crispy life
しゃきっと生きる。

2003年12月28日(日) where to live

ラストサムライ、真田広之のいぶし銀のような渋さにクラクラ。
渡辺謙も格好よかったけど、数年前の大河ドラマ「北条時宗」の
お父さん役のイメージと重なったかな。
フィクションはフィクションだけど、ハリウッドがここまで「侍」に
好意的に近づこうとした作品はなかった(多分…)という意味で
評価できる仕上がりとなっていると思う。
日本人の監督が撮ったら、戦場のシーンとかああいう風にならないの
だと思う。もっと、芸術的に「殺陣」の美しさに重点をあてるんだ
ろうね。弓と刀を手にしつつも、殴りあったり蹴りあったり、泥臭い
戦闘シーンが続いてて、結構リアルだった。

あと、面白いなと思ったのは、ハリウッド映画にしては珍しく
ラブシーンがなかったこと。小雪の控えめな衣装がかえって
艶かしくてよかった。

時代考証が。。。とかつまらんこと言ってないで見るべし。
フィクションなんだから。「男たち」が文句なくカッコ良い。

どこに住もうかな。東陽町脱出計画、稼動中。



2003年12月26日(金) 曲がり角の迎え方

乃南アサ「パラダイス・サーティー」読了。

面白いのでオススメです。晩婚化、晩婚化といわれている昨今ですが
結婚をあえてしないのか、したくてたまらいのにできないのか、
30近くの女性(あるいはそれ以上)を取り巻く環境は、様々に
複雑なんだと思う。

うちの部署に1歳2ヶ月の娘さんを持つ一般職の女性がいるんだけど、
娘さんが保育園で熱を出したらしく、会社に電話がかかってきた。
急遽「午後休」をとって帰っていったけど、すごく申し訳なさそうな
顔をしてた。
仕事と家庭の両立って、まだまだ全然、そのテーマ自体すら古びてなくて、
むしろ現実にはこれからどんどん「表面化」していく問題になっていく
のだと思う。

「仕事をやめて育児に専念すればいい」とか「子どもを生むことを
やめればいい」という意見のほうがちょっと短絡的という気が個人的
にはしている。
働くことってそんなに特殊ではないと思うし、メリハリのある人生を
おくっていくには、最良の時間の過ごし方だと思う。一方で子供を育て
るということも、とても大切だと思う。どちらかをばさっと切り捨て
ちゃえば楽かもしれないが、本来、どちらの要素も人間には必要なんじゃ
ないかね。

そういう意味では、こういう制度設ける企業ってやっぱり懐デカイ。



2003年12月25日(木) ハイスピード

エンピツの半永久版の有料使用を決定。早速3900円振り込んだ。
いろんな思い出がありすぎて、まだ過去分の日記を読み返す勇気や気力が
わかないんだけど、とりあえず消さないことにした。

自分の窓を持っていたい。
Web日記についての議論はされつくされていると思いますが
できれば、あまり近すぎる人には読んでほしくない。
ひっそりと、こっそりと覗いていってくださいね、的な
距離感が嬉しいわけです。
だから、例えば家族には、このサイトの存在自体を知られたくない。
書いてある文章で、自分の実生活がガチガチに固められるのは本意では
ないんだな。なんて自分勝手なんだろう…。

全然関係ないですが、今、無性に辛いものが食べたい。
職場でコーヒー飲み過ぎ?

佳菜子、結婚おめでとう!



2003年12月24日(水) 映像の世紀

クリスマスイブに書く話題じゃないかもしれないけど、
今、NHK総合映像の世紀が再放送中で、私はかなりはまっている。

なぜ、クリスマスイブにふさわしくないかと言えば、
その番組は、これ以上ないというくらい「リアル」な
報道ドキュメンタリーだからだ。

いつの時代も人の感情を支配している根っこの部分は
変わらないと思うのに、例えばこの100年を振り返って
みたときに、今から想像できないような殺戮の現場が
粛々と撮影されていたりする。
殺戮の現場を映像として残すということは、「戦争=美学」
や「たたかい=神聖なもの」というオメデタイ等式を脆くも
壊すことに他ならない。(恣意的な映像加工がなければ、の話だけど)

NHKってやっぱりすごくいいものを作ってるな、と思う。
この前見た、「死の国の旋律−アウシュビッツと音楽家たち」も。
一度、ドイツやポーランドの収容所跡を訪れる必要があるかもしれない
と思った。

そうしたら、右とか左じゃなくて、国家という大きな装置がどれだけの
悲劇を生んだかというのが、身をもって体験できそう。



2003年12月22日(月) mental care

最近はまっていること:スキンケア。

どんなに眠くても疲れていてもちゃんとお化粧は落とす。
洗顔料を専用の布で泡立てて、こすらずにまあるく円を
描くように指をすべらせる。土日には、お風呂につかり
ながらクレイパックを30分。気持ちいいんだ、これが。
化粧水と保湿ジェルをたっぷり塗って就寝。寮は全館
空調ですごく乾燥して暑いので放っておくと、肌がパサ
パサになってしまうのだ。

きっかけは、友人と一緒に行ったセルフエステ
今度年明けに同じ部署のおねえさんと行くつもり。
エステって、心にも潤いが出る気がする。続けようっと。

今夜は来春入社の大学生と人事主催の懇親会。
メニューはしゃぶしゃぶっぽい。
来年は入社3年目、はやいなあ。

SFCAntennaの執筆陣もだいぶ世代交代してきた。
懐かしい名前をクリックするだけで、一方的にだが
コミュニケーションを取れた気がするのはなぜだろう。
思いのつまったサイト。これからも頑張ってほしいな。


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