青春の思ひで。

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2004年07月30日(金) 無季節せんちめんと。

なんでこんなにせんちめんたる、なんだ。

あと、8時間。
8時間で5000文字。
5000文字書かなきゃ。

留年、確定。


最近、うちの研究室の先生方と同姓同名の方々が微妙な犯罪をして逮捕されまくってます。
なんだこりゃ(笑)。


「誰も知らない」がとても見たい。見たい。見たい。
柳楽くんは、久々に若い男の子でヒットくんです。
あの目頭がたまんない(まにあっくな)。


つーか、もう全部かまいたくないですよ。
ほんとは何もしたくないんですよ。
でも、それじゃ生きていけないから適当にごまかしてるだけ。
院に行きたい、とか言ってみたりして。
教師になる、とか言ってみたりして。
研究者になりたい、とか言ってみたりして。
結局、全部何かの借り物なんです。
中途半端なら完全に隷属したい。
ごまかしてるのを、きっと根底で見透かされて否定されてるんだろうけど。
それでも、生きていけないより、ましでしょ、ねぇ。
あなたがたの論理で行けば。
まだ、あたしも、苦さからは全く脱却できていませんよ。
ねぇ。いつか脱却できるもんなんですか。
あたし自身の思想だと思っているのだけれど、脱却できてないせいで色眼鏡が入っちゃうのよね。自分でも気付いちゃうほどの。
難しい言葉は使いたくないのよ。
難解に言えば言うほど、自分をごまかしてる気がするの。
自分の薄っぺらさを、難解な言葉でごまかしてる。
あたしは、あたしにわかる言葉しか使いたくない。
……というのも勉学に対する逃げかしらね。
ぎでんずがなんだるーまんがなんだべっくがなんだみーどがじじぇくが。
ごふまんがーふぃんけるはーばますばうまん。
まるくすえんげるす。
先生。
こんなに無能な教え子でごめんなさい。


むかつくし、くやしいので、卒業はします、今年。
さて、後7時間で5000文字。
なんとかなるでしょ。
「やればできる」という言葉は大嫌いだ。
「絶対に負けない」という言葉が大好きだ。
努力よりも根性。
根性。根性。


2004年07月24日(土)

ちかんにあいまして。

別に初めてじゃないんですけど、大騒ぎして警察まで行ってきました。はい。

でも、大騒ぎした割に、被害届も出せず。

しばらく茫然自失しておりました。はい。

なんか。

なんてゆうか。

ここなんてごくごく身内しか見てないのはわかってるんですが。

誰かのために、あたしの体験でも書いておこうかと思ったけど。

数日が経って、いろいろ書く余裕とか書きたいこととかいっぱいできたけど。

でも、いざ書こうとすると書けなかったり。


満員電車が怖い。
パトカーも怖い。
満員電車は、吐き気がする。


2004年07月14日(水) 妄想現実。

幼馴染のAくんの家が荒れ果てていて、びっくりした。
Aくんを探し出して理由を聞こうとしたら、列車の中で大学の友人かなこに会った。
かなこと簡単に話をして、またAくんを探しに行ったらAくんは列車の中で葉書を書いていた。
「なんであんなに荒れてるの?」と聞いたら、Aくんのおじいちゃんとおばあちゃんが亡くなられてAくんは引っ越して今は誰も住んでないということが判明した。
おじいちゃんとおばあちゃんが亡くなった。
Aくんのおじいちゃんとおばあちゃんにはすごく可愛がってもらったので、Aくんと一緒に泣いた。
「瞳冴が(他の誰かと)結婚とかしたらうちのばあちゃん、悲しむと思うよ」
「そうだね。たぶん小さい頃はそれ(あたしとAくんが結婚すること)を期待してただろうね、おばあちゃん」
なんて会話をした。
Aくんが、そろそろ降りる駅だというのでAくんを見送った。
Aくんはかなこと一緒に降りていった。
かなこと寄り添って。かなこのからだを抱いたりして。
Aくんとかなこが付き合ってることを悟った。
ショックだった。
Aくんともかなことも話をしたのに、ふたりともそんなことは一言も言ってくれなかった。
列車を降りていく、ふたりに、かなこに「かなこ!」って叫んだけど、かなこは振り返って笑いながら手を振るだけだった。

別にそういう意味でAくん好きだったわけじゃないけど、Aくんにもかなこにも秘密にされたことがショックだった。
疎外感。とか。そういう感じ。

淋しいので自棄酒をした。同じ高校を出た友人Tくんと、後は顔は覚えてるけど名前は思い出せない中学高校の同級生たちと一緒に自棄酒をした。
相棒がやってきて、卒論を映像でやるとか言い出した。
「あんた素人なのにそんなの無理でしょ!」と言ったら、中間発表用に途中まで作ったものを見てくれ、と言われてバーの大きなスクリーンで見る。
相棒の映像は、高校3年のときの運動会のビデオを加工したものだった。
……と思ったら、ビデオにはなかったようなシーンが出てきたので疑問に思ったら、わざわざ各地に散らばった同級生を集めて、運動会の衣装を着させて撮影したらしい。

Aくんのおじいちゃんおばあちゃんが亡くなっていたこと、Aくんがかなこと秘密に付き合っていたことがショックで、バーを飛び出して荒れ果てたAくんの家に行った。

Aくんの家の家政婦さんがいて、おじいちゃんとおばあちゃんが亡くなったときの様子を話してくれた。
おばあちゃんは事故で、おじいちゃんはそれにショックを受けての自殺。
話を聞いていると意識がおじいちゃんとおばあちゃんになって、死んでいく瞬間をリアルに感じた。
我に戻ったら、家政婦さんが、あたしを殺そうとしていた。おじいちゃんが亡くなった方法で。
必死で抵抗していたけど、もう殺される!というときにTくんとかSちゃんとか一緒にバーで飲んでいたメンバーが助けに来てくれた。

助けてくれたお礼と、もう時間が遅いということでみなさんをうちにお泊めすることになった。
だけど、非常にうちの母親は不機嫌だった。
帰りが遅すぎるのが不機嫌らしい。
台所で包丁を研いでいた。

あたしは、みんなにお土産を用意しようと青い日本酒の瓶を用意していた。

朝起きたら、洗濯機の上に父親が下着などをぬぎっぱなしにしていて、Sちゃんがそれを見て眉をひそめていた。




……という夢を見た。
現実と非現実がめちゃんこに混ざり合ってますな。
だからAくんとはもう5年もまともに会ってないんだって。
そんなひとと大学の友人かなこにどんな接点があるねん。
てゆーか、夢の中でまで酒を呑むなよ、あたし。
それにしても、Aくんのおじいちゃんおばあちゃんが亡くなっているなんて夢を見るなんて。
まだご健在、のはず。
たぶん、Aくんとはもう会うこともないだろうけど、おじいちゃんおばあちゃんが亡くなったら、悲しい。絶対、泣く。

夢見が悪くて、朝から疲れますなぁ。
というより、起きても起きれずに何度も二度寝して、そのたびに夢の続きを見た。
しんどい。


2004年07月09日(金) 真夏の夜の、着物。

今日は撮影でした。
授業はいろいろあったけど、行かなかったです(死)。撮影のみに行きました。

今日撮ったのは上映前と後のご挨拶。
あたしピン。
もうこれは恒例化しつつある、上映前のあたしのご挨拶。マ○監督。
マ○はやっぱり変人だけど、天才だと思う。変人なくせにすごくまっとうなんだよね、人間として。奇人変人ぶりは計算された演技。すごいよなぁ。

しかし、今回の衣装、着物。
浴衣、でなく、着物。
今日の最高気温35度。

……あたしに、熱中症で死ね、と?

昼間でなかったのがせめてもの救いか。

あたしはあまり汗をかかないタイプだと思うけど、それなのに汗が浮き出てきたよ、顔とか。

マ○の指定する台詞は、大抵一発OKできない。
つまる、噛む、忘れる、っていうのは普通のNGだけど、マ○台詞は「笑う」という要素が。

結局、順当に行けば15分ですむ撮影が、1時間に。
暑さで息も荒くなる撮影でございました。
真夏の撮影ってだけで地獄なのに。
もう二度と夏の着物なんて嫌だ。
昔のひとは、冷却装置もなくどうやって過ごしていたのだろう。


学校の前のバス停で先生を見た。
バス待ちの先生は、ガードレールにちょこんと腰掛けて、下を向いて携帯をいじっていた。
かわいいなぁ。どこの学生かと思ったよ。若いぜ。


明日の予定を学校に行きながら考えてみた。
午前中に起きて、家のことして。
昼から学校の図書館に行って、勉強して。
図書館閉館した夕方から、新宿へセールに。
完璧。

……と思ったのにOBにいきなり明日よびつけられる。
しかもおにいちゃん同伴指令。
ものすごく、おにいちゃん嫌がってるけど。

夕方からはセール?行く暇あるかしら?
夜は西荻で呑み。
西荻初上陸かぁ。

……というかなんだかんだで結局真夜中。
まず、明日、午前中に起きれるかしらねぇ。


2004年07月08日(木) バイブルとカリスマ。

自主ゼミでの発表も終わり(火曜日に)、卒論ゼミでのプレ中間発表も終わり(今日)、少し心に(飽くまでも心のみに)余裕ができたので、久々にあたしのバイブルを読み返してみる。

最近の日記で書いたようなことが、書かれてたりする。
ほんとうに、あたしの自己というものはこのバイブルによって作られたのだと実感。
8年、か。
外見も生活スタイルも思想も変化してきたけど、それでもあたしの根源はここにあるのだ、と思い少し安心した。
あたしの自己なんて、このバイブルの粗悪なコピー品でしかないことは、改めて痛感。
バイブルの言葉が自分の言葉になってるけど、所詮はコピー。

まぁ、いい。
あたしは一生を捧げる覚悟を8年前の夏の日に決めたのだから。
もうこのバイブルに応えることがあたしの命題。


最近、カリスマが欲しい。
もう絶対的なカリスマ。
生きることを、自分の意思でなく、尊敬と崇拝が可能な絶対的な何かによって決めて欲しいとか思う。
今のあたしにとって、カリスマは先生だ。
先生以上のひとなんていない。
先生に愛される学生でありたいと思う。
せめて、先生に嫌われたり、失望されたりすることのないように。
先生はカリスマで、尊敬し敬愛し、半ば崇拝してるけど、あたしが先生によって生きることを、先生が快く思うわけはないし。
そんな学生を愛すわけもない。

どーでもいい話だが、先生は奥様のことを「妻」とか「家内」とか「嫁」とか言ったりしない。そういう風に言ってるのは一度も聞いたことがない。「相方」、あるいは「彼女」って言う。
すごく素敵。
40になっても、自分の奥さんのことを「俺の彼女」って。
先生の上司(先輩?)に当たるY教授にも「僕の彼女がですね、」と言っていたのを今日、聞いた。

そう。今日。
先生と面談。これからの自分の身の振り方。院への進学。
先生は、今から覚悟を決めて勉強すれば間に合わないことはない、と仰る。
後は、親御さんにはとりあえず常に意思表示をしていきなさい、と。
具体的な勉強方法まで教えていただけた。
英語は自分ひとりの力では無理だと思うので、予備校に行こうと思っていることをお話したら、あっさりと、それもいい手段かもしれない、と仰った。
なぜか、あたしの心のどこかに、予備校なんて通うのは自分で勉強ができないから、という認識があったんだけど。
やっぱりそれってうちの母校周辺環境の特殊な認識だったのね。

2時間ほどお話させていただいたけど、ほとんどあたしが親への愚痴を言っていたような気がする。
なんだかいつも申し訳ない、と思う。
先生はカウンセラーじゃないのに、カウンセラー的に話を受容しなきゃいけない。

お話中にY教授がやってきて。
先生は、Y教授に「彼女もうちの院を受けるみたいですよ」と仰ったら。
Y教授は先生に、「君、もう手を出しちゃったの?」って。
先生もあたしも一瞬ぽかーん。
「今のは、問題発言だよね(笑)」って先生が言って、Y教授も自分の言葉足らずに気付いた様子。
「いやね、来年うちのゼミで働かないかい?」と。
つまり秘書求人中らしいです。以前、Y教授が目をつけていた院生をうちの先生に先にスカウトされてしまった経験があるらしく。
いえ、あたしまだ受かってないし、受けてすらないんですけど。
いや、それよりも手を出していただけるものなら、どうぞなんなりと手を出していただきたいです、先生には(死)。
と、一瞬不純な妄想をかきたててくれるY教授の御発言でした。


とりあえず、これから具体的にどう動いていけばいいかが見えた。
後は覚悟を決めるだけ。
頑張れば、覚悟を固めれば、後2年、先生の弟子でいられるんだ。


2004年07月07日(水) 伝染るんです。

本とか、論文とか読むとその作者なり筆者なりの文章の癖が伝染る。

ここ最近の日記なんか、そう。
あのひととあのひととあのひとの影響だ。やられた。
おまけに伝染ったのは文体の癖だけではないかもしれぬ(謎)。

自分の言葉、というのを忘れかけている。
そんなあたしがものかきになりたいとかまだ呟いているなんて笑止。
パロディは上手ですよ(くす)。もうそれは、原作者が書いた番外編じゃないかと思うくらいに(自分だけが)。


つまり主体性がない。
(また伝染った)



すみません。今日、七夕なんですか。
今の今まで忘れてました。


季節がはやいと思えるのは、まだ若い証拠と思っていいのだろうか。


2日に1日はお腹が痛い。
流血は、もう一週間以上続いてる。
また不順になりだしたのかしら。
「そんな生活で、よく生理、止まらないね」と看護士(?)さんに言われたことがある。
何ででしょうねぇ。もう必要ないのに。


赤い月。
つきがとおくでないている。


あたしは弱くない。
あんなひとたちと一緒にしないで。
弱くない。弱くない。
まだ頑張る。まだ頑張る。
確信できる現実の最後まで頑張る。


遠いところに来た、と思う。
どこまで離れたのだろう。


最近、「東大」という言葉をたくさん聞いて嫌だ。
そんなに「東大」がえらいか(僻み)。


嘲笑われるのは嫌だ。
負けない。
絶対に、負けない。
好きなひとたちが無神経で嫌だ。
負けない。


ちびただけが最近の心の慰め。


2004年07月06日(火) TAKE ME WITH YOU

自らの身の処し方を考えたら。
あたしにとって最適なのはグレアムがとった方法だった。
あたしは、グレアムだ。
グレアムが実現できなかったことを、あたしが遂げるのだ。
14歳のグレアムと22歳になろうとするあたしが、同じ。
早熟な14歳の少年の道を、22歳の少女とは呼び難い女が辿る。
そう。
すでにあたしは、厳密に言えば「少女」ではない。
いつまでも係留することを願ったけれど。
グレアム。
あなたと出逢った14の夏からもう8年が経とうとしている。
あたしは、8年間で随分変わったのだろう。
でも、あなたへの想いは、あたしの本質は、8年を経ても何も変わっていないと思いたい。
確かに少女だった14の夏のまま。
あたしがアンジーを愛したのは。
あなたの自己とあたしの自己が似ていたから。
あなたの繊細な自己が彼に憧れ、愛したように。
あたしも、あなたの粗悪なコピーのような自己をもって、彼に憧れ、彼を愛する。
生涯、得ることの出来ないものとして。
嗚呼。
無力という罪を抱いて、懐かしい日々に別れを告げよう。
生涯獲得不可能だった幸福が与えられたのだけれども。
与えられた幸福よりも、無力感のもたらす絶望の方がリアルだ。
だけど、あたしにはギイもフェルもいない。
つれていってくれる誰かなんていない。
どこへいこう。どこまでいこう。
どこまでいけるのだろう。
ねぇ。
つれていって。
あたしは、浮遊したあたしの「少女」を係留させるために。
この現実を捨てよう。
哀しい予感がする。
哀しい覚悟を決めた。
哀しい実感だけがこの手の中にある。
青い海は過去。
縮こまった田畑も過去。
抗えない障壁。
無力だ。
あたしたちは、どこまでも無力だ。
あなたと添い遂げる、あなたと融合する道を見つけた。
後は、つれていってくれる誰かだけ。


2004年07月01日(木) 不愉快だからにこりともしない。

最近、鼻先で笑うことが多くなったと思う。

ちゃんと笑った覚えがここ最近ないなぁ。

淋しくて、悲しい。


不愉快だ、と思った。
公の場で、自分の鬱を公言すること。
その身体感覚をこと細かく説明して何を得たいというのか。
自分の繊細さをアピールしたいのか。
人生を重厚に生きているポーズなのか。

とりあえずあの2時間は、鬱の話をする時間ではない。
それだけは確かだから、その発言が場にふさわしくないことだけは躊躇なく非難できる。
生き方なんか知らない。
もう、苦しみも何も共有しないのだから。


苦しみは誰にでもあり、それを昇華する術を心得ているひとと、そうとは言えないひとがいる。
ただ、それだけ。
自分だけが苦しんでいるわけじゃない。
特別な感覚ではない。
だけど、それを他人に押し付けようとするのはどうなのか。
感覚はひとそれぞれだから、同じ苦しみを全く別の感覚を経て昇華するものだ。

自分の身体感覚が絶対ではない。
崇高でもない。


もっと場を見なさいよ。
ひとを見極めなさいよ。
あの時間に存在するあたしたちが、何故背負ってあげなければいけないの。


無言だったあたしより、「病院送りだね」と言った彼のほうが優しさがあると思って欲しい。


加害者だとは言わないけれど、けして被害者ではない。
あたしも被害者ではないけれど。


不愉快だ。
不愉快だと思うことの色々がまさしく「おまえもな」の世界で更に不愉快だ。


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