* * * 
憐凪



 darkness


 お陽様の照る 昼間も 宵も
 真っ暗だよ・・・ って キミは 言う

  いつから こんな風に なってしまったんだろう
  いつから 我慢しっ放し なんだろう
  いつから
  いつから・・・・・?


 ボクは キミの答えを 持ち合わせてはいない・・・





 惚けた様な 白く薄い 真昼の月
 太陽だけは 宵の太陽って 無いんだね

  いつまで こんな風に 耐えていけばいいんだろう
  いつまで こんな風に 耐えられるのだろう
  いつまで
  いつまで・・・・・・・?


 ボクは 掌に キミの幸せを 願い
 “幸せの砂”を、掻き集めよう と するけれど
 指の間を サラサラと 零れ落ちてゆく





 ボクは ただ ただ
 キミの答えを 出してあげられずに…
 見つめている だけ・・・・・




















 
 

2005年01月31日(月)



 Stroll



 頬に当たる風が 冷たいね
 未だ 夜が 明けだしたばかりだね
 
 寒いから 少し 走ろっか

 キミは 元気だね
 イイねぇ
 元気が “いちばん”だよね

 土に 霜が 降りてるね
 そんな上 歩いて 脚 冷たくないのかな
 それとも シャリシャリ って 感触が 楽しいのかな


 川べりの サイクリングロードは
 道路より 高くて 気持ちイイね♪
 
 もう少し 走ろうか

 吐息が 白いね
 ホント 寒いよね
 何か 笑っちゃうね
 でも 何だか 悪くないよね

 向こうの 空の色が キレイだね

  水色オレンジピンク色 してるね
 自然の醸し出す グラデーション
 頂上に 少し雲が 懸かっているけど
 アレは 紛れもなく 富士山だね
 上の方 真白いね
 雪が 随分と 積もっているんだね

 ウチの窓の向こうは ハイツの白壁しか見えないし
 庭からも 小さい長四角く切り取られた空しか 見えないけど
 ココは ビューが イイね

 ねぇ? 下ばかり見てないで 空 仰いでご覧よ
 一歩 外に踏み出しただけで
 こんなにも
 こんなにも 世界は 違うんだね

 キミが 散歩が好きな理由は コレなのかな
  


 まさか 違うよねぇ(笑)




 でも
 キミのおかげで 
 こんなコトに
 気づいたり 出来たんだよ


 「(*^-^)ありがとうね。」









2005年01月14日(金)



 Pan



怒りとう名の 感情を
鍋に 溜めていたらしい
その鍋を 火にかけることなく・・



火にかけていなかったのに
どうやら 
いつの間にか
火が 点いていたらしい

鍋の蓋から
中身が 吹き零れている
レンジに たくさん 吹き零れている

止めなきゃね

だけど
蓋の取っ手が ステンレスで
熱くて 手で触れない

もう これは 誰にも止められない
どんどん
どんどん 吹き零れていく

鍋に 火を点けたのは
一体、だぁれ?





もう 私は知らないよ。。。








  

2005年01月01日(土)
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