ぐっどないとみゅうじっく
もくじきのうつぎの日社会の窓

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2006年07月13日(木) 新しいブルース

忌野 清志郎 からのお知らせ

この間、読んでいたゆらゆら帝国の坂本慎太郎のインタビューに
RCサクセションのこと書いてあった。
何だか久々に聴きたくなったので、先週の土曜はずっとRCを聴いていた。
『2時間35分』の最後の電話声の「こっちとしてもつらいんだよね」が
相変わらず好きだったり、『キモちE』の「条件出してる奴より」に
引っかかりながらも、うなずいたり、『ヒッピーに捧ぐ』に
強く胸を締め付けられたりした。
最近の清志郎は知らないけれど、自分の中にこんなにも
彼の音楽があふれているのを改めて感じた。
今日は帰り道に『トランジスタラジオ』を口ずさみ、いい唄だなぁと
しみじみ思った。

坂本慎太郎のインタビューにはシド・バレットのことも出ていて
彼は先日亡くなった。妙な偶然ってやぁね。
では新しいブルースを!


〜次回のライブのお知らせ〜
林矢子ライブ
8月3日(木)@池ノ上ボブテイル
open/start PM7:00 start/PM8:00
charge¥2,000 (+order)
出演/カミナリグモ、平井正也(マーガレットズロース)


2006年07月09日(日) 美しいこと

「私は、人生の岐路に立った時、いつも困難なほうの道を選んできた」(岡本太郎)

と、この日記を読んで考えることひとつ。
僕は岐路というか、いつ何時においても楽な道ばかりを選んできた。
自分がいかに動かずに、いかにエネルギーを消費せずに出来るか。
そしてそれがどれだけ想像内で円滑に進むか。
どんな仕草のひとつのにもそんなことが頭をよぎっていた。

ただ、近道を選んだはずが遠回りになり
結果、困難なほうの道ばかりを選んできた。
と言うのは虫が良すぎる話だろう。

頑張ったことなど、無い。
皆無だ。
そう思えばいままでしてきた失敗も帳消しに出来る。
そんなことを考え始めたのはいつのことだったろう。
幼少の頃かもしれない。

困難云々の話ではないけれど
右手で取れるものをわざと左手で取ったほうが
美しく色っぽく見えるという。
その美しさは瞬間だ。
瞬間を持続させるには美しさは要らない。



2006年07月02日(日) 向田病

最近の電車のお供といえば向田邦子のエッセイ本。
『阿修羅のごとく』や『思い出トランプ』などドラマでは
見たことがあったけど、活字だとまた一味違う。
というより本の方がずっといい。
ぐっと引き込んでぱっと笑わす、またはほろっと泣かす。
この吸引力は尋常じゃない。

歩きながら日記に書くこととか思い浮かべていると
何となく向田邦子調に頭の中ではなる。
でもいざ、文章を書いてみると特に何てことのない
いつもの自分のだらしない文になる。
比べてみるもんじゃないけれど…。

本を読むたびにその文章の虜になってゆく向田病。
しばらくは治りそうにもない。


林矢子ライブのお知らせ〜
slow musica
7月5日(水)@渋谷 spuma
open/PM7:00 start/PM7:30
charge: ¥1,200(+order)
w:樋口潤一、Lemon leaf
※出番は最後で21:10頃の出演です。
 今回、僕は出演しませんが応援に行くので是非!


臨月 エイジ |お便り気付かない細道へ向かえ旧ぐっどないみゅうじっく

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