妄想穴倉生活
ヒナコ



 ★重要なお知らせ★(7/7改稿)

ご報告-----------------------------------------

大変申し訳無いお知らせがあります。
先の日記でも書いてるように、私は今月頭、交通事故に遭いました。それが、自分で思っていたより加療に時間がかかってしまったため、最終的に六月の仕事を調整…早い話が休むことになりました。拙作を、それでも楽しみにして下さっていた読者の方々には本当に申し訳ありません。

そういう話になったのはもう少し前なのですが、間際まで判断を迷っていたので、結果、休ませていただく出版社に多大な迷惑を掛けてしまいました。休むのは海王社GUSHVol.5のリトルバタフライです。六月〆切の漫画仕事がたまたまリトルのみだった、というだけのことですが、自分の中でも思い入れが深い作品なだけに休むのはかなり心苦しいものがあります。本当に申し訳ありません。

事故当初は、この日記でも書いてたように、私自身、1週間くらいで治るだろうと思っていました。骨にも異常がなく、腕も無事なので、仕事に影響はないだろうとタカを括っていたわけです。だからこそ、日記も面白おかしく書いたのですが…。事故後「一番酷い怪我は足だし、仕事は出来るハズ」と信じて、実際にいくつかの仕事をなんとかこなしたのですが、結果、体全体に不調を感じるようになり、能率が劇的に落ちていきました。加えて思ったより治療が長引き、最終的に3週間ほどスケジュールがずれこむことになってしまいました。見通しの甘さを痛感するばかりです。

このままではいけないと思い始めたのが遅かったため判断が遅れ、編集部に相談させていただいた時には、既に予告が動いてしまった後でした。なので、7月発売の号の予告に私の名前が載っていますが、8月発売の号のリトルは休載です。ごめんなさい。もちろん予告のことだけでなく、そもそも連載なのだから、編集部にはそれなりのラインナップがあって、私の連載が1回延びれば、延びた号のラインナップの調整もあるだろうし、編集部全体に、そして同雑誌の先生方にもご迷惑をかけたことになります。本当に申し訳ありません…。プロとして、自覚が足りなかったと深く反省しています。

それでも今回は「事故なのだから仕方ない」と割りきって、休む決心をしました。迷惑かけて今月は休ませてもらうことにしたのだから、きちんと休んで、次は良いものを描くことでしかこのマイナスを挽回できないと思うので、残されたチャンスをキチンと頑張るつもりです。掲載はどうなるかというと、2回やって1回休み、そして2回描く、という予定だったのが、休みが2回になるわけです。一応、事故で休みます、というトークか何かを描かせていただけるようです。
怪我のほうは切開以後、かなり良くなってきているように感じますので、来月には仕事復帰できると信じて頑張ります。

編集部をはじめ、迷惑をお掛けした皆様、なにより読者の皆様、本当に申し訳ありません。ここの更新もしばらく滞るかと思いますが、なにとぞご了承ください。
復帰後も変わらず応援していただけるよう頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します。

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思うところあって、少々修正しました。(7/7)

2003年06月25日(水)



 ジャムひと瓶

仕事があって週末医者に行き損ねました。
それでちょっと無理して椅子に座りつづけていたら
右足全体が腫れ上がってしまいました。

そんなこんなでようやく今日医者にいったんですけど
今日の先生は院長先生でした。
そこの病院は曜日によって先生が変わるのです。
院長先生は私の足を見て
「こりゃー2〜3ヶ月かかるかもなあ」と言いました。
ににに、2〜3ヶ月!!?診断書では確か1週間と。
冗談じゃないっ!仕事はどうなる!
つか診断書、警察に出しちゃいました。
わ、私が無理したのが悪いんでしょうか??(涙)(弱気)
(警察のほうはあくまで*見込み診断*なので
問題無いと言われましたが)

院長先生は他の日のカルテを見るなどして
私の症状をよく吟味しておられました。
先日のぐりぐりの一件も御覧になって
「注射は細い針じゃ出てこなくて当然だよ。
何?太いのでやった?それでこれだけ?成る程」
などと下の先生から聞いておられます。

で。結局
「切っとく?」
と言われました。
(何故ここの医者は押しなべて
どんな話題でもトーンが変わらないのか…)
まあそれはそれとして、院長先生は
前一度見てもらった時も結構信頼できるカンジだったので…
私はそれもいいと思いました。
しかし、先日の件もあるので、私は恐る恐る
「麻酔してくれます?」と聞いてみました。
「麻酔して欲しいの?」と院長先生は言いました。
(言わなきゃしないつもりだったのか…)
私はやさぐれました。
だってさー。看護婦さんが麻酔注射よりも早く、
まずメスを出してきたんだよ。怖!
チームワークいいな、おい。
「切るって言ってもね、2cmくらいだよ。
悪い血を出してしまえば2〜3週間で治ると思うからね」
それでもそんなにかかるのかぁ…と思いましたけど
切らないより3分の1の期間で済むんだし
思いきって切ってもらうことにしました。

で、麻酔を切る部分に施して、さくりと切られました。
「寝てていいよ」と言われましたが
「いや、見てますよ」と凝りもせず答えました。
切った部分から真っ黒な血の塊がぶちゅっと出てきました。
そりゃもう、すっごく不健康そうで
本当に固まりかけてて、なんというかゲル状です。
こんなちょっと切るだけで大丈夫かな?とか考えていたら
院長先生はぎゅううううぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜っと!
力いっぱい搾り出したんです。
ぎゃああああああああああ!!!
いてぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜!!!
すると切り口からどんどん、もうどんどん
ぶしゅぶしゅ出てくるわ出てくるわ。

私は笑いました。
想像してください。
--小さな犬小屋からでかいゴリラが4頭でてきたら--
ありえないでしょう?
びっくりして笑うでしょう?
まさにそれです。
確かに私の膝は腫れていたけど
どこにこれだけの悪い血を抱えていたのやら。
そして笑いながら言いました。
「ブルーベリージャムみたいですね♪」
先生も笑いました。
看護婦さんも笑いました。
助手のお兄さんは
「どうして皆笑ってるの?(汗)」とぶるぶるしました。
(萌えー)

ジャムはたっぷりひと瓶ほど取れました。
絞ったあとの私の膝はしわしわになっていました。
曲げた状態なのにしわしわの膝。めったに見られません。
その後、縫合するのかな?と思っていたら
「新しい血が溜まらないようにね♪」と言って
その傷の中にガーゼをぐいぐい詰められました。
2cmの傷口からガーゼの端がちょこっと覗いています。
そりゃ詰められますよね。
今あんなにいっぱいジャムが入っていた場所ですものね。
しわしわですものね…
私は笑いが止まりませんでした。
院長先生は
「お産みたいだったねえ。すっきりしたでしょ!」と言いました。
私は最後まで笑っていました。
泣き笑いでした。







2003年06月16日(月)



 ぐりぐり

ファンタのCMは
どうしてあんなに面白くなっちゃったんだ。
大好きだ。

さて今日も医者へ行きました。
軽い軽いと思っていましたが
右膝の腫れがなかなかひきません。
膝の皿の上に血溜まりが出来ちゃっているそうです。
それでヒザが腫れて、曲げられなくなっているわけです。
「1回血を抜いたほうがいいかもしれない。」
「でも、触ったカンジもう固いから抜こうとしても抜けないかも」
今日先生は、そんなことを言われました。
血を抜いたら早く治りますか?じゃあ抜いて見ましょうか。
そんな話になりました。
で。どうやって血を抜くかと言うと。
おわかりでしょうが、ぶっとい注射を膝にぶっさすのです。
そんでちゅうちゅうと吸い取るのです。
私…てっきり麻酔してくれると思ったんですけどねえ…
先生は「寝てていいよ」と言いました。
私は「いや、見てますよ」と言いました。
看護婦さんは「強いわねえ」と言いました。
え?とか思ってたら、先生ったら
持ってた注射を間髪入れずぶっさしました…!
きゃーーーーーーーーーーー!!!
いてぇぇぇぇぇぇぇーーーー!!!
しかしどうです、やっぱり血は固まりはじめていて
なかなか注射の中に入ってきません。
入ってくる血もドロリとしていてとても病的です。
「うーんなかなか出てこないなあ」
先生は針をグリグリなさいました。
腫れてる部分をモミモミしました。
血ダマリをほぐそうというお考えなのでしょう。
腫れをぐりぐりモミモミ、針をぐりぐり、
注射のピストンもぐりぐりなさいました。
先生はたくさんぐりぐりなさいました。



泣きそうでした(涙)
でも大人なので我慢しました。

しかし結局血は固まりかけていて
ろくな量は出てきませんでした。
「残念だったねー。もうちょっと出てくると良かったけどね」
先生は爽やかに笑いました。


ぶっころす、とおもいました。



2003年06月11日(水)



 ご心配おかけしました〜(汗)

いつもはまったりしているBBSに
一杯励ましのお言葉を頂いてしまった…!!
うう、有難うございます。
そしてご心配お掛けしてすみません(汗)
書きっぱなし、フォローなし日記でゴメンナサイ。
なんか無駄に心配させてしまったようで反省です(汗)
私はこんなに元気です〜もう大丈夫です〜(゚∀゚)/

交通事故、というとびっくりさせちゃいますよね。
私もびっくりしたんですが(笑)
ホント思ったより軽かったみたいで
あと1週間くらい通院すればいいらしいです。
良かった良かった。
むしろ、こんなに皆さんに心配してもらったのだから
全治1ヶ月くらいいっとかないとヤバいだろ!
くらいの勢いで、ものすごく元気です(は?)

先生も「治り早いねー鍛えてるでしょ?」と言ってました。
鍛えてませんよ先生!むしろこの数年は引きこもりで…
運動とか本当に全然してないので…
…あれか…肉布団のおかげ…か…な…!!フフっ…!


昨日は念の為、頭をCTスキャンしてきました。
まあ、頭はやっぱり一番心配な部位なので
本当に念には念をというヤツです。
私が担ぎ込まれた病院は小さめの個人病院で
CTスキャンの設備がなかったもので
紹介されていそいそと出かけていきましたよ。
それで頭の輪切りを撮ってもらって…
「これを持って午後からいつもの病院へ行ってね」と
輪切り写真を手渡されました。


…い…
いけないことかもしれないんですが…
私…一度家に帰って…それをコピーしました…!!
ごめんなさいごめんなさい!
だってめったに見れないものだからサー。
でも他人のものじゃないから、いいと思うんだけど
本当のトコどうなんだろう??
いや、ダメなら処分するから…!ホント!
…でも、結局綺麗には撮れなかったんですけどね。
細かい部分は潰れちゃって、
ほとんど真っ黒になっちゃいました。
くそー。
あれ、欲しいなあー。とても綺麗だったんですよ。
見てもらった結果、まったく異常ナシとのことなので
あれ、多分そのうち廃棄処分だと思うんだー
もったいないなあ…ダメかなあ…
(駅張りのポスターじゃないんだから…)

それに、前日に「力石×ジョー萌え〜」とか言ってたので
よし、いつも通り!ってことで
脳に異常がないのは解っていたしね…
(もともと異常っていうかね…
…良かった!写真には写らない異常で…)

私は今回色々珍しい体験をしたので
写真をたくさん撮りましたよ!
通院先で漫画家だとバラしたので
看護婦さんに頼んで患部もバッチリ撮って貰いました♪
松葉杖をついてるところと松葉杖そのものも撮りました。
(ちなみにもう自立歩行できるので松葉杖は返してしまった)
あーこれが「勉強しなさい!」を
描く前だったらよかったのに(笑)
あれの松葉杖やら病院やら、
資料集めも結構大変だったんです。
資料はいつでも探してる!
今はネットがあるから、ホント楽になりましたけどね。

あー明日は警察に行かねばなりません。
ケガより、こーゆーことが面倒くさく大変ですね。

2003年06月08日(日)



 一体なんの罰なんだか

昨日のことです。
私は怒涛のスケジュールを乗り切るため、
この1ヶ月というもの不眠不休で働いていました。
その山場のラストにあたる仕事をようやく終え
原稿を持ってバイクに跨りました。
新幹線便に原稿を乗せるためです。
私はちょっと浮かれていました。
これを出してしまえば史上最悪のビックウェーブは去る。
漫画三本とノベルズ1冊とエッセイ一本。これを1ヶ月で。
絶対出来ないと思っていたのに。
落とさずにすんだ…!!!
落とさないなんて当り前のことだけど
ホントにやばい、もう無理と何度も思ったから。
私は見事乗りきった!私偉い!私結構頑張った!
サーファーさながらスケジュールをジェーンなどと呼び
今年のジェーンは手ごわいぜ…。などと呟いてみたり。
ひとつふたつと波を越え波に乗り
「ジョニー!あんたスゲーよ」そんなセリフに
真っ白な歯でVサイン。きらり。そんな気分。

寝不足と浮かれ気分でラララ。確かにそうでした。
とにかく早く原稿を出してしまいたかったのです。
交差点で私は直進しました。
特にスピードは出ていなかったと思います。
その車は左折してきました。
気付いた時、既にブレーキは間に合わないタイミングだったんです…


そうです、私ははねられました…!!


飛んだ、というほどではありませんでした。
転がった、が正しいでしょう。
それでも全身と、頭を打ちつけて
しばらくは立ち上がれませんでした。
まず思ったことは「やべえ!間に合わねえ!!」です。
ただでさえ、もう随分〆切を猶予していただいていました。
10:30までにこれ(原稿)を出さなければ
午前の便には間に合わない!
ドライバーさんの
「大丈夫か?大丈夫か?」の声が聞こえます。
救急車と警察のサイレンも聞こえてきました。
冗談じゃない!体は元気だ!
転がっただけなのでオオゴトにしないでくれ!
それより私を解放してくれ!
このまま駅へ向かわせてくれええぇぇぇ!!
私は立ち上がって元気なのをアピールしつつ
そんなことを叫んだと思いますが、
周囲の大人達(って私も充分に大人なんだが)は許してくれず
おまけに動揺して
原付のメット入れるところにキー入れて閉めちゃうし
救急車の乗務員の人にレスキュー(キーを)してもらったりして
もうどうしたもんだか…

しかし結局なんかだんだん体がおかしくなってきたので
観念して救急車へ。
とにかく出版社に連絡。午後の便で勘弁してもらう。自宅で私が戻ってくるのを待っててくれたアシさん達にも連絡…
終わったら皆でご馳走を食べに行く約束で
楽しみに(特に私が)してたのに…
ごめんねごめんね。凄まじく恥ずかしく情けなかった。
友人アシさんのほうが慌てて病院まで来てくれて、
手続きや事故車(原付)の回収など
すべて手を打ってくれました。
本当に有難う…!!お世話になりました。

その後、怪しい箇所を全てレントゲン撮ってもらいました。
修羅場明けで相当こ汚い格好だったので
それも凄まじく恥ずかしく(涙)
あちこち裂傷などはあったのですが一番酷かったのが右膝で
あれよあれよという間に
どんどん腫れてきてまさに倍々ゲーム。
これ、なんか産まれるんちゃうか…などと
心でわが膝につっこんでみたり。
こりゃー皿のひとつもやっちゃったかなーと思いましたが
幸い骨にはどこも異常はありませんでした。
交差点でどちらもスピードが
あまり出ていなかったのが良かったんですかね。
最終的にケガは、一番ひどいのが右膝。あと右肘の打撲と裂傷。
左脹脛に裂傷。首をちょっとひねったのとあちこち小さく打撲。
昨日は右膝が腫れすぎてて
ちょっと曲げるだけでも激痛が走って
松葉杖ついても1m歩くのがやっとでしたが
今日は腫れも多少引いて、
こうしてネットできるくらいは回復しました。
とりあえず、右手と原稿が無事だったので良かった!

ジェーン(スケジュール)が一段落して、
ようやくちょっと遊びに行ける!と喜んだ矢先に
引きこもりに逆戻りです。ぐふん。
どっちにしろ明日からまた仕事なんですけどね…フフ…

いっそのことあのまま…!!…いや、言うまい…

2003年06月05日(木)
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