と気の共鳴

会期 10月6日〜11日
会場 東武宇都宮百貨店イベントプラザ
主催 池坊宝生流・下野新聞社
後援 栃木県文化協会・栃木県茶華道協会
   とちぎテレビ・栃木ケーブルテレビ
   太山寺茶華道総司所

そこはかとなく流れ来る
花の香りに誘われて
思わず長居してしまいました。

前衛的な生け花から見ると
多少地味な気もしましゅが
大作もあり
見応えがありましゅ。

野に咲く花たちが
ここまで人工的に
変身させられるのを観て
自然の営為と
人間の営為の
落差に涙する
L.A.S.Ponderでした。




2005年10月06日(木) 丸山桂介著 バッハ ロゴスの響き

バッハ ロゴスの響き
創造と非有に関する断章
丸山桂介著
春秋社 1994年

宇都宮市立図書館で
借りて読了。

バッハのマニフィカートを
歌うので
バッハ本をいくつか読んでいましたが
これは
バッハの生涯や
バッハの作品に関する本ではなく
ヨハネ受難曲などと
バッハの精神史に関する
哲学的考察でした。

久しぶりに
超難解な
本でしゅ。

バッハの宗教観、精神を培った
当時の教会、神学、哲学。
そしてルター。

読めば読むほど
深遠なる哲学世界に
引き込まれましゅ。



2005年10月05日(水) 2005年 第59回 栃木県芸術祭美術展 

2005年10月5日
第59回 栃木県芸術祭美術展
洋画・彫塑・工芸
会場 栃木県立美術館
会期 2005年9月24日〜10月6日
主催 栃木県文化協会・栃木県・栃木県立美術館
を観る。

昼間1時間ほど時間ができたので
観にいきました。
平日の昼間にもかかわらず
かなりの人出でしゅ。
家族、親類、知人の作品を
観に来たのでしょうか。
普段と客層が違いましゅ。

L.A.S.Ponderの知っている人も
出品していて
親しみが持てましゅ。

廃墟・廃屋を描いた作品が
いくつかあり
興味をそそられましゅ。

人類の未来は
荒廃した廃墟ではないのか?
人類の滅亡を
予見する芸術家の目に
狂いはないのか?

明るい希望に満ち溢れた作品が
ほとんどないのも気になりましゅ。



2005年10月03日(月) 1968(昭和43)年 テレビドラマ「男はつらいよ」放送開始

1968(昭和43)年10月3日
フジテレビで、渥美清主演のドラマ
「男はつらいよ」の放送が始る。

松竹映画「男はつらいよ」の
ルーツでしゅね。

まさか30年48作の大ロングランになるとは
夢にも思わなかったでしょう。
テレビというのは
何が起こるかわからないものでしゅ。

今年NHK-BSで
「男はつらいよ」シリーズ
全48作の放送が始まりました。

できるだけ録画を心がけていましゅが
観る暇がありません。
失業か長期入院でもしたら
ゆっくり鑑賞しましゅ。



2005年10月02日(日) 俵万智著「ひまわりの日々」

俵万智著「ひまわりの日々」
福武文庫
1998年ベネッセコーポレーション
再読

初めて読む本と思ったら
2度目でした。

俵万智の第3歌集「チョコレート革命」
当時の日々を綴った
エッセイでした。

劇作家つかこうへいとの関わりや
ワンコリアフェスティヴァルなど
歌人の社会との関わりが
丹念に綴られており
興味深いでしゅ。

初めてのバリ旅行記も
おもしろいでしゅ。

単行本は
1995年刊行でしゅので
今から10年前になりましゅ。

不倫を綴った
チョコレート革命から
本物の未婚の母となった
俵万智。

今後どのような
文章を見せてくれるのか
とっても楽しみでしゅ。



2005年09月29日(木) ビデオ「ミュージック・オブ・ハート」

つい先日中古で買った
映画ビデオ「ミュージック・オブ・ハート」
Music of the heart
ロベルタ・ガスパーリ原作自叙伝
ウェス・クレイブン監督
メリル・ストリープ主演
1999年アメリカ
のビデオを鑑賞。

ニューヨークの貧民街の
小学校にやってきた
ヴァイオリン教師ロベルタ

数々の困難を乗り越えて
10年続いた課外授業。
しかし市の教育委員会は
音楽授業への資金打ち切りを決定。

クラスの存続のため
立ち上がるロベルタと校長、保護者たち。
子ども達が弾く
"We Shall Overcome”の旋律が
たまりません。

彼らは困難にもめげず
クラス存続のため
子ども達による
救援コンサートを企画しましゅ。

そこに
イツァーク・パールマン
アイザック・スターンら
超一流ヴァイオリニストが
駆けつけ
カーネギーホールでの
演奏会は大成功。

財団を立ち上げ
スラム街の小学校の
ヴァイオリンクラスは
無事に存続を果たすという
ハート・ウォーミング・ストーリーでしゅ。

メリル・ストリープ演ずるロベルタ
グロリア・エステファンの校長
などよく演じていましゅが
主役を食ったのは
ヴァイオリンを始めて手にする
スラム街の子ども達でしゅ。

荒廃した地域で
自尊心を失った子ども達。
このまま成長すれば
犯罪者になりかねない子ども達に
自尊心と自信を植え付け
立派な青年に導いたのは
音楽。

子ども達を導く
音楽の力を見せ付けたのは
この春観た
フランス映画「コーラス」を
髣髴させましゅ。



2005年09月27日(火) 2005年 ハンス・アルプ展

20世紀彫刻の開拓者
ハンス・アルプ展
群馬県立館林美術館
9月11日〜11月27日
を鑑賞。

初めて聴く名前でしゅが
館林美術館のページで
チラッと観て
滑らかな曲線が
気になり
昼間時間が取れたので
行ってみました。

彫刻、レリーフ、絵画、テキスタイルなどが
ありましたが
やはり圧倒的なのは
彫刻それもブロンズでしゅ。

滑らかな局面のトルソが
なんとも言えません。
半ば抽象的でしゅが
妙に実感がありましゅ。

平日の昼間とあって
観覧者は10名にも満たず。
美術には縁のなさそうな
中高年のおじさん、おばさんばかりでしゅ。

睡眠不足で
美術館に出かけ
膨大な展示に疲れ果て
例によって
途中ベンチで爆睡。
後はスッキリでしゅ。


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