Diary

陽炎

冷めやまぬ想い一つ 無情にも膨らむばかり
深いワケなど特になく 求めるは君だけ

幸せになってと僕に 言い残してくれた
でも
君がくれた僕の傷は 君でしか癒えない

夕焼け 残した 居るはずのない君の姿は 陽炎の中で
微笑んで 手を振って 静かに消えていった

僕だけ残して
2007年10月30日(火)

初恋

君の事もっともっと知りたいんだ この気持ち押さえられなくて
メール作ってみたものの 送信ボタンがなかなか押せない

あぁ君にとって僕はあくまで ただの友達なんだろうね
今日こそはって心に決めてみたけれど 少し勇気が足りない
2007年10月25日(木)

夜空ノムコウ

歩き出すことさえも いちいちためらうくせに
つまらない常識など つぶせると思ってた

君に話した言葉は どれだけ残っているの?
ぼくの心のいちばん奥で から回りし続ける

あのころの未来に ぼくらは立っているのかなぁ
全てが思うほど うまくはいかないみたいだ

このままどこまでも 日々は続いていくのかなぁ
雲のない星空が マドのむこうにつづいている
2007年10月22日(月)

天体観測

午前2時。

家からたった15分。こんなにたくさんの星が見えるなんて知らなかった。

空が、天井みたい。
ずっと見上げてたら、そう思ったの。

真っ暗で、静かで、空はとても大きくて。
流れる星に、願いを込めた。


暗闇を照らす様な 微かな光 探したよ
2007年10月21日(日)

いつかは笑ってうたえる悲しい歌

本当の僕は君がそばにいなくちゃ 目をあける事すら怖くて
明日を見つめることも出来ないよ ねぇ こんなに悲しい歌
誰のために歌ってるの?

君を拒んで 拒んで 拒んで 君は困って 困って泣いた

本当の僕じゃないんだ ないんだ 君を傷つける事しか
知らないわけじゃないんだ ないんだ ねぇ こんなにやさしい歌
君のため歌って もう一度

今の僕は言えるよ 言えるんだよ どんな幸せな未来より
君といる一秒が大切だよ こんなに愛しい歌
いつかは笑って うたえるかな
2007年10月15日(月)

...

他人から見たらどんなに情けなくても みっともなくても
彼を想う この気持ち たったひとつが
冷たくて明るい 私の宝物だった

救われたくなんかなかった
ずっと想って 泣いてたかった
10年でも20年でも ずっと好きでいつづけて
どんなに好きか思い知らせたかった
―――そんなコトに何もイミがないのも解ってた

でも とめられなかった
恋がこんなにつらいなら
二度としたくないと 本気で思った

―――なのに どうしたらいいの
ぜんぜん もう わからないよ
2007年10月14日(日)

「あきらめる」って

どうやればいいんだろう

「あきらめる」って決めて その通りに行動するコトだろうか

そのアトの選択をすべて
「だってあきらめたんだから」で
自分の本当の心から 逆へ逆へと行けばいいんだろうか

そしたらいつか
あの茶色い髪の匂いも 冷たい耳の感触も シャツの背中のあたたかさも
ぜんぶぜんぶ
消えてなくなる日が来るんだろうか

こんな胸の痛さとかも
ぜんぶぜんぶ
あとかたもなく?

---まるで
はじめから何も無かったみたいに
2007年10月13日(土)

○●

自分の幸せを願うということは
自分じゃない誰かの不幸を願うことと
オモテウラのセットになっている時があって

だとしたら じゃあ私は
いったい何を祈ればいいんだろう
2007年10月12日(金)

どうしてなのかな

テレビや雑誌の中では
恋は楽しくて幸せそうな色をして並んでいるのに

私の恋はどうしてこんなに
重たくていやらしいのだろう
2007年10月10日(水)

なんとなく

気づいてたけど
すごく可愛くてあんな良い子が
あの人のこと好きだって

ほんの少しだけ
胸の奥が痛かった
2007年10月09日(火)

あゆみ

これは折れた所でちぎるしかなかった
そこでちゃんと区切りをつけて
新しく枝を伸ばすより他に無かったのだ

それでも まだ私は
迷ってしまうのだ どうしようもなく
2007年10月05日(金)

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