青春の思ひで。

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2004年05月30日(日) 別れる5月。

気が付けば5月の日記が一度もなく。

毎日日記を書いているひとや、毎日日記を書いていた過去の自分が、どうして毎日日記を書けるのか不思議でなりません。

5月……。
5月もいろいろありましたが。
五月病とは無縁、だった、かな?
わかんないけど。
無気力なのは年中だし、でもそれでもいろんなものを見ていろんなものを考えてがんばろうと思ったような気がする。
気がする、だけでまだ何も前に進んじゃいないけどね。


黄金週間はサークルの新歓上映会などしておりました。
このあたしが皆勤でがんばったのよ。
と、サークル友に言ったら「すごいねー。がんばったねー」と言われました。
それくらい今までがんばっていなかったということ……。
最近、サークルが居心地良くてたまらない。
3年前、入学したときはサークルに入ってみたものの居辛いし、やめようかな、とも思ったりしたけど。
たぶん、みんな適度にだめ人間で、適度にアウトローで、適度にがんばってるから居心地いいんだろうなぁ。
この適度さ加減が絶妙。
だめ人間なだけでも、嫌だし、アウトローなだけでも嫌だし、がんばってるだけのひとも嫌。
嫌、っていうか一緒にいるのは辛い。
もちろんがんばってないひとも嫌だけどさ。
あまりお互いのことには干渉しないけど、お互いを許しあってる、でも鼓舞しあってる。
だから、ずっと一緒にいられるんだろうなぁ。
ずっと一緒にいたいなぁ。


4月の終わりから5月の初めにかけて。
悩みに悩んだ末、就活を休止しました。
あたしとしては、再開するつもりはないんだけど、一応休止。

あたしはこの4年間、学生としては限りなくだめな学生だったけど、でも、どうしても卒論だけはかっこいいものを書きたい。
それは、1つ上の先輩方の不甲斐なさをみてそう思ってきたし、尊敬する先生に恥はかかせたくないし。
何より、自分が学生生活で勉強したことを中途半端な形では残したくなかった。

そんな思いで4月から自主ゼミに行ってみたりすると、たちまち自分の不勉強さが目立ってとても情けない気持ちになった。
前々から気付いていたことではあったけれど、先生やゼミのひととお話するうちに自分のやりたい研究(卒論)分野には先行研究が存在しないこともはっきり感じ取った。

時間が足りない。
あたしの望むように卒論を、研究を完成させるには。

優先順位を考えてみた。
今のあたしにとって、何が大切なのか。
卒論、というよりも学問は結構上位にきた。今までじゃありえなかったけど。
少なくとも就職よりは確実に上。

そんなわけで、時期的に遅すぎるかもしれませんが院生になることを目指してみたりしているのです。

でも、まだ親には言ってない。
何故って今は実家にて教育実習の真っ最中。
2週間の居場所を壊したくないというへたれ根性からまだ親には言えずにいるのです。
……と言ってるそばから、母が「あんた東京戻ったら忙しいの、就活?」とか聞いてきて。
「さぁ?」とかやる気のない返事をしていたら、
「今は(実習中だから)やってないんだよね」と言われ、
「うん、(もう)今はやってないよ」とかわしました。
……かわせてないかも?


ということで実習真っ最中なんですが。
社会人って大変ですね。
なんか今はあんましコメントする気力もわかない。
別につらいだけじゃないんだけど。
あたし、思ってたほど「教師」って職、嫌いじゃないかも、とは思うけど。



5月は3人のひとと、別れました。


夢のためには、誰かと別れることが必要なんだと痛感した5月。
さよなら。君の声を、抱いて、歩いていく。
さよなら。もう二度と会えないひとたち。
ありがとう、を何度も言いたい。
最後の日に、泣きそうになってごめんね。
泣かずに別れたかったけど。



数日前に見た夢がとても気になる。
あたし、何か大切なことを忘れているような気がする。
記憶のない間に、あたし、何をした?
あれは誰?
あれは。

どうしよう。


天上旋律 |前略プロフィールゲストブック永久少女天然色夢絵巻kitchen & closetMAIL

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