Juliet's Diary HOMEDiary INDEXpastwillsellection


2006年03月28日(火) 林田さん速報Part2

林田さんに関しては、モーレツにごきげんな日々を送っている
じゅりちゃんです。こんばんは。

最近更新がないなー、とお思いの方もいらしゃるでしょう。
単純に仕事が忙しいのです。ヒマな時はヒマなんですが、今忙しいだけ。
その理由は前にもお伝えしましたが、基幹システムの入替え。
これがとうとう、スタートしちゃったんですよ、マジで。

現在、けっこうな残業量。今までそこまでじゃなかったのに。
そりゃ時にはありますけど、短期型ですが、今回は長期型。
そういうワケで、これから長期にかけて更新なくなります。
単純に時間の関係なので、時間が出来たら、また復帰するようにします。
すますまだって、見れない状況なので、お許しを。


さて。そんな忙しさの中のじゅりちゃんですが、システムの件で忙しい。
ということは、林田さんとのかかわりも、増えているということです。
現在彼は、月に2回、東京へやってきます。あぁ、なんて幸せ。

会議当日。PMから会議なので、AM中に彼は九州よりやってくる。
関係ないけど、システム会社のSEさんも、当日九州からやってくる。
その男もまた、けっこういい男なんだけど、そりゃ余談(笑)

1:00に本社にいればいいのですが、林田さんは11:00には本社に来る。
飛行機の関係もあるのだろうけど、ちょっと早いよね。

ちなみに11:00にきてもらっても、ヤツは基本ヒマである。
だって職場は、はるかかなた九州。営業職ではないから、
現地にいなかったら、仕事になんぞ、ならないのだ。

結局、彼はわたしの隣で、システムに関して質問をしてくる。
こちらも林田さんのようなセンターの人と話をする機会はすくないので、
ここぞとばかりに、質問をあびせる。


あぁなんていい関係なんだろう。マジでそう思う(うかれ)

どの会社もそうだと思うが、まずは営業。営業が優先される。
システムもそうで、今のシステムも営業に関するシステムは充実している。
そしてシステム会社さんのパッケージソフトも、営業に関することはOKだ。

だが林田さんはソレが納得がいかない。
もっとセンターのことも考えてほしい。彼の願いはそこにある。


「それじゃ企画書出して」

林田さんの話が大きすぎて、部長(じゅりちゃんの直属上司。当社No3)に
話をふったら、考えをまとめて提出するように、とのこと。

「じゅりさん下読みしてください」

1週間後に、林田さんからファイルが来た。
見た。読んだ。そして言った。

「ホンキでダメだししても、OK? かなりヘコむと思うよ」

内容に関しては、正直いいかどうかは、わたしにはわからない。
だがセンター勤務の林田さんは、文書作成というものに、なれていない。
企画書には、わかりやすい企画書と、そうでないものがある。

社内連絡文章をこの数年、一番発行しているのは、じゅりちゃんである。
部長の代理で書くことも、当たり前。
マニュアル作成も行い、わかりやすい文章とは?ということに、
かなりの意識を使っているじゅりちゃんから見れば、
林田さんの企画書は、明らかに書式的にまずかった。


「覚悟する」というので、原形とどめないほどに、赤ペンいれた。
ココがわかりにくいとか、こんな書き方じゃ効果的じゃないとか。
怒るかな?と思ったら、林田さんの巻き返しはすごかった。

ほぼ完璧に、じゅりちゃんの言葉を理解し、じゅりちゃんが考える限り、
とてもわかりやすく、見やすく、適切な企画書をあげてきた。

「正直、このへんで勘弁して欲しいです」

かなりきつかったようで、毎日10時くらいまで、残業していたよう。
と言うわたしも、その時間会社にいて「まだやってんの?」とか、
メッセンジャーで送ったりして、多少遊んでいたのだが。


部長にも、みせてみた。驚いていた。
だが部長もわたしの文章のクセを知っている。
林田さんの文章の中に、わたし特有の書式クセなどを見つけた。

「林田さん、いい勉強になったと思うよ」 部長のためいき。
無論、林田さんも、「いい勉強になりました」と言っていた。
そうね。いい先生にあたって、よかったわね(自画自賛)


林田さんのアタマの中は、いろいろなアイディアでいっぱいである。
だがソレを非難する人もいる。
「そんなことを考えているヒマがあったら、他のことを考えろ」と。

だが私は思う。林田さんの考えていることは、ネクスト・ステージだ。
部長の言葉を借りれば、
「センターが次のステップに進むために必要なことが書いてある」
と言うことだ。

今までは必要がなかった。物を出荷すれば、それで役割が足りる。
だが林田さんは、もっとセンターの管理機能を強化したい。
だがソレは、一部の人には、余計なことに思えるのだ。

じゅりちゃんの仕事は、業務改善の提案。
漠然としているが、それが主たる仕事で、そしてなかなか出来ない(笑)

だから私は林田さんを必要としている。出会えてよかった。
2年前のあの日。会わなければ、未だに疎遠だったし、気がつかなかった。
次のステージに進みたいけど、なかなか回りに理解してもらえない。
そしてそれを実現するアイディアはあれど、技能がない。

見抜いた自分もエライと思う。(ちょっと下心アリだったけど)

そして、林田さんも、わたしを見つけた。
自分の考えに賛同し、実現する技能を持ち、自分を手助けしてくれる人。
彼はあらゆる欲求をじゅりちゃんにぶつけ、野望達成に燃える。


さぁどうだ。じゅりちゃんの下心だけじゃないことを、
信頼関係があることを、皆さんに理解してもらえただろうか?
勿論、林田さんに、問い合わせたことはないけれどね(独断かよ)



そして話を戻す。林田さんと月に2回会っている、という話。
AM中にくる林田さん。当然、お昼ご飯は東京である。

二人でいっしょに行ってんだな!コレが!!(ニヤッ!)
もう、うれしくてしょうがない。
林田さんと、向かい合ってふたりでお食事(うふっ)
ありえないよなぁ。九州と東京じゃ。ありえない、ありえない。

そして、最大級に驚いたこと。
お会計。会社のランチである。ワリカンというか、自己負担が普通である。
だが林田さんは、自分が払うといって、きかなかった。

まぁ最初はね。そんなこともあるさ、です。
わたしも前に、名古屋から来た女性社員に、お昼をおごった。
来てもらっている程度の軽い気持ちだったが、相当うれしかったらしく、
名古屋支店内で「じゅりさんがおごってくれたの」と、
言いまくっていたらしい。東京へ行ったら、年上の社員の人が、だ。
そうだなぁ。歓迎する気持ちが、伝わったのかもしれない。

だがである。2度目の時も、林田さんは譲らなかった。
さすがに2回目はないだろうと、普通に会計に向かったら、
じゅりちゃんの後から、ものすごい勢いで札をだした林田さん。
その勢いには、お店の人も驚いていた。

じゅりちゃんは言った。「困る」と。
だが林田さんは、ガンとして譲らなかった。これが九州男児なのだろうか?

会議の席も隣同士である。ほんと、らぶらぶ。



さて、実は今までは、前フリである(長いっ!)
そして今日、3/28。この日は29日が終日会議のため、
地方出席者は3:00で仕事を切り上げ、東京へ来る。
そして親睦会を兼ねて、東京で食事会があったのです。

林田さんとは、会場に入る時間差があって、席は離れ離れ。
まぁ他にも出席者はいるし、そういうこともあるさ、って感じです。
そして、その時は、訪れた。

ちょっと机をくっつけよう、と言う話になり、
ちょうど林田さんの座っている場所が、なくなってしまった。
林田さんは、立ち上がった。そしてじゅりちゃんの隣に来た。
その時である。

「林田さん、こっちにきなよ!!」

えーっとですね。詳細は省きますがね。
そういうことをね、する人が、いるんですよ。わかるでしょ?

「で、林田さん、どーしたの???」

木村に話したら「あの人、いっつもそうだよね」と、木村も大激怒。
で、その後の林田さんの行動に、興味ありあり。


して、問題の林田さんは、ちょっと立ち止まる。
どーするのかな?と、じゅりちゃんも事の次第を見守る。
その一目でお局様とわかる彼女は、何度も林田さんを呼ぶ。

もう、まわりも、大注目である。
お局様の言葉には、絶対である、本社社員。
さて、九州出身の林田さんは、どうするか?

座っちゃったんだな、じゅりちゃんの隣に!

木村に話したら、大爆笑。さすが林田さんだと、大絶賛。
問題の彼女も「あら。こないのね」と、引き下がったが、後がこえぇ〜!
でも、じゅりちゃん、気分いい〜!!!


林田さんは無口である。一緒にいても、そんなに話ははずまない。
「飲む?」ときくと、「焼酎がいい」と言う。
九州出身なので、芋焼酎が好きらしい。

「お湯はここまで」と言った後「うるさいでしょ?」と、言う。
そんなことないよ、と、じゅりちゃん。勿論、ウソである。


林田さんは、今日は東京泊なので、いい気分で酔っている。
というか、けっこう酔っている。そして二次会は、カラオケだった。

びっくりした。このメンバーが、こんなにカラオケ好きだったなんて。
東京社員も多いが、ほぼ全員が別部署である。
更に大阪、広島、九州。彼らも初対面といってもいいほどなのだ。

まぁ盛り上がる、盛り上がる。
大阪副支店長には、痛いほどに抱きしめられ、デュエットを強要された。
いや、セクハラではあるが、じゅりちゃん的には、まだOKだ。

林田さんとは、またしても席が離れていた。
林田さんは、カラオケルームに入ると、さっさと座った。
その理由は、後で知ることになるが、今はまぁいい。

開始15分経過。異様な盛り上がりの中、じゅりちゃんはトイレに向かう。
そして、耳慣れない男性の歌声を廊下で聞いた。

「本社の人じゃない! 大阪の人でもない! まさかっ!!!」

トイレから引換し、急いでドアを開ける。
そしてそこには、吉川晃司の「モニカ」を熱唱する林田さんがいた。


あっ!ありえないっ!!

じゅりちゃん驚愕。イメージが、がんらがらと、音をたてて崩れる。
まわりのみんなも、すっごい驚いている。
林田さんの歌は、かなり歌いこんでいると思われるほどに、
かなりウマイ歌だったが、そこまでオマエ、熱唱するか?である。

「じゅりさん!! 大丈夫!!!」

あまりのショックに、蒼白になっているわたしに、たっくんが言う。

ありえない。ありえない。あんなの、林田さんじゃない。
林田さんは、あんなことしない。絶対、ありえない。
そう。わたしが好きな男は、カラオケでマジ熱唱は、しないのだ。


「もうね、マイク、放さんとよ」とは、後日九州支店の人の話。
どうやら、林田さんのカラオケ好きは、九州支店1らしい。
そうだろう。そうだろう。歌い終わった林田さんは、超満足気だった。
尚、林田さんがカラオケルームで陣取った席は、
モニターのまん前であり、一番歌いやすい席を狙ったのだった。

でも「モニカ」である。「モニカ」
だがコレも定番らしく、「最初はモニカで景気付け」ということらしく、
毎度毎度、一発目は「モニカ」なのだそうだ。
年齢まるわかりである。(林田さんは今年で37の、コドモ一人)


熱唱し終わった林田さんは、じゅりちゃんの隣に席移動。
あきれかえるじゅりちゃんに「なんですか?」と恥ずかしそうに言う。

今更恥ずかしがるなよ、あんだけ熱唱して。
もう100年の恋も冷める瞬間だったよ。

「好きなんだ、カラオケ(あきれ)」
「うん。ストレス解消にいいから」
「へー。じゃ九州の人とも、よく行くの?」
「行くけど、みんなカラオケ好きだから、順番が回ってこない・・」

さすが田舎だ。娯楽がカラオケしかないんだな。
そして、順番が回ってこないとボヤいたとおり、林田さんは、
次から次へとリクエストを出し、ものすごい曲数を歌っていた。


「はいはい! X-Japan、ダレですか?ダレですか?」
マイクを持ちながら、探す。誰も反応がない。
「まさか・・・!」
そう言いながら振り返ると、「まさか、ってナンですか・・」と、
きまり悪そうな林田さんが、マイクに手を伸ばしてきた。

モニカの次は、X-Japan。そして熱唱。更に熱唱。泣いていいですか?

「大丈夫??」たっくんは心配そうだが、
じゅりちゃん、失恋と同じショックで、笑いが止まらない。

だが思った。相手の気に入らないところも、見なければいけない。
受け入れなければいけない。だって、たかだかカラオケ。
いいじゃないか、熱唱したって。じゅりちゃんの好みじゃないけど。


そして、じゅりちゃんは見た。熱唱する林田さんの顔を。
林田さんは、じーっと近くで見られて、じゅりちゃんの顔を、
あっちへいってよ、と、手で軽く押した。
いやーん、ほほに触られちゃった、と、喜んでいる場合じゃない。

だがじゅりちゃんは、乗り越えた。
歌い終わった林田さんは、ちょっと恥ずかしそうにしていたが、
彼のカラオケ魂は、そんな中でも、熱唱することはあきらめなかった。


初めて目にした、林田さんの異様な姿。
想像だにしていなかった、びっくりする姿。

こんなの林田さんじゃない! 今までの林田さんを返して!!

そう騒いだところで、仕方がない。
だって、アレが林田さんなのだから。ありえないけど、事実なのだから。


相手のイヤなところも、きちんと見て、受け入れる。


じゅりちゃんと林田さんのステージも、次に行く必要があるようです。



追伸

もっと恐ろしい話を九州の江川君に聞きました。それは

「林田さんは歌う時、前に出て、激しく踊りながら歌う」

という情報です!! まだまだ、真の姿は、隠されているのだ!!



追伸2

そんなじゅりちゃんですが、林田さんのことは、ちょっと言えない。
最近、送別会や歓迎会など、少々続き気味。
そして、そんな場合、カラオケはやっぱり定番である。

じゅりちゃんはカラオケがニガテ。いつも同じ歌ばかり。
だから、ウワサを聞きつけて、リクエストされるのが、ちょーツライ。

「歌ってよ、ラ・セゾン」

たっくんが「業務課の恥だからヤメロ!」と怒鳴るが、仕方がない。
完全振り付けで、激しく歌うよ、じゅりちゃんも。

そうね。林田さんと、同類、ってところです。
でも、わたしはウケるため仕方なく。
林田さんは個人の趣味で、ということで、違うのです。

その差は大きいと、じゅりちゃんは考えています。
たとえ世間が、どう言おうとも。


2006年03月21日(火) じゅり家でぱーちー20060325

ものすっごい急ですが、開花予想が早まったので仕方がない。
じゅり家でぱーちー特別編。「ザ・お花見会」でございます。

日時:2006/03/25 PM4:00
締切:2006/03/22まで
費用:2000円程度


■ 参加条件 ■

当家にご招待と言うこともあり、多少制限を設けます。
・以前にじゅりちゃんに会ったことがある人
・会ったことはなくても、メール等でやり取りをしたことがある人
以上のどちらかの条件を満たした方。

そして絶対条件は、
・PCメールでやりとりが出来る方
・当日参加する方全員にメールアドレスを公開できる方

以上です。


■ 日時に関して ■

PM4:00〜の開催を予定していますが、遅れるのも早めに帰るも自由です。
終了予定時刻はテキトーです。


■ 場所に関して ■

地下鉄有楽町線の池袋駅〜飯田橋駅間に最寄り駅があります。
最寄り駅より徒歩5分程度とお考えください。
場所の詳細に関しては、参加者のみにお伝えいたします。


■ 費用に関して ■

当日の飲食代の費用です。アルコール代は含まれていませんので、
お酒を飲みたい方は、別途持参となります。


■ 料理に関して ■

これに関しては全ての権限をkon-chan氏が握っています。
じゅりちゃんはパシリです。
当日のPMくらいから当家で調理いたします。
助っ人できる方は、早めにお越しいただけると、大変たすかります。
尚、差し入れ大歓迎です!


■ メールアドレスを全員に公開するワケ ■

連絡事項は全て同報メールでお送りいたします。
これは連絡モレを防ぐ為と、じゅりちゃん&kon-chan氏の手間を省く為。
後は参加者で顔を合わせたことがない方々がいらっしゃった場合、
当日までになんとなく仲良くなった気がする効果を狙っているためです。


■ ドタキャンありです ■

それぞれ諸事情ありと思いますので、仕方がないことでございます。
小さいお子さんがいらっしゃる方も、気兼ねなく名乗りをあげてください。


■ 参加方法 ■

メールでご連絡ください
件名は「じゅり家でぱーちー03/25参加希望」としてください


以上です。お待ち申し上げます。らぶ・ゆー


2006年03月18日(土) 愛と死を見つめて

原作の存在は知っていたが、読んだことはない。
また、まっさらな状態でドラマを見たかったので、
PR番組や記事を一切見ない状態で、鑑賞に臨んだ。

そう。全て真っ向勝負で、くさなぎつよしと対峙したいからであって、
決して「FANなのに怠け」という訳ではないことを、先にお伝えしておこう。


通常なら、なんかしら文句が出そうになるのだが、今回はなかった。

病気のミコを心配しつつも、やっぱり本質はわからない。
なぜなら彼は男で、そしてまだ若い。
「死を見つめて」とあるが、死ぬのは彼ではない。彼女だ。

わたしもそうだし、つよしくんもそうだが、まだ死んだことがない。
そして多分、今までの人生で、死を目前にしたことはない。
(役柄として、つよしくんは疑似体験をしたことはあると思うけど)

全ての人が、死ぬことを経験していない。
だからこそ、これからの時間が見える人と、見えない人には、違いがある。


つよしくんは、見えない人を演じていた。

本来なら強い愛情表現も、単なるワガママのように。
痛みを共感しようとした、発作的な自殺行為も、悲しいほどに。


すばらしい。演技としては、最高のくさなぎつよしだった。


だが途中から、つよしくんとかそんなことは、関係なくなってしまった。
話の筋書きに引き寄せられて、つよしくんの存在が薄れていく。

これは、すごいことだと思う。
最近サボリ気味とはいえ、わたしはつよしくんが好きだ。
その好きな人が、そこに映っているのに、見えなくなる。
私の中で、くさなぎつよしが、別の人になっていた時間だった。


だが少しだけ、つよしくん!と思った箇所。

マコの病室で食事をするシーン。
「うん。うまい」って、そのまんまで、笑ってしまった。
だからこそ、そのあとの若いラブシーンに驚いた。
つよしくんだ、という気持ちのまま見てしまったので、驚いた。

「やるようになったな。くさなぎつよし」

思わずニヤリ。いやもう、つよしくんも32よね。32。
いやぁ、いいシーンだった。とってもよかった!



演じることがすきなんだな、と、改めて思う。

広末さんも、非常によかった。
結局アレは、広末さんが主人公だよな。

とてもいいお仕事でした。いいドラマでした。


2006年03月14日(火) ホワイトデーに告白を

「2006年02月21日 小宮君の真価とバレンタイン」でもお伝えしましたが、
その後の続報、ホワイトデーに関してお伝えいたします。
えぇ、そうですよ。今回も会社ネタでございます。

今年はグアムでご一緒の野郎どもにも上げました。
えぇ。今回限りでございますが、ご縁があった、ということで。
江川君・フランケン・たっちー、そして小宮君です。
(九州のフランケンつながりで、林田さんにも贈っちゃった!)
いつものメンバーは、龍兄・たっくん・部長・九州支店長・静岡所長。
そして、あげなかった「浮気男」も、オマケで記載しておきます。

尚、あまり関係ないですが、問題の「浮気男」
信じがたいことに、結婚退職するその片思いの彼女の退職日。
でっかい花束持って、お見送り(笑)
いやいや。そんな男気があったんですね。驚いちゃいました。

その後の送別会でも「瀬戸の花嫁」を大熱唱。
っていうか、そんな歌ばっかり、連発熱唱(笑)
いやぁ。そこまで男気にあふれた男だとは思わなかったよ。

「じゅりさん。かわいそうだよ。来年はあげたほうがいいよ」

おもしろがって、いろんな人が言ってきます。
なのでじゅりちゃんは、はっきり言います。
「謝ったら、許してあげるけどね」

「どーして、そんなに高飛車なのさ」

たっくんが呆れ顔で、今日も言っています。




さてさて。どーでもいい話でした。
まず一発目は、みなさまお楽しみ。林田さんです。

林田さんは、3/1にお返しをくださいました。
そうです。彼は今、プロジェクトメンバーとして、月2で東京に来ます。
えぇそうですよ。楽しいに決まっているじゃありませんかっ!

でも、なんで3/1なの? 3/15も会議じゃん。会うじゃん。
多分遅れないように、なんだと思うのですが、早すぎ、律儀すぎ。
で、どんなものか?と言うと、ごくごくフツーのものでした。
まぁうれしいけど、ちょっぴし残念です。が、小遣い制だろうからね。
まぁ林田さんに関しては、後日、速報をお届けいたします。うふっ。



して、意外だったのが、フランケン。
ものすっごいおいしくて、一緒に食べたヨーコちゃんも、
「買いたい!」って騒ぎ、ふたりでネットで探した。

おいしいものを知っている男は、大好きだ。
だがフランケンが、というのが意外だった。
ヨーコちゃんと一緒に、そこにも驚いた。

ちなみに私があげたのは、350円のもの(安いっ!)
フランケンがくれたのは、3150円(税込)
そっちにも、びっくりした。シャレには、シャレで返してくれ。



実はいろいろと驚いたことが多かった、今回のホワイトデー。
そして今回。No2の驚きを与えてくれたのは、小宮君。

「もらえんものは、数えられんからな」と、
事務員にバカにされていた小宮君。
いえね。決して、ダメ男くんでは、ないんですよ。

どちらかといえば、すっきりした顔立ちで、背も高い。
センター勤務ですから、カラダだって、しまっています。
デスクワーク中心の男より、いいカラダしてるんですよ。
(カラダにこだわりすぎ!)
そしてなによりも彼の特徴は「礼儀正しさ」これにつきる。

きれいな言葉遣い。丁寧な物腰。
そして電話口では大人っぽさを感じさせる低めのボイス。
その容姿からは想像できないほどに、大人な男なのです。電話では(笑)
じゅりちゃん、未だに一致しないもんね。電話の声とその容姿が。

小宮君からは当日、でっかい包みが届いた。
あけてびっくり、玉手箱。

「おーまーえー! 一体、いくらの商品買ったんだ!!!」

さすが礼儀正しく育てられただけある。しかし物事には限度があるだろう。
350円のお返しが、こんなすっごいのは、逆に反則だぞ。

「久しぶりのお返しだから、限度がわかんなかったんだろうね」

そんなヨーコちゃんの薄ら笑いを尻目に、じゅりちゃんも苦笑。
オマケに、オトナな女を気取るじゅりちゃんには(本気?)
どー考えても似合わない、超ファンシー系な商品。
なんかね。白い木箱に、やたらめったら焼き菓子がつまってたよ。
カントリー調ってヤツですかね? 絶対ありえない。

なんだかヤツの思考回路が見える。

1:頂いたのだから、返さなくてはいけない。
2:お返しに安いものは許されない。オマケにボクは男だ。

更に

3:じゅりさんは物価高の東京に住んでいる
4:ゆえに益々、安いものではみっともない
5:思い切ってちょっとシャレこんだ店に行ってみた。
 (ただしじゅりちゃんの趣味は一切考慮していない)
6:高いもの買っとけば無難だろう。

なんか、おかしくて仕方がない。いや、ありがたいんだけどね。
なんというか、律儀すぎて丁寧すぎて、驚きです。

びっくらこいて、じゅりちゃん早速電話。

「今までお返しにこんなすごいの、もらったことがない。
 付き合っていた人にだって、もらったことがない」

ダレだよ。今ここで、ツッコミ入れてるの。
いやさ。アクセサリーとかをもらったことはありますよ。
でも、食べ物のお返しで、ここまでってのは、あーりませんよ。
そしたら小宮君

「いえいえ。こちらこそ。ありがとうございました」

いやさ。もうちょっと冗談交えて返してよ。
クソ真面目に返されるのが、逆にイタイぞ。
いるんだな。世の中には。こんな純朴な青年が。いやいい人だよ。



そして今回。最高級にボケをかましてくださった方がいらっしゃる。
それは、Jrデ部長の兄にあたる、兄部長。兄部長に関しての詳細は、
2005年06月10日うるさい女とトイレットペーパー を参照願います。

実は兄部長とはこの日記の後、仕事上の関係が出来た。
兄部長は当社の通常業務とは違う、新規事業部の部長だ。
新規事業であるため、当社の伝票システムにどうマッチさせるか?
そういう事情により、じゅりちゃんが業務課より派遣され、
当社の業務の流れを教えたり、伝票作成方法を考えたり・・と、
そんなヘルプ業務を請け負っていたのだ。
そういうワケで、多少は関係が出来るようになったのですが・・・。


社長の息子である。当然社内注目度は高い。
今年のバレンタインデーは、Jrデ部長と並ぶほどに盛況したらしい。
あぁそうそう。デ部長もね。すごいもらうんだよ。
(WDにはでっかいゴディバの袋をいくつもかかえて配ってた)

まぁそういうワケで、兄部長はWDの夕方。
同じ部署の女性社員に、こう言った。

「オレ、じゅりちゃんから、もらってたっけ?」

つまりである。もらいすぎて記憶がはっきりしていないらしい。
(信じられんオトコだ!)
そしてじゅりちゃんは、その女性社員から内線をもらった。

「ねぇじゅりさん。ウチのぶっちょさんに、チョコレートあげた?」

彼女もかわいそうである。
ちなみに彼女はIT業界ではけっこう有名らしく、
ヘッドハンティングで数社を渡り歩いた経験を持っている。
しがないOLじゅりちゃんとは違う人種だが、酔狂にもこの会社に入り、
(過去最低額の給与) こんなこともしなければいけない。


「あげてないですよ」
「そうか・・・。そうなんだ」
「えーっと、なんでですか??」

彼女は笑いながら兄部長の天然ボケを話してくれた。
じゅりちゃんも笑った。兄部長はちょっとおっとりした人で、
時たま信じられないマイペースぶりで、ボケをかましてくれる。

「うちの部長さん、信じられないボケぶりだよねー」
「あんなにもらっていたから、わかんなくなっちゃったんですね(笑)」

ふたりで大笑いし、そんじゃねーと内線を切る。
だがその直後、跳ね起きるようにして、じゅりちゃんは受話器を持った。

「もらってないっけ? あげてないです!って、
 部長様に対して、さすがにいえません!!!!」
 
その女性社員の方に、内線でそう叫んだ。

じゅりちゃんだって会社員暦10年以上である。
世の中当たり障りなく、泳ぎたい。
オマケに相手は社長の長男である。
将来の社長は、社歴も長い次男のデ部長が継ぐことになるだろうが、
まかり間違って、兄部長の可能性もある。
っていうか、数年先の取締り入りは、まず間違いないだろう。
じゅりちゃん、マジで保身を考えちまったよ。こんなことで。

だからと言って、じゃ彼女にどうしろと・・・。
しかし、そこはやはりヤリ手の元IT営業マンだ。
うまーく兄部長様をまるめこんだらしい。


その日の遅く。フロアでひとり残業していると背後に人の気配。
振り返ると、兄部長が緊張した面持ちで、つったっていた。

「いつもお世話になっているので、うけとってもらえませんか?」

そして彼は、ひとつの包みを差し出した。

じゅりちゃん、初めてです。
男性から、あげてもいないのに、WDのお返しをもらったの。
いや、あげてないから、おかえしじゃないぞ。

じゅりちゃんは小刻みに笑いが止まらない。
それに反し、兄部長はきまり悪いのか、いつものノリもなく、
ちょっと恥ずかしそうにして、管理部門のフロアを去っていった。



初めてである。なんとなくVDの男性の気持ちがわかった。
兄部長とは前フリがあったけど、もらえる男の気持ちがわかったよ。
多分もう、一生ないであろう、貴重な経験をさせてもらったよ。

そんでもって、兄部長が私を好きなのかと思った。
返す段階になって、なんでじゅりちゃんのことを考えるんだろう?

「うぉぉ! 玉の輿か?」

そう興奮したが、すぐにその思いは理論破綻した。
兄部長が私に好意を持っていると仮定しよう。その場合、

VDにじゅりちゃんがあげている → うれしい!
        あげていない → さみしい・・・・
        
と、強く記憶に残るハズだ。
決して「もらったっけ?」などというあいまいな記憶ではない。


「ふっ・・・・」

ひとり寂しく、笑ってみる。
いけねー。いけねー。
義理チョコもらって勘違いする男の感覚も、味わっちゃったぜ。
ちょっとさみしーな。っていうか、かなりイタイ女だな(笑)

つまりである。恐らく兄部長の頭の中でのじゅりちゃんは、
「ボクにくれてもいいリスト」に入っていると思われ。
仕事でも付き合いがある。多少は親しくしている。
いや「ボクに気がある女性リスト」に入っているのかもしれん。


いかん・・。立ち直れない・・・・。
じゅりちゃん、そういうふうに思われてたのか?

つまりだ。じゅりちゃんは、兄部長→じゅりちゃん と勘違いしたが、
兄部長の頭の中では、じゅりちゃん←兄部長、らしい。


ふふふのふ。


まぁいいや。これも女のモテ税だと、思っておこう。
ってか、けっこう書いててイタイぞ、自分。

あぁ。哀れなり。ヴィトンもティファニーも、やはり遠いのだ。


2006年03月06日(月) すますま(作戦に誤りあり)

ビストロ、ゲストはセクシーな歌手、幸田さん。
キューティーハニーを歌われていた方ですよね。

幸田さんはお席を飛び出して厨房へ。
ざっくざっくと野菜を切って、野菜炒めをお作りです。

「うめー! うめーよ、ちょーうめぇ〜!!」

中居さん大絶賛! 試食のつよしくんも大興奮です。


「うまい!うまい!」

大興奮のすまっぷさん。
はて。その程度で、すまっぷさんは、大喜びなのでしょうか?

「うまい!うまい!」

一応売れっ子アイドルすまっぷさんです。
その彼らが、たかだか野菜炒め程度で、大喜び。
もう幸田さんをお嫁さんにしたい位の勢いで、興奮しています。


「うまい!うまい!」

なにかが間違っている気がする。
すまっぷのクセに、そんな程度で落ちちゃう彼らに。

「うまい!うまい!」

それとも、じゅりちゃんの今までの過去の作戦が、間違っていたのか?


「うまい!うまい!!!」

そうですね。多分、じゅりちゃんが、間違っていたのだと思います。



追伸

それともやっぱり、あのむちむちの胸元が勝因なのだろうか?
しかし、どーやったら、あんなむちむちに??

「うまい!」

彼らに確かめたい。あのむちむちが大きな勝因じゃないよね???



追伸2

吾郎様も大喜びだったが、アレは男のお約束。
「美人にはみんなで騒いでみる」ということだろう。

だがちょっとだけ意外。吾郎様がそんなお約束をするんだ、です。
木村さんの絆創膏でアピールも、そうだろうな。
勿論、木村さんがそういう祭りが大好きなのは、知っています。


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