朝焼けの詩
ふと見付けた風景とか
ふと気付いた思いとか

2003年03月28日(金) 見えない涙と散り行く花弁を

この朝焼けを眺め始めてから。
もう一年も経ったんだね。

また今年も桜の季節がやって来る。
去年の桜の時期は、それはそれは重い物を抱えていたけれど、
私は幸せを小さな手で握り締めようとしてた。
キミのくれた幸せが、ピンクの桜と共に私を柔らかく包んでくれた。


あれから一年。
もう桜なんて見たくない。見えない。
もう桜が満開な場所もあるんだって。
きっと此処では私がまた年をひとつ取る頃、桜がヒラヒラと舞うだろう。

私の見えない涙と
散り行く花弁を集めてキミに届けるよ。
当ても無い場所に向けて。

桜の時期は何故かとても切なくなる。
キミのいない今年は、いつにも増して、だね。
独りぼっちで膝を抱えながら、またあのトンネルの奥で
小さな桜を見る事にするよ。
今の私には多分そんなenergyも無いけれど。



2003年03月26日(水) 二十三夜

折角今宵が二十三夜だと教えてもらったのに、
お月様が機嫌を損ねたのか、
何処かに隠れてしまった。

途方も無く悲しくなった。
やっぱり、僕の願いは叶わないのだと。

諦めたくない。
今夜中にお月様を見付けたい。



2003年03月25日(火) もうすぐまた僕の憂鬱な日がやって来る

僕は来月、四月になったらまたひとつ年を取る。
とてもとても複雑な気持ちだ。

出来る事なら時計を戻して一年前に戻りたい。

キミが僕を祝ってくれた。
僕はそれだけでとてもとても幸せだった。


けれど今年はきっとキミには祝ってもらえない。
キミに一番祝って欲しかったのに。

どんなどんなに願っても、僕の思いは空を切るだけ。


誕生日なんて要らない。
何も変わらないのに
何も意味が無いのに

それでも残酷な時の流れが僕の年をひとつ増やしてしまう

キミに祝ってもらえない誕生日なんて
もう要らない



2003年03月22日(土) 優しいのはそうキミです(← 一青さんのパクリ)

画面が、涙でぼやけて滲んでいきます。
優しいのはあなたです。

ありがとう。


本当にどん底を知っている人だからこそ
人に心から優しく出来るのだと、改めて実感しました。


この身を削ってでも
大切な人が幸せになってくれればそれでいいと思ってた。

けれど自分が幸せにならなきゃお終いじゃない。

思考がループして上手く言葉が出てきません。

嗚呼、言いたいのはきっとこんなことじゃないのに。



2003年03月18日(火) 世界を遠くから眺めたら

何だか世界が震えてる

そんな僕は沢山の心配事と胸の痛みを抱えながら
これから起こるであろう惨劇にまた胸を痛めてるのも事実


いっぱいいっぱい


僕は自分のことで精一杯

だからと言って何が起きてるのか知りたくないわけじゃないんだ

もう戦争はやめようよ?
何で我が国の総理大臣さんまで戦争を推進してるのさ

何の罪も無い人たちが死んで行くのは
余りにも余りにもむごすぎる


こんな世界
大嫌いだ

僕の居場所すらありゃしない




2003年03月17日(月) If god is there.....

書かないと決めたのに
どうしても書かなくちゃならないことができました


今の私には祈る事しか出来ないのです
無力な、無力な弱い人間なのです



お願いです
私の寿命を分けてもいいから
あの子を助けて下さい


お願い
お願い
お願い

下らない願いは今は要らない

ただただ
あの子を助けて

もしも神様がいるのならば



2003年03月14日(金) 我 陽炎のように消えゆく

しばらく
言の葉を綴るのを
おやすみします
言の葉を綴るenergyがなくなってしまいました。

ここで朝焼けを一緒に見てくださった全ての方に感謝をこめて


戻ってきたらまた一緒に朝焼けを見て下さいね



2003年03月13日(木) 何も無かったように穏やかな夜

lanternの中でグレープフルーツの蝋燭が揺れて香る

そう
まるで何も無かったように穏やかな夜

僕に降りかかった
いろんなことが
あまりに重過ぎて
僕は一旦逃げることにした

そうでもしないとやってられないから、さ


君はズルイよ
こんな僕を置いてきぼりにするなんて
いつか一緒に朝焼けを見たかったのに
もう君のことは忘れた方がいいのかい?

lanternの中の炎がオレンジに光ってる



2003年03月12日(水) Day and Night time Rain and Sunshine.....

...I seek my dream everywhere.


日頃のやな事なんて
みーんなみーんなその瞬間だけは
ゴミ箱に捨てて
テレビに齧りついた

憧れの人
何年経っても
何歳になっても

悔しくて悲しくて拳を振り上げたいほどむかついた時
よく聞いた曲。

あなたを目の前で感じながら聞いた想い出の曲。

初めてあなたたちを好きになった時の記念の曲。

そのメロディも歌詞も大好きで、聞きながら空を飛びたくなった曲。

どれもこれもみんな私の一部。

「好き」という対象がいるということは
きっととても素晴らしいこと。私は幸せなんだね。ふふふ。



2003年03月11日(火) 忘れ雪、そして紫の君

春先に花弁のようにヒラヒラ舞う雪を、
忘れ雪と言うそうです。
他にも色々と呼び名があって、有名な名残り雪、他には涅槃雪、淡雪、細雪など。
いずれも儚く消えていく雪たち・・・

これらは、「忘れ雪」(新堂冬樹著/角川書店)を読んで
知りました。
この本の感想を述べるのは今回は抜きにして、
(まあ色々と事情があるのです)
「忘れ雪」という呼び名、とても気に入りました。

忘れ雪に願いをすると、その願いは叶うんだって。
今度もし忘れ雪が降ったら、願い事をしよう。

****

友達から、可愛い鳥の置物を頂きました。
とても愛らしくて、何だかあの子に似ていて、
眺めていたら涙が・・・

三年前の秋、君は私を置いていってしまったね。
そして、独りぼっちにしてくれたよね。
「忘れ雪」の中に、私が叫んだのと同じ台詞があって、
涙ぐんでしまったよ。
「置いてかないで、独りにしないで!」って。
君は本当に可愛くていい子だったよね。
いつもいつも私の顔を見ると飛びついて来て、
ほっぺたを撫でてやると気持ち良さそうに首を横に倒したね。
今でも君の感触が、この手に残っているよ。
暖かくて可愛い足と、ふわふわした綺麗な紫の羽。
あんなに私を好いてくれた子は、後にも先にもきっとお前が最後。

君は、天使に突然連れ去られていってしまったけれど
そちらは暖かい?もう辛い事なんて一つも無いよね。
みんなと幸せに暮らしてるよね。
そして、きっと私を見ていてくれてるよね。
君たちが近くにいるのを時々感じるんだよ。
おかしいでしょう?姿も見えないのにね。

紫の君。
今でも君を忘れられないよ。
君に似た子を見るだけで胸がいっぱいになるよ。

大好きだった。
ううん、大好き、これからも。



2003年03月10日(月) 開けてはいけないパンドラの箱

僕は自ら、とんでもない過ちを起こしてしまった。
なんて、なんてバカなんだろう。

この手で、開けてはならないパンドラの箱を開けてしまった。

出て来たものに僕は飲み込まれそうになった。
とても冷たくて、とても悲しい冷気に・・・


禁じられている行為だからこそ
つい手を出してしまったんだ。


どんなに後悔しても、もう遅い・・・遅いんだよ。

後は僕がやれるだけのことをするしかない。
蓋はもう閉じられないのだから。



2003年03月09日(日) 僕と向こう岸のあいだ

僕は日に日に向こう岸に近付いている

薄皮一枚でやっと繋がっているこの汚れたハートを見て

何故と聞かれても
そうなんだよ としか答えられない

嗚呼勘違い
僕の説明が足りなかったね

けれど多分あなたは僕がちゃんと話しても
「それ」を理解する事が出来ないだろう

あなたは「それ」が何なのかまるで判らない世界の日向で
ポカポカ暖まっているのだから

向こう岸は遠かった
なのに今ではこんなにも近い

まるで手を伸ばせば届いてしまいそうだ
泳がなくても
ジャンプしなくても
自然に向こう岸が僕を呼びに来る

春と言う名の飾り物が世界を覆い尽くしたとしても



2003年03月07日(金) お笑い道化師

あはは
笑っちゃうだろう?

僕はとんだお笑い道化師

わかってたようで
ホントは
なんにもわかってなかったんだよ

君も近くにいたようで
ホントは
ずっと遠くにいたんだよ


独りで何も知らなかったとんだお笑い道化師さ

このボロ雑巾みたいな僕を笑ってくれるかい?

さあ思い切り



2003年03月05日(水) ちょうど一年前

僕は幸せだった
抱えている荷物は肩に食い込んでとても重かったけれど

僕は幸せだった
幸せだという事実に気付かないまま
小さくて暖かな幸せの中にいた

僕は幸せだった
何より君がいた
君が僕を笑顔にしてくれた


そして一年後

僕は幸せじゃない
張り裂けそうな心を必死で宥めながら
超音速のように流れる時の中で独り蹲る

僕は幸せじゃない
幸せじゃないという事実は考えなくても
僕の心に重く圧し掛かった

僕は幸せじゃない
何より君がいない
君が恋しい
恋しくて恋しくて気が狂いそうな僕が今此処にいる



2003年03月04日(火) 君の手を握り締めたかった

君が差し出してくれた
大きな手を握るのが
僕は多分怖かった

君と会う勇気も少し足りなかった

後悔しても遅過ぎるけれど
僕は君の手を握り締めたかった
強く強く千切れるほどに

どんなに強く想っても
僕の気持ちは空を舞うばかりで
君の元には落ちてゆかない


あいしてる


ありきたりの五文字が酷く虚ろなものに思える
僕は壊れてしまったブリキの玩具
動かせない手と足をバラバラと揺らして音を立てる



2003年03月03日(月) いいこいいこ

君に「よくがんばったね」
って小さい子を褒めるような
あったかい言葉を掛けられるのが
大好きだったんだよ

まるでいいこいいこって頭をなでられてるみたいで


寂しいよ
僕はとてつもなく寂しいよ

お願いだから
またいいこいいこしてくれる?
甘えん坊でごめんね

でも僕は君が今でも大好きだから


*****

先日、HPを作りました。
宜しかったらお越しください。


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