ぐっどないとみゅうじっく
もくじきのうつぎの日社会の窓

林矢子ニューアルバム『唄箱』発売中!特集ページはこちら


2003年10月31日(金) ショッキング パート1

 財布の中を整理していたら、一枚のチケットを発見。そして瞬間に何があったか悟り、膝から崩れ落ちた。チケットには「開催日2003年10月26日(日)OPEN 16:30 START 17:30」と書いてある。そう、行くのをすっかり忘れていたぁ!!のだ…。出演は勝井祐二・外山明DUO//クラムボン/渋谷慶一郎(ATAK)/Sembello(詳しくはこんな感じ)。あまり、この面子でのライブなんてないし、楽しみにしてたのにぃ!行きたかったのにぃ!!と、いうか行けた筈なのにぃ…。カレンダーの予定のところにもまったく書き忘れていた。今まで会場を間違えたりはしたけど、こんなポカはしたことなかった。「何で起こしてくれなかったんだよぅ!」と寝坊したのを母親に逆切れしたりできないし(僕はそんなことしない)。最近体調悪かったけど、これじゃあもっと凹むばかり。嗚呼、時間よ戻れい。パート2要らない。

 最近見つけたゲーム(?)。クリアがよくわからん。


2003年10月30日(木) はっぴいえんどな1日

 BSマンガ夜話でやっていた宮谷一彦が気になる。はっぴいえんどの風街ろまんのジャケットを手掛けていて名前だけは知っていた。めずらしく褒めまくるいしかわじゅんや、自分のコーナーに入るのを忘れてしまうほど没頭する夏目房之介など、普段は見られない光景。そして2人とも熱いんだけど、とても静かに語る。
 しかし、殆どが絶版のものばかり。今日取り上げていた『肉弾時代』が唯一手に入れられるもの。そしてこの主人公のモデルが三島由紀夫だとか。う〜ん、連載をスクラップブックにまとめていた夏目と友達になりたい…。

宮谷一彦公式サイト 漫画の描き方
宮谷一彦のページ

 宮谷関連で検索してたらここを見つけて一気に最後まで読んで知ったよ…ちょっとはっぴいえんどな1日。

購入本

■細野晴臣『OMUNI SOUND』(リットーミュージック)


2003年10月28日(火) 株式会社安眠

 夜10時過ぎ、●猫大和から「遅くなりましたぁ〜!大きい荷物だったので届けられなかったんですが、今からすぐ伺いますんでよろしくお願いしま〜す」と、電話。しかし、それ以降一向に来る気配がない。ポストに不在通知も入っていない。普通の配達時間帯は9時までだし「大きい荷物だったので」と言うのも変な話だ。もしや、これが届けられるのか!?そしたら内密にしていたのも納得。安眠。

 おつかいで多慶屋に行き、ついでに衝動買いした、ツボ指圧座椅子が心地いい。これに座りながらパソコンをやっていたら、すぐに眠くなってきた。札を見たら製造元が「株式会社安眠」だって。そりゃ、眠くなるわな。おやすみなさい。

購入CD

■浜田亜紀子『キラリ』
■Double Famous『Live in Japan』


2003年10月26日(日) ハードディスクの中身の残りが少なくなるように僕らの恋も終わる

 快晴。澄み渡る秋空。しかし親知らずの所為か、頭が重くだるい。

 小津安二郎監督の『一人息子』と『晩春』を立て続けに観る。小津作品のこの何気ない、何もない日常がたまらなく好き。沁みるってのはこういうのを言うんだなぁ。原節子もいい。笑っている時からちょっとムスっとした表情になる時なんか最高。あと仕草とか。女性のどこを好きになるかって、やっぱり仕草でしょう!その何気ない手の動きとか。そこには無意識の部分が出ているし、隠そうたってそうはいかない。でも、そこまで計算されて演技していたら…それはそれで好き。
 見ながらそのままお昼寝。起きたら外が真っ暗だったので「やばい寝過ぎ!」と思ったけどまだ5時半。本当に陽が落ちるのが早い。ベッドから起き上がった瞬間に「ハードディスクの中身の残りが少なくなるように僕らの恋も終わる」と、詞とメロディーがいっぺんに降りてきた。なんのこっちゃ分からないけれど、そのまま曲作りに没頭。出来たのがこれ↓(こちらで曲聴けます1.26 MB


ハードディスクの中身の残りが少なくなるように
世界は圧縮する
ハードディスクの中身の残りが少なくなるように
僕らの恋も終わる

ああ 足りないのに
ふえないのは
もう要らないってことだろ?

泣きたいのに
泣けないのは
隣に誰も居ないから?

ハードディスクの中身の残りが少なくなるように
世界は圧縮する
ハードディスクの中身の残りが少なくなるように
僕らの恋も終わる

 
 自分の中ではあまり書かないタイプの詞。タイトル未定。2番の歌詞もまだ。あまり表立った活動をしていないので、こうやって曲を少しずつ聴いてもらうのもいいかな。
 半分まで出来たところでお腹が空いたので、カレーを作ろうと思い棚を空けたらにんじんがこんなになってた…。急遽メニューをカレーピラフ(チャーハン?)に変更。なかなかの味に満足。ビールを一缶呑んだら、また頭が重くなってたので、『晩春』の続きを観て就寝…予定。


2003年10月25日(土) 揺るぎない警告

 「此処は自分の居るべき場所じゃない。此処に居たら腐る」と思いながら早7年。ちょっと居過ぎた。
 何処かで目覚まし時計が鳴っている。もうとっくに目が覚めてるって言うのに、それでも気付かないフリをしていることへの警告か。


2003年10月24日(金) 二十歳の肉体

 親知らずがどうも気になって、どうしたらいいか妹(元歯科衛生士)に聞いてみた。すると「しばらく生えてこないと抜くにも抜けないし、今の状態だと麻酔も効かない」と。もともと歯は丈夫で、真ん中のすきっ歯を抜かせばかなり歯並びはいい方。中学生の時は学校で選ばれて表彰されたのが唯一の自慢(『めぞん一刻』の三鷹さんみたいにキラ〜ン☆とは輝かないけど…)。虫歯になった経験も殆どないし、出来にくい体質らしい。それが今頃になって苦しめられるとは…。
 しかも「今頃生えてくるなんて遅すぎる。普通は二十歳くらいまで」だそうだ。「この衰え知らズの二十歳の肉体!」と言ったら散々腹が出てることを指摘された。でも、そんなこと言われても、痛くも痒くもないわっ!!もう、痩せていた(普通)の時の記憶がないから…。

 このひとり暮らしの部屋に来てはじめて湯船につかる。最後にお湯を流しながら、浴槽の掃除をしていたらカビキラーの匂いで一瞬クラっときた。「まぜるな、キケン!」これか!?


2003年10月22日(水) 夜になってから花は咲く

俺たちに明日がないって事
初めからそんなの分かってたよ
この鳥達が何処から来て
何処へ行くのかと同じさ
ミッシェル・ガン・エレファント/エレクトリック・サーカス

 先週に引き続き、FACTORYのミッシェル特集を観る。未だ解散の理由が見当たらない。「やり尽くした」と言うことからただ、ひとつ言えるとすれば、だれることを許さない。それだけは徹底しているように思った。バンドっちゅうのは鳴り響いた音の軌跡。たったそれだけの為にある。

 学校に来て競泳パンツを忘れる夢を見る。いつも何かが足りない。


2003年10月21日(火) 無類の乳好き

 去年、お気に入りだったミルク味の飴(メーカー忘れた)がなくなっていたのでタブレットのミルク味を買う。しかし飴と違い、いまいち噛みどころがわからない。すぐ噛んでしまってはもったいない気もするし、かと言ってずっと舐めていても味はそんなにしないし。昔、吉田栄作がまだ熱い頃「飴を噛んでしまったら、そこで己の負けだ。俺は最後まで舐め続ける!」と語っていた。飴はいいとして、タブレットはどうなんだ?俺は負けてしまうのか!?…と、そんなことを思いながら「え〜い!」と噛んでしまえば、至福のミルク味が広がる。負けるが勝ち。そして無類の乳好き。

 夜に祖母の家へ。行く前に電話をすると「夕飯、肉と魚どっちがいい?」って必ず聞かれるんだけど、どちらかを答えても必ず両方出てくる。そして今日も両方平らげる(もちろん片手に牛乳で)。ごちそうさま。
 『ロンドンハーツ』を観ていた祖母が「これヤラセじゃないの?」って。どこでそんな言葉覚えたんだか…。

 親知らズが顔を出してきたようだ。う〜ん、何食べても歯に詰まるよぅ。


2003年10月20日(月) しゃくしゃくしゃく

 風邪は一向に回復せず。ぼうっとした頭で職場に向かう途中、ごみ捨て場に釈お酌が捨ててあった。おもちゃが捨ててあるって何か哀しいよなぁ、と思いつつケータイで写真撮ろうと思ったら画面が真っ白!何も見えない。前から明るいところで写そうとすると、画面が緑っぽくなって撮れなくなっていたけど、光にこうも弱いとは。でも、そんなんでケータイ買い換えるなんて「しゃく」じゃあないですかあぁぁぁ?………ってネタじゃないですよ。

 『ビギナー』を観る。月9を観たのは何年ぶりだろう?法律を扱ったドラマを観ると何となく自分が賢くなったみたい。すぐ忘れちゃうんだけどさ。ミムラ(新人)って何者?坂井真紀のではじめの頃に似ているような。それにしても奥菜恵、何か変わっちゃったなぁ。輝きがない。残念。

 ホーク・ウォリアー急死(この人)。まだ45歳だったのか…。ご冥福を祈ります。


2003年10月19日(日) パイノパイノパ〜イ

 一昨日の夜からだるく、身体がいうことを聞かない。風邪の引きはじめ。今日は1日何も出来なかった。熱もせきもひどくないんだけど、ごはんも残しちゃうし。参ってます…。

 夕べ観た『ETVスペシャル〜小沢昭一・明治大正昭和の流行り唄のココロ〜』は面白かった!小沢昭一が明治から昭和にかけての流行り唄を歌いながら解説してゆく。中でも「ラメチャンタラ ギッチョンチョンデ パイノパイノパ〜イ♪」の囃子ことばで知られる『東京節』(後に森山加代子やドリフターズもカヴァー)。ラメチャンとは出鱈目のラメらしいのだけど、他は特に意味のないことだと初めて知った。それなのにこれだけ印象的なフレーズになるなんて。僕はこの唄をソウルフラワーを通して知ったんだけど、小学校の時『聞け万国の労働者』とか運動会で歌ってたし、こうやって自分の好きな音楽と繋がっているのがわかるとこれでよかったんだと救われる。まだ何も始まっちゃいないけど。
 番組内で「今の若い人の唄はリズムやメロディが先にあって言葉が届かない」と漏らしていた。確かにテレビから聴こえてくる大半の唄はそう聴こえるだろう。「でも、それだけじゃないよ」という想いで僕らは唄を作る。これからも。
 しかし小沢昭一はチャーミングだな。ああいう爺さんになりたい。

 『トリック劇場版』を観る。映画じゃなくてもよかったような…。「アニィ!」が口癖だったヅラ矢部(生瀬勝久)の部下は殉職したわけじゃなかったのね。新作ではどこ行っちゃったんだろう?結構好きなキャラだったんだけどな。


2003年10月16日(木) 接吻泥棒

 髭を剃って1週間も経つというのに、未だにその変化に気付いた人ゼロ。いいんだ、いいんだ、僕なんて…。

 『喜劇・泥棒学校』(68年大映)を見る。田宮二郎は相変わらずスマートで「泥棒は泥棒でも接吻泥棒さっ!」といってくちびるを奪う。いいなぁ、僕も接吻泥棒したい。


2003年10月15日(水) 乙女の必需品

 夕方からma langue au chatCHAMBRE DE CARTON〜厚紙製のお部屋展〜@月光荘へ。入ってしばらく眺めていたら地震。揺れよりもここは画材屋さんなので、置いてある商品の音が大きくて恐かったなぁ。ミカシマさんの作品を見るのははじめて。今回は厚紙で作った作品が主なのだけど、他にカードケースや手帳カバーなども展示してある。どれも愛らしく、持ったり部屋に置いてみたくなるようなものばかり。そして見た目だけでなく、きちんと実用性がある。しかし、僕が持つにはにはいささか可愛すぎる。なので今度、女の娘に生まれ変わったら持つことにしよう!個展は19日の日曜日までなので乙女(自称も可)は是非ご覧あれ。

 その後、矢ちゃんと御茶ノ水の楽器屋へ。楽器屋巡りは好きだけど、あのノリが軽くて、偉そうな楽器屋の店員の雰囲気は好きじゃないのであまりいかない。でも、今日も応対してくれた谷口楽器のおねえさんは、いつもとても親切だ。皆、見習えよっ!
 久々に『露路』という昼間は喫茶店、夜は呑み屋へ行ったらなんと解体工事がすでに始まっていて、他のお店になろうとしている。あすこの牛肉パスタ(うどんみたいな)好きだったんだけどなぁ…。移転なのか閉店なのか、とにかく残念。どんどん移り行く街並み。さみしいね。


2003年10月13日(月) 裸婦ミックス

 起床して窓を開けると「むあ〜」って生ぬるい空気。この暖かさは何じゃらほい!
 2時に中井さんと待ち合わせ。が、この時間帯がいけなかった!集中豪雨の真っ只中で、迎えに来てもらったもののふたりともびしょ濡れ…。しかも、お家へ着く頃にはもうほとんど止んでたんだから、やってられない。参った、こりゃ。
 着いてからは今年の僕の唄を聴いてもらったり、最近の中井さんのレコーディーングしたもの聴いたり。猫も不思議な顔をして聴いていた(猫アレルギーは前より治まった!)。以前にデモをもらってたんだけど、それとは全然違うアレンジなっていて驚き。僕にはまったく思い浮かばないようなものばかり。聴いていて、心地いい!完成にはまだまだ遠いけど、きっとこのアルバムを聴き終わったあとにはもう何度も再生ボタンを押してしまうんだろう。一通り聴き終わったあと、ラフミックスダウン。いじらしてもらったけど、やっぱりこういう音楽がひとつひとつ出来てゆく作業って面白いなぁ。解体したり、再構築したりの繰り返し。『かなりやとわたし』で狂って厭になるほど散々やったのに、もう忘れてらぁ。これが自分の音楽だったら、また違う想いを抱いているんだろう。
 随分とお腹が減ったところで、中井さんお勧めのさして旨くないラーメン屋へ。塩ラーメンを食べたけどやっぱりさして旨くはなかったが、お腹はいっぱいに。そして帰路へ。金曜のライブを観て、ミッシェルの解散に感銘を受け、今日また中井さんの音楽に触れて、もうこれ以上機会を逃すわけには行かないので、すこし重い腰を上げてみることにしたよ。ありがとう。

 土曜に聞いた言葉がずっと頭の中で引っ掛かっている。それは僕にとっていいことなのか、悪いことなのか、それともやっぱり何もかわらないことなのか。


2003年10月12日(日) 月に吠える女たち〜Love寺満月供養〜@三軒茶屋グレープフルーツムーン

 金曜日。
 池の上陽水さん主催のLove寺〜満月供養〜@三軒茶屋グレープフルーツムーン。はじめて訪れたが、ライブハウスというよりサロンといった感じのゆったりくつろげるようなところ。トップにアコーディオンの弾き語りの女性マルカート、次に男女の弾き語りのデュオのキッチンと、それぞれ自分の世界をきちんと持っている唄い手たちだった。

 3番手に林矢子。僕はステージからは一番遠い奥のDJブースのところから録音しながら観る。暗闇から一転、暖色系のあかりが燈るの中、着物姿で「夢の浮橋」を歌いだす。はっきりと、だけどとてもやわらかな語尾の吐息が心地よい。いつもの周りの空気を一瞬にして変えるその瞬間がとても好き。新曲「手紙」。「僕から君へ」ではなく「君から僕へ」を綴った唄。内容からして気持ちのゆれから一歩引いているのに、どことなく懐かしささえ感じた。突き放す別れではなく、振り返るきちんとした別れ。
 続いて「花を飾る」。何度もリフレインされる最後のサビが目まぐるく押し寄せる。次の「恋人の名前」数多くある彼女の暗い唄の中でも、一層くらやみ度が深い唄。イントロの完成されたギターのアルペジオで、どこまでも下へと続く螺旋階段を手探りで降りていく。最下層で彼女が歌っている声を頼りに。この唄がこの日の一番のお気に入り。最後に「感覚の夜」。それまでずっとヘッドフォンで聴いていたんだけど、外してみてびっくり!会場が洞窟の中のように声が響いている。ちょっと響きすぎかなと思いつつも、会場全体が彼女に引き込まれているのを実感した。歌い終わった後の拍手もとても暖かかった。
 これから彼女が何を歌うのか、今の僕には想像もつかない。ただ、いつまでも聴いていたい。一番離れた場所で声を一番近くに聴きながら、それだけは強く思った。

 ラストにtico moon。ハープ(ハーモニカぢゃなくて竪琴)の女性とガットギターの男性のインストロメンタルのデュオ。似たような音色の弦楽器でも重なることなく、それぞれの響きに酔いしれた。タイトルと曲がきちんと一致していて、曖昧にタイトルを付けたのではないのも分かる。また聴いてみたい、または一緒に演奏してみたいと思わせる2人だった。
 最後に客席後方からウクレレを持ちながら池の上陽水登場!!アフロヘアにサングラスの井上陽水のパロディ。tico moonをバックに「帰れない2人」を歌う。外見だけと思わせときや、その声も澄んでいてとてもよかった(本気でオリジナルやればいいのに…)。多くのアンコール暖かい拍手。これでは「帰れない2人」ではなく「帰れないお客」と言った状況。アンコールはやらず、手を取り合い万歳で惜しまれつつも終了。満足な満月供養だった。帰りに見たおぼろ満月。なんて君はきれいだったの。


 土曜日。
 ミッシェルラストライブ。関連BBSなどを見て無理をしてでも行けばよかったと思うが、後の祭り。「世界の終わり」で幕を閉じた。これで日本にロックンロールバンドはなくなった。

 日曜日。
 テレビで一週間のニュースを見て色々と憤慨。最近やけに監禁、拉致が何故こんなにも多いのだろう。今まで知らなかったものが浮き彫り出ただけなのだろうか。今の時代は当たり前のことは当たり前と思っちゃいけないんだろうか。夜は久々に吠える。でも随分へたっぴになっていた…要練習。


2003年10月09日(木) 白い巨塔

 『白い巨塔』を見ながら、田宮二郎についてぼんやりと考える。
 先週、田宮主演の『裏階段』(65年大映)を見た。ストーリーよりも終始彼のスマートさに目が留まる。そのスマートさが鼻につかない。嫌味になるどころか、それがますます彼を引き立たせる。以前見た『高原へいらっしゃい』でも同じことを思った。演技は決して上手い方ではないし、圧倒的な濃さはないのだけど、どうしても好感を持ってしまう。
 そこで思い出したのが村上春樹の作品(『ノルウェーの森』だったかな?)にも誰もが好感を抱いてしまう人物が出てくる。それは田宮二郎をモデルにしたのはではないかと(その後、彼も自殺したような…)。
 そんなことを思いながら見ていた『白い巨塔』。前回のは見てないので比べようがないが、最近のドラマや映画にありがちな豪華キャストに嫌気がさす。ただオープニングのイメージトレーニングのシーンはぞくっとしたね。来週見るのもいいけど、その前に前回のをレンタルで見てみたい。


2003年10月07日(火) 原色したいね

 きのうの「げんしょくかいき」は「かいきげっしょく(皆既月食)」だったんではないかと小部屋でご指摘いただきました(お返事明日書きまぁ〜す)。なるほど、そっちの方がいかにも言いそうだ!でも、げんしょくって言ったんだもん…(夢だからもうわからんちん)。君と原色したいね、もっと色っぽく♪(CCB)
 俵まちのことはよく知らないのだけど、彼女の母親が「あなたをしあわせにしてくれる人か、あなたがいちばん好きな人と結婚しなさい」と彼女に言ったをずっと覚えている。その後、俵まちは結婚したんだっけな?何となくだけど、女性は前者を選ぶ方が多いんじゃないかと思う。そして誰にも言えない想いを抱え続ける。だから僕もそこから一歩も動けないでいる。

×アーノルド・シュワルツネッガー
○アーノルド・シュワルツェネッガー
×リサ・スティッグマイヤー
○リサ・ステッグマイヤー

 どうでもいですよ〜♪(だいたひかる)州知事選、どうなるか!?


2003年10月06日(月) げんしょくかいき?

 今は火曜の朝7時半過ぎ。夢に松田龍平と俵まちと千葉真一が出てきた。映画らしい。僕も何故か出ている。でも、組み合わせがよくわからないし、それ以外覚えていない。
 ただ、俵まちが「げんしょくかいきが…」と何か哲学のような言葉にすごい感心していたのだけど、起きたらすっかり忘れてしまった!しかも「げんしょくかいき」って何かしら?造語だとは思うのだけど。ぱっと思い浮かんだのが「原色回帰」。元の自分に戻れってこと??でも「現職快気」とか「減食怪奇」とかもあるし…。なんでしょね。


2003年10月05日(日) 祝福のひかり

 夕べは玲ちゃんの結婚式2次会。玲ちゃんはただ今妊娠5ヶ月。ようやくつわりがひどいのも治まったみたい。実は身近な友達がお腹大きくなったのって初めて見た!なんだか不思議な感じ。それでもまだ僕の方が大きいのだけど…。旦那さんもしあわせで顔が随分とやわらかくなっていたな。酔っていただけかな?しきりに織田裕二に似ているって言われたし。
 しかし、こういうお祝いの時に演奏したり、歌ったりするのって本当難しい。僕も弾き語りで歌ったことあるけど、途中でだれてしまった。もちろんそれは力量のなさでもあるのだけれど。パッと即興でさらっとやるくらいの方がいいのかもね。何はともあれ、本当におめでとう〜!末永くお幸せに。


フラッシュなしでもひかり輝いているおふたり


2003年10月03日(金) ゲロッパ!!

 夕べは矢ちゃんとわい子ちゃんとごはん。主に魚料理を出すチェーン店の居酒屋へ。刺身もちっこかったりするけど、もっとひどい所を3人とも知っているのでへっちゃら♪座る前にちょっと待たされたけど、サービスでビール出してくれたし(それだけで釣られる)。3人だけで逢うのは実は初めてだけど、個々にも波長があうし、その場だから出てきた話しもあるのだろう。それはひとり他が入ってもなかっただろうし、ふたりだけでも出来なかったのかもしれない。後半、ちょっと胡瓜で揉めた(なんじゃそりゃ!?)けど、しゃべって呑んで、また呑んでしゃべっての4時間。いや〜ほんと楽しい宴だった!
 ふたりと別れた後、有楽町から電車の乗ったことは覚えているのだけど、その後の記憶がない…。車中ずっと気持ち悪く、W駅で乗り過ごしたことに気付き、電車を降りてゲロッパして(お食事中の方ごめんなさい)、それから気付いたら朝、目覚ましの携帯が鳴っていた。今日は久々に二日酔い。仕事でミス連発だし、何も出来なかった…。でも、最近人と逢い、呑むのが楽しい年頃。

 ゲロッパといえばこの前、NステにJB出てたね!全盛期の頃のすさまじさはないけれど、やっぱりノリノリになって思わずギターを手にしてしまう。歌い終わったJBにマント(のようなもの)をかける爺やみたいな人。いいね、あれっ!僕もそんな役になりたい。もしくはやって頂戴。


2003年10月01日(水) こかこおらをのんでいる

 この前の夏、久しぶりにコーラを自分で買った。行く人行く人があまりにも美味しそうに飲んでいたから。何かの拍子に飲んだことはあるけど、ここ10年くらいでも自分で買った記憶がまるでない。
 コーラで思いつくのが加勢大周(ふる〜い)でもなければ長谷川京子でもなく、吉田戦車の『伝染るんです』の1コマ。「かわうそさん、こーらーを飲めるようになりました」とおじいさんがコーラを飲み干すが、やっぱり飲めず吐き出してしまう(面白さが分からない説明でごめん)。10年以上前に読んだものなのに、何故か思い出すのはこのマンガ。何度も読み返していただけじゃない。僕は表向き、はっぴいえんどなどの日本語ロックに影響され、自分で詩を書き曲を作るようになったと公言してきた(はず)が、本当は「吉田戦車のマンガみたいな音楽を作りたいっ!」と思っていた。不条理というか、最初にツッコミたくなるようなもの。もしくは鼻で笑ってしまう(バカにするのではなく)ようなものを作りたかった。
 しかし、作れなかった。吉田戦車ほど軽快でもなく、もの知りでもなかったから。もちろん才能のなさもある。ギャグマンガは思い付きだけでは書けない。照りつく日差しの中、コーラを飲みながらそんなことを思い出していた。※『伝染るんです』を読んでない人にはよく分からない文でごめんなさい…。
 最近の嗜好は手放しで気持ちいいと感じられるもの。ポラリスやナタリーワイズ、琉花さんに教えてもらったDouble Famousなんかがお気に入り。うるさいのはまったく聴かなくなったなぁ。
 
 偶然見た『笑っていいとも』にポンチの弟が出いてた。コメントし終わった後だったが、相変わらずあやしいなぁ…。


臨月 エイジ |お便り気付かない細道へ向かえ旧ぐっどないみゅうじっく

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