泡のように消えていく
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2002年09月30日(月)

まだわからないままでいる
果たしてあたしは
正しかったのか そうじゃなかったのか
そもそも 答えがあったのかどうかも
よくわからないでいる

あたしが求めているのはなんなんだ


2002年09月26日(木)

初めて知ったみたいに言わないで
悲しくて 泣くのも億劫になるから


2002年09月25日(水)

パラパラと落ちる思い出たちは
あたしには届かないところで
キラキラして笑ってる 


2002年09月23日(月)

ヤなかんじ と思ったけど
やっぱり好きだから
冗談でも
嫌いなんて言えないよ


2002年09月21日(土)

一人でいたら 
宙に浮くような感じで
ふらんふらんと流れていた
みんなが笑ってるのを遠くで見てた
暑くて涼しい夏のおわり


2002年09月20日(金)

いますぐ会って抱きしめたい
月みたいに
遠くてキレイな君


2002年09月19日(木)

君がただ 一人でいるのが せつなくて
声も出せずに ここにいるだけ


2002年09月18日(水)

チラチラと君の目を気にして
柱にぶつかってケガをした
それを見て笑う君を見て
顔を赤くしていたのは恋


2002年09月17日(火)

夢の続きがみたいなら
今すぐ眠ってしまえばいい
いつか季節が変わるまで
全部忘れて眠ればいい


2002年09月16日(月)

つらつらと書き並べる言葉はかるすぎて
あの子の悲しみを癒すことは出来ない
それでもあたしは生きていて
今でもあの子は泣いている


2002年09月14日(土)

会えないうちに薄れたり
会ってるうちに忘れたり
曖昧な時間はぜんぶを曖昧にして
それでも曖昧に流れている


2002年09月13日(金)

まだ色がついていないなら
あたしが全部染めてあげるから
君はまだ 白のままで


2002年09月12日(木)

それほどあたしを愛しているなら
いっそここから連れ出して


2002年09月11日(水)

君が笑う
君が怒る
君が泣く
君が叫ぶ
君がいる
ここにいる
あたしがいる
ここにいる


2002年09月10日(火)

あたしたちは自由だけど
束縛を好んで
自分の居場所を固定してしまう
それで自由を求めていたって
どうしようもないって
わかっているでしょう


2002年09月08日(日)

君が照れて笑うから
あたしはきゅんとして
平行線で延長戦を演じる

あたしはきゅんとして
君をみて笑う


2002年09月06日(金)

きみのこと ひとつも忘れられないから
いっそのこと ずっと覚えていようと思った
いつまでもキラキラして
いつか 眩しすぎて見えなくなるはずだから


2002年09月05日(木)

とぼけた音で笑って
君がキラキラしてた
教室のカーテンや電車の雑音が
すがすがしくて 少し泣いた日


2002年09月04日(水)

ピカ って光って見えたから
きっと運命なんだと思って
一生懸命恋をしたのに
今はなんだか
にじんで見えるばっかりだよ
せつなくて
泣いてばっかりいるからだよ


2002年09月03日(火)

不思議なくらい君を忘れて眠った夜があったことは
この際 秘密にしておくのです


2002年09月02日(月)

ビーズの暖簾が音をたてるから
君の声がすぐ ピンクに揺れる


2002年09月01日(日)

きみがかわいいのは
年下だからじゃなくて
きみという人がかわいいからなんだね


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