「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2005年07月03日(日) 作曲家 梁田貞 生誕120周年

1885(明治18年)年7月3日
作曲家 梁田貞(やなだただし)
札幌で誕生
 1959年5月9日 没

L.A.S.Ponder
印象に残っているのは
葛原しげる作詞の
「とんび」でしゅ。

♪飛べ飛べとんび 空高く
鳴け鳴けとんび 青空に
ピンヨロー ピンヨロー
ピンヨロー ピンヨロー
楽しげに 輪をかいて

この歌を思い出すたび
とんびが空を
旋回する様子が
目に浮かびましゅ。

そして自分も両手を広げ
とんびになった気分で
地上を旋回してしまうのでしゅ。



2005年07月02日(土) 1723年 「主よ、人の望みの喜びよ」 初演

1723年7月2日
大バッハ作曲の
教会カンタータ147番BMV147
心と口と行いと生命もて
Herz und Mund und Tat und Leben
ライプツィヒで初演。

前半は地味な曲でしゅ。
第1部の最後と
第2部の最後で
有名な「主よ、人の望みの喜びよ」の
コラール(混声4部合唱)が
現れましゅ。(第1部は別の歌詞)

ああだこうだ言われましゅが
やっぱり名曲でしゅ。

L.A.S.Ponder
昨年宇都宮の聖ヨハネ教会の
追悼コンサートで
第1部の歌詞で
歌いました。

第2部の歌詞「主よ・・・」は
今年グローリア アンサンブル&クワイアーの
演奏会で歌いましゅ。

一度全曲歌ってみたいでしゅ。

ちなみにこのコラール
Jesu bleibet Meine Freudeの訳
「主よ、人の望みの喜びよ」は
誤訳だそうでしゅ。



2005年06月30日(木) 詩人 金子光晴 没後30年 

1975年6月30日
詩人 金子光晴 没、79歳。
 1895年12月25日 誕生

以前NHKで放映した
この人の生涯と愛欲生活を観て
凄い人だと思いました。

妻の文学者森三千代も
浮気をしていましゅが
森がリウマチで動けなくなると
かわいいうさぎさんとの
愛欲生活で
何ともいえない文章を
残していましゅ。

この人の詩集は
ほとんど読んでいないのでしゅが
じっくり読んでみたいでしゅ。
詩だけじゃなく
散文(紀行文「マレー蘭印紀行」)も
読みたいでしゅ。



2005年06月27日(月) 1936年 イラストレーター 横尾忠則 兵庫県多可郡西脇町で誕生

12000アクセス御礼
いつのまにか12000ヒットを
越えていました。
ありがとうございましゅ。
500〜1000アクセスは自分のものとしても
気の遠くなるような数字でしゅ。

1936年6月27日
イラストレーター 横尾忠則 
兵庫県多可郡西脇町で誕生

この人は
幻覚を見ているようでしゅ。

幼児雑誌の付録で
童話「古屋のもり」を
観ましたが素晴らしい作品でした。

狼の恐怖に引きつった表情が
衝撃的で
忘れられません。

保管していなかったのが
悔やまれましゅ。



2005年06月23日(木) 1889(明治22)年 赤とんぼの詩人 三木露風誕生

1889(明治22)年6月23日
詩人 三木露風 
兵庫県揖西郡龍野町(現龍野市)で誕生
 1964年12月29日 没

この人の作品では
なんといっても
山田耕筰が曲をつけた
「赤とんぼ」でしゅ。

L.A.S.Ponderも
青春の宇都宮合唱団で
東京混声合唱団と
同じ編曲で
歌いました。
素晴らしい編曲でした。

もう一度
どこかで歌いたいでしゅ。



2005年06月22日(水) 1925(大正14)年 ウェーリー英訳「源氏物語」第1巻刊行

1925(大正14)年6月22日
アーサー・ウェーリー英訳「源氏物語」第1巻
ロンドンのアレンガンウェン書店から刊行。

この英訳のよって
わが「源氏物語」が
一躍欧米文化人の間に広まりました。

花散里と源氏の後日談を書いた
フランスの女流文学者
マルグリット・ユルスナールも
この書で源氏物語に親しんだようでしゅ。

ウェーリー英訳「源氏物語」と
ユルスナールの花散里については
今日読みかけている
瀬戸内寂聴著
「わたしの源氏物語」
1993年 \700 集英社
でも丹念に述べられていましゅ。

翻訳で読めるとはいえ
日本語で
日本の平安朝を描いた
「源氏物語」を
読める幸せ、うーんでしゅ。



2005年06月20日(月) 1837年 ヴィクトリア女王即位

1837年6月20日
イギリスでヴィクトリアが国王に即位

日本でも女の天皇が誕生するかで
もめていましゅが
イギリスは
女性が王位に就くのが
不思議ではない
お国柄でしゅ。

先週末
那須の
穐葉(あきば)アンティークジュウリー美術館で
世界一幸福だった女王の時代展
 英国王室にまつわる宝飾品と 
 19世紀ヴィクトリア時代を照射するコレクション
を観る。

まあよくも金に飽かせて
宝飾品を作り飾り集めたものでしゅ。

細密精緻な宝飾品に
ただただため息でしゅ。
ことに
血の滴るような
ガーネットを贅沢に使った
宝飾品には
妖しい輝きに満ち満ちていましゅ。

未曾有の繁栄を遂げた
ヴィクトリア朝のイギリス
一方下層民は
貧困のどん底に
あえいでいたのでしゅが・・・




2005年06月18日(土) 1986年 フランスの作曲家 デュリュフレ 没、84歳

1986年6月18日
フランスの作曲家
モーリス デュリュフレ 
Durufle,Maurice 没、84歳。
 1902年1月11日 誕生

寡作家でした。

L.A.S.Ponder
2004年11月
グローリア アンサンブル&クワイアーで
彼の「レクィエム」
歌いました。
グレゴリオ聖歌の頻出する
レクィエム
なかなか味わい深い曲でした。



2005年06月16日(木) 1884(明治17)年 無季自由律の俳人 荻原井泉水 浜松町で誕生

1884(明治17)年6月16日
無季自由律の俳人
荻原井泉水(せいせんすい)
東京都港区浜松町で誕生 
 1976(昭和51)年5月20日 没

無季はともかく
自由律というのはむづかしいものでしゅ。
自由律は無律ではなく
おのずから独特のリズムを
持つものでしゅが
普遍化はできないようでしゅ。

空を歩む朗々と月ひとり
 
井泉水のあと
尾崎放哉、種田山頭火がいましゅが
後継者が続かなかったようでしゅ。



2005年06月15日(水) 栃木県民の日

6月15日
栃木県民の日

栃木県が1986(昭和61)年に制定。
1873(明治6)年6月15日、
(旧)栃木県と宇都宮県が合併して、
栃木県がほぼ現在の形になった。

今日の昼休み
栃木県立美術館に
行ってみると
駐車場も臨時駐車場も満杯。

何事かと思い
ようやく駐車して
受付に行くと
県民の日で
入場無料。
なるほどね。

普段の平日は閑散としているのに
無料ともなると
こんなにも殺到するのかと唖然。
それでも
美術館に人が集まるだけでも
すごいことでしゅ。

かつては
「文化不毛の地」
といわれた栃木県ですから・・・
県立の美術館が
ひとつあるだけでも
すごい進歩でしゅ。


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